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【2026年最新版】Androidの動画手ブレ補正・撮影設定完全ガイド
Androidスマートフォンの動画撮影機能は急速に進化しています。しかし「動画が手ブレしてしまう」「せっかく撮った動画がガタガタで見づらい」という悩みは多くのユーザーが抱えています。本記事では、手ブレ補正の種類から設定方法、4K・スローモーション撮影のテクニックまで徹底解説します。
- 手ブレ補正の種類(OIS・EIS・AIベース)と違い
- 手ブレ補正の有効化・設定方法
- 4K・スローモーション撮影のコツ
- Pro Videoモードの活用方法
- Google フォトでの動画編集・補正方法

手ブレ補正の種類と仕組みを理解しよう
スマートフォンの手ブレ補正には大きく3種類あります。機種によって搭載している補正方式が異なるため、自分のAndroid端末がどの方式に対応しているかを知っておくと設定を最適化できます。
1. 光学手ブレ補正(OIS: Optical Image Stabilization)
OISはカメラモジュール内のレンズまたはセンサーを物理的に動かして手ブレを打ち消す方式です。ハードウェアレベルで補正するため、暗い環境でも効果が高く、動画・静止画の両方で有効です。
OISの特徴:
- 暗所でも効果的(光学的な補正のためシャッタースピードを落とせる)
- 電力消費が少ない
- 静止画の夜景撮影でも効果あり
- ハードウェアの物理的な限界がある(大きな揺れには対応しきれない)
2. 電子手ブレ補正(EIS: Electronic Image Stabilization)
EISは映像のフレームをソフトウェアで切り取り・移動させることで手ブレを補正する方式です。センサーの外縁部分を捨てて中央部分だけを使うため、わずかに画角が狭くなりますが、OISより大きな揺れにも対応できます。
EISの特徴:
- ソフトウェア処理なので後から強さを調整可能
- 歩行時や走行時などの大きな揺れに対応
- 若干画角が狭くなる(クロップ率が発生)
- 暗所では映像劣化が起こりやすい
3. AIベース手ブレ補正
近年のフラッグシップモデルに搭載されているAIベースの補正は、OISとEISを組み合わせながら、AIが撮影シーンや動きを分析して最適な補正を自動適用します。Google Pixel、Samsung Galaxy S/Z Ultra系、OnePlus Proなどのハイエンドモデルが対応しています。
AIベースの特徴:
- OIS・EISの弱点を補い合う最良の組み合わせ
- 歩行・ランニング・車の窓越しなど多様なシーンに対応
- 処理負荷が高く、バッテリー消費が増える
- 高解像度(4K)では使用できない機能制限がある場合がある
手ブレ補正方式の比較
| 方式 | 処理方法 | 暗所性能 | 大きな揺れ | 画角への影響 |
|---|---|---|---|---|
| OIS | 物理(ハードウェア) | ◎ | △ | なし |
| EIS | ソフトウェア | △ | ○ | 若干狭くなる |
| AIベース | OIS+EIS+AI | ○ | ◎ | 最小限 |
手ブレ補正の設定方法
Androidの手ブレ補正設定は機種・メーカーによって場所が異なりますが、基本的な流れは共通しています。
Samsung Galaxy(Galaxy S / Z / A シリーズ)での設定
- カメラアプリを開く
- 画面右上の設定アイコン(歯車マーク)をタップ
- 「動画安定化」または「Video Stabilization」を探す
- 「標準」「アクティブ」「極限」から選択(機種によって選択肢が異なる)
各モードの特徴:
- 標準: 通常の手持ち撮影向け。画角への影響が最小限
- アクティブ: 歩行・動きながらの撮影向け。EISが強く働く
- 極限(Ultra Stable): スポーツ・激しい動きに対応。最もクロップが大きい
Google Pixel(Pixel 7以降)での設定
- カメラアプリを開く
- 「ビデオ」モードに切り替え
- 画面上部の「安定化」ボタン(波形のアイコン)をタップ
- 「オフ」「標準」「ロック」から選択
Pixelの「ロック」モードは特に効果が高く、歩きながらでも滑らかな映像が撮れます(フレームクロップが最大)。
OPPO / OnePlus での設定
- カメラアプリを開き「ビデオ」に切り替え
- 右上の設定メニューを開く
- 「スタビライゼーション」または「Ultra Steady」を選択

4K動画撮影の設定とコツ
4K動画は解像度が高い分、設定を誤ると期待した品質が出ないことがあります。最適な4K撮影のための設定を解説します。
4K撮影の基本設定
- カメラアプリの設定(歯車マーク)を開く
- 「動画解像度」または「Video Quality」を選択
- 「4K(3840×2160)」を選択する
