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iPhoneのカメラでProRAWやProRAW Maxで撮影しようとしたのに、写真が保存されなかったり、そもそもProRAWのオプションが表示されなかったりして困っていませんか?
iOS 26にアップデートした後、「ProRAWで撮ったはずなのにHEIFで保存されている」「ProRAWの切り替えボタンが消えた」「撮影後に写真アプリに画像が表示されない」といったトラブルが多数報告されています。
この記事では、iOS 26でProRAW写真が保存されない・撮影できない原因と、具体的な解決手順を初心者にもわかりやすく解説します。1つずつ確認すれば、ほとんどのケースで問題を解決できます。
この記事でわかること
- ProRAW写真が保存されない主な原因7つ
- iOS 26での設定確認と修正手順
- ストレージ不足によるProRAW撮影エラーの解消方法
- ProRAW対応機種の確認方法
- ProRAW Maxとの違いと使い分け
- カメラアプリがクラッシュする場合の対処法

ProRAWとは?基本をおさらい
Apple ProRAWは、iPhoneのカメラでRAW形式の写真を撮影できる機能です。通常のHEIF/JPEGと比べて、撮影後の編集で露出・ホワイトバランス・ノイズリダクションなどをより細かく調整できます。
ProRAWの主な特徴
| 項目 | ProRAW | ProRAW Max | HEIF(通常) |
|---|---|---|---|
| ファイル形式 | DNG(12bit) | DNG(12bit) | HEIF / JPEG |
| 解像度 | 12MP | 48MP | 12MP / 24MP / 48MP |
| ファイルサイズ(目安) | 約25MB | 約75MB | 約2〜5MB |
| 編集の自由度 | 非常に高い | 非常に高い | 標準 |
| Deep Fusion / Smart HDR | 適用済み | 適用済み | 適用済み |
ProRAWはAppleの画像処理パイプライン(Deep Fusion、Smart HDR、ナイトモード等)の結果を保持しつつ、RAWデータも残すハイブリッド形式です。プロの写真家やこだわりのある方に最適な撮影モードですが、ファイルサイズが大きいため、ストレージやiCloud設定によってはトラブルが起きやすくなります。
ProRAW対応機種
| 機能 | 対応iPhone |
|---|---|
| ProRAW(12MP) | iPhone 12 Pro / 12 Pro Max 以降のProモデル |
| ProRAW Max(48MP) | iPhone 14 Pro / 14 Pro Max 以降のProモデル |
注意:iPhone 15やiPhone 16(無印/Plus)などの非Proモデルでは、ProRAW機能自体が利用できません。自分のiPhoneがProモデルかどうか確認しましょう。
ProRAWが保存されない・撮影できない7つの原因
ProRAWのトラブルには主に以下の原因が考えられます。
| 番号 | 原因 | 症状 |
|---|---|---|
| 1 | ProRAW設定がオフになっている | RAWボタンが表示されない |
| 2 | ストレージ不足 | 撮影後に保存エラー |
| 3 | iCloudフォトの最適化が有効 | ProRAWがHEIFに変換される |
| 4 | 非対応の撮影モードを使用中 | RAWボタンがグレーアウト |
| 5 | iOS 26のバグ | 撮影後にアプリがクラッシュ |
| 6 | フォーマット設定の競合 | 設定が保持されない |
| 7 | サードパーティカメラアプリの問題 | 特定アプリでのみ失敗 |

対処法1:ProRAWの設定を確認・有効にする
最も多い原因は、設定でProRAWが有効になっていないことです。iOS 26ではカメラ設定の構成が一部変更されているため、以前有効にしていた方でも再確認が必要です。
手順
- 「設定」アプリを開く
- 「カメラ」をタップ
- 「フォーマット」をタップ
- 「写真のフォーマット制御」セクションで「ProRAW と解像度コントロール」をオンにする
- その下に表示される「ProRAW」のトグルもオンにする
- ProRAW Max(48MP)を使いたい場合は、「解像度」を「48MP」に設定する
ポイント:iOS 26では「ProRAWと解像度コントロール」という親トグルが追加されました。このトグルがオフだと、その下のProRAW設定が表示されません。まずこの親トグルをオンにしてください。
カメラアプリ内での確認
- カメラアプリを起動
- 画面上部の「RAW」ボタンを確認(斜線が入っていたらオフの状態)
- 「RAW」ボタンをタップしてオンにする(斜線が消える)
- ボタンが「RAW MAX」に変わっていれば48MP ProRAW Maxで撮影可能
