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格安SIMで海外ローミングを使う方法|渡航前の設定ガイド【2026年版】

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「格安SIMって海外でも使えるの?」「海外旅行前にどんな設定をしておけばいい?」そんな疑問をお持ちではありませんか?

結論から言うと、格安SIMでも海外ローミングは利用可能です。ただし、事業者によって対応状況や料金体系が大きく異なります。事前に設定や準備をしておかないと、高額な請求が届いたり、そもそも通信できなかったりするトラブルが起こりがちです。

この記事では、格安SIM(楽天モバイル・ahamo・LINEMO・UQモバイル・ワイモバイル・mineo・IIJmio・povo)の海外ローミング対応状況を比較し、渡航前に必要な設定から現地での使い方まで完全解説します。

この記事でわかること

  • 格安SIM各社の海外ローミング対応状況と料金比較
  • 渡航前にやるべき設定と手続き
  • 海外での高額請求を防ぐための注意点
  • 海外ローミングとプリペイドSIM・eSIMの使い分け
  • 主要渡航先(ハワイ・韓国・台湾・タイ・ヨーロッパ)での利用ガイド
  • 海外でスマホが繋がらない場合のトラブルシューティング

海外ローミングとは?基本知識

海外ローミングの仕組み

海外ローミングとは、日本で契約しているSIMカードを使って、海外の携帯電話ネットワークに接続するサービスです。渡航先の現地キャリアの電波を借りて通信します。

利用するには、お使いの格安SIMが海外ローミングに対応しており、端末の設定で「データローミング」を有効にする必要があります。

海外で使う3つの方法

方法 手軽さ 料金 おすすめな人
海外ローミング(今のSIM) ★★★ 中〜高 設定が苦手な方、短期滞在
海外用eSIM(追加購入) ★★☆ 安〜中 eSIM対応端末の方
現地プリペイドSIM購入 ★☆☆ 安い 長期滞在、コスト重視の方

格安SIM各社の海外ローミング対応状況・料金比較

事業者 データ通信 料金 対応エリア
楽天モバイル ○(月2GBまで無料) 2GBまで追加料金なし、超過後1GB/500円 70以上の国と地域
ahamo ○(20GB含む) 追加料金なし(国内データの20GB内) 91の国と地域
LINEMO △(通話・SMSのみ) データ通信は別途海外パケットし放題 要確認
UQモバイル ○(世界データ定額) 490円/24時間〜 150以上の国と地域
ワイモバイル ○(海外あんしん定額) 980円/24時間(3GB) 対応国多数
mineo 海外用プリペイドeSIM別売り 限定的
IIJmio 海外ローミング非対応(データ通信) 通話・SMSのみ
povo ○(トッピング購入) エリアトッピング(地域別料金) 160以上の国と地域

海外利用におすすめの格安SIMは?

海外旅行が多い方に圧倒的におすすめなのは「ahamo」です。月額2,970円のプランに含まれる20GBを、追加料金なしで海外91の国と地域で利用できます。15日間の制限があるものの、一般的な旅行なら十分です。

楽天モバイルも毎月2GBまで無料で海外データ通信が使えるため、短期旅行なら追加費用をかけずに利用できます。

渡航前にやるべき設定と準備

準備1:海外ローミングの申し込み・有効化

一部の格安SIMでは、海外ローミングを利用するために事前申し込みが必要です。

  • 楽天モバイル:my 楽天モバイルアプリで「海外ローミング」をオンにする
  • ahamo:特別な申し込み不要(自動的に利用可能)
  • UQモバイル:「世界データ定額」アプリをダウンロードし、事前に利用設定
  • ワイモバイル:My Y!mobileで海外サービスの設定を確認
  • povo:povoアプリでエリアトッピングを事前購入

準備2:端末のデータローミング設定を確認

渡航前に設定を確認しておき、現地に到着してからオンにするのがポイントです。

iPhone:

