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Truthear(トゥルーイヤー)は中国発の高コスパオーディオブランドとして、HEXAやZeroといった有線イヤホンで世界的な評価を得ています。一方で、Truthear製品に関して「片方から音が聞こえない」「断線したかもしれない」「プラグを挿しても認識されない」「完全ワイヤレスモデルが充電できない」といったトラブルも多数報告されています。Truthearの主力製品は有線イヤホンのため、問題の種類も「有線の接触不良・断線」と「完全ワイヤレスの充電トラブル」の2系統に分かれます。この記事では、Truthear製品のあらゆるトラブルを種類別・症状別に整理し、自分で試せる解決策を徹底的に解説します。機器を手放す前にぜひ読んで、一つひとつ確認してみてください。
- Truthear有線イヤホン(HEXA・Zero等)が片耳しか聞こえない原因と対処法
- プラグ・ケーブルの断線を確認する方法と修理・交換の判断基準
- Truthear完全ワイヤレス製品の充電ができない原因と解決手順
- 充電接点の清掃方法と正しい収納方法
- 別機器でのテストによる原因の切り分け方
- 左右バランス設定・イヤーピース詰まりのチェックポイント
- それでも改善しない場合のサポート活用方法

Truthearイヤホントラブルの原因全体像:有線と完全ワイヤレスで異なる
Truthearのイヤホントラブルは、製品の種類によってアプローチが根本的に異なります。まず、手持ちの製品が有線イヤホンなのか完全ワイヤレスイヤホンなのかを確認し、それぞれの原因・対処法を参照してください。
有線イヤホン(HEXA・Zero・Hola・NOVA等)の主なトラブル原因
Truthear HEXAやZeroシリーズは3.5mm標準プラグ(またはバランス接続対応モデルは4.4mm/2.5mmプラグ)とMMCXまたは2ピンコネクターでケーブルを脱着できる構造が多いです。このため、トラブルの原因は大きく「プラグ部分の問題」「ケーブルの問題」「イヤホン本体の問題」「再生機器・設定の問題」の4種類に分類できます。
- プラグの接触不良・汚れ:3.5mmプラグはポケットや鞄の中で皮脂・ほこりが付着し、接触抵抗が増すことがあります
- ケーブルの断線:特にプラグの付け根(ストレスが最もかかる部分)とY字分岐部分は断線しやすいポイントです
- MMCXコネクターの接触不良:MMCXは抜き差しを繰り返すと接触点が摩耗し、片耳が聞こえなくなることがあります
- イヤーピース・ノズルの詰まり:ノズルに耳垢が詰まると音量が小さくなったり、特定の音域が聞こえなくなります
- 再生機器のバランス設定ずれ:スマホやDAP(デジタルオーディオプレーヤー)で左右バランスが中央以外に設定されていると、片耳の音量が下がります
完全ワイヤレスイヤホン(Truthear Roseなど)の主なトラブル原因
Truthearの完全ワイヤレスモデルは充電ケースを使った独自の電力管理システムを採用しています。充電できない、電源が入らないというトラブルの主な原因は以下の通りです。
- 充電接点の汚れ:イヤホン本体の充電端子(金属接点)にほこり・汗・皮脂が付着すると通電しなくなります
- ケース自体のバッテリー切れ:ケースが完全に放電してしまうと、イヤホンを収納しても充電できません
- イヤホンの収納ミス:イヤホンがケースの磁石に完全に吸着されていない場合、接点が接触せず充電されません
- 充電ケーブルの不良:USB-CまたはmicroUSBケーブルが断線している場合、ケース自体が充電されません
- リセット未実施:ソフトウェアの不具合で充電回路が正常に動作していない可能性があり、リセットで改善することがあります
有線イヤホン:片耳しか聞こえないときの診断と解決手順
有線イヤホンで「右耳だけ」「左耳だけ」しか音が出ない症状は複数の原因が考えられます。以下の手順で原因を絞り込んでください。
ステップ1:再生機器の「左右バランス設定」を確認する
