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【2026年最新版】PCのメモリ(RAM)の確認方法と増設手順【完全ガイド】

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「最近パソコンの動作が重い…」「アプリを複数開くとフリーズする…」そんな悩みを抱えていませんか?その原因、メモリ(RAM)不足かもしれません。

メモリはパソコンの「作業台」のような存在で、容量が足りないとパソコンの動作が極端に遅くなります。しかし、メモリの確認方法や増設手順がわからず、そのまま我慢して使い続けている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、Windows・Macそれぞれのメモリ確認方法から、メモリの選び方、実際の増設手順まで、初心者の方にもわかりやすく徹底解説します。2026年最新のDDR5メモリ事情にも触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。

メモリの基礎知識

この記事でわかること

  • PCに搭載されているメモリの容量・種類を確認する方法(Windows/Mac)
  • メモリ不足になるとどんな症状が出るのか
  • DDR4とDDR5の違いなど、メモリの基礎知識
  • デスクトップPC・ノートPCそれぞれのメモリ増設手順
  • 自分のPCに合ったメモリの選び方
  • メモリ増設時によくあるトラブルと対処法

メモリ(RAM)とは?基礎知識をわかりやすく解説

メモリの役割

メモリ(RAM:Random Access Memory)は、パソコンが処理を行う際に一時的にデータを保存する場所です。よく「作業台」に例えられます。

たとえば、料理をするとき、作業台が広ければ食材や道具をたくさん並べられてスムーズに作業できます。しかし作業台が狭いと、いちいち棚(=ストレージ)から出し入れしなければならず、効率が悪くなります。パソコンのメモリもまったく同じ仕組みです。

メモリ容量が多いほど、同時に多くのアプリケーションやタブを開いてもスムーズに動作します。逆に容量が足りないと、パソコンはストレージ(HDD/SSD)を仮想メモリとして使い始めるため、動作が極端に遅くなります

メモリとストレージの違い

初心者の方が混同しやすいのが「メモリ」と「ストレージ」の違いです。

項目 メモリ(RAM) ストレージ(HDD/SSD)
役割 一時的な作業領域 長期的なデータ保存
例え 作業台 棚・引き出し
電源を切ると データは消える(揮発性) データは残る(不揮発性)
速度 非常に高速 メモリより遅い
容量の目安 8GB〜64GB 256GB〜数TB

「ストレージが500GBあるから大丈夫」と思っていても、メモリが4GBしかなければ動作は重くなります。メモリとストレージはまったく別の部品であることを覚えておきましょう。

DDR4とDDR5の違い

メモリには世代があり、2026年現在はDDR4DDR5が主流です。DDR5は2021年末頃から登場した新しい規格で、徐々に普及が進んでいます。

項目 DDR4 DDR5
登場時期 2014年 2021年
動作速度(標準) 2133〜3200MHz 4800〜6400MHz以上
電圧 1.2V 1.1V
1モジュールあたりの最大容量 32GB 64GB以上
互換性 DDR4スロット専用 DDR5スロット専用
価格帯(16GB×2枚) 6,000〜10,000円程度 10,000〜18,000円程度

重要なポイント:DDR4とDDR5には互換性がありません。物理的にピン(切り欠きの位置)が異なるため、DDR4スロットにDDR5メモリを挿すことはできません。増設の際は、必ず自分のPCがどちらの規格に対応しているかを確認してください。

メモリの形状:DIMM と SO-DIMM

メモリの形状にも種類があります。

  • DIMM(ディム):デスクトップPC向け。長さ約133mm
  • SO-DIMM(エスオーディム):ノートPC向け。長さ約67mm(DIMMの約半分)

購入時に形状を間違えると取り付けできないため、デスクトップPCなら「DIMM」、ノートPCなら「SO-DIMM」を選びましょう。

PCのメモリ使用量・搭載量を確認する方法

Windowsでの確認方法

方法1:タスクマネージャーで確認する(推奨)

もっとも簡単で、現在のメモリ使用状況もリアルタイムで確認できる方法です。

  1. キーボードの Ctrl + Shift + Esc を同時に押す(タスクマネージャーが開きます)
  2. タスクマネージャーが簡易表示の場合は、左下の「詳細」をクリックする
  3. 上部のタブから「パフォーマンス」をクリックする
  4. 左側のメニューから「メモリ」を選択する

