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【2026年最新版】ExcelのIMAGE関数の使い方(URLから画像をセルに挿入)【完全ガイド】

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【2026年最新版】ExcelのIMAGE関数の使い方(URLから画像をセルに挿入)【完全ガイド】

「ExcelのセルにURLを入力するだけで画像を表示したい」「IMAGE関数を使ってみたいけど、やり方がわからない」――そんな悩みを抱えていませんか?

Microsoft Excelには IMAGE関数 という便利な機能があります。この関数を使えば、WebサイトのURLを指定するだけで、セルの中に画像を直接表示できます。製品カタログ・社員名簿・在庫管理表など、さまざまなシーンで活躍します。

この記事では、IMAGE関数の基本的な使い方から応用テクニック、よくあるエラーへの対処法まで、初心者にもわかりやすく徹底解説します。

IMAGE関数の基本構文
この記事でわかること
  • IMAGE関数の基本構文と引数の意味
  • URLを使って画像をセルに挿入する手順(ステップバイステップ)
  • サイズ・フィット・代替テキストの設定方法
  • VLOOKUP・INDEX/MATCHと組み合わせた動的画像表示
  • よくあるエラー(#VALUE!・#CONNECT! など)の原因と解決策
  • IMAGE関数が使えないバージョンへの代替手段

1. IMAGE関数とは?概要と特徴

1-1. IMAGE関数の概要

IMAGE関数は Microsoft 365(サブスクリプション版Excel) および Excel 2021以降 の一部バージョンで利用できる比較的新しい関数です。2022年末ごろに一般提供が開始され、2026年現在は多くのMicrosoft 365ユーザーが利用できる状態になっています。

従来、Excelで画像をセルに関連付けるには「セルの上に画像オブジェクトを浮かせて配置する」という方法しかありませんでした。この方法は行の追加・削除で画像がずれる、ソートで画像が追従しないなど多くの不便がありました。

IMAGE関数を使えば、画像がセルの値として扱われるため、ソートやフィルタにも完全対応します。さらに、VLOOKUP や IF などの他の関数と組み合わせることも可能です。

1-2. IMAGE関数でできること・できないこと

項目 できる / できない 備考
URLから画像を表示 ✅ できる HTTPS必須
ローカルファイルから画像を表示 ❌ できない Web上のURLのみ対応
ソート・フィルタで画像が追従 ✅ できる セルの値として扱われるため
他の関数と組み合わせ ✅ できる VLOOKUP・IFなど
印刷時に画像を出力 ✅ できる インターネット接続が必要
画像の回転・エフェクト ❌ できない 表示のみ
オフライン環境での表示 ❌ できない インターネット接続が必要

1-3. 対応バージョンを確認しよう

IMAGE関数が使えるバージョンは以下の通りです。

バージョン IMAGE関数 備考
Microsoft 365(Personal / Family / Business) ✅ 利用可 最新チャンネルで提供済み
Excel 2024 ✅ 利用可
Excel 2021 ⚠️ 一部対応 更新状況によって異なる
Excel 2019 以前 ❌ 非対応 代替手段を使う
Excel for Web(ブラウザ版) ✅ 利用可 OneDrive経由
Mac版 Excel(Microsoft 365) ✅ 利用可 最新版に更新が必要

バージョンを確認するには、Excelを開いて ファイル → アカウント → Excel のバージョン情報 から確認できます。


2. IMAGE関数の基本構文

2-1. 構文の全体像

IMAGE関数の構文は以下の通りです。

=IMAGE(source, [alt_text], [sizing], [height], [width])

2-2. 各引数の詳細

引数 必須 / 任意 説明
source 必須 画像のURL(HTTPS形式の文字列)
alt_text 任意 画像が表示できない場合に表示するテキスト(アクセシビリティ用)
sizing 任意 画像のサイズ指定モード(0〜3の数値)
height 任意 画像の高さをピクセルで指定(sizingが3の場合に使用)
width 任意 画像の幅をピクセルで指定(sizingが3の場合に使用)