最も見落としがちで実は多い原因が、スマートフォンやDAPの左右バランス設定です。音楽アプリやイコライザーアプリでバランスが中央からずれていると、片耳の音が極端に小さくなります。
- iPhoneの場合:「設定」→「アクセシビリティ」→「オーディオとビジュアル」→「左右のバランス」のスライダーが中央(0)になっていることを確認する
- Androidの場合:「設定」→「ユーザー補助」または「サウンドとバイブレーション」→「左右の音のバランス」を中央に戻す(機種によってメニュー名が異なります)
- 音楽アプリのイコライザー設定:SpotifyやYouTube Musicなどのアプリ内イコライザーでバランス設定がないか確認する
- DAC/アンプのバランス設定:ポータブルDACやアンプを経由している場合は、そちらのバランスも確認する
ステップ2:プラグを清掃して接触不良を解消する
3.5mmプラグの汚れや酸化は接触不良を引き起こす一般的な原因です。
- イヤホンプラグをジャックから抜く
- プラグの金属部分を綿棒に無水エタノール(アルコール度数99%以上のもの)を少量含ませて拭く
- 完全に乾燥させてから(1〜2分)ジャックに挿し直す
- ジャック側も綿棒で清掃できる場合は清掃する(細い綿棒を使うこと)
- 複数回抜き差しして接点を「ならす」
また、ジャックへの挿し込みが浅い場合も接触不良になります。「カチッ」と感触が出るまでしっかり挿し込んでください。
ステップ3:別の機器でテストして原因がイヤホン側かデバイス側かを判別する
原因の切り分けで最も重要なのが「別の機器でのテスト」です。
- 問題が起きているイヤホンを、別のスマートフォンやタブレット、PCに接続してみる
- 別の機器でも同じ症状(片耳しか聞こえない)が出る → イヤホン側に原因がある可能性が高い
- 別の機器では正常に両耳聞こえる → 最初の機器(スマホなど)の3.5mmジャックかソフトウェア設定に原因がある
- さらに確認するため、動作確認済みの別のイヤホンを問題のあったスマホに接続してみる
- 別のイヤホンでも片耳しか出ない → スマホのジャックが物理的に故障している可能性大
ステップ4:ケーブルの断線を確認する
ケーブルの断線は外見からわかりにくいことがあります。以下の方法で確認してください。
- イヤホンを別機器に接続し、片耳が聞こえない状態で音楽を再生する
- プラグの付け根部分(ジャックに挿さっている付近)を軽く曲げながら、音が復活するポイントがないか確認する
- ケーブルのY字分岐部分も同様に軽く動かしてみる
- 特定の角度やポイントで音が出たり出なかったりする → ケーブルの断線またはプラグの内部断線
- 全体的に音が出ないが、プラグ根元を押さえると音が出る → プラグ根元内部の断線(接合部の修理または交換が必要)
Truthearの多くの有線イヤホンはMMCXまたは2ピンコネクターでケーブルを脱着できます。断線が判明した場合は、交換用ケーブルを購入してケーブルのみ交換することが最もコスパの良い解決策です。交換ケーブルはAmazonや秋葉原の専門店で比較的安価に入手できます。
ステップ5:MMCXコネクターの接触不良を解消する
TruthearのMMCXコネクター(ケーブルとイヤホン本体を繋ぐ丸いコネクター)は、抜き差しを繰り返すと金属接点が摩耗します。
- ケーブルをMMCXコネクターから引き抜く(強引に引っ張らず、コネクター部分を持って回しながら抜く)
- コネクター内部の金属接点を細めの綿棒で軽く清掃する
- 接点復活剤(KONTAKT 1などの電子部品用)を極少量(綿棒の先端に軽く付く程度)塗布する(付けすぎ厳禁)
- ケーブルを再度接続し、カチッとロックされるまでしっかり押し込む
- ケーブルを軽く回して(MMCXは360度回転する)接触の安定ポイントを探す
ステップ6:ノズル・イヤーピースの詰まりを清掃する
ノズルの先端(イヤーピースが付く管状の部分)に耳垢やごみが詰まると、特定の音域が聞こえなくなります。
- イヤーピース(シリコン製のイヤチップ)を取り外す
- ノズルの先端を上向きにして(耳垢が落ちてこないように)、付属のクリーニングブラシまたは硬めのブラシで詰まりを掻き出す
