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「格安SIMって海外でも使えるの?」「海外旅行前にどんな設定をしておけばいい?」そんな疑問をお持ちではありませんか?
結論から言うと、格安SIMでも海外ローミングは利用可能です。ただし、事業者によって対応状況や料金体系が大きく異なります。事前に設定や準備をしておかないと、高額な請求が届いたり、そもそも通信できなかったりするトラブルが起こりがちです。
この記事では、格安SIM(楽天モバイル・ahamo・LINEMO・UQモバイル・ワイモバイル・mineo・IIJmio・povo)の海外ローミング対応状況を比較し、渡航前に必要な設定から現地での使い方まで完全解説します。
- 格安SIM各社の海外ローミング対応状況と料金比較
- 渡航前にやるべき設定と手続き
- 海外での高額請求を防ぐための注意点
- 海外ローミングとプリペイドSIM・eSIMの使い分け
- 主要渡航先(ハワイ・韓国・台湾・タイ・ヨーロッパ)での利用ガイド
- 海外でスマホが繋がらない場合のトラブルシューティング
海外ローミングとは?基本知識
海外ローミングの仕組み
海外ローミングとは、日本で契約しているSIMカードを使って、海外の携帯電話ネットワークに接続するサービスです。渡航先の現地キャリアの電波を借りて通信します。
利用するには、お使いの格安SIMが海外ローミングに対応しており、端末の設定で「データローミング」を有効にする必要があります。
海外で使う3つの方法
| 方法 | 手軽さ | 料金 | おすすめな人 |
|---|---|---|---|
| 海外ローミング(今のSIM) | ★★★ | 中〜高 | 設定が苦手な方、短期滞在 |
| 海外用eSIM(追加購入) | ★★☆ | 安〜中 | eSIM対応端末の方 |
| 現地プリペイドSIM購入 | ★☆☆ | 安い | 長期滞在、コスト重視の方 |
格安SIM各社の海外ローミング対応状況・料金比較
| 事業者 | データ通信 | 料金 | 対応エリア |
|---|---|---|---|
| 楽天モバイル | ○(月2GBまで無料) | 2GBまで追加料金なし、超過後1GB/500円 | 70以上の国と地域 |
| ahamo | ○(20GB含む) | 追加料金なし(国内データの20GB内) | 91の国と地域 |
| LINEMO | △(通話・SMSのみ) | データ通信は別途海外パケットし放題 | 要確認 |
| UQモバイル | ○(世界データ定額) | 490円/24時間〜 | 150以上の国と地域 |
| ワイモバイル | ○(海外あんしん定額) | 980円/24時間(3GB) | 対応国多数 |
| mineo | △ | 海外用プリペイドeSIM別売り | 限定的 |
| IIJmio | △ | 海外ローミング非対応(データ通信) | 通話・SMSのみ |
| povo | ○(トッピング購入) | エリアトッピング(地域別料金) | 160以上の国と地域 |
海外利用におすすめの格安SIMは?