- フレームレートは「30fps」または「60fps」から選ぶ(動きの多い被写体は60fps推奨)
注意: 4K/60fps撮影中は手ブレ補正が「標準」に制限されるなど、機能の制約が発生する機種があります。特にAIベース補正や極限モードは4K時に使用できない場合があります。
4K撮影時の容量目安
| 解像度・フレームレート | 1分あたりの容量 | 10分動画の容量 |
|---|---|---|
| 1080p / 30fps | 約150MB | 約1.5GB |
| 1080p / 60fps | 約220MB | 約2.2GB |
| 4K / 30fps | 約400MB | 約4GB |
| 4K / 60fps | 約600MB | 約6GB |
| 8K / 30fps(対応機種のみ) | 約1.2GB | 約12GB |
スローモーション撮影
スローモーション動画は通常よりも高いフレームレートで撮影し、再生時に引き伸ばすことで滑らかなスロー映像を実現します。
スローモーション撮影の設定
- カメラアプリで「その他」または「詳細」モードをスワイプして「スロー」または「スローモーション」を選択
- フレームレートを選択:「120fps(4倍スロー)」「240fps(8倍スロー)」「480fps(16倍スロー)」など機種により異なる
- 解像度が自動的に制限される(高フレームレートほど解像度が落ちることが多い)
- 通常通り録画ボタンをタップして撮影
スローモーション撮影のコツ
- 明るい場所で撮影する: 高フレームレートには十分な光量が必要
- 短い時間で決定的瞬間を狙う: スロー動画はファイルが大きくなりやすい
- 被写体の動きを予測する: シャッターチャンスの少し前から録画開始する
- 後から再生速度を調整: Googleフォトなどで任意の区間だけスローにできる
Pro Videoモードの活用
プロ向けのAndraid端末には「Pro Video」「Expert Video」「Movie モード」などの名称で、詳細設定ができる動画撮影モードが搭載されています。
Pro Videoモードで設定できる主なパラメータ
| パラメータ | 説明 | おすすめ設定例 |
|---|---|---|
| ISO感度 | センサーの光感度。高いほど明るくなるがノイズも増える | 屋外: ISO 100〜400 |
| シャッタースピード | 露光時間。遅いほど明るく・動きがブレる | 30fpsなら1/60秒が基本 |
| ホワイトバランス | 色の基準となる光源の色温度を固定 | 屋内: 3000K、屋外日中: 5600K |
| フォーカス | MFで固定フォーカス位置を指定 | 固定位置を撮る場合に活用 |
| 音声ゲイン | マイクの録音レベルを手動調整 | 会話: 中程度(-12dB前後) |
| LOG撮影 | 色編集に適したフラットな映像記録方式(対応機種のみ) | 後からカラーグレーディングを行う場合 |
シャッタースピードの「180度ルール」
映画的な自然なモーションブラーを出すには、フレームレートの2倍のシャッタースピードを設定する「180度ルール」が基本です。
- 30fps撮影 → シャッタースピード 1/60秒
- 60fps撮影 → シャッタースピード 1/120秒
- 24fps撮影 → シャッタースピード 1/48秒(または1/50秒)
Google フォトでの動画編集・補正
撮影後の動画は、Google フォトの編集機能で後から手ブレ補正・明るさ調整・カットなどの編集が可能です。
Google フォトで動画を編集する手順
- Google フォトで動画を開く
- 下部の「編集」ボタン(鉛筆アイコン)をタップ
- 「動画」タブを選択
- 「スタビライズ」をタップして後処理の手ブレ補正を適用
- 明るさ・コントラスト・彩度なども調整可能
- 「保存」をタップして保存(コピーとして保存することを推奨)
Google フォトの動画トリミング
- 動画を開いて「編集」をタップ
- 「トリム」ボタンをタップ
- タイムラインの両端のハンドルをドラッグして範囲を指定
- 「コピーを保存」または「上書き保存」を選択

機種別の手ブレ補正性能比較(2026年現在)
| 機種 | OIS | EIS | AI補正 | 最大解像度 |
|---|---|---|---|---|
| Samsung Galaxy S25 Ultra | ○ | ○ | ○ | 8K / 30fps |
| Google Pixel 9 Pro | ○ | ○ | ○ | 4K / 60fps |
| Xiaomi 14 Ultra | ○ | ○ | ○ | 8K / 30fps |
| OnePlus 13 | ○ | ○ | △ | 4K / 60fps |
| Samsung Galaxy A55 | ○ | ○ | × | 4K / 30fps |
よくある質問(FAQ)
Q1. 手ブレ補正をオンにすると画質が落ちますか?