ここで以下の情報が確認できます。

  • 搭載メモリ容量:右上に「16.0 GB」などと表示される
  • 使用中のメモリ:グラフで現在の使用量がリアルタイム表示される
  • 速度:メモリの動作クロック(例:3200 MHz)
  • スロットの使用状況:「スロットの使用: 2/4」のように表示される(2スロット使用中、4スロット搭載)
  • フォームファクター:DIMMかSO-DIMMか

特に「スロットの使用状況」は増設の際に重要な情報です。空きスロットがあればメモリを追加するだけで増設できますが、空きがない場合は既存のメモリを取り外して大容量のものに交換する必要があります。

確認方法と不足判断

方法2:システム情報で確認する

  1. キーボードの Windowsキー + R を同時に押す
  2. 「ファイル名を指定して実行」ダイアログに msinfo32 と入力してEnterを押す
  3. 「システム情報」ウィンドウが開く
  4. 右側の一覧から「インストール済みの物理メモリ(RAM)」の項目を確認する

方法3:設定アプリで確認する(Windows 11)

  1. スタートボタンを右クリックし、「システム」を選択する
  2. 「デバイスの仕様」セクションに「実装RAM」が表示される

方法4:コマンドプロンプトで確認する

より詳細な情報を知りたい場合は、コマンドプロンプトを使う方法もあります。

  1. スタートメニューで「cmd」と検索し、「コマンドプロンプト」を開く
  2. 以下のコマンドを入力してEnterを押す
wmic memorychip get Capacity, Speed, Manufacturer, PartNumber

このコマンドを実行すると、各メモリモジュールの容量(バイト単位)・速度・メーカー名・型番が表示されます。Capacityの数値を1073741824で割ると、GB単位の容量がわかります。

Macでの確認方法

方法1:「このMacについて」で確認する

  1. 画面左上のAppleメニュー(リンゴマーク)をクリックする
  2. 「このMacについて」を選択する
  3. 表示されたウィンドウに「メモリ」の項目がある(例:16 GB)

※ macOS Ventura以降では「このMacについて」→「詳細情報」をクリックすると、より詳しいスペック情報が表示されます。

方法2:アクティビティモニタで使用量を確認する

  1. Finderを開く
  2. アプリケーション → ユーティリティ → アクティビティモニタを開く
  3. 上部のタブから「メモリ」を選択する
  4. 画面下部に「メモリ使用量」「キャッシュされたファイル」「使用済みスワップ」などが表示される

「メモリプレッシャー」のグラフが緑色なら正常黄色は注意赤色はメモリ不足の状態です。頻繁に黄色や赤色になる場合は、メモリの増設を検討しましょう。

注意:Apple Silicon(M1/M2/M3/M4)搭載Macはメモリがチップに統合されているため、購入後のメモリ増設はできません。購入時に必要な容量を選ぶことが重要です。Intel Macの一部モデルでは増設可能ですが、対応モデルは限られています。

方法3:ターミナルで確認する

  1. アプリケーション → ユーティリティ → ターミナルを開く
  2. 以下のコマンドを入力してEnterを押す
sysctl -n hw.memsize | awk '{print $0/1073741824 " GB"}'

搭載メモリの合計容量がGB単位で表示されます。

メモリ不足になるとどうなる?主な症状

メモリが不足すると、パソコンにさまざまな不具合が現れます。以下の症状に心当たりがある場合は、メモリ不足を疑いましょう。

症状 詳細
動作が全体的に重い アプリの起動、ファイルの保存、ウィンドウの切り替えなど、あらゆる操作が遅くなる
ブラウザのタブを開くと固まる Chrome、Edge、Firefoxなどでタブを10〜20個開くとフリーズする
アプリが突然落ちる ExcelやPhotoshopなど、メモリを多く使うアプリがクラッシュする
「メモリが不足しています」と表示される Windowsの警告メッセージが画面右下に出る
HDDアクセスランプが常時点灯 仮想メモリ(ページファイル)を頻繁に使っているサイン
動画編集やゲームがカクつく 処理に必要なメモリが足りず、フレームレートが大幅に低下する
PCの起動に時間がかかる スタートアッププログラムに対してメモリが不足している場合に発生

