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【2026年最新版】バッファローLinkStation(NAS)がネットワークで見つからない時の解決法【完全ガイド】

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バッファロー(BUFFALO)のLinkStation(リンクステーション)やTeraStation(テラステーション)は、家庭や小さなオフィスで手軽に大容量の共有ストレージを構築できる人気のNAS(ネットワーク対応ハードディスク)です。ところが、いざ使おうとすると「NAS Navigator2で見つからない」「Windowsのネットワークに表示されない」「スマホのアプリから検出できない」といったトラブルに見舞われることがあります。電源は入っていてランプも光っているのに、肝心の本体にアクセスできないと、保存した写真もバックアップも取り出せず、とても困りますよね。

LinkStationがネットワークで見つからない原因の多くは、「LANケーブルやハブの接続不良」「NASがIPアドレスを正しく取得できていない」「Windowsのネットワーク探索やSMBの設定が無効」「ファイアウォールやセキュリティソフトが通信を遮断している」「ファームウェアが古い」「パソコンとNASが別のネットワークにいる」のいずれかです。一見むずかしそうに見えますが、接続の物理面からIPアドレス、OS側の設定へと順番に切り分けていけば、自分で解決できるケースがほとんどです。

この記事では、バッファローのLinkStation/TeraStationがパソコンやスマホから見つからない・表示されないトラブルについて、LANケーブルとハブの確認から、NAS Navigator2での検索、IPアドレスの確認、ルーターの再起動、Windowsのネットワーク探索とSMB1.0問題、SMBプロトコルの有効化、固定IPの割り当て、ファンクションボタンでのIP再取得、Windowsの資格情報、ファームウェア更新、ジャンボフレーム設定まで、確実に直せる手順を12ステップで詳しく解説します。

この記事でわかること

  • LinkStation/TeraStationが見つからない主な原因(7つ)
  • NAS Navigator2でNASを検索・発見する基本手順
  • IPアドレスの確認方法と、固定IP(静的IP)の割り当て方
  • Windowsのネットワーク探索・SMB機能の有効化とSMB1.0問題の対処
  • ファンクションボタンを使ったIPアドレスの再取得方法
  • Windowsの資格情報・SMBプロトコルの見直し方
  • ファームウェア更新・ジャンボフレーム設定による安定化

LinkStationがネットワークに表示される仕組みと前提知識

バッファローのLinkStationは、LANケーブルでルーターやハブにつなぎ、同じネットワーク内のパソコンやスマホからアクセスして使う機器です。NASは起動すると、通常はルーターのDHCP機能からIPアドレスを自動で受け取り、そのIPアドレスを通して設定画面やファイルの共有フォルダーにアクセスできるようになります。パソコン側でNASを見つける手段としては、専用ツールの[ NAS Navigator2 ]でネットワーク上を検索する方法、Windowsのエクスプローラーの「ネットワーク」に表示させる方法、IPアドレスを直接入力する方法などがあります。

逆に言えば、LANケーブルが正しく挿さっていない、NASがIPアドレスを取得できていない、パソコン側のネットワーク探索やSMB機能が無効、ファイアウォールが通信を遮断している、といった理由のどれか一つでも当てはまると「NASがネットワークで見つからない」「表示されない」状態になります。「NAS Navigator2でも見つからない」のか「Navigatorでは見つかるがWindowsのネットワークに出ない」のかで原因の方向性が変わるため、まずは状況を整理しながら、物理的な接続から順番に確認していきましょう。

構成の要素 役割 欠けたときの症状
LANケーブル・ハブ NASをネットワークにつなぐ どこからも見つからない
IPアドレス(DHCP) NASを識別する住所 表示されない・アクセス不可
NAS Navigator2 ネットワーク上のNASを探す NASを見つけられない
ネットワーク探索・SMB 共有フォルダーを見せる エクスプローラーに出ない
ファイアウォール設定 通信を許可・遮断する 検出・接続がブロックされる