  1. 「設定」→「モバイル通信」→「通信のオプション」
  2. 「データローミング」を確認(渡航前はオフのまま)
  3. 現地到着後にオンにする

Android:

  1. 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」
  2. 「データローミング」を確認(渡航前はオフのまま)
  3. 現地到着後にオンにする

準備3:高額請求を防ぐための設定

海外ローミング時に意図せず大量のデータを使ってしまうのを防ぐため、以下の設定を行いましょう。

  • アプリの自動アップデートをオフにする
  • iCloud/Googleフォトの自動バックアップをオフにする
  • メールの自動受信をオフにする(手動で受信に切り替え)
  • 動画の自動再生をオフにする(SNSアプリ内の設定)
  • Wi-Fiアシスト(iPhone)をオフにする:設定 → モバイル通信 → 最下部の「Wi-Fiアシスト」

準備4:必要なアプリのオフライン対応

海外ではWi-Fiのみで運用する場面も多いため、事前にオフラインで使えるようにしておきましょう。

  • Googleマップ:渡航先のオフラインマップをダウンロード
  • Google翻訳:渡航先の言語パックをダウンロード
  • 航空会社アプリ:搭乗券をウォレットに追加
  • ホテル予約アプリ:予約確認情報をスクリーンショット保存

現地到着後の設定手順

ステップ1:データローミングをオンにする

飛行機が着陸し、機内モードを解除したら、データローミングをオンにします。

ステップ2:ネットワークの接続を確認

ステータスバーに現地キャリア名(例:「T-Mobile」「SK Telecom」など)と「4G」「LTE」が表示されれば、正常に接続されています。

ステップ3:動作確認

  • ブラウザでWebサイトが表示されるか確認
  • LINEやメッセージアプリで日本の連絡先に送信テスト
  • マップアプリで現在地が正しく表示されるか確認

海外ローミング vs eSIM vs 現地SIM:どれがお得?

コスト比較(韓国3日間の場合)

方法 料金目安 データ容量 手軽さ
ahamo海外ローミング 0円(月額内) 20GB(国内共用) ★★★
楽天モバイル海外ローミング 0円(2GB以内) 2GB ★★★
海外用eSIM(Airaloなど) 約700〜1,500円 1〜5GB ★★☆
UQモバイル世界データ定額 1,470円(490円×3日) 国内データ共用 ★★☆
現地プリペイドSIM 約500〜2,000円 5〜無制限 ★☆☆

おすすめの使い分け

  • 短期旅行(1〜5日)でahamo利用中→ そのまま海外ローミング(追加費用0円)
  • 短期旅行で楽天モバイル利用中→ 2GB以内なら海外ローミング、超えそうなら海外eSIM追加
  • 長期滞在(1週間以上)→ 海外用eSIM、または現地プリペイドSIMが経済的
  • IIJmio・mineoユーザー→ 海外用eSIM(Airalo、Ubigi、Holafly等)を別途購入

海外でスマホが繋がらない場合のトラブルシューティング

トラブル1:データローミングをオンにしても繋がらない

対処法:

  1. 機内モードをオンにして10秒待ち、オフにする
  2. 端末を再起動する
  3. ネットワーク選択を「手動」に切り替え、現地キャリアを選択してみる
  4. 「設定」→「モバイル通信」→「ネットワーク選択」→「自動」をオフにして手動選択

トラブル2:通話はできるがデータ通信ができない

対処法:

  • データローミングがオンになっているか再確認
  • APN設定を確認(海外用のAPNが必要な場合がある)
  • 利用中の格安SIMが海外データ通信に対応しているか確認

トラブル3:高額請求の通知が届いた

対処法:

  • すぐにデータローミングをオフにする
  • Wi-Fi接続のみでスマホを使う
  • 帰国後、格安SIMのサポートに連絡して状況を説明する

海外ローミング利用時の通信速度について

海外ローミング時の通信速度は、接続先の現地キャリアの回線品質に依存します。日本国内と比較すると、やや遅く感じる場合がありますが、SNSの閲覧やマップの利用、LINEでのメッセージ送受信には十分な速度が出ます。