2-3. sizingパラメーターの意味

sizing 引数には 0〜3 の値を指定します。それぞれの動作を理解しておきましょう。

動作 用途
0(省略時のデフォルト) セルに合わせて縦横比を維持したままフィット 最もよく使われる。商品画像など
1 セルいっぱいに引き伸ばす(縦横比を無視) 背景・バナー的な使い方
2 元の画像サイズのまま表示(セルをはみ出す場合あり) 元サイズを確認したいとき
3 height と width で指定したサイズで表示 サイズを正確に指定したいとき

3. IMAGE関数の基本的な使い方(ステップバイステップ)

画像サイズの調整方法

ステップ1: Excelファイルを開いてセルを選択する

まず、画像を表示したいセル(例: B2)をクリックして選択します。行の高さが小さいと画像がほとんど見えないため、あらかじめ行の高さを80〜120px程度に広げておくとよいでしょう。

行の高さを変更する方法:

  1. 行番号(数字が並んでいる部分)を右クリックする
  2. 「行の高さ」をクリックする
  3. 「100」と入力して「OK」をクリックする

ステップ2: IMAGE関数を入力する

選択したセル(例: B2)に以下の数式を入力します。

=IMAGE("https://example.com/product.jpg")

URLは 必ずダブルクォーテーション(” “)で囲むことを忘れないでください。入力後、Enterキーを押すと画像が表示されます。

⚠️ 注意: URLは https:// から始まるものを使ってください。http://(非暗号化)のURLはセキュリティ上の理由でExcelがブロックする場合があります。

ステップ3: 代替テキストを設定する(推奨)

第2引数に代替テキストを指定しておくと、画像が読み込めない場合でもセルに説明が表示されます。

=IMAGE("https://example.com/product.jpg", "商品Aの画像")

ステップ4: sizingオプションで表示方法を調整する

第3引数でサイズの表示方法を変えてみましょう。

=IMAGE("https://example.com/product.jpg", "商品Aの画像", 0)

最もよく使われるのは 0(縦横比を維持してセルにフィット)です。省略した場合も 0 と同じ動作をします。

ステップ5: サイズを数値で指定する(sizing=3)

高さ150px・幅200pxで表示する場合は以下のように指定します。

=IMAGE("https://example.com/product.jpg", "商品Aの画像", 3, 150, 200)

4. 実際に使えるサンプル数式集

4-1. シンプルな基本形

=IMAGE("https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/47/PNG_transparency_demonstration_1.png")

Wikimedia CommonsなどのHTTPS画像URLであれば、そのまま試すことができます。

4-2. 別セルのURLを参照する

URLをA列に入力しておき、B列のIMAGE関数でそのURLを参照する形が最もよく使われます。

=IMAGE(A2)

A2セルに画像のURLが入力されている前提です。このようにセル参照を使うと、URLを変えるだけで表示される画像を切り替えられます。

4-3. IF関数と組み合わせる(条件によって画像を切り替え)

=IMAGE(IF(C2="在庫あり","https://example.com/ok.png","https://example.com/ng.png"), "在庫状況")

C2セルの値に応じて異なる画像(OKアイコン・NGアイコン)を表示します。在庫管理表やタスク管理表などで役立ちます。

4-4. VLOOKUP・XLOOKUP と組み合わせる(動的画像表示)

商品コードを入力すると対応する商品画像が自動で表示される、という応用例です。

=IMAGE(VLOOKUP(F2, A2:C100, 3, FALSE), "商品画像")

F2に商品コードを入力すると、A〜C列のマスタデータから対応するURL(C列)を取得してIMAGE関数に渡します。

=IMAGE(XLOOKUP(F2, A2:A100, C2:C100, ""), "商品画像")

XLOOKUP版も同様の動作です。Microsoft 365 ではXLOOKUPが使えるのでこちらの方が柔軟です。

4-5. IFERROR で画像読み込みエラーを処理する

=IFERROR(IMAGE(A2, "商品画像"), "画像なし")