メモリ容量の目安:用途別の推奨容量

用途 推奨容量 補足
ネット閲覧・メール・文書作成 8GB 最低限の容量。ブラウザのタブは10個程度まで
オフィスワーク(Excel・PowerPoint) 16GB 複数のOfficeアプリを同時に使うなら16GBが安心
写真編集(Lightroom・Photoshop) 16〜32GB RAW現像やレイヤーを多用する場合は32GB推奨
動画編集(Premiere Pro・DaVinci Resolve) 32〜64GB 4K編集なら32GB以上が快適。8K編集なら64GB
PCゲーム 16〜32GB 最新ゲームは16GB必須。配信しながらなら32GB
プログラミング・開発 16〜32GB 仮想環境やDockerを使うなら32GBが快適
AI・機械学習 32〜128GB 大規模モデルの学習にはGPUメモリ(VRAM)も重要

2026年現在、一般的な用途であれば16GBが標準と考えてよいでしょう。8GBではブラウザのタブを多く開いただけで不足気味になることがあります。少しでも快適に使いたいなら、16GB以上を目安にしてください。

メモリ増設の前に確認すべきこと

メモリ増設を始める前に、以下の5つのポイントを必ず確認してください。確認を怠ると、せっかく買ったメモリが使えないといったトラブルにつながります。

1. PCがメモリ増設に対応しているか

すべてのパソコンでメモリ増設ができるわけではありません。以下のようなPCは増設できない場合があります。

  • Apple Silicon搭載Mac(M1/M2/M3/M4):メモリがSoC(チップ)に統合されており、物理的に増設不可
  • 一部の薄型ノートPC:メモリがマザーボードに直接はんだ付け(オンボード)されている
  • タブレットPC:Surface Proシリーズなど、分解が極めて困難なモデル

お使いのPCの型番で「○○ メモリ増設」と検索して、対応しているか事前に確認しましょう。

2. 最大搭載メモリ容量

PCのマザーボードやCPUには、サポートできるメモリの最大容量が決まっています。たとえば、最大16GBまでしか対応していないPCに32GBのメモリを挿しても認識されません。

PCメーカーの公式サイトやマニュアルで「最大メモリ容量」を確認してください。

3. メモリスロットの空き数

前述のタスクマネージャー(Windows)やシステム情報で確認できます。空きスロットがあれば「追加」、空きがなければ「交換」になります。

4. メモリの規格(DDR4かDDR5か)

DDR4とDDR5は互換性がないため、間違えると物理的に挿さりません。タスクマネージャーの「パフォーマンス」→「メモリ」画面で確認できます。

5. メモリの速度(クロック周波数)

同じDDR4でも、2133MHz・2400MHz・2666MHz・3200MHzなど速度が異なります。既存メモリと異なる速度のメモリを混在させると、遅い方の速度に合わせて動作します。可能であれば同じ速度のメモリを選びましょう。

メモリの選び方

デュアルチャネルで性能アップ

メモリには「デュアルチャネル」という仕組みがあります。これは、同じ容量・同じ速度のメモリを2枚組み合わせることで、データ転送の帯域幅が2倍になる技術です。

たとえば16GBのメモリが欲しい場合、以下の2つの選択肢があります。

構成 合計容量 デュアルチャネル 推奨度
8GB × 2枚 16GB 有効 ★★★★★(強く推奨)
16GB × 1枚 16GB 無効(シングルチャネル) ★★★(将来の増設余地はある)

基本的には同容量のメモリ2枚組(デュアルチャネル構成)がおすすめです。特にゲームや動画編集では、デュアルチャネルとシングルチャネルで体感できるほどの差が出ることがあります。

メモリメーカーの選び方

メモリは信頼性の高いメーカーの製品を選びましょう。2026年現在、人気のあるメモリメーカーは以下のとおりです。

メーカー 特徴
Crucial(クルーシャル) Micron社のブランド。互換性検索ツールが便利。コスパ良好
CORSAIR(コルセア) ゲーミング向けに強い。ヒートシンク付きモデルが人気
G.Skill(ジースキル) 高クロックメモリに強い。オーバークロッカーに人気
Kingston(キングストン) 長い歴史を持つ老舗。安定性に定評あり
Samsung(サムスン) メモリチップの世界最大手。OEM向け(PCに最初から入っている)が多い
CFD販売 日本国内で入手しやすい。永久保証モデルあり

初めてメモリを購入する方にはCrucialがおすすめです。公式サイトの「Crucial System Scanner」を使えば、自分のPCに対応するメモリを自動で調べてくれます。