利用シーン 必要な速度目安 海外ローミングでの快適度
LINEメッセージ 0.1Mbps ★★★ 問題なし
Googleマップ(ナビ) 1Mbps ★★★ 快適
SNS(Instagram閲覧) 3Mbps ★★☆ 概ね快適
YouTube(360p) 1Mbps ★★☆ 視聴可能
ビデオ通話(LINE) 1.5Mbps ★★☆ やや不安定な場合あり
YouTube(1080p) 5Mbps ★☆☆ Wi-Fi推奨

主要渡航先での利用ガイド

ハワイ(アメリカ)

ahamo、楽天モバイル、UQモバイル、povo全て対応。ホテルやショッピングモールには無料Wi-Fiが多く、ローミングとWi-Fiの併用がおすすめです。

韓国

全事業者で対応。空港やカフェ、地下鉄など公衆Wi-Fiが充実しています。短期旅行なら楽天モバイルの2GB無料枠で十分なケースも多いです。

台湾

全事業者で対応。空港で購入できるプリペイドSIMが非常に安い(3日間使い放題で約500円〜)ため、コスパ重視なら現地SIMもおすすめです。

タイ

主要事業者で対応。空港のSIMカウンターでプリペイドSIMが簡単に購入できます。7日間無制限で約600円〜と非常にお得です。

ヨーロッパ

ahamo、楽天モバイル、UQモバイル、povoで対応。EU圏内は複数国を周遊しても1つのローミング設定で使えます。周遊旅行にはahamoの海外ローミングが便利です。

海外用eSIMの選び方と設定方法

IIJmioやmineoなど、海外データローミングに対応していない格安SIMを使っている場合は、海外用eSIMを別途購入するのが最もコスパの良い方法です。

代表的な海外用eSIMサービス

サービス名 対応国数 料金の目安 特徴
Airalo 200以上 約500円〜(1GB/7日間) 国別・地域別・グローバルプランが豊富
Ubigi 190以上 約600円〜(500MB/30日間) Windows PCでも利用可能
Holafly 170以上 約700円〜/日(無制限あり) データ無制限プランが人気
trifa 195以上 約400円〜(1GB) 日本語対応アプリが使いやすい

海外用eSIMの設定手順(iPhone)

  1. 海外用eSIMサービスのアプリをダウンロード(出発前にWi-Fiで)
  2. 渡航先と必要なデータ容量・日数を選んで購入
  3. QRコードが発行されるので、iPhoneの「設定」→「モバイル通信」→「eSIMを追加」で読み取り
  4. この時点ではまだ有効化しない(渡航先到着後に有効化するプランが多い)
  5. 現地到着後、「設定」→「モバイル通信」で海外eSIMの回線をデータ通信用に切り替え
  6. 通話・SMSは国内格安SIMの回線を使い、データ通信のみ海外eSIMを使う
ポイント:出発前にeSIMのインストールまで済ませておく
現地到着後のWi-Fi環境がない場所でもすぐ使えるように、eSIMプロファイルのインストール(QRコード読み取り)は出発前にWi-Fi環境で完了させておきましょう。現地では回線を切り替えるだけですぐに使い始められます。

海外での通信費を最小限にするテクニック

テクニック1:ホテルのWi-Fiを最大限活用

海外のホテルではほぼ無料Wi-Fiが提供されています。大容量の通信(動画視聴、写真のアップロード、アプリのアップデート)はホテルに戻ってからWi-Fiで行うと、モバイルデータを節約できます。

テクニック2:オフラインで使えるアプリを準備

  • Googleマップのオフラインマップ:ナビゲーションもオフラインで使用可能
  • Google翻訳のオフラインパック:言語データを事前ダウンロード
  • 通貨換算アプリ:オフライン対応のものを選ぶ
  • 旅行ガイドアプリ:ガイドブック情報をオフライン保存