- クリーニングブラシがない場合は、縫い針などの先端が細いもので詰まりをそっと取り出す(力を入れすぎない)
- 取り出したら、イヤホンのノズルを下向きにして軽く振り、残った異物を落とす
- 新しいイヤーピースを装着して音を確認する

| 症状 | 原因の種類 | 診断方法・解決策 |
|---|---|---|
| 片耳だけ音が出ない(有線) | 左右バランス設定ずれ、プラグ接触不良、ケーブル断線 | バランス設定を中央に戻す→プラグ清掃→ケーブル交換 |
| 音量が小さい・こもった音(有線) | ノズル詰まり、イヤーピースサイズ不一致 | ノズル清掃→イヤーピースを正しいサイズに交換 |
| 特定の角度でしか音が出ない(有線) | ケーブルの断線(内部) | 断線箇所を特定→交換ケーブルを購入 |
| 別機器では正常に聞こえる(有線) | 使用中のデバイスのジャック故障またはソフト設定 | デバイスのバランス設定確認→ジャック清掃→デバイス修理 |
| 完全ワイヤレスが充電できない | 接点汚れ、ケース充電切れ、収納ミス | 接点清掃→ケースをUSBで充電→正しく収納し直す |
| 完全ワイヤレスが片耳しか繋がらない | 左右の同期ずれ、片方の充電切れ | 両耳ケースに戻して15秒→ファクトリーリセット |
| 完全ワイヤレスの電源が入らない | バッテリー完全放電、リセット必要 | ケースに1時間以上充電→それでも起動しなければリセット |
| 挿してもデバイスに認識されない(有線) | プラグ形状の不一致(4極/3極)、デバイスのジャック故障 | プラグの極数を確認→別デバイスでテスト |
完全ワイヤレスイヤホン:充電できないときの解決手順
TruthearのTRUE WIRELESS製品(充電ケース付き完全ワイヤレスタイプ)で充電できない場合は、以下の手順を試してください。
手順1:ケース自体を充電する
最初に確認すべきなのは「充電ケース自体が充電されているか」です。ケースのバッテリーが完全に尽きていると、イヤホンを入れても充電は始まりません。
- 充電ケースから両方のイヤホンを取り出し、ふたを閉める
- USB-CケーブルをケースのUSB-Cポートに接続し、充電器(5V/1A以上対応)またはPCのUSBポートに繋ぐ
- ケースのインジケーターランプが点灯することを確認する(点灯しない場合はケーブルまたは充電器の不良)
- 最低30分は充電してから、次の手順に進む
手順2:充電接点を清掃する
ケースに充電できていても、イヤホン本体とケースの接点が汚れているとイヤホンに電力が届きません。
- 綿棒の先端に無水エタノールを少量含ませる(濡れすぎない程度に)
- イヤホン本体の底面にある充電接点(小さな金属の丸い点)を綿棒で優しく拭く
- ケース内部の充電ピン(バネ状の金属ピンや平たい接点)も同様に清掃する
- 完全に乾燥させてから(2〜3分)イヤホンをケースに収納する
- イヤホンを「カチッ」と音がするまでしっかりケースにはめ込む(磁石でしっかり吸着されるまで押す)
- ケースのインジケーターを確認し、充電が始まっているか(ランプの変化)を確認する
手順3:別のUSBケーブルと充電器で試す
充電ケーブルや充電器(アダプタ)自体が断線・故障している場合があります。
- 別のUSB-Cケーブル(スマートフォン付属品など)に交換してケースを充電してみる
- 充電器も別のもの(PCのUSBポートやモバイルバッテリーなど)に変えてテストする
- ケーブルと充電器を変えてもケースのランプが点かない → ケース本体の故障
- ランプが点く組み合わせが見つかった場合は、そのケーブル・充電器を使い続ける
手順4:リセットを実施する
ソフトウェアの不具合で充電が正常に認識されない場合、リセットで改善することがあります。
- ケースのふたを開けたまま、両方のイヤホンを取り出す
- 製品マニュアルに従ったリセット操作を行う(機種によって異なりますが、一般的にはタッチセンサーを5〜10秒長押し)
- LEDが点滅・消灯したらリセット完了
- 両方のイヤホンをケースに収納し、ふたを閉めてから30秒待つ
- ふたを開けてイヤホンが充電を開始しているか確認する