ネットワークで見つからない主な7つの原因

LinkStationがパソコンやスマホから見つからない・表示されないとき、原因は大きく「物理的な接続の問題」「IPアドレスの問題」「OS側の設定」「ファイアウォールやソフトの問題」に分かれます。代表的な原因を7つ挙げます。複数が同時に起きていることもあるため、一つ確認しても直らない場合は順番にチェックしていきましょう。

原因1:LANケーブルやハブの接続不良

もっとも基本的な原因です。LANケーブルがNAS側・ルーター側のどちらかで奥まで挿さっていない、ケーブル自体が断線している、間に入れたハブが故障している、といった物理的な問題があると、NASはネットワークに参加できず、どのパソコンからも見つかりません。本体のLANポートのランプ(リンクランプ)が点灯・点滅しているかが、最初の判断材料になります。

原因2:NASがIPアドレスを正しく取得できていない

LinkStationは通常、ルーターのDHCPからIPアドレスを自動取得しますが、ルーターの不調や設定の問題で、IPアドレスをうまく受け取れないことがあります。IPが取得できていなかったり、想定と違うネットワーク帯(別のセグメント)のアドレスになっていたりすると、同じネットワークにいるはずのパソコンから見えなくなります。バッファローのNASには、こうしたときにIPを取り直す「ファンクションボタン」が用意されています。

原因3:パソコンとNASが別のネットワークにある

パソコンが2.4GHz/5GHzのWi-Fiで、ゲスト用ネットワークや別のSSIDにつながっていると、有線でつながったNASとは別のネットワークに分離され、お互いを検出できないことがあります。メッシュWi-Fiや中継機を使っている環境でも起こりやすい問題です。

原因4:Windowsのネットワーク探索・SMB機能が無効

Windows側で「ネットワーク探索」がオフになっていると、エクスプローラーの「ネットワーク」にNASが表示されません。また、近年のWindowsでは古い共有方式の「SMB 1.0」が初期状態で無効化されており、これが原因で一部の古いLinkStationが見えなくなるケースがあります。

原因5:ファイアウォールやセキュリティソフトの遮断

Windowsのファイアウォールや市販のセキュリティソフトが、NASの検出に使う通信や、ファイル共有の通信を遮断していることがあります。とくにネットワークが「パブリック(公衆)」として認識されていると、共有関連の通信が厳しく制限され、NASが見つからなくなります。

原因6:ファームウェアが古い、または本体が不調

NASの基本ソフトであるファームウェアが古いバージョンのままだと、検出やプロトコルの不具合が残っていることがあります。また、ソフトの動作が一時的に不安定になり、検出サービスが正しく応答していないケースもあります。更新や再起動で改善することがあります。

原因7:Windowsの資格情報・SMBプロトコルの問題

NAS側で、WindowsがアクセスするためのSMB(Microsoftネットワーク)が無効になっていたり、Windowsに保存された古いログイン情報(資格情報)が残っていたりすると、検出はできても共有フォルダーにアクセスできません。「Navigatorでは見えるのに、フォルダーを開けない」「パスワードを聞かれて先に進めない」という場合は、この設定が関係していることが多いです。

ステップ 1: 検索ツールと接続 — NAS Navigator2で本体を検索・IPアドレスを直接入力して確認・有線LAN接続を優先

Step 1〜4:物理接続・IPアドレス・NAS Navigator2の基本確認

Step 1:LANケーブルとハブ、ランプの状態を確認する

まず、すべての前提となる物理的な接続を確認します。NASのLANポートのランプが光っているかが、最初の手がかりです。

手順:

  1. NAS本体のLANポートに、LANケーブルが奥までしっかり挿さっているか確認する
  2. 反対側がルーターやハブのポートに確実に挿さっているか確認する
  3. NASのLANポートのリンクランプが点灯・点滅しているか見る
  4. ランプが消えているなら、別のLANポートや別のケーブルに挿し替える
  5. 間にハブがある場合は、いったん外してルーターに直接つなぐ
注意:NASのLANポートのランプが消えている場合、ネットワークに物理的につながっていない状態です。この状態ではどんな設定をしてもNASは見つかりません。まずはケーブルを別のものに替える、ルーターの別のポートに挿す、といった切り分けでランプが点くポートを探してください。LANケーブルは古い規格(カテゴリ5以前)や断線で通信が不安定になることがあるため、できればカテゴリ5e以上の状態の良いケーブルを使いましょう。本体のランプの色や点滅でエラー状態を示す機種もあるため、説明書も確認してください。