URLが空だったり、画像の取得に失敗した場合に「画像なし」というテキストを表示します。大量の行がある表で一部URLが欠損している場合に便利です。


5. 実践:商品カタログをIMAGE関数で作る

5-1. 商品カタログの構成例

以下のような表を作ることを目指します。

内容 入力方法
A列 商品コード 手入力
B列 商品名 手入力
C列 画像URL 手入力(HTTPS URLを入力)
D列 商品画像 =IMAGE(C2, B2, 0)
E列 価格 手入力
F列 在庫数 手入力

5-2. 数式の入力手順

  1. A2〜C2に商品コード・商品名・画像URLをそれぞれ入力する
  2. D2に =IMAGE(C2, B2, 0) と入力してEnterを押す
  3. D2に画像が表示されたことを確認する
  4. D2をコピーし、D3以下に貼り付ける(行数に応じて繰り返す)
  5. 行の高さを80〜100px程度に統一する

5-3. 行の高さをまとめて変更する方法

  1. 行番号の「2」をクリックしてから、最後のデータ行番号まで Shift+クリックでまとめて選択する
  2. 選択した行のいずれかで右クリックし「行の高さ」を選択する
  3. 「80」と入力してOKをクリックする

これで全行の高さが揃い、画像が綺麗に表示されるようになります。


6. VLOOKUP × IMAGE の応用例(検索型カタログ)

6-1. どんな仕組みか

商品コードを1つのセルに入力すると、対応する商品名・価格・画像が自動で表示される「商品検索フォーム」をExcel上で作れます。

構成イメージ:

  • シート1(マスタ): A列に商品コード、B列に商品名、C列にURL、D列に価格
  • シート2(検索フォーム): 検索用のセルに数式を入力

6-2. 検索フォームの数式例

// B1に商品コードを入力すると以下が自動表示される

// 商品名(B3に入力)
=IFERROR(VLOOKUP(B1, マスタ!A:D, 2, FALSE), "該当なし")

// 価格(B4に入力)
=IFERROR(VLOOKUP(B1, マスタ!A:D, 4, FALSE), "—")

// 商品画像(B5以降のセルに入力・行高さを拡大しておく)
=IFERROR(IMAGE(VLOOKUP(B1, マスタ!A:D, 3, FALSE), "商品画像", 0), "画像なし")

このように組み合わせることで、商品コードを変えるだけで表示内容が切り替わる動的なカタログが完成します。


7. よくあるエラーと解決方法

実務での活用例

7-1. #VALUE! エラー

原因と解決策:

原因 解決策
URLが http:// (非HTTPS)で始まっている httpsのURLに変更する
URLに不正な文字が含まれている(日本語URLなど) URLをパーセントエンコードされた形式に変換する
sizing引数に0〜3以外の値を指定している 0〜3の整数を指定する
height / width に負の値を指定している 正の整数を指定する

7-2. #CONNECT! エラー(または画像が表示されない)

このエラーはExcelが画像URLへの接続に失敗したときに表示されます。

  • インターネット接続を確認する: オフライン環境では画像を取得できません
  • URLの有効性を確認する: ブラウザでURLを開いて画像が表示されるか確認してください
  • 企業ネットワークのファイアウォール: 会社のネットワークでは外部URLへのアクセスが制限されている場合があります。IT部門に確認してください
  • Excelの外部コンテンツ設定: 「ファイル → オプション → セキュリティセンター → セキュリティセンターの設定 → 外部コンテンツ」で設定を確認してください

7-3. #NAME? エラー

「IMAGE」という関数名を認識できない場合に表示されます。

  • Excelのバージョンが古い(Excel 2019以前)→ 後述の代替手段を使う
  • スペルミス(`IMGE`・`IMAGES` など)→ 正しく `IMAGE` と入力する
  • Excelの更新が当たっていない → 「ファイル → アカウント → 更新オプション → 今すぐ更新」で更新する

7-4. セルに何も表示されない(空白になる)

  • 行の高さが小さすぎる → 行の高さを80px以上に拡大する
  • 列の幅が小さすぎる → 列の幅を拡大する
  • URLが空のセルを参照している → URLが正しく入力されているか確認する

