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スマートフォンの画面がスリープ中でも時刻や通知を表示してくれる常時表示ディスプレイ(Always-on Display / AOD)。便利な機能ですが、Android 16にアップデートした後に「AODが表示されなくなった」「表示されたり消えたりする」「設定がどこにあるか分からない」といったトラブルに悩む方が増えています。
この記事では、Android 16で常時表示ディスプレイが正常に動作しない原因と、メーカー別の設定方法・具体的な対処法を詳しく解説します。
この記事でわかること
- 常時表示ディスプレイ(AOD)の仕組みと対応条件
- AODが表示されない主な原因7つ
- メーカー別(Samsung・Google Pixel・Sony・SHARP等)の設定方法
- バッテリー消費を抑えながらAODを使うコツ
- Android 16で追加された新しいAOD設定
- AODが消える・点滅する場合の詳細な対処法

常時表示ディスプレイ(AOD)とは?
常時表示ディスプレイ(Always-on Display)は、スマートフォンの画面がスリープ状態の時でも、時刻・日付・通知アイコン・バッテリー残量などの基本情報を画面に表示し続ける機能です。
AODの仕組み
AODが省電力で動作できる理由は、有機EL(OLED/AMOLED)ディスプレイの特性にあります。
| ディスプレイタイプ | AOD対応 | 理由 |
|---|---|---|
| OLED / AMOLED | 対応 | 黒い部分は完全にオフにでき、表示部分のみ発光するため省電力 |
| 液晶(LCD / IPS) | 非対応(一部例外あり) | バックライト全体が点灯するため電力消費が大きい |
液晶ディスプレイを搭載したスマートフォンでは、物理的にAODを実現するのが難しいため、AODが設定に表示されない場合、お使いのスマートフォンが液晶モデルである可能性があります。
AODで表示できる情報
- 時刻・日付・曜日
- バッテリー残量
- 通知アイコン(LINE、メール、SNS等)
- 再生中の音楽情報
- カレンダーの次の予定(Android 16の新機能)
- 天気情報(一部メーカー)
- カスタム壁紙・写真(Samsung等)
AODが表示されない7つの原因
| 番号 | 原因 | 症状 |
|---|---|---|
| 1 | AOD設定がオフになっている | 画面が真っ暗なまま |
| 2 | バッテリーセーバーが有効 | バッテリー残量低下時にAODが消える |
| 3 | スケジュール設定で時間外 | 特定の時間帯のみAODが消える |
| 4 | 近接センサーが端末をポケット内と誤検知 | 伏せ置きやポケット内で消える |
| 5 | 液晶ディスプレイの端末を使用 | AOD設定自体が存在しない |
| 6 | Android 16アップデートによる設定リセット | 以前は動いていたのに急に消えた |
| 7 | サードパーティのランチャーアプリとの競合 | AODのデザインが崩れるまたは非表示 |

対処法1:AODの設定を確認・有効にする(メーカー別)
AODの設定場所はメーカーによって異なります。お使いの端末に合わせて確認してください。
Google Pixel(Pixel 7以降)
- 「設定」を開く
- 「ディスプレイ」をタップ
- 「ロック画面」をタップ
- 「時間と情報を常に表示」のトグルをオンにする
ポイント:Pixelでは「Always-on Display」という名称ではなく「時間と情報を常に表示」と表示されます。Android 16では「ロック画面」の設定内に移動している場合があります。
Samsung Galaxy(Galaxy S24 / S25シリーズ等)
- 「設定」を開く
- 「ロック画面とAOD」をタップ
- 「Always On Display」のトグルをオンにする
- 表示スタイルを選択:
- 「タップして表示」:画面をタップした時だけ一時的に表示
- 「新しい通知を受信」:通知が来た時に表示
- 「常に表示」:常時表示(バッテリー消費が最も大きい)
- 「特定の時間のみ表示」:スケジュール設定
Sony Xperia(Xperia 1 V以降)
- 「設定」を開く
- 「外観」をタップ
- 「ロック画面」をタップ
- 「アンビエント表示」のトグルをオンにする
SHARP AQUOS(AQUOS sense8以降)
- 「設定」を開く
- 「ディスプレイ」をタップ
- 「ロック画面の表示」をタップ