海外旅行が多い方に圧倒的におすすめなのは「ahamo」です。月額2,970円のプランに含まれる20GBを、追加料金なしで海外91の国と地域で利用できます。15日間の制限があるものの、一般的な旅行なら十分です。
楽天モバイルも毎月2GBまで無料で海外データ通信が使えるため、短期旅行なら追加費用をかけずに利用できます。
渡航前にやるべき設定と準備
準備1:海外ローミングの申し込み・有効化
一部の格安SIMでは、海外ローミングを利用するために事前申し込みが必要です。
- 楽天モバイル:my 楽天モバイルアプリで「海外ローミング」をオンにする
- ahamo:特別な申し込み不要(自動的に利用可能)
- UQモバイル:「世界データ定額」アプリをダウンロードし、事前に利用設定
- ワイモバイル:My Y!mobileで海外サービスの設定を確認
- povo:povoアプリでエリアトッピングを事前購入
準備2:端末のデータローミング設定を確認
渡航前に設定を確認しておき、現地に到着してからオンにするのがポイントです。
iPhone:
- 「設定」→「モバイル通信」→「通信のオプション」
- 「データローミング」を確認(渡航前はオフのまま)
- 現地到着後にオンにする
Android:
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」
- 「データローミング」を確認(渡航前はオフのまま)
- 現地到着後にオンにする
準備3:高額請求を防ぐための設定
海外ローミング時に意図せず大量のデータを使ってしまうのを防ぐため、以下の設定を行いましょう。
- アプリの自動アップデートをオフにする
- iCloud/Googleフォトの自動バックアップをオフにする
- メールの自動受信をオフにする(手動で受信に切り替え)
- 動画の自動再生をオフにする(SNSアプリ内の設定)
- Wi-Fiアシスト(iPhone)をオフにする:設定 → モバイル通信 → 最下部の「Wi-Fiアシスト」
準備4:必要なアプリのオフライン対応
海外ではWi-Fiのみで運用する場面も多いため、事前にオフラインで使えるようにしておきましょう。
- Googleマップ:渡航先のオフラインマップをダウンロード
- Google翻訳:渡航先の言語パックをダウンロード
- 航空会社アプリ:搭乗券をウォレットに追加
- ホテル予約アプリ:予約確認情報をスクリーンショット保存
現地到着後の設定手順
ステップ1:データローミングをオンにする
飛行機が着陸し、機内モードを解除したら、データローミングをオンにします。
ステップ2:ネットワークの接続を確認
ステータスバーに現地キャリア名(例:「T-Mobile」「SK Telecom」など)と「4G」「LTE」が表示されれば、正常に接続されています。
ステップ3:動作確認
- ブラウザでWebサイトが表示されるか確認
- LINEやメッセージアプリで日本の連絡先に送信テスト
- マップアプリで現在地が正しく表示されるか確認
海外ローミング vs eSIM vs 現地SIM:どれがお得?
コスト比較(韓国3日間の場合)
| 方法 | 料金目安 | データ容量 | 手軽さ |
|---|---|---|---|
| ahamo海外ローミング | 0円(月額内) | 20GB(国内共用) | ★★★ |
| 楽天モバイル海外ローミング | 0円(2GB以内) | 2GB | ★★★ |
| 海外用eSIM(Airaloなど) | 約700〜1,500円 | 1〜5GB | ★★☆ |
| UQモバイル世界データ定額 | 1,470円(490円×3日) | 国内データ共用 | ★★☆ |
| 現地プリペイドSIM | 約500〜2,000円 | 5〜無制限 | ★☆☆ |
おすすめの使い分け
- 短期旅行(1〜5日)でahamo利用中→ そのまま海外ローミング(追加費用0円)
- 短期旅行で楽天モバイル利用中→ 2GB以内なら海外ローミング、超えそうなら海外eSIM追加
- 長期滞在(1週間以上)→ 海外用eSIM、または現地プリペイドSIMが経済的
- IIJmio・mineoユーザー→ 海外用eSIM(Airalo、Ubigi、Holafly等)を別途購入
海外でスマホが繋がらない場合のトラブルシューティング
トラブル1:データローミングをオンにしても繋がらない
対処法:
- 機内モードをオンにして10秒待ち、オフにする
- 端末を再起動する
- ネットワーク選択を「手動」に切り替え、現地キャリアを選択してみる
- 「設定」→「モバイル通信」→「ネットワーク選択」→「自動」をオフにして手動選択
トラブル2:通話はできるがデータ通信ができない
対処法:
- データローミングがオンになっているか再確認
- APN設定を確認(海外用のAPNが必要な場合がある)
- 利用中の格安SIMが海外データ通信に対応しているか確認
トラブル3:高額請求の通知が届いた
対処法:
- すぐにデータローミングをオフにする
- Wi-Fi接続のみでスマホを使う
- 帰国後、格安SIMのサポートに連絡して状況を説明する