Step 2:NAS Navigator2でNASを検索する

バッファロー純正の検索ツール「NAS Navigator2」を使うと、IPアドレスがわからなくてもネットワーク上のNASを見つけられます。まずはこれで存在を確認します。

手順:

  1. バッファロー公式サイトから[ NAS Navigator2 ]をパソコンにインストールする
  2. NAS Navigator2を起動すると、自動でネットワーク上のNASを検索する
  3. 一覧にNASの名前・IPアドレスが表示されるか確認する
  4. 表示されたら、対象のNASをダブルクリックして設定画面や共有フォルダーを開く
  5. 表示されない場合は、画面の更新(再検索)を実行する
ポイント:NAS Navigator2は、Windowsのネットワーク探索やSMBとは別の仕組みでNASを探すため、「エクスプローラーには出ないがNavigatorでは見つかる」というケースがよくあります。逆にNavigatorでも見つからない場合は、NASがそもそもネットワークに参加できていない(IP未取得や物理接続の問題)か、パソコンとNASが別のネットワークにいる可能性が高くなります。まずNAS Navigator2で見つかるかどうかが、原因の大きな分かれ目になります。

Step 3:NASのIPアドレスを確認する

NASが正しいIPアドレスを取得しているかを確認します。IPがわかれば、ブラウザから直接設定画面にアクセスする道も開けます。

手順:

  1. NAS Navigator2の一覧で、NASのIPアドレス(例:192.168.x.x)を確認する
  2. パソコンのIPアドレスと、先頭3つの数字(ネットワーク部)が一致しているか見る
  3. ルーターの設定画面の接続機器一覧でもNASのIPを確認できる
  4. IPが「169.254.x.x」になっていたら、DHCPから取得できていないサイン
  5. 確認したIPをブラウザに入力して、設定画面が開くか試す
注意:パソコンのIPが「192.168.1.x」なのにNASが「192.168.0.x」のように、先頭の数字が違う場合は、お互いが別のネットワークにいる状態で検出も接続もできません。また「169.254.x.x」という自動付与のIPになっている場合は、ルーターのDHCPからアドレスを受け取れていない証拠です。この場合はルーターの再起動(Step 4)や、ファンクションボタンでのIP再取得(Step 8)、固定IPの割り当て(Step 8)で改善することが多いです。

Step 4:ルーターとNASを再起動する

IPの取得不良や一時的な不調は、再起動でリセットされることがよくあります。順番を意識して再起動します。

手順:

  1. まずルーターの電源を切り、1〜2分待ってから入れ直す
  2. ルーターが完全に起動するまで待つ(ランプが安定するまで)
  3. 次にNASを設定画面または本体の電源スイッチから正しくシャットダウンする
  4. NASの電源を入れ直し、起動が完了するまで待つ(ランプが安定するまで)
  5. 再びNAS Navigator2でNASが見つかるか確認する

ステップ 2: SMBとネットワーク探索 — WindowsのSMB1.0/2.0設定を確認・ネットワーク探索を有効化・資格情報(ユーザー名・パスワード)

Step 5〜8:ネットワーク設定・SMB・固定IP・ファンクションボタン

Step 5:パソコンとNASを同じネットワークにそろえる

パソコンがゲストWi-Fiや別のSSIDにいると、NASを検出できません。同じネットワークにそろえます。

手順:

  1. パソコンが接続しているWi-FiのSSIDを確認する
  2. ゲスト用ネットワークに接続していないか確認する
  3. 可能なら、パソコンも有線LANで同じルーターにつないでみる
  4. メッシュWi-Fiの場合、機器の分離(アイソレーション)機能がオフか確認する
  5. 同じネットワークにそろえてから、NAS Navigator2で再検索する
ポイント:ルーターには、ゲスト用Wi-Fiにつないだ機器を、メインのネットワーク機器から見えなくする「ネットワーク分離(プライバシーセパレーター)」という機能があります。NASにアクセスしたいパソコンやスマホは、ゲストではなくメインのSSIDにつなぐ必要があります。切り分けの第一歩として、パソコンをNASと同じルーターに有線でつなぐと、Wi-Fi由来の問題を一気に除外できます。

Step 6:Windowsのネットワーク探索とSMB機能を有効にする

Windowsの「ネットワーク」にNASを表示させるには、ネットワーク探索とファイル共有を有効にします。

手順:

  1. Windowsの[ 設定 ]から、ネットワーク関連の[ 共有の詳細設定 ]を開く
  2. [ ネットワーク探索 ]オンにする
  3. [ ファイルとプリンターの共有 ]もオンにする
  4. 現在のネットワークが[ プライベート ]になっているか確認する
  5. 設定後、エクスプローラーの「ネットワーク」を再表示して確認する
注意:Windowsでは、ネットワークが「パブリック(公衆)」に分類されていると、安全のためネットワーク探索や共有が自動で制限されます。自宅やオフィスのネットワークは「プライベート」に設定しましょう。なお、近年のWindowsは標準のSMBバージョンが新しいため、Microsoftアカウント不要のゲストアクセスが制限されていることもあります。NASにアクセスできない場合は、NASに設定したユーザー名・パスワードを正しく入力してログインする方式が確実です。

Step 7:SMB1.0問題とSMBプロトコルを確認する

古いLinkStationは、Windows側でSMB1.0が無効だと見えないことがあります。NAS側のSMB設定も合わせて確認します。

手順:

  1. NASの設定画面で、ファイル共有のSMB(Microsoftネットワーク)が有効か確認する
  2. NAS側のSMBのバージョン設定があれば、新しい方式を優先する
  3. どうしても見えない古い機種のみ、Windowsの「Windowsの機能」でSMB1.0を一時的に有効化する
  4. SMB1.0は安全性が低いため、必要なときだけ使い、不要なら無効に戻す
  5. 設定変更後、パソコンを再起動して再確認する
ポイント:「ネットワーク一覧にNASが出てこない」原因として、Windows側のSMB1.0無効化は代表的なものです。古いLinkStationにはSMB1.0でしか共有できないものもありますが、SMB1.0は安全性に問題があるため、本来はNAS側を新しいSMBバージョンに対応させ、IPアドレス直接指定(\\NASのIPアドレス をエクスプローラーに入力)でアクセスするのが安全でおすすめです。一覧に出ないだけで、IP直接指定なら開けることはよくあります。

Step 8:固定IP(静的IP)の割り当てとファンクションボタンを使う

IPがころころ変わって見失う、DHCPで取得できない場合は、固定IPやファンクションボタンでのIP再取得が有効です。

手順:

  1. NAS Navigator2やNASの設定画面でネットワーク設定を開く
  2. IPの取得方法をDHCP(自動)から固定(静的)に変更する
  3. ルーターのネットワーク帯に合ったIP・サブネットマスク・ゲートウェイを入力する(例:192.168.1.50)
  4. IPが取得できないときは、本体のファンクションボタンを押してIPの再取得を試す
  5. 保存後、その固定IPでブラウザやNavigatorからアクセスできるか確認する
注意:バッファローのNASにある「ファンクションボタン」は、機種によって機能が異なり、IPアドレスの再取得のほか、バックアップの実行やUSB機器の取り外しなどに使われます。長押しの秒数で動作が変わることもあるため、IP再取得のつもりが別の操作になってしまわないよう、必ず説明書でボタンの機能と押し方を確認してから使ってください。固定IPを設定する際は、ルーターのDHCPが配る範囲と重ならないアドレスを選ぶと、IPの衝突を防げます。