- 「時計を常に表示」をオンにする
OPPO / Xiaomi / OnePlus
- 「設定」を開く
- 「パーソナライズ」(または「壁紙とスタイル」)をタップ
- 「Always-on Display」をタップ
- トグルをオンにして、表示スタイルとスケジュールを設定
対処法2:バッテリーセーバーの設定を確認する
バッテリーセーバー(省電力モード)が有効になると、AODは自動的にオフになります。これはバッテリーを節約するための仕様です。
確認手順
- 「設定」→「バッテリー」を開く
- 「バッテリーセーバー」の状態を確認
- 「自動的にオンにする」の設定を確認(例:バッテリー残量が20%以下でオン)
バッテリーセーバーでもAODを表示したい場合
一部のメーカー(Samsung等)では、バッテリーセーバーの詳細設定でAODの例外設定ができます。
- 「設定」→「バッテリー」→「バッテリーセーバー」を開く
- 「制限する機能」をタップ
- AODに関する項目があれば例外として設定
ただし、ほとんどのAndroid端末ではバッテリーセーバー中のAOD表示は制限されます。AODを常時使いたい場合は、バッテリーセーバーの自動起動しきい値を下げる(例:20%→10%)か、手動でのみオンにする設定にしましょう。
対処法3:スケジュール設定を確認する
AODが「一定の時間帯だけ表示されない」場合、スケジュール設定が原因の可能性があります。
確認手順(Samsung Galaxy の場合)
- 「設定」→「ロック画面とAOD」→「Always On Display」を開く
- 表示モードが「特定の時間のみ表示」になっていないか確認
- なっている場合は「常に表示」に変更するか、スケジュールの時間帯を調整
確認手順(Google Pixel の場合)
- 「設定」→「ディスプレイ」→「ロック画面」を開く
- 「時間と情報を常に表示」がオンであることを確認
- 「おやすみ時間モード」がAODに影響していないか確認:「設定」→「Digital Wellbeingと保護者による使用制限」→「おやすみ時間モード」
対処法4:近接センサーの動作を確認する
多くのAndroid端末では、近接センサーがスマートフォンがポケットやカバンの中にあると判断した場合、AODを自動的にオフにします。これは誤操作の防止とバッテリー節約のためです。
AODが消える状況
| 状況 | AOD動作 | 理由 |
|---|---|---|
| 机の上に置いている | 表示される | センサーが開放状態を検知 |
| 画面を下にして伏せ置き | 消える | 近接センサーが障害物を検知 |
| ポケットの中 | 消える | センサーがポケット内と判断 |
| 手帳型ケースを閉じた状態 | 消える | ケースのフラップを検知 |
| 保護フィルムが近接センサーを覆っている | 不安定(消えたり消えなかったり) | センサーの誤検知 |
対策
- 保護フィルムが近接センサーの位置(通常は画面上部のカメラ付近)を覆っていないか確認
- 手帳型ケースを使用している場合は、マグネットの位置がセンサーに干渉していないか確認
- 近接センサーの穴が汚れや埃で塞がっていないか清掃
対処法5:Android 16の新しいAOD設定を確認する
Android 16では、AODに関するいくつかの新機能と設定変更が追加されています。
Android 16の主なAOD関連変更
| 新機能 | 内容 | 設定場所 |
|---|---|---|
| カレンダー連携 | 次の予定をAODに表示 | 設定 → ディスプレイ → ロック画面 |
| バッテリー適応型AOD | 使用パターンに基づいてAODの表示頻度を最適化 | 設定 → バッテリー → アダプティブバッテリー |
| 通知プレビュー強化 | AODでメッセージの一部をプレビュー表示 | 設定 → 通知 → ロック画面上の通知 |
ポイント:「バッテリー適応型AOD」が有効だと、使用パターンによってはAODが表示されない時間帯が生じます。常時表示したい場合は、この機能をオフにしてください。
対処法6:ディスプレイと画面設定を見直す
AODの動作に影響する画面関連の設定を確認しましょう。
確認項目
- 「設定」→「ディスプレイ」→「画面の明るさ」:自動調整がオンか確認(AODの明るさも自動調整に影響される)
- 「設定」→「ディスプレイ」→「ダークテーマ」:AODはダークテーマと連動する場合がある
- 「設定」→「ディスプレイ」→「画面消灯(スリープ)」:スリープ時間の設定がAODの挙動に影響しないことを確認
リフレッシュレートの確認