海外ローミング利用時の通信速度について
海外ローミング時の通信速度は、接続先の現地キャリアの回線品質に依存します。日本国内と比較すると、やや遅く感じる場合がありますが、SNSの閲覧やマップの利用、LINEでのメッセージ送受信には十分な速度が出ます。
| 利用シーン | 必要な速度目安 | 海外ローミングでの快適度 |
|---|---|---|
| LINEメッセージ | 0.1Mbps | ★★★ 問題なし |
| Googleマップ(ナビ) | 1Mbps | ★★★ 快適 |
| SNS(Instagram閲覧) | 3Mbps | ★★☆ 概ね快適 |
| YouTube(360p) | 1Mbps | ★★☆ 視聴可能 |
| ビデオ通話(LINE) | 1.5Mbps | ★★☆ やや不安定な場合あり |
| YouTube(1080p) | 5Mbps | ★☆☆ Wi-Fi推奨 |
主要渡航先での利用ガイド
ハワイ(アメリカ)
ahamo、楽天モバイル、UQモバイル、povo全て対応。ホテルやショッピングモールには無料Wi-Fiが多く、ローミングとWi-Fiの併用がおすすめです。
韓国
全事業者で対応。空港やカフェ、地下鉄など公衆Wi-Fiが充実しています。短期旅行なら楽天モバイルの2GB無料枠で十分なケースも多いです。
台湾
全事業者で対応。空港で購入できるプリペイドSIMが非常に安い(3日間使い放題で約500円〜)ため、コスパ重視なら現地SIMもおすすめです。
タイ
主要事業者で対応。空港のSIMカウンターでプリペイドSIMが簡単に購入できます。7日間無制限で約600円〜と非常にお得です。
ヨーロッパ
ahamo、楽天モバイル、UQモバイル、povoで対応。EU圏内は複数国を周遊しても1つのローミング設定で使えます。周遊旅行にはahamoの海外ローミングが便利です。
海外用eSIMの選び方と設定方法
IIJmioやmineoなど、海外データローミングに対応していない格安SIMを使っている場合は、海外用eSIMを別途購入するのが最もコスパの良い方法です。
代表的な海外用eSIMサービス
| サービス名 | 対応国数 | 料金の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Airalo | 200以上 | 約500円〜(1GB/7日間) | 国別・地域別・グローバルプランが豊富 |
| Ubigi | 190以上 | 約600円〜(500MB/30日間) | Windows PCでも利用可能 |
| Holafly | 170以上 | 約700円〜/日(無制限あり) | データ無制限プランが人気 |
| trifa | 195以上 | 約400円〜(1GB) | 日本語対応アプリが使いやすい |
海外用eSIMの設定手順(iPhone)
- 海外用eSIMサービスのアプリをダウンロード(出発前にWi-Fiで)
- 渡航先と必要なデータ容量・日数を選んで購入
- QRコードが発行されるので、iPhoneの「設定」→「モバイル通信」→「eSIMを追加」で読み取り
- この時点ではまだ有効化しない(渡航先到着後に有効化するプランが多い)
- 現地到着後、「設定」→「モバイル通信」で海外eSIMの回線をデータ通信用に切り替え
- 通話・SMSは国内格安SIMの回線を使い、データ通信のみ海外eSIMを使う
現地到着後のWi-Fi環境がない場所でもすぐ使えるように、eSIMプロファイルのインストール(QRコード読み取り)は出発前にWi-Fi環境で完了させておきましょう。現地では回線を切り替えるだけですぐに使い始められます。
海外での通信費を最小限にするテクニック
テクニック1:ホテルのWi-Fiを最大限活用
海外のホテルではほぼ無料Wi-Fiが提供されています。大容量の通信(動画視聴、写真のアップロード、アプリのアップデート)はホテルに戻ってからWi-Fiで行うと、モバイルデータを節約できます。
テクニック2:オフラインで使えるアプリを準備
- Googleマップのオフラインマップ:ナビゲーションもオフラインで使用可能
- Google翻訳のオフラインパック:言語データを事前ダウンロード
- 通貨換算アプリ:オフライン対応のものを選ぶ
- 旅行ガイドアプリ:ガイドブック情報をオフライン保存
テクニック3:SNSの自動アップロードを停止
InstagramやFacebookへの写真投稿は、Wi-Fi環境でまとめてアップロードすることで大幅にデータを節約できます。特に動画や高画質写真は1枚でも数MBから数十MBを消費します。
テクニック4:機内モード+Wi-Fiの組み合わせ
海外ローミングを使わない場合は、機内モードをオンにしたままWi-Fiだけをオンにする方法があります。これなら意図しないローミング接続を完全に防止でき、Wi-Fi接続時のみインターネットが使えます。電話の着信を受けたい場合はこの方法は使えませんが、LINEの着信は受け取れます。
よくある質問(FAQ)
Q1. 格安SIMで海外ローミングを使うと高額請求になる?