ステップ 3: 固定IPと再起動 — 固定IPを割り当てる・ファンクションボタンでIP再取得・ルーターを再起動

Step 9〜12:ファイアウォール・資格情報・ファームウェア・最終対応

Step 9:ファイアウォール・セキュリティソフトを一時的に確認する

NASの検出や共有がファイアウォールで遮断されていないかを切り分けます。

手順:

  1. Windowsのファイアウォールで、ファイル共有・ネットワーク探索が許可されているか確認する
  2. 市販のセキュリティソフトを使っている場合、ファイアウォール機能を一時的にオフにして切り分ける
  3. オフにしてNASが見えるようになったら、ソフト側で例外(許可)を設定する
  4. NAS Navigator2が通信を許可されているかも確認する
  5. 切り分けが終わったら、必ずファイアウォールを元に戻す
注意:ファイアウォールを一時的にオフにするのは、あくまで原因を切り分けるための確認です。NASが見えるようになったら、オフのままにせず、ファイル共有やNAS Navigator2を「例外(許可)」に登録したうえで、ファイアウォールは必ず元のオンの状態に戻してください。オフのまま使い続けると、ほかの通信もすべて無防備になり、安全上のリスクが高まります。

Step 10:Windowsの資格情報をリセットする

「Navigatorでは見えるのにフォルダーが開けない」「パスワードを聞かれて入れない」場合は、古いログイン情報が邪魔をしていることがあります。

手順:

  1. Windowsの[ 資格情報マネージャー ]を開く(コントロールパネルから)
  2. [ Windows資格情報 ]の中に、NASのIPアドレスや名前の項目がないか探す
  3. 古い情報があれば、それを削除する
  4. もう一度NASの共有フォルダーを開き、正しいユーザー名・パスワードを入力する
  5. 「資格情報を記憶する」にチェックを入れると、次回から自動でログインできる
ポイント:NASのパスワードを変更したのに、Windowsが古いパスワードを覚えていると、共有フォルダーを開こうとしてアクセスできなくなります。これは「資格情報マネージャー」に保存された古い情報が原因です。ここから該当の項目を削除すれば、次にアクセスしたときに改めてログイン画面が出るので、正しい情報を入力し直せます。複数のNASやフォルダーを使い分けている場合は、それぞれの資格情報を整理しておくと混乱を防げます。

Step 11:ファームウェアの更新とジャンボフレームを確認する

NASの基本ソフトが古いと不具合が残ります。最新版に更新し、通信設定(ジャンボフレーム)も確認します。

手順:

  1. NAS Navigator2やNASの設定画面からファームウェア更新を確認する
  2. 新しいバージョンがあれば、更新中はNASの電源を切らないよう注意して実行する
  3. 通信が不安定な場合は、NASのジャンボフレーム設定を確認する
  4. ルーターやパソコンがジャンボフレームに対応していない場合は無効にする
  5. 設定をそろえてから、検出や転送が安定するか確認する
注意:ジャンボフレームは、一度に大きなデータを送って転送を速くする機能ですが、NAS・ルーター・パソコンのすべてが同じ設定に対応していないと、かえって通信が不安定になったり、つながらなくなったりします。家庭のルーターはジャンボフレームに対応していないことも多いため、NAS側だけ有効になっていて不調が出る場合は、いったん無効に戻すと安定することがあります。ファームウェアの更新中は、絶対に電源を切らないでください。

Step 12:別の環境で試し、サポートへ相談する

ここまで試しても改善しない場合は、原因の切り分けを進め、必要ならサポートへ相談します。

手順:

  1. 別のパソコン・別のLANポート・別ケーブルでも見つからないか最終確認する
  2. NASのネットワーク設定だけを初期値に戻す(データは消さない範囲で)
  3. 本体にリセットボタンがあれば、説明書に従いネットワーク設定のリセットを試す
  4. どの環境でも見つからないなら、本体やLANポートの不具合の可能性がある
  5. 保証期間内なら、モデル名・ファームウェアのバージョン・症状・試した手順を伝えてバッファローサポートへ相談する
注意:NASの「リセット」には、ネットワーク設定だけを戻す軽いリセットと、設定を広く初期化するリセットがあります。ボタンの押し方(短押し/長押し)でリセットの範囲が変わる機種が多く、長押しは設定を大きく初期化してしまうことがあります。保存したデータ自体は通常そのまま残りますが、念のため大切なデータは事前にバックアップを取り、説明書でリセットの種類を必ず確認してから実行してください。