一部の端末では、AOD表示中のリフレッシュレートを下げることでバッテリー消費を抑えています。この設定がAODの表示品質に影響する場合があります。
- 「設定」→「ディスプレイ」→「リフレッシュレート」(または「なめらか表示」)を開く
- 「アダプティブ」(自動調整)に設定されているか確認
- 「標準(60Hz)」に固定されている場合、「アダプティブ」に変更して改善するか試す
対処法7:端末を再起動・キャッシュをクリアする
ソフトウェアの一時的な不具合は、再起動で解決することが多くあります。
通常の再起動
- 電源ボタンを長押し
- 「再起動」をタップ
- 再起動後、AODが表示されるか確認
キャッシュパーティションのクリア(リカバリーモード)
通常の再起動で解決しない場合、キャッシュパーティションのクリアを試してください。データは消えません。
- 端末の電源を切る
- 電源ボタン + 音量上ボタンを同時に長押し(機種によって異なる)
- リカバリーモードが起動したら「Wipe cache partition」を選択
- 確認画面で「Yes」を選択
- 「Reboot system now」で再起動

AODのバッテリー消費を抑えるコツ
AODはバッテリーを消費するため、「使いたいけどバッテリーが心配」という方も多いでしょう。以下のテクニックでバッテリー消費を最小限に抑えられます。
| 設定 | バッテリー消費 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| 常時表示 | 1日あたり約5〜10% | バッテリーに余裕がある人向け |
| タップして表示 | 1日あたり約1〜3% | バランス型(推奨) |
| 通知時のみ表示 | 1日あたり約2〜4% | 通知を見逃したくない人向け |
| スケジュール表示 | 設定時間による | 特定の時間帯だけ必要な人向け |
追加の省電力テクニック
- AODの壁紙をシンプルに:写真やカラフルなデザインよりも、モノクロ・シンプルなデザインの方が消費電力が少ない
- 表示する情報を最小限に:通知プレビューや天気情報の表示をオフにする
- 明るさの自動調整をオンにする:暗い場所ではAODの輝度も下がる
サードパーティのAODアプリについて
標準のAOD機能が使えない端末(液晶ディスプレイの端末など)でも、Google Playストアからサードパーティのアプリを使ってAOD風の機能を実現できます。ただし、いくつか注意点があります。
| 注意点 | 詳細 |
|---|---|
| バッテリー消費が大きい | 液晶で常時表示するとOLEDの数倍バッテリーを消費する |
| 画面焼き付きリスク | OLEDで同じ場所に長時間表示すると焼き付きの原因に(純正AODは位置をずらす処理あり) |
| セキュリティ | 画面上に表示するための権限が必要。信頼できるアプリのみ使用 |
| メーカーAODとの競合 | 標準のAODと同時に使うと表示が重なるなどの不具合が起きることがある |
可能であれば、端末メーカーの標準AOD機能を使用することを推奨します。
それでも解決しない場合
1. セーフモードで確認する
サードパーティアプリが原因でAODが動作しない場合、セーフモードで確認できます。
- 電源ボタンを長押し
- 「電源を切る」を長押し
- 「セーフモードで再起動」というダイアログが表示されたら「OK」
- セーフモードでAODが正常に動作するか確認
- 動作すれば、最近インストールしたアプリが原因の可能性が高い
2. 端末を初期化する
最終手段として、端末の初期化を検討してください。
- 「設定」→「一般管理」(または「システム」)→「リセット」
- 「工場出荷状態に初期化」を選択
- 重要:初期化前に必ずバックアップを取ること
3. メーカーのサポートに問い合わせる
ハードウェア(ディスプレイや近接センサー)の故障の可能性がある場合は、メーカーのサポートセンターに連絡してください。
| メーカー | サポート連絡先 |
|---|---|
| Samsung | 0120-363-905(Galaxy カスタマーサポート) |
| Google(Pixel) | Googleストアサポート(Webチャット推奨) |
| Sony(Xperia) | 0120-000-739(Xperiaサポート) |
| SHARP(AQUOS) | 0120-925-009 |
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よくある質問(FAQ)
Q1. AODを使うと画面が焼き付きませんか?