RAWボタンが表示されない場合は、前述の設定アプリでの有効化を先に行ってください。
対処法2:ストレージの空き容量を確保する
ProRAW写真は1枚あたり25MB〜75MBと非常に大きなファイルサイズです。ストレージが不足していると撮影自体ができなかったり、撮影後に保存エラーが発生します。
空き容量の確認手順
- 「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」を開く
- 画面上部のバーで使用状況を確認
- 空き容量が5GB以下の場合、ProRAWの安定動作に支障が出る可能性あり
ストレージを確保する方法
| 方法 | 効果 | 注意点 |
|---|---|---|
| 不要な写真・動画を削除 | 大 | 「最近削除した項目」からも完全削除する |
| 使っていないアプリを取り除く | 中 | データは保持される(再インストールで復元可能) |
| メッセージの添付ファイルを削除 | 中 | 容量の大きい添付から確認 |
| Safariのキャッシュをクリア | 小 | ログイン情報が消える場合あり |
| 外部ストレージに写真をバックアップして削除 | 大 | USB-C対応のフラッシュドライブが便利 |
重要:ProRAW Maxで連続撮影すると、100枚で約7.5GBを消費します。撮影前に十分な空き容量(最低10GB推奨)を確保しておきましょう。
対処法3:iCloudフォトの設定を見直す
「iPhoneのストレージを最適化」が有効になっていると、iCloudにアップロード後にiPhone上のProRAWファイルがサイズの小さいバージョンに置き換えられることがあります。これにより、写真アプリで見るとHEIF相当の画質になっている場合があります。
確認・変更手順
- 「設定」→「[自分の名前]」→「iCloud」→「写真」を開く
- 「iCloud写真」がオンであることを確認
- その下の選択肢を確認:
- 「オリジナルをダウンロード」:ProRAWファイルがそのまま保持される(推奨)
- 「iPhoneのストレージを最適化」:自動でサイズ縮小される(ProRAW使用時は非推奨)
- ProRAW撮影を頻繁にする場合は、「オリジナルをダウンロード」を選択
ただし、「オリジナルをダウンロード」を選ぶとiPhoneのストレージをかなり消費するため、iCloudの容量を十分に確保したうえで設定変更してください。
対処法4:撮影モードを確認する
ProRAWはすべての撮影モードで利用できるわけではありません。以下の表で対応状況を確認してください。
| 撮影モード | ProRAW対応 | 備考 |
|---|---|---|
| 写真(標準) | 対応 | メインカメラ・超広角・望遠すべて対応 |
| ポートレート | 対応 | iOS 17以降で対応 |
| ナイトモード | 対応 | 自動で有効になる場合あり |
| パノラマ | 非対応 | パノラマモードではRAWボタンが消える |
| ビデオ | 非対応 | 動画はProRes等で撮影 |
| スローモーション | 非対応 | — |
| タイムラプス | 非対応 | — |
| マクロ撮影 | 対応 | 自動マクロ時は12MPのProRAWになる |
パノラマやビデオモードではRAWボタン自体が非表示になります。「RAWが消えた!」と思った場合、撮影モードを「写真」に切り替えて再確認してください。
対処法5:カメラアプリとiOSを最新に更新する
iOS 26の初期バージョンでは、ProRAW撮影に関するバグが報告されています。Appleは随時修正アップデートをリリースしているため、iOSを最新バージョンに更新してください。
iOSアップデート手順
- 「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」を開く
- 利用可能なアップデートがあれば「ダウンロードしてインストール」をタップ
- Wi-Fiに接続し、バッテリー残量が50%以上(充電中推奨)の状態で実行
- アップデート完了後、iPhoneが再起動したらカメラアプリを試す
ポイント:マイナーアップデート(例:iOS 26.0.1 → iOS 26.0.2)にもカメラ関連の修正が含まれることがあります。通知が来たら早めにアップデートしましょう。
対処法6:カメラの設定をリセットする
カメラの設定データが破損している場合、ProRAWの設定が正しく反映されないことがあります。以下の手順で設定をリセットしてみてください。
カメラ設定のリセット手順
- 「設定」→「カメラ」→「設定を保持」を開く
- 「カメラモード」「写真のフォーマット」の両方をオフにする
- カメラアプリを完全に終了する(アプリスイッチャーから上にスワイプ)
- iPhoneを再起動する
- 再起動後、「設定」→「カメラ」→「フォーマット」でProRAWを再度有効にする
- カメラアプリを開いてRAWボタンを確認する
すべての設定をリセットする方法(上記で解決しない場合)
