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AndroidのSOS緊急通報・衝突検知機能とは
Androidには、緊急事態が発生したときに素早く助けを呼べる「SOS緊急通報」と、事故を自動で検知する「衝突検知」機能が搭載されています。設定しておくだけで、いざというときに命を守ることができます。本記事では緊急SOSの設定方法から衝突検知の有効化、緊急医療情報の登録方法まで詳しく解説します。
- 緊急SOSの設定方法(電源ボタン連打)
- 緊急連絡先の登録手順
- 衝突検知機能の有効化(Google Pixelなど)
- 緊急時の位置情報共有設定
- 緊急医療情報の設定方法
- 誤作動を防ぐための注意点

緊急SOSの設定方法
Android 12以降では、電源ボタンを素早く5回押すことで緊急通報を発信できる「緊急SOS」機能が標準搭載されています。
緊急SOSを有効にする手順
- 「設定」アプリを開く
- 「緊急情報と緊急SOS」をタップ(機種によっては「安全と緊急情報」または「緊急情報」)
- 「緊急SOS」をタップ
- 「緊急SOSを使用する」のスイッチをオンにする
- 動作設定を選択する:
- 「電源ボタンを5回押して通報」をオンにする
- 「通報前にカウントダウン」のオン/オフを設定(誤作動防止に有効)
- 「警告音を鳴らす」を設定(誤作動に気づきやすくなる)
端末メーカー別の操作方法
| メーカー / 端末 | 緊急SOS操作方法 | 設定場所 |
|---|---|---|
| Google Pixel | 電源ボタン5回連打 | 設定→緊急情報と緊急SOS |
| Samsung Galaxy | 電源ボタン3回連打 | 設定→安全と緊急→緊急SOS |
| Xiaomi / MIUI | 電源ボタン3回連打 | 設定→パスワードとセキュリティ→緊急SOS |
| OPPO / ColorOS | 電源ボタン5回連打 | 設定→その他の設定→緊急SOS |
| Sony Xperia | 電源ボタン長押しメニューから | 設定→緊急情報 |
緊急SOS発動時に起こること
- カウントダウンが開始(設定している場合)
- 警告音が鳴る
- 地域の緊急番号(日本では110・119・118)に自動発信
- 設定した緊急連絡先にSMSで位置情報を通知
- 通話後も一定時間、位置情報の共有が継続される
緊急連絡先の登録手順
緊急時に自動でSMSを送信する緊急連絡先を事前に登録しておくことが重要です。
緊急連絡先を追加する方法
- 「設定」→「緊急情報と緊急SOS」を開く
- 「緊急情報」をタップ
- 「連絡先を編集」または「緊急連絡先を追加」をタップ
- 連絡先リストから追加したい人を選択する
- 複数名追加する場合は手順3〜4を繰り返す
緊急連絡先への通知内容
緊急SOSが発動すると、登録した緊急連絡先に以下の情報がSMSで送信されます。
- 緊急事態が発生したことのメッセージ
- 現在の位置情報(Googleマップリンク)
- バッテリー残量
- スマートフォンが静止しているかどうかの情報