7-5. 印刷すると画像が出力されない

IMAGE関数で表示した画像は、印刷時にもインターネット接続が必要です。

  • 印刷する環境でインターネットに接続されているか確認する
  • ページレイアウト → 印刷プレビューで事前に表示を確認する
  • オフラインでの印刷が必要な場合は、画像を「コピー → 形式を選択して貼り付け → 画像(PNG)」でExcel上に静的画像として保存することを検討する

8. IMAGE関数で使えるURLの種類と注意点

8-1. 使えるURLの種類

種類 使えるか 備考
HTTPS URLの画像ファイル(.jpg / .png / .gif / .webp) ✅ 使える 最も安定
HTTP URL(非暗号化) ❌ 使えない セキュリティポリシーでブロック
ローカルファイルパス(C:\Images\photo.jpg) ❌ 使えない Web URLのみ対応
SharePoint / OneDrive上の画像URL ✅ 使える 組織内共有でよく使われる
Base64エンコードされたデータURI ❌ 使えない URLのみ対応
認証が必要なURL ⚠️ 制限あり Microsoftアカウント認証には対応するが、独自認証は不可

8-2. URLの長さ・特殊文字に注意

URLに日本語などのマルチバイト文字が含まれている場合、そのままでは機能しません。パーセントエンコードされた形式(例: 「画像」→「%E7%94%BB%E5%83%8F」)に変換する必要があります。URLエンコード変換ツールは多数無料で公開されています。

8-3. 画像URLの取得方法

実際に使う画像のURLを取得する方法を確認しましょう。

  1. ブラウザでWebサイトを開く
  2. 目的の画像を右クリックする
  3. 「画像アドレスをコピー」(Chrome)または「画像のURLをコピー」(Firefox)を選択する
  4. コピーしたURLをExcelのセルに貼り付ける

コピーしたURLが https:// から始まっていれば、そのままIMAGE関数で使えます。


9. SharePoint / OneDriveの画像をIMAGE関数で使う

9-1. OneDriveの画像URLを取得する方法

OneDriveに保存した画像をIMAGE関数で使うには、共有URLを取得する必要があります。

  1. OneDrive(ブラウザ版)を開く
  2. 使いたい画像ファイルを右クリックして「共有」を選択する
  3. 「リンクのコピー」をクリックして共有URLを取得する
  4. 取得したURLは https://1drv.ms/... のような短縮形になっているため、IMAGE関数でそのまま使えない場合がある
💡 ポイント: OneDriveの共有リンクは、ExcelがMicrosoftアカウントでサインインした状態で開いている場合に認証が通ります。組織外の人に共有するファイルでは、画像が表示されない可能性があるため、外部公開されているURLを使うことをお勧めします。

9-2. SharePointの画像URLを使う方法

  1. SharePointのドキュメントライブラリを開く
  2. 画像ファイルを右クリックして「詳細の表示」を選択する
  3. 「パスのコピー」でURLを取得する
  4. URL末尾に ?csf=1&web=1 などのパラメーターが付く場合があるため、直接の画像URLかどうか確認する

10. IMAGE関数が使えない場合の代替手段

10-1. 代替手段の比較

方法 対応バージョン ソート追従 難易度
IMAGE関数 Microsoft 365 / 2024 ✅ 完全対応 ★☆☆(簡単)
挿入 → 画像オブジェクト 全バージョン ❌ 追従しない ★☆☆(簡単)
VBA マクロ 全バージョン ⚠️ 要設定 ★★★(難しい)
セルの「背景色・フォント」に代替テキスト 全バージョン ✅ 対応 ★☆☆(簡単)
Excel for Web(ブラウザ)を使う Microsoft 365 必要 ✅ 完全対応 ★☆☆(簡単)

10-2. 画像オブジェクトをセルに結び付ける方法(旧来の方法)

Excel 2019以前の方はこの方法が現実的です。

  1. 「挿入 → 画像 → このデバイス」から画像を挿入する
  2. 画像を右クリックして「サイズとプロパティ」を選択する
  3. 「プロパティ」タブで「セルに合わせて移動やサイズ変更をする」を選択する