増設の手順と注意点

メモリ増設の手順【デスクトップPC編】

ここからは、実際のメモリ増設手順を解説します。まずはデスクトップPCの場合です。

用意するもの

  • 新しいメモリ(対応規格を確認済みのもの)
  • プラスドライバー(PCケースの開閉に使用)
  • 静電気防止手袋(あれば安心。なくてもOK)

手順1:PCの電源を切り、コンセントを抜く

必ず電源を完全にオフにし、電源ケーブルをコンセントから抜いてください。電源が入ったままメモリを触ると、感電やパーツの故障につながります。電源を切った後、10秒ほど待ってから作業を始めましょう。

手順2:静電気を除去する

メモリは静電気に弱い精密部品です。作業前に金属製の水道蛇口やドアノブなどを触って、体の静電気を放電してください。静電気防止手袋があればベストです。冬場は特に注意が必要です。

手順3:PCケースを開ける

PCケースの側面パネル(通常は向かって左側)のネジを外し、パネルをスライドさせて開けます。ケースの構造はメーカーによって異なるため、わからない場合はPCの型番でマニュアルを検索してください。

手順4:メモリスロットの位置を確認する

マザーボード上にメモリスロットがあります。通常、CPUの右側付近に縦に並んでいます。スロットの両端(または片端)にはメモリを固定するためのラッチ(レバー)があります。

デュアルチャネルでの挿す位置に注意:4スロットあるマザーボードの場合、1番目と3番目(または2番目と4番目)に挿すのが正しい構成です。マザーボードのマニュアルに推奨スロットが記載されているので、必ず確認してください。色分けされている場合は、同じ色のスロットにペアで挿すのが基本です。

手順5:既存メモリを取り外す(交換の場合)

交換の場合は、スロット両端のラッチを外側に押し開くと、メモリが少し浮き上がります。そのまままっすぐ上に引き抜いてください。

手順6:新しいメモリを挿入する

  1. メモリの切り欠き(ノッチ)の位置を確認する。スロットの突起と位置が合うようにメモリの向きを合わせる
  2. メモリをスロットの上に正しい向きでセットする
  3. メモリの両端を均等に、まっすぐ下に押し込む
  4. 「カチッ」と音がして、ラッチが自動的に閉じれば正しく挿入できている

ポイント:メモリはかなりしっかり押し込む必要があります。「壊れそう…」と思うかもしれませんが、正しい向きであれば力を入れても問題ありません。逆に、中途半端な挿し込みは認識不良の原因になります。

手順7:PCケースを閉じて動作確認

  1. ケースの側面パネルを元通りに取り付ける
  2. 電源ケーブルを接続し、PCの電源を入れる
  3. 正常に起動したら、タスクマネージャーでメモリ容量を確認する

メモリ増設の手順【ノートPC編】

ノートPCのメモリ増設は、デスクトップPCよりも少し注意が必要です。

用意するもの

  • 新しいメモリ(SO-DIMM規格を確認済みのもの)
  • 精密プラスドライバー(小さなネジに対応するもの)
  • プラスチック製のヘラ(オープナー)があると便利
  • 静電気防止手袋(推奨)

手順1:ノートPCの電源を切り、バッテリーを外す

電源をオフにし、充電ケーブルを抜きます。バッテリーが取り外し可能な場合は必ず外してください。内蔵バッテリーの場合は、メーカーのマニュアルにバッテリー切断手順が記載されていることがあるので確認しましょう。

手順2:裏面のカバーを外す

ノートPCを裏返し、底面のネジをすべて外します。機種によっては、メモリスロット専用の小さなカバーがある場合もあります(最近のモデルでは底面全体を外すタイプが多い)。

ネジを外したら、プラスチック製のヘラを使って慎重にカバーを外します。力任せにこじ開けるとツメが折れることがあるので、ゆっくり丁寧に作業してください。

手順3:メモリスロットの位置を確認する

裏面カバーを外すと、マザーボードが見えます。メモリスロットは通常、金属のカバーやシールドで覆われている場合もあります。メモリモジュールは斜めに挿さっている状態になっています。

手順4:既存メモリを取り外す(交換の場合)