有線イヤホン:プラグの種類と互換性の確認
Truthearの有線イヤホンは主に3.5mm 4極(TRS+マイク)または3.5mm 3極(TRS、マイクなし)プラグを使用しています。スマートフォンのイヤホンジャックによっては、4極プラグが完全に対応していない場合があり、片耳しか聞こえないトラブルが起きることがあります。
プラグの極数を確認する方法
- プラグの先端を見て、黒い輪(絶縁帯)が2本ある場合は3極(ステレオのみ)
- 黒い輪が3本ある場合は4極(ステレオ+マイク)
- 4極プラグをCTIA規格(iPhone/一般的なAndroid)対応ジャックに挿せば正常動作
- OMTP規格(一部の古いAndroid機種)のジャックに挿すと、音声とマイクのピンが逆になり片耳しか聞こえないことがある
最近のスマートフォンは大多数がCTIA規格なので問題になることは少ないですが、古いAndroid端末や一部のポータブルDACでは注意が必要です。
上級者向けTips:品質を維持するためのケア方法
Truthearイヤホンを長持ちさせ、トラブルを予防するための日常的なケアについて解説します。
Tip1:使用後の保管方法
- 有線イヤホンは「∞(8の字)」または「緩いC字」で巻いて保管する(きつく巻くとケーブル内部にストレスがかかり断線しやすくなる)
- プラグをポケットや鞄にそのまま入れない(専用ケースやポーチを使う)
- ケーブルをプラグの根元から曲げることを避ける
- 高温・多湿の環境(夏の車内、浴室など)に放置しない
Tip2:定期的なノズル清掃
- 週1回程度、イヤーピースを取り外してノズルの状態を目視確認する
- 耳垢が詰まり始めたら付属のブラシや細い綿棒で清掃する
- イヤーピース自体も中性洗剤で軽く洗い、完全に乾燥させてから再装着する
Tip3:交換ケーブルの選び方
Truthear HEXAはMMCXコネクター、ZeroはMMCXまたは2ピン(0.78mm)を採用しています。交換ケーブルを選ぶ際は以下の点を確認してください。
- コネクター規格(MMCX or 2ピン)が一致しているか
- プラグ形状(3.5mm 3極/4極 or バランス4.4mm/2.5mm)が使用する機器に合っているか
- ケーブルの被覆素材(OFC=無酸素銅、SPC=銀メッキ銅など)によって音質に若干の差が出る
- ケーブル長が使用シーンに合っているか(スマホ直挿しなら1.2m前後、DAPなら1.0〜1.2m)

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よくある質問(FAQ)
Q1. Truthear HEXAとZeroで使えるケーブルは同じですか?
TruthearのHEXAとZero REDはMMCXコネクターを採用しており、市販のMMCX対応ケーブルであれば互換性があります。ただし、初代ZeroはMMCX規格を使用しています。機種によって採用コネクターが異なる場合があるため、購入前に公式サイトまたは製品ページでコネクター規格を確認してください。2ピンコネクター(0.78mm)とMMCXは物理的に互換性がないので注意が必要です。
Q2. 新品なのに片耳しか聞こえません。初期不良ですか?
まずは左右バランス設定と別機器でのテストを実施してください。別機器でも片耳しか聞こえない場合は初期不良の可能性があります。その場合は購入先(Amazon・eイヤホン・公式サイトなど)に連絡し、返品・交換を依頼してください。Truthearは正規販売店を通じた購入であれば、製品保証(通常1年間)の対象となります。
Q3. 完全ワイヤレスモデルのケースを充電してもランプが全く点きません。
複数のケーブルと充電器の組み合わせで試してもランプが点かない場合は、ケース内部のバッテリーまたは充電回路の故障が考えられます。特に長期間(数か月以上)使用していなかった場合、バッテリーが過放電状態になっている可能性があります。この場合はメーカーサポート(Truthear公式サイト)に修理・交換依頼を行ってください。
Q4. イヤーピースを交換したら音質が変わりました。元に戻せますか?