A. EIS(電子補正)をオンにすると若干クロップが発生するため、広角感が失われます。画質自体(解像感)への影響は最小限ですが、画角が狭くなる分「撮れる範囲」が減ります。OISは物理補正のため画質への影響はほぼゼロです。高画質を優先する場合は三脚を使い、EISをオフにするのが最善策です。
Q2. スローモーション撮影中は音声も録音されますか?
A. 録音はされますが、スロー再生時の音声は引き伸ばされて不自然になります。そのため多くの機種では、スローモーション再生中に音声を自動的にミュートするか、BGMに置き換える処理が行われます。音声が重要な場合は通常モードで撮影することをおすすめします。
Q3. Pro Videoモードと通常の動画モードの違いは何ですか?
A. 通常モードはカメラのAIが自動的にすべての設定を最適化します。Pro VideoモードはISO・シャッタースピード・ホワイトバランスなどを手動でコントロールできます。プロモードは上達すると表現の幅が大きく広がりますが、設定を誤ると逆に品質が落ちることもあるため、まず通常モードで撮影に慣れてから挑戦することをおすすめします。
Q4. 4K動画をWhatsAppやLINEで送ると画質が落ちるのはなぜですか?
A. WhatsAppやLINEなどのメッセージアプリは、送信時に動画を圧縮します。4K動画もほぼ1080p以下に圧縮されてしまいます。元の画質で共有したい場合はGoogleフォト・Googleドライブ・iCloud共有リンク・DropBoxなどのクラウドストレージサービスを使うことをおすすめします。
Q5. 動画撮影中にフォーカスが迷うのを防ぐには?
A. 撮影前に画面の被写体をタップしてフォーカスを固定する(AEロック)か、Pro VideoモードでMFに設定して手動でフォーカス位置を固定する方法が有効です。特に被写体が一定距離にいる場合はMFが最も安定します。
Q6. Google フォトの手ブレ補正(スタビライズ)機能はどのような動画に効きますか?
A. Google フォトのスタビライズは、撮影済み動画に後処理でEIS的な補正を適用します。小〜中程度の手ブレに効果的ですが、激しい手ブレやカメラの急回転には対応しにくいです。効果的なのは「歩きながら撮影した動画」「手持ちで小刻みに揺れた動画」などです。
まとめ
Androidの手ブレ補正と動画撮影設定を理解すると、日常の動画クオリティが格段に向上します。OIS・EIS・AIベース補正それぞれの特性を把握し、撮影シーンに合わせて適切なモードを選ぶことが大切です。
また、4K・スローモーション撮影やPro Videoモードを活用すると表現の幅がさらに広がります。撮影後はGoogle フォトの編集機能で仕上げることで、スマートフォンだけでプロ品質に近い動画が作れるようになります。まずは自分の機種の設定から手ブレ補正をオンにして試してみましょう。
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