  1. メモリの両側にある金属のクリップを左右に広げる
  2. メモリが斜め約30度に持ち上がる
  3. その角度のままメモリをスライドさせて引き抜く

手順5:新しいメモリを挿入する

  1. メモリの切り欠き(ノッチ)の位置を確認し、スロットの突起と合わせる
  2. 約30度の角度でスロットにメモリを差し込む
  3. 奥まで差し込んだら、メモリを下に向かってパチンと押し倒す
  4. 両側のクリップが「カチッ」とメモリを固定すれば完了

手順6:カバーを閉じて動作確認

  1. 底面カバーを元通りに取り付け、すべてのネジを締める
  2. バッテリーを取り付け(外した場合)、充電ケーブルを接続する
  3. PCを起動し、メモリ容量が正しく増えていることを確認する

メモリ増設後に確認すべきこと

BIOS(UEFI)でメモリが認識されているか確認

PCの起動時にF2キー(またはDelキー)を連打するとBIOS画面に入れます。ここでメモリの容量が正しく表示されていれば、ハードウェアレベルで正常に認識されています。

Windowsのメモリ診断を実行する

メモリに初期不良がないか確認するため、Windowsに標準搭載されている「Windowsメモリ診断」を実行しましょう。

  1. スタートメニューで「Windowsメモリ診断」と検索する
  2. 「今すぐ再起動して問題の有無を確認する」をクリックする
  3. PCが自動的に再起動し、メモリ診断が実行される(数分〜十数分かかります)
  4. 診断が完了するとWindowsが起動し、結果が通知される

問題が検出された場合は、メモリの差し直しを試すか、初期不良としてメーカーに問い合わせてください。

メモリを増設せずに動作を改善する方法

「メモリの増設はハードルが高い…」という方のために、ソフトウェア側でメモリ使用量を節約する方法も紹介します。

1. 不要なスタートアッププログラムを無効にする

  1. タスクマネージャー(Ctrl + Shift + Esc)を開く
  2. 「スタートアップ」タブを選択する
  3. 不要なプログラムを右クリック →「無効化」

起動時に自動で立ち上がるプログラムを減らすことで、メモリの消費量を抑えられます。

2. ブラウザのタブを整理する

Google Chromeはタブ1つあたり50MB〜300MB以上のメモリを使用します。20〜30タブ開くと、それだけで数GBのメモリを消費します。

  • 使っていないタブはこまめに閉じる
  • Chromeの「メモリセーバー」機能を有効にする(設定 → パフォーマンス → メモリセーバー)
  • タブ管理拡張機能を活用する

3. 仮想メモリ(ページファイル)を最適化する

Windowsでは、物理メモリが不足したときにストレージの一部を仮想メモリとして使います。SSD搭載PCであれば、仮想メモリのサイズを適切に設定することで多少の改善が見込めます。

  1. 「システムの詳細設定」を開く
  2. 「パフォーマンス」セクションの「設定」をクリック
  3. 「詳細設定」タブ →「仮想メモリ」の「変更」をクリック
  4. 「すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する」のチェックを外す
  5. SSDドライブを選択し、「カスタム サイズ」で初期サイズと最大サイズを設定する(物理メモリの1.5〜2倍が目安)

4. 軽量なアプリケーションに切り替える

重いアプリ 軽量な代替アプリ 節約できるメモリ目安
Google Chrome Microsoft Edge、Firefox 200〜500MB
Adobe Photoshop GIMP、Photopea 500MB〜1GB
Microsoft Teams Slack(Web版) 200〜400MB
Spotify(デスクトップ版) Spotify(Web版) 100〜200MB

よくある質問(FAQ)

Q1. メモリは何枚まで挿せますか?

PCのマザーボードに搭載されているメモリスロットの数によります。一般的なデスクトップPCは2〜4スロット、ノートPCは1〜2スロットです。タスクマネージャーの「パフォーマンス」→「メモリ」画面で「スロットの使用」を確認できます。

Q2. 異なるメーカーのメモリを混ぜても大丈夫ですか?

規格(DDR4/DDR5)と速度が同じであれば、異なるメーカーのメモリを混在させても基本的に動作します。ただし、まれに相性問題が発生することがあるため、同じメーカー・同じ型番の2枚組セットを購入するのが最も安全です。

Q3. メモリ容量を間違えて購入してしまいました。挿しても動きますか?

PCの最大対応容量を超えるメモリを挿した場合、認識されない、または一部の容量しか使えないことがあります。購入前に必ず対応容量を確認してください。なお、DDR4とDDR5を間違えた場合は物理的に挿さりませんので、スロットやメモリを壊さないでください。

Q4. メモリを増設したのに速度が変わりません。なぜですか?