はい、付属のイヤーピースを再装着することで元の音質に戻ります。また、イヤーピースのサイズや素材によって音質・装着感が変わることは「イヤホンチューニング」として知られており、故障ではありません。付属の異なるサイズのイヤーピースを試し、自分の耳に最もフィットするサイズを選ぶことが、音質と音漏れ防止の両方に重要です。
Q5. Truthearイヤホンをスマートフォンに挿したら「このアクセサリは対応していない」という警告が出ました。
iPhoneのLightning/USB-Cイヤホンアダプターを使用しているケースで稀に出るメッセージです。Truthearの有線イヤホンは一般的な3.5mmアナログ出力に対応したイヤホンであり、Lightning変換アダプターの品質や認証状態によって警告が出ることがあります。Apple純正の変換アダプターを使用するか、USB-Cオーディオ出力対応のUSB-C DACアダプターを使用することを推奨します。
Q6. ノズルの詰まりを取り除いたのに音が小さいままです。
ノズル清掃後も音量が改善しない場合は以下を確認してください。
①イヤーピースのサイズが耳のサイズに合っているか(耳との密着度が音量に直結します)。
②再生機器の音量設定が下がっていないか。
③プラグとジャックの接続が完全かどうか。
④インピーダンスが高い機種(HEXAは64Ω)は、スマートフォンの直挿しでは音量が小さく感じる場合があります。この場合、ポータブルDAC/アンプを使用することで改善します。
Q7. ケーブルを交換したら音質が落ちた気がします。
これはよくある体験談ですが、ケーブルによって音質への影響は実際にあります。一般に、OFC(無酸素銅)ケーブルは低音が豊かで温かみのある音傾向、SPC(銀メッキ銅)ケーブルは高音がクリアでシャープな音傾向があるとされます。購入前にレビューを参照し、自分の好みや使用しているTruthear機種との相性を調べることをおすすめします。ただし、音質変化の実体は非常に微妙であり、プラシーボ効果も大きいため、過度に気にしないことも大切です。
Q8. Truthearのサポートはどこに問い合わせればいいですか?
Truthear(公式ウェブサイト:truthear.com)は主に英語でのサポートとなりますが、購入履歴とともにメールで問い合わせることができます。日本語でのサポートが必要な場合は、日本の正規販売代理店(eイヤホン・Amazonのマーケットプレイス公式ストアなど)を経由して購入した場合は、その販売店に問い合わせるのが最も確実です。Aliexpressや海外直購入の場合は、購入プラットフォームのバイヤー保護制度を活用してください。
Q9. ケーブルが断線したので自分で修理したいのですが、可能ですか?