- 「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」を開く
- 「リセット」→「すべての設定をリセット」をタップ
- パスコードを入力して確認
注意:「すべての設定をリセット」では写真やアプリのデータは消えませんが、Wi-Fiパスワードや壁紙などの設定はリセットされます。実行前にWi-Fiパスワードを控えておきましょう。

対処法7:サードパーティアプリの対応を確認する
Lightroom、Halide、ProCamなどのサードパーティカメラアプリでProRAW撮影している場合、アプリ側のiOS 26対応が必要です。
確認すべきポイント
- アプリが最新バージョンに更新されているか(App Storeで確認)
- アプリのiOS 26対応が発表されているか(開発元のWebサイト・SNSで確認)
- アプリ内のRAW設定が正しく構成されているか
- 一度Apple純正カメラアプリでProRAW撮影を試して、問題がアプリ側にあるかを切り分ける
純正カメラアプリでは正常に撮影できる場合、サードパーティアプリのアップデートを待つか、一時的に純正アプリを使用してください。
対処法8:フォーマットの互換性設定を確認する
iOS 26では、カメラのフォーマット設定で「互換性優先」と「高効率」の切り替えがProRAWの動作に影響することがあります。
確認手順
- 「設定」→「カメラ」→「フォーマット」を開く
- 「カメラ撮影」セクションで「高効率」を選択(推奨)
- 「互換性優先」が選択されていると、ProRAWの一部機能に制限がかかる場合がある
- 変更後、カメラアプリを再起動して確認
対処法9:iPhoneの温度を適正に保つ
iPhoneが高温状態になると、パフォーマンスの低下とともにカメラ機能が制限されることがあります。特にProRAW Maxの48MP撮影は処理負荷が高いため、温度上昇の影響を受けやすくなります。
対策
- 直射日光の当たる場所での長時間撮影を避ける
- ケースを外して放熱を促す
- 撮影前に不要なアプリを終了する
- 温度警告が表示された場合は、涼しい場所で数分間冷ましてから再試行
ProRAWファイルが実際に保存されているか確認する方法
「ProRAWで撮ったはずなのにHEIFで保存されている」と感じた場合、以下の方法で確認できます。
写真アプリでの確認
- 写真アプリでProRAWで撮影した写真を開く
- 画面を上にスワイプして「情報」パネルを表示
- 「カメラ情報」セクションで以下を確認:
- ファイル形式に「RAW」が表示されているか
- ファイルサイズが25MB以上あるか(ProRAW Maxの場合は75MB前後)
「ファイル」アプリでの確認
- 写真アプリで対象の写真を開く
- 共有ボタン(□に↑のアイコン)をタップ
- 「”ファイル”に保存」を選択
- ファイルアプリで保存先を開き、ファイルの拡張子が.dngであることを確認
ProRAWとProRAW Maxの使い分け
どちらを使うべきか迷う場合の目安をまとめました。
| 用途 | 推奨フォーマット | 理由 |
|---|---|---|
| 普段使い・SNS投稿 | HEIF(通常モード) | ファイルサイズが小さく十分な画質 |
| 風景・旅行写真 | ProRAW(12MP) | 後から露出やカラーを細かく調整可能 |
| ポートレート・作品撮影 | ProRAW Max(48MP) | 最高解像度で大判プリントにも対応 |
| 暗所撮影 | ProRAW(12MP) | ノイズリダクションの後処理が柔軟 |
| 連写・スポーツ撮影 | HEIF(通常モード) | ProRAWでは連写速度が制限される |
それでも解決しない場合の最終手段
1. DFUモードで復元する
ソフトウェアの深刻なバグが疑われる場合、DFUモードでiPhoneを初期化・復元する方法があります。
- PCまたはMacにiPhoneを接続
- Finder(Mac)またはiTunes(Windows)を開く
- 音量上ボタンを押してすぐ放す → 音量下ボタンを押してすぐ放す → サイドボタンを画面が暗くなるまで長押し
- 画面が暗くなったらサイドボタンを押したまま音量下ボタンも5秒間同時押し
- サイドボタンを放して音量下ボタンだけ押し続ける
- PCに「リカバリモードのiPhoneが見つかりました」と表示されたら「復元」を選択
注意:DFU復元ではiPhoneのデータがすべて消去されます。必ず事前にiCloudやPCにバックアップを取ってから実行してください。
2. Appleサポートに問い合わせる
上記をすべて試しても解決しない場合は、ハードウェアの故障の可能性があります。Apple Storeの予約を取るか、Appleサポート(0120-277-535)に連絡しましょう。
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よくある質問(FAQ)
Q1. ProRAWで撮った写真をLINEやInstagramに送っても大丈夫ですか?