ただし、行の追加・削除には追従しますが、ソートには追従しません。完全な代替にはなりません。

10-3. Excelを最新バージョンに更新する

Microsoft 365を契約しているのにIMAGE関数が使えない場合は、Excelの更新が当たっていない可能性があります。

  1. Excelを開き「ファイル」タブをクリックする
  2. 「アカウント」を選択する
  3. 「更新オプション」→「今すぐ更新」をクリックする
  4. 更新が完了したら、Excelを再起動してIMAGE関数を試す

11. IMAGE関数の活用アイデア集

11-1. 社員名簿・組織図

社員番号と顔写真URLのマスタを作り、IMAGE関数で写真を表示する社員名簿が作れます。顔写真はSharePointまたは社内サーバーのHTTPS URLを使います。

11-2. 製品在庫管理表

各商品に対応する画像URLを在庫テーブルに持たせ、IMAGE関数で画像を表示します。在庫数に応じてIF関数でステータスアイコン(緑の丸・赤のバツなど)を切り替えることも可能です。

11-3. 旅行・イベントの写真アルバム

A列に日付・B列に場所・C列に写真URL・D列にIMAGE関数という構成で、旅行記録や行事記録のアルバム表が作れます。

11-4. 条件付き書式との組み合わせ

IMAGE関数自体は条件付き書式に対応していませんが、IMAGE関数の入ったセルに対してセルの背景色を条件付き書式で変更することは可能です。画像の外枠を色で目立たせるなどの視覚的な工夫に使えます。

11-5. QRコードをセルに表示する

Google Chart APIなどを使ってQRコード画像のURLを生成し、IMAGE関数で表示する応用もあります。

// A2にURLが入力されている場合
=IMAGE("https://chart.googleapis.com/chart?cht=qr&chs=150x150&chl="&ENCODEURL(A2))

ENCODEURL関数でURLをエンコードしてQRコード生成APIに渡すことで、セル内にQRコードを動的生成できます。


12. パフォーマンスと注意事項

12-1. 大量のIMAGE関数はパフォーマンスに影響する

IMAGE関数はセルが表示されるたびにURLから画像を取得するため、行数が多い表では動作が重くなる場合があります。

  • 100行程度なら通常問題なし
  • 500行以上になる場合は、スクロール時の再描画が遅くなる場合がある
  • 表示が必要な行だけを表示するフィルターを活用する
  • ファイルを閉じると画像キャッシュがクリアされ、再度開いた際にすべての画像を再取得する

12-2. ファイルを他者に共有する際の注意

IMAGE関数を含むExcelファイルを他の人と共有する場合、以下の点に注意してください。

  • 受け取った側も Microsoft 365 またはExcel 2024 を使っている必要があります
  • 古いバージョンのExcelでは数式がそのままテキストとして表示されます
  • 受け取った側のExcelがインターネット接続できる環境で使う必要があります
  • URLが外部公開されていない社内限定URLの場合、受け取った側が異なるネットワークにいると画像が表示されません

12-3. セキュリティとプライバシー

IMAGE関数でURLを参照すると、そのURLが示すサーバーにリクエストが送られます。機密情報を含む画像URLの場合、以下の点に注意してください。

  • 外部公開されているURLを使う場合、ファイルを共有された全員がその画像にアクセスできる
  • URLに認証トークンが含まれている場合は特に注意が必要
  • 社内情報を含む画像は、アクセス制御されたSharePoint / OneDriveのURLを使うことを推奨

FAQ(よくある質問)

Q1. IMAGE関数はExcel 2019で使えますか?

A. 残念ながら、Excel 2019ではIMAGE関数は利用できません。IMAGE関数はMicrosoft 365(サブスクリプション版)またはExcel 2024以降が必要です。Excel 2019をお使いの方は、代替手段として「挿入 → 画像」で画像を挿入してセルに合わせて移動する方法をご利用ください。

Q2. ローカルに保存した画像ファイルをIMAGE関数で表示できますか?

A. できません。IMAGE関数はWeb上のHTTPS URLにのみ対応しています。ローカルファイルを使いたい場合は、画像をOneDriveやSharePointにアップロードしてからURLを取得して使うか、従来の「挿入 → 画像」機能を使ってください。

Q3. IMAGE関数でGIFアニメーションは表示できますか?