症状別の対処早見表

今出ている症状から、優先して試すべき対処をまとめました。「Navigatorでも見つからない」のか「Navigatorでは見つかるがWindowsのネットワークに出ない」のか、「フォルダーが開けない」のかで、原因の方向性が大きく変わります。

症状 考えられる原因 優先して試す対処
Navigatorでも全く見つからない 物理接続・IP未取得 ケーブルとランプ確認・再起動(Step 1・4)
IPが169.254になっている DHCPから取得できていない ファンクションボタン・固定IP(Step 8)
Navigatorでは見えるがネットワークに出ない 探索・SMBが無効 ネットワーク探索とSMBを有効化(Step 6・7)
スマホからだけ見えない 別ネットワーク(ゲスト等) 同じSSIDにそろえる(Step 5)
パスワードを聞かれて開けない 古い資格情報・認証 資格情報を削除し再ログイン(Step 10)
セキュリティソフト導入後に消えた ファイアウォールの遮断 例外設定・一時オフで切り分け(Step 9)
転送中に切れる・不安定 ジャンボフレームの不一致 ジャンボフレームを無効化(Step 11)
確認する場所 わかること 次に絞れる原因
LANポートのランプ 物理的につながっているか 消灯ならケーブル・ポートが原因
NAS Navigator2の一覧 ネットワークに参加できているか 見えればOS設定が原因
NASのIPアドレス 同じネットワークにいるか 帯が違えばネットワーク分離が原因
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よくある質問(FAQ)

Q1. NAS Navigator2でもLinkStationがまったく表示されません。どうすればいいですか?

A. まず、NAS本体のLANポートのランプが点灯・点滅しているか確認してください(Step 1)。消えていれば物理的につながっていないので、ケーブルやルーターのポートを替えます。ランプが点いているのに見つからない場合は、ルーターとNASを順番に再起動し(Step 4)、パソコンとNASが同じネットワーク(同じSSID・同じIP帯)にいるか(Step 5)を確認してください。Navigatorはネットワーク探索とは別の仕組みで探すため、ここで見つからないのはNASがネットワークに参加できていない可能性が高いサインです。

Q2. NAS Navigator2では見えるのに、Windowsの「ネットワーク」に表示されません。

A. Windowsの[ ネットワーク探索 ]がオフになっている可能性が高いです(Step 6)。設定の「共有の詳細設定」でネットワーク探索とファイル共有をオンにし、ネットワークを「プライベート」にしてください。また、近年のWindowsは古いSMB1.0が無効なため、古いLinkStationは一覧に出ないことがあります(Step 7)。一覧に出なくても、エクスプローラーのアドレス欄に \\NASのIPアドレス を入力すれば直接アクセスできることが多いので、ぜひ試してみてください。

Q3. NASのIPアドレスが「169.254」で始まっています。これは問題ですか?

A. はい、それはルーターのDHCPからIPアドレスを受け取れていない状態です(Step 3)。この「169.254.x.x」は機器が自分で仮に付けたアドレスで、ほかの機器とは通信できません。まずルーターを再起動し(Step 4)、本体のファンクションボタンでIPの再取得を試してください(Step 8)。それでも改善しなければ、NASにルーターの帯に合った固定IP(例:192.168.1.50)を割り当ててください。ルーターのDHCPの割り当て範囲がいっぱいになっている場合も、この症状が出ることがあります。