はい、大丈夫です。LINEやInstagramに共有する際は自動的にJPEGに変換されます。ただしProRAWのまま送ると非常に大きなファイルサイズになるため、AirDropで他のAppleデバイスに送る場合はご注意ください。
Q2. ProRAWをオンにすると通常の写真は撮れなくなりますか?
いいえ。カメラアプリ内の「RAW」ボタンで簡単にオン/オフを切り替えられます。RAWボタンに斜線が入っている状態では通常のHEIF形式で撮影されます。
Q3. ProRAW写真はWindowsパソコンで開けますか?
ProRAWはDNG形式で保存されるため、Adobe Lightroom、Photoshop、Windows標準のフォトアプリ(Windows 11以降)などで開けます。古いソフトでは対応していない場合があるので、最新版への更新をおすすめします。
Q4. ProRAWとLive Photosは同時に使えますか?
いいえ、同時には使えません。ProRAWを有効にするとLive Photosは自動的にオフになります。Live Photosを使いたい場合はRAWをオフにしてください。
Q5. ProRAW Maxの48MPと通常の48MP写真の違いは何ですか?
どちらも48MP(4,800万画素)ですが、ProRAW Maxでは12bitのRAWデータが保持されるため、後から露出やホワイトバランスを大幅に調整できます。通常の48MP写真はHEIF/JPEG形式で編集の余地が限られます。
Q6. ProRAWの写真だけiCloudで同期されないことがあります。なぜですか?
ProRAWファイルは1枚25〜75MBと大きいため、Wi-Fi接続時のみ同期される設定になっている可能性があります。「設定」→「写真」→「モバイルデータ通信」をオンにすると、モバイル回線でも同期されますが、データ通信量に注意してください。
Q7. 既存のHEIF写真をProRAWに変換できますか?
いいえ、できません。ProRAWはセンサーからのRAWデータを撮影時に記録する仕組みのため、撮影後にHEIFからProRAWへの変換はできません。高品質な編集が必要な場面では、最初からProRAWで撮影してください。
Q8. 「設定を保持」のProRAWオプションが表示されません。どうすればいいですか?
「設定」→「カメラ」→「フォーマット」で「ProRAWと解像度コントロール」が有効になっているか確認してください。この設定がオフだと、「設定を保持」にもProRAW関連の項目が表示されません。
まとめ
iOS 26でProRAW写真が保存されない・撮影できない場合の対処法をまとめると、以下のステップで確認するのが最も効率的です。
| 優先度 | 対処法 | 確認場所 |
|---|---|---|
| 1 | ProRAW設定をオンにする | 設定 → カメラ → フォーマット |
| 2 | ストレージの空きを確認 | 設定 → 一般 → iPhoneストレージ |
| 3 | iCloudフォトの設定を変更 | 設定 → iCloud → 写真 |
| 4 | 撮影モードを確認 | カメラアプリの撮影モード |
| 5 | iOSを最新版にアップデート | 設定 → 一般 → ソフトウェアアップデート |
| 6 | カメラ設定をリセット | 設定 → カメラ → 設定を保持 |
| 7 | Appleサポートに問い合わせ | 0120-277-535 |
ProRAWは素晴らしい撮影機能ですが、ファイルサイズが大きいためストレージ管理が非常に重要です。定期的にバックアップを取り、空き容量を確保しておくことで、トラブルを未然に防ぐことができます。
この記事の手順で問題が解決しない場合は、Apple正規サービスプロバイダでの診断をおすすめします。カメラモジュールのハードウェア故障の可能性もゼロではありません。
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