事業者とプランによります。ahamoは月額内の20GBで追加料金なし、楽天モバイルは2GBまで無料です。ただし、定額プランに加入せずにデータローミングを使うと高額になる可能性があるため、事前に料金体系を確認してください。
Q2. 海外で電話を受けたら料金はかかる?
はい、海外では着信にも料金がかかります(着信課金)。国や事業者によりますが、1分あたり50〜175円程度です。不要な着信を避けたい場合は、機内モードにしてWi-Fiのみで運用しましょう。
Q3. LINEの通話・メッセージは海外でも使える?
データ通信ができる環境(ローミングまたはWi-Fi)であれば、海外でもLINEは問題なく使えます。Wi-Fi接続時ならデータ通信量も消費しません。
Q4. 海外用eSIMと格安SIMのeSIMは併用できる?
デュアルSIM対応端末(iPhone XS以降、最近のAndroid端末)であれば、格安SIMのeSIMと海外用eSIMを同時に使えます。電話番号は格安SIM側、データ通信は海外eSIM側、という使い分けが可能です。
Q5. ahamoの海外ローミングに日数制限はある?
はい、海外で最初にデータ通信を利用した日から15日を経過すると、通信速度が最大128kbpsに制限されます。日本に帰国すると自動的に制限が解除されます。15日以内の旅行なら問題ありません。
Q6. 飛行機の中でスマホは使える?
離着陸時は機内モードにする必要があります。巡航中は機内Wi-Fiサービス(有料の場合が多い)を利用できます。機内モード中でもWi-Fiをオンにすれば機内Wi-Fiに接続可能です。
Q7. 海外でSMSは届く?
海外ローミングが有効であればSMSの受信は可能です。ただし、海外でのSMS送信には1通100円程度の料金がかかります。二段階認証のSMSも受信できますが、一部サービスでは海外からの受信に対応していない場合があります。
Q8. 格安SIMの海外ローミングと海外Wi-Fiレンタル、どっちがお得?
ahamoや楽天モバイルなら海外ローミングのほうがお得です(追加費用なし〜少額)。それ以外の格安SIMの場合、旅行日数や利用量によっては海外Wi-Fiレンタル(1日500〜1,000円程度)のほうが安くなることもあります。
まとめ
格安SIMで海外ローミングを使う際のポイントをおさらいします。
- 事前に対応状況を確認:利用中の格安SIMが海外データ通信に対応しているか確認
- 渡航前の準備:海外ローミングの申し込み、オフラインマップのダウンロード、自動アップデートのオフ
- 現地到着後:データローミングをオン、ネットワーク接続を確認
- 高額請求を防ぐ:定額プランの確認、不要な通信の停止
海外利用を重視するなら、ahamo(追加料金なしで20GB)や楽天モバイル(2GBまで無料)がベストな選択肢です。それ以外の格安SIMをお使いの方は、海外用eSIM(Airaloなど)の併用を検討してみてください。
快適な海外旅行のために、出発前にこの記事の準備リストを確認しておきましょう。
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