考えられる原因は以下のとおりです。

  • そもそもメモリがボトルネックではなかった:CPUやストレージ(HDD)が遅い場合は、メモリを増設しても改善しない
  • デュアルチャネルが有効になっていない:メモリを間違ったスロットに挿している可能性がある
  • BIOS設定でメモリクロックが低く設定されている:BIOSでXMPプロファイルを有効にする

Q5. XMP(Extreme Memory Profile)とは何ですか?有効にすべきですか?

XMPは、メモリメーカーが設定した高速動作用のプロファイルです。たとえばDDR5-6000MHzのメモリを購入しても、XMPを有効にしないと4800MHzなどの低い速度で動作します。ゲーミングPCや高性能を求めるPCでは、XMPの有効化がおすすめです。BIOS画面から設定できます。

Q6. メモリ増設後にPCが起動しなくなりました。どうすれば?

以下の手順で対処してください。

  1. 電源を切り、メモリを一度取り外して挿し直す(接触不良の可能性)
  2. 新しいメモリだけを挿して起動を試す(既存メモリとの相性問題の可能性)
  3. 元のメモリだけに戻して起動を確認する(新しいメモリの初期不良の可能性)
  4. CMOSクリア(BIOS設定の初期化)を試す

それでも解決しない場合は、メモリの初期不良が考えられるため、販売店やメーカーに問い合わせてください。

Q7. ノートPCでメモリがオンボード(はんだ付け)か確認する方法は?

PCの型番で「○○ メモリ 増設」「○○ メモリ 交換」と検索するのが確実です。メーカーの公式サイトやスペック表に「オンボードメモリ」「メモリ交換不可」と記載がある場合は増設できません。Crucialの公式サイトでPC型番を入力すると、対応メモリの有無も確認できます。

Q8. ECC(Error Correcting Code)メモリとは何ですか?一般ユーザーに必要ですか?

ECCメモリは、メモリ内のデータエラーを自動的に検出・修正する機能を持つメモリです。サーバーやワークステーション向けで、一般的な家庭用PCには不要です。通常のPCはECCメモリに対応していないことが多く、挿しても動作しない場合があるため注意してください。

Q9. メモリ増設にかかる費用はどのくらいですか?

2026年現在の目安は以下のとおりです。

構成 価格帯の目安
DDR4 8GB × 2枚(16GB) 4,000〜7,000円
DDR4 16GB × 2枚(32GB) 8,000〜13,000円
DDR5 16GB × 2枚(32GB) 12,000〜20,000円
DDR5 32GB × 2枚(64GB) 25,000〜40,000円

PCショップに増設作業を依頼する場合は、別途作業工賃(3,000〜5,000円程度)がかかります。

Q10. メモリ増設は自分でやっても保証は大丈夫ですか?

メーカーや購入店によって対応が異なります。一般的に、メモリスロットが用意されているPCであれば、メモリ増設は「ユーザーが行える作業」として保証対象内とされていることが多いです。ただし、増設作業中にマザーボードなどを破損した場合は保証対象外になるため、慎重に作業しましょう。心配な場合はメーカーや販売店に事前に確認してください。

まとめ

この記事では、PCのメモリ(RAM)の確認方法と増設手順について、初心者の方にもわかりやすく解説しました。

ポイントのおさらい:

  • メモリはPCの「作業台」。容量が多いほど快適に使える
  • Windowsはタスクマネージャー、Macは「このMacについて」で容量を確認できる
  • 2026年現在、一般用途なら16GB、クリエイティブ用途なら32GB以上が目安
  • 増設前に必ずDDR4かDDR5か空きスロット数最大対応容量を確認する
  • デュアルチャネル構成(同容量2枚組)が性能的にベスト
  • 作業は静電気対策を忘れずに。「カチッ」と音がするまでしっかり挿し込む
  • Apple Silicon搭載Macは増設不可。購入時に十分な容量を選ぶこと

メモリの増設は、PCのパフォーマンスを改善する方法の中でももっともコストパフォーマンスが高いカスタマイズです。作業自体は10〜15分程度で完了するシンプルなもので、初心者でも十分にチャレンジできます。

この記事を参考にして、快適なPC環境を手に入れてください!

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