A. GIFファイルのURLを指定することは可能ですが、Excel内ではアニメーションは再生されず、静止画(最初のフレーム)として表示されます。

Q4. 画像を印刷したいのですが、画像が印刷されません。

A. IMAGE関数は印刷時にもインターネットへの接続が必要です。オフライン環境では印刷に画像が出力されません。印刷前にインターネットへの接続を確認してください。また、印刷プレビューで事前に画像が表示されているか確認することをお勧めします。

Q5. IMAGE関数で表示した画像をコピーして別のソフトウェアに貼り付けられますか?

A. IMAGE関数のセルを右クリックして「コピー」し、別のアプリに「形式を選択して貼り付け → 画像(PNG)」で貼り付けると画像として取り出すことができます。ただし、動的に変化する関数の性質上、コピー時点の画像が静的に取り出されます。

Q6. #BLOCKED! エラーが出ます。どうすればよいですか?

A. このエラーはExcelのセキュリティ設定により、外部URLへのアクセスがブロックされている場合に表示されます。「ファイル → オプション → セキュリティセンター → セキュリティセンターの設定 → 外部コンテンツ」の設定を確認してください。また、企業のネットワーク環境でポリシーによりブロックされている場合は、IT管理者に確認してください。

Q7. 複数の画像を一度に表示するにはどうすればよいですか?

A. IMAGE関数を複数のセルにそれぞれ入力することで、複数の画像を表示できます。D2、D3、D4…と各セルにIMAGE関数を入力するか、D2に数式を入力してD3以下にコピー&ペーストするとよいでしょう。IMAGE関数は配列として複数セルに一度に展開する機能はありません。

Q8. Googleスプレッドシートにも同様の機能はありますか?

A. はい、Googleスプレッドシートには =IMAGE("URL") という同名の関数があり、同様の機能を提供しています。ただし、引数の仕様が一部異なります。スプレッドシートのIMAGEは sizing引数が 1〜4(Excelは 0〜3)など、細かな違いがあります。

Q9. セルの中で画像の位置(上・中央・下)を変えることはできますか?

A. IMAGE関数自体には画像の位置を細かく指定する引数はありません。ただし、sizing=0(デフォルト)の場合はセル中央に縦横比を保って表示されます。位置を細かく調整したい場合は sizing=3 で高さと幅を指定し、セル自体のサイズを画像サイズに合わせる方法が現実的です。

Q10. Amazonや楽天の商品画像URLをIMAGE関数に使えますか?

A. Amazon・楽天などのECサイトの商品画像URLはHTTPSであれば技術的には表示できる場合があります。ただし、各サービスの利用規約でURLの直接参照(ホットリンク)が禁止されている場合があります。業務利用では各サービスの利用規約を事前に確認し、必要な場合は画像を自社のサーバーまたはOneDriveにアップロードして使用することをお勧めします。


まとめ

この記事では、ExcelのIMAGE関数を使ってURLから画像をセルに挿入する方法を詳しく解説しました。最後に要点を整理します。

IMAGE関数のポイントまとめ
  • 構文: =IMAGE(URL, 代替テキスト, sizing, 高さ, 幅)
  • 対応バージョン: Microsoft 365・Excel 2024以降(Excel 2019以前は非対応)
  • URLはHTTPSのみ対応(httpは不可、ローカルファイルも不可)
  • sizing 0(または省略): 縦横比を維持してセルにフィット(最もよく使われる)
  • VLOOKUP・IF などと組み合わせ可能 → 動的な画像切り替えが実現できる
  • ソート・フィルタに完全対応(従来の画像オブジェクトより優れている)
  • 印刷時・オフライン環境ではインターネット接続が必要
  • #VALUE! → URL形式の確認 / #CONNECT! → 接続・URL有効性の確認

IMAGE関数をマスターすれば、商品カタログ・社員名簿・在庫管理表など、あらゆるビジネスシーンで「視覚的にわかりやすいExcel」を効率よく作れます。Microsoft 365をお使いの方は、ぜひ今日から試してみてください。

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