Q4. スマホのアプリからだけLinkStationが見つかりません。

A. スマホがNASとは別のネットワークにつながっている可能性が高いです(Step 5)。スマホが接続しているWi-FiのSSIDを確認し、ゲスト用ネットワークではなく、NASと同じメインのSSIDにつないでください。また、ルーターの「ネットワーク分離(プライバシーセパレーター)」機能がオンだと、Wi-Fiの機器から有線のNASが見えなくなります。スマホ用アプリ(SmartPhone Navigatorなど)を使う場合も、まずスマホとNASを同じネットワークにそろえるのが基本です。

Q5. 共有フォルダーを開こうとすると、パスワードを聞かれて先に進めません。

A. Windowsに保存された古いログイン情報(資格情報)が邪魔をしている可能性が高いです(Step 10)。コントロールパネルの「資格情報マネージャー」を開き、NASのIPアドレスや名前の項目があれば削除してください。そのうえで、もう一度共有フォルダーを開き、NASに設定した正しいユーザー名・パスワードを入力します。NAS側でパスワードを変更したのにWindowsが古い情報を覚えている、というのがこの症状のよくある原因です。

Q6. セキュリティソフトを入れてからLinkStationが見えなくなりました。

A. セキュリティソフトのファイアウォールが、NASの検出や共有の通信を遮断している可能性が高いです(Step 9)。まずソフトのファイアウォール機能を一時的にオフにして、NASが見えるようになるか切り分けてください。見えるようになったら、ファイル共有やNAS Navigator2、NASのIPアドレスをソフト側の「例外(許可)」に登録し、ファイアウォールは必ずオンに戻します。オフのまま使い続けるのは安全上おすすめできません。

Q7. いろいろ試しても直りません。最後に何をすればいいですか?

A. まず別のパソコン・別のLANポート・別のケーブルでも見つからないか確認してください(Step 12)。次にファームウェアを最新版に更新し(Step 11)、ジャンボフレームが有効なら無効に戻してみます。改善しなければ、NASのネットワーク設定を初期値に戻してください。どの環境でも見つからないなら、本体やLANポートの不具合の可能性があります。モデル名・ファームウェアのバージョン・症状・試した手順を控えて、バッファローのサポートに相談しましょう。


まとめ:LinkStationが見つからないときの対処チェックリスト

バッファローのLinkStationがネットワークで見つからない・表示されないトラブルは、その多くが「LANケーブルとランプを確認する」「ルーターとNASを再起動する」「Windowsのネットワーク探索とSMBを有効にする」を確認するだけで解決します。最後に、確認すべき手順をチェックリストにまとめました。上から順に試していきましょう。

チェック項目 対処法 難易度
LANケーブルとランプは正常か ケーブル・ポートを挿し直す 簡単
NAS Navigator2で見つかるか 純正ツールで検索する 簡単
ルーターとNASを再起動したか 順番に電源を入れ直す 簡単
パソコンとNASは同じネットワークか 同じSSID・IP帯にそろえる 簡単
ネットワーク探索・SMBは有効か Windowsの共有設定を有効化 普通
IPアドレスは正しく取得できているか ファンクションボタン・固定IP 普通
古い資格情報が残っていないか 資格情報を削除し再ログイン 普通
ファームウェアは最新か ファームウェアを更新する 普通
上記すべて試しても直らない 設定リセット・サポートへ相談 要依頼

「Navigatorでも見つからない」ならまず物理接続とIPアドレスを、「Navigatorでは見えるがネットワークに出ない」ならWindowsのネットワーク探索とSMBを、「フォルダーが開けない」ならNAS側のSMB設定とWindowsの資格情報を、まず疑うのが鉄則です。多くのケースは接続の見直しとOS側の設定で解決します。それでも改善しない場合のみ、ファームウェアの更新やサポート相談へ進めてください。

まとめの3ポイント:

  • まずLANポートのランプとNAS Navigator2で、NASがネットワークに参加できているかを確認する
  • Navigatorで見えるのにエクスプローラーに出ないときは、ネットワーク探索・SMBの有効化とIP直接指定を試す
  • IPが取得できないならファンクションボタンや固定IPで対応し、開けないときは資格情報を整理する

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