技術的には半田ごてとハンダを使ってプラグの修理は可能ですが、難易度が高く失敗するリスクもあります。3.5mmプラグの修理は、コネクター内部に3〜4本の細い線を正確に半田付けする作業が必要です。DIY修理に自信がある場合は挑戦できますが、初心者の方はケーブル交換(MMCXなら差し替えるだけで可能)をおすすめします。また、Truthear HEXAなどの完全交換ケーブル対応モデルは、ケーブルのみ購入するほうが安全で経済的です。
Truthear各製品の特徴とトラブルが起きやすいポイント
Truthearの主力製品ラインナップごとに、トラブルが起きやすいポイントと予防策を整理します。
Truthear HEXA(ヘクサ)の特徴とケアのポイント
TruthearのHEXAは2023年発売のフラッグシップモデルで、1ダイナミックドライバー+2バランスドアーマチュアの3ウェイ構成(計3ドライバー)を採用した高性能有線イヤホンです。インピーダンスは64Ωと比較的高く、スマートフォン直挿しでは音量が小さく感じることがあります。
- コネクター:MMCXを採用。市販の多くの交換ケーブルが対応
- インピーダンス64Ωの影響:スマートフォンによっては音量が取りにくい。ポータブルDAC/アンプの使用を推奨
- トラブルが起きやすいポイント:MMCXコネクターの抜き差しによる接点摩耗が起きやすい(接点復活剤での定期メンテナンスが有効)
- 音が片方だけ小さいケース:ドライバー構成が多いため、特定のドライバーが詰まりで機能しなくなると音色が変わる。ノズル清掃と合わせて別機器でのテストで確認
Truthear Zero / Zero RED(ゼロシリーズ)の特徴とケア
Truthear Zeroは「ハーマンターゲット」に近いフラットな音質カーブで、コスパが高く初心者から上級者まで人気のモデルです。Zero REDは特に低音が強調されており、若干チューニングが異なります。
- コネクター:両モデルともMMCX採用
- インピーダンス:Zeroは32Ω(スマートフォン直挿しで十分な音量が取れる)
- トラブルが起きやすいポイント:付属ケーブルのマイクモジュール部分での断線報告が一部あり。断線の場合はMMCX交換ケーブルでの対応が簡単
- Androidでのマイク動作:付属4極ケーブルのCTIA/OMTP規格と、使用するAndroid端末の規格が合わない場合、マイクが機能しないことがある
Truthear Hola(ホラ)・NOVA(ノバ)の特徴
HolaはTruthearの最もエントリーなモデルで、音質を追求しながら2,000円台という価格帯が特徴です。NOVAは1DD+4BAのハイブリッド構成を採用したフラッグシップ上位モデルです。
- Hola:シングルダイナミックドライバー・MMCXコネクター・インピーダンス18Ω(スマートフォン直挿し向き)
- NOVA:MMCXコネクター・インピーダンス8Ω(低インピーダンスだが感度が高く、ノイズが乗りやすいため高品質な再生環境推奨)
- 共通のトラブルポイント:ノズルの詰まり・イヤーピースサイズのフィット不足が音質低下の主な原因
有線イヤホンの音質を安定させるためのシステム全体の見直し
Truthearのイヤホン自体に問題がない場合でも、再生システム全体の品質が音質や動作の安定性に影響します。
スマートフォンのオーディオ設定を最適化する
- iPhoneの場合:「設定」→「アクセシビリティ」→「オーディオとビジュアル」→「ヘッドフォン調整」がオンになっている場合は確認。特定の音域を変化させる機能のため、オフにすると素直な音質になります
- Androidの場合:「設定」→「サウンドとバイブレーション」→「オーディオ品質」や「Dolby Atmos」などの音場拡張機能がオンの場合は一度オフにしてから比較する
- 音楽アプリのイコライザー設定:SpotifyやApple Musicなどのアプリ内イコライザーが強くかかっている場合はリセットして試す
ポータブルDAC/アンプで音質向上と安定化
TruthearのHEXAなどの高インピーダンスモデルは、スマートフォン直挿しより小型のポータブルDAC/アンプを経由することで音量・音質が大幅に向上します。代表的な製品として、Fiio KA5(USB-C接続、3.5mm/4.4mmバランス対応)やoriolus BA300S(ポータブルアンプ)などがあります。DAC/アンプを経由することで、ノイズの影響も軽減されます。
まとめ
Truthearのイヤホントラブルは、有線製品と完全ワイヤレス製品で原因が大きく異なります。有線イヤホン(HEXA・Zero等)で片耳が聞こえない場合は、まず再生機器の左右バランス設定の確認と別機器でのテストで原因を切り分けてください。プラグ清掃やノズル清掃で解決することも多く、ケーブルの断線が判明した場合はMMCX/2ピン交換ケーブルに替えるだけで解決します。
完全ワイヤレス製品で充電できない場合は、充電ケース自体のバッテリー切れ・充電接点の汚れ・イヤホンの収納ミスの3点を順番に確認することで大半のトラブルが解消されます。それでも改善しない場合はリセット操作を試み、それも効果がない場合は販売店またはTruthear公式サポートへの問い合わせを躊躇わないでください。高コスパなTruthear製品を長く愛用するために、定期的なクリーニングと適切な保管方法を習慣づけることも重要です。
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