テクニック3:SNSの自動アップロードを停止

InstagramやFacebookへの写真投稿は、Wi-Fi環境でまとめてアップロードすることで大幅にデータを節約できます。特に動画や高画質写真は1枚でも数MBから数十MBを消費します。

テクニック4:機内モード+Wi-Fiの組み合わせ

海外ローミングを使わない場合は、機内モードをオンにしたままWi-Fiだけをオンにする方法があります。これなら意図しないローミング接続を完全に防止でき、Wi-Fi接続時のみインターネットが使えます。電話の着信を受けたい場合はこの方法は使えませんが、LINEの着信は受け取れます。

よくある質問(FAQ)

Q1. 格安SIMで海外ローミングを使うと高額請求になる?

事業者とプランによります。ahamoは月額内の20GBで追加料金なし、楽天モバイルは2GBまで無料です。ただし、定額プランに加入せずにデータローミングを使うと高額になる可能性があるため、事前に料金体系を確認してください。

Q2. 海外で電話を受けたら料金はかかる?

はい、海外では着信にも料金がかかります(着信課金)。国や事業者によりますが、1分あたり50〜175円程度です。不要な着信を避けたい場合は、機内モードにしてWi-Fiのみで運用しましょう。

Q3. LINEの通話・メッセージは海外でも使える?

データ通信ができる環境(ローミングまたはWi-Fi)であれば、海外でもLINEは問題なく使えます。Wi-Fi接続時ならデータ通信量も消費しません。

Q4. 海外用eSIMと格安SIMのeSIMは併用できる?

デュアルSIM対応端末(iPhone XS以降、最近のAndroid端末)であれば、格安SIMのeSIMと海外用eSIMを同時に使えます。電話番号は格安SIM側、データ通信は海外eSIM側、という使い分けが可能です。

Q5. ahamoの海外ローミングに日数制限はある?

はい、海外で最初にデータ通信を利用した日から15日を経過すると、通信速度が最大128kbpsに制限されます。日本に帰国すると自動的に制限が解除されます。15日以内の旅行なら問題ありません。

Q6. 飛行機の中でスマホは使える?

離着陸時は機内モードにする必要があります。巡航中は機内Wi-Fiサービス(有料の場合が多い)を利用できます。機内モード中でもWi-Fiをオンにすれば機内Wi-Fiに接続可能です。

Q7. 海外でSMSは届く?

海外ローミングが有効であればSMSの受信は可能です。ただし、海外でのSMS送信には1通100円程度の料金がかかります。二段階認証のSMSも受信できますが、一部サービスでは海外からの受信に対応していない場合があります。

Q8. 格安SIMの海外ローミングと海外Wi-Fiレンタル、どっちがお得?

ahamoや楽天モバイルなら海外ローミングのほうがお得です(追加費用なし〜少額)。それ以外の格安SIMの場合、旅行日数や利用量によっては海外Wi-Fiレンタル(1日500〜1,000円程度)のほうが安くなることもあります。

まとめ

格安SIMで海外ローミングを使う際のポイントをおさらいします。

  1. 事前に対応状況を確認:利用中の格安SIMが海外データ通信に対応しているか確認
  2. 渡航前の準備:海外ローミングの申し込み、オフラインマップのダウンロード、自動アップデートのオフ
  3. 現地到着後:データローミングをオン、ネットワーク接続を確認
  4. 高額請求を防ぐ:定額プランの確認、不要な通信の停止

海外利用を重視するなら、ahamo(追加料金なしで20GB)や楽天モバイル(2GBまで無料)がベストな選択肢です。それ以外の格安SIMをお使いの方は、海外用eSIM(Airaloなど)の併用を検討してみてください。

快適な海外旅行のために、出発前にこの記事の準備リストを確認しておきましょう。

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