メーカー純正のAOD機能は、表示位置を定期的に少しずつずらす(ピクセルシフト)技術を使っているため、通常の使用では焼き付きの心配はほとんどありません。ただし、同じ画像を数年間表示し続けると多少の影響が出る可能性はあります。
Q2. AODでバッテリーはどのくらい消費しますか?
常時表示設定の場合、1日あたり約5〜10%程度のバッテリーを消費します。「タップして表示」モードにすれば1〜3%程度に抑えられます。バッテリー持ちを優先する場合は「タップして表示」がおすすめです。
Q3. 液晶(LCD)ディスプレイのスマートフォンでAODは使えますか?
ほとんどの液晶ディスプレイのスマートフォンではAOD機能は搭載されていません。液晶はバックライト全体が点灯するため、AODの消費電力が非常に大きくなるためです。一部の例外(特定のXiaomi端末など)はありますが、バッテリー消費が大きくなります。
Q4. AODのデザインやスタイルを変更できますか?
はい、多くのメーカーでAODのデザインをカスタマイズできます。Samsungでは「Galaxy Themes」から多数のAODデザインをダウンロード可能です。Pixelでは時計のスタイルを変更できます。設定の「壁紙とスタイル」から確認してください。
Q5. AODと通知LEDの違いは何ですか?
通知LEDは小さな光点で通知の有無だけを知らせますが、AODは画面に時刻・通知内容・バッテリー残量などの詳細情報を表示できます。最近のスマートフォンは通知LEDが廃止されAODに置き換わる傾向にあります。
Q6. AODで音楽の再生コントロールは表示できますか?
はい、音楽を再生中はAOD上に楽曲情報(タイトル・アーティスト名)と再生/一時停止コントロールが表示されます。ただし、端末やメーカーによって表示される情報量が異なります。
Q7. AODが急に点滅するようになりました。故障ですか?
AODの点滅は、近接センサーの誤動作やソフトウェアのバグが原因であることが多いです。まず保護フィルムやケースがセンサーを遮っていないか確認し、端末を再起動してみてください。頻繁に発生する場合はメーカーのサポートに相談してください。
Q8. 指紋認証とAODは同時に使えますか?
画面内指紋センサーを搭載した端末では、AOD表示中に指紋アイコンが表示され、そのまま指を置いてロック解除できます。背面指紋センサーの端末でも、AODはそのまま表示されるので問題なく併用できます。
まとめ
Android 16で常時表示ディスプレイ(AOD)が表示されない場合の確認ポイントをまとめます。
| 優先度 | 確認項目 | 対処法 |
|---|---|---|
| 1 | AOD設定がオンか | メーカー別の設定場所を確認 |
| 2 | バッテリーセーバーがオフか | 設定 → バッテリーで確認 |
| 3 | スケジュール設定を確認 | 「常に表示」に変更 |
| 4 | 近接センサーの干渉を確認 | フィルムやケースを確認 |
| 5 | 端末を再起動 | 電源長押し → 再起動 |
| 6 | メーカーサポートに相談 | ハードウェア故障の可能性 |
AODは小さな機能に見えますが、日常的にスマートフォンを手に取る回数を減らし、バッテリーの節約にもつながる便利な機能です。正しく設定すれば、バッテリーへの影響も最小限に抑えられます。
この記事の手順で解決しない場合は、端末メーカーのサポートセンターに直接問い合わせることをおすすめします。ディスプレイや近接センサーのハードウェア不具合の可能性も考えられます。
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