衝突検知機能の有効化(Google Pixel)
Google Pixelシリーズには「衝突検知」機能が搭載されており、自動車事故などの衝突を検知すると自動で緊急通報を行うことができます。
対応機種(2026年時点)
- Google Pixel 3以降(日本では一部機種で利用可能)
- 衝突検知はPersonal Safety アプリが必要
衝突検知を有効にする手順(Google Pixel)
- 「Personal Safety」アプリを開く(プリインストール済み。ない場合はGoogle Playからインストール)
- 「衝突検知」をタップ
- 「衝突検知を使用する」のスイッチをオンにする
- 位置情報へのアクセスを「常に許可」に設定する(検知に必要)
- 身体的活動のアクセス許可を付与する
- テストモードで動作確認ができる(任意)
衝突検知が作動する仕組み
衝突検知は端末の加速度センサーと音声センサーを組み合わせて衝突を判定します。衝突が検知されると以下の流れで動作します。
- 衝突パターン(急激な加速度変化と衝突音)を検知
- 「大丈夫ですか?」という確認アラームが鳴る
- 一定時間(約60秒)反応がない場合、自動で緊急通報開始
- 緊急通報と同時に緊急連絡先にSMS送信
急ブレーキや振動でも誤作動する場合があります。また、徒歩・自転車での事故は検知精度が低い場合があります。あくまで補助的な機能として活用してください。
緊急時の位置情報共有設定
緊急時に位置情報を素早く共有できるよう、事前に設定しておくことが重要です。
「緊急位置情報サービス(ELS)」の確認
Androidには「緊急位置情報サービス(Emergency Location Service)」が組み込まれており、緊急番号に発信した際に位置情報を自動で緊急サービスに送信します。
- 「設定」→「緊急情報と緊急SOS」を開く
- 「緊急位置情報サービス」をタップ
- 「緊急位置情報サービスを使用する」がオンになっていることを確認
Googleの「緊急情報共有」設定
- 「設定」→「緊急情報と緊急SOS」→「緊急情報」を開く
- 「緊急情報の共有」をオンにする
- 緊急SOSが発動した際、位置情報がGoogleを通じて緊急連絡先と共有される
緊急医療情報の設定
緊急時に救急隊員が素早くあなたの医療情報を確認できるよう、医療情報をスマートフォンに登録しておきましょう。ロック画面からでも確認できます。
医療情報の登録手順
- 「設定」→「緊急情報と緊急SOS」を開く
- 「緊急情報」をタップ
- 「情報を編集」をタップ
- 以下の情報を入力する:
- 氏名
- 血液型
- アレルギー(食物・薬・その他)
- 服用中の薬
- 既往歴・持病
- 臓器提供の意思
- 「保存」をタップ
ロック画面からの医療情報確認方法
- ロック画面の下部に表示される「緊急情報」をタップ
- 「緊急情報を表示」をもう一度タップ
- 登録した医療情報が表示される(PIN/パスワードなしで確認可能)

誤作動を防ぐための注意点
緊急SOS機能はとても便利ですが、誤作動による誤発信を防ぐための注意も必要です。
誤作動が起きやすいシーン
- ポケット・バッグの中でボタンが連続して押された場合
- 激しいスポーツや振動の多い環境
- 子供が端末を触っている場合
- 衝突検知が急ブレーキに反応した場合
誤作動防止の設定
| 設定項目 | 効果 | 推奨設定 |
|---|---|---|
| カウントダウン表示 | 発信前に確認する時間が生まれる | オン推奨 |
| 警告音 | 誤作動に気づける | オン推奨 |
| カウントダウン時間 | 長いほど誤発信を防げる | 5秒以上 |
| 衝突検知の感度 | — | 機種の標準設定に従う |
誤発信してしまった場合の対処法
- すぐに「キャンセル」ボタンをタップしてカウントダウンを止める
- 通報が繋がってしまった場合は、落ち着いて「誤発信です」と伝える
- 緊急連絡先に誤作動であったことをSMSで連絡する
よくある質問(FAQ)
はい、ほとんどの国では緊急通報(110・119など)はSIMなし・機内モードでも発信できます。ただし、位置情報の精度は通常より低くなる場合があります。
いいえ、衝突検知は主にGoogle Pixelシリーズで利用できます。他メーカーの端末ではSamsungなど一部で同様の機能を独自に提供しています。
機種やAndroidのバージョンによって異なりますが、一般的に5〜10名まで登録できます。家族・友人など複数人を登録しておくことをおすすめします。
はい、海外でも現地の緊急番号(112など)に自動で接続される場合がほとんどです。ただし、位置情報の共有機能はGoogle サービスが利用できる地域に限られます。
医療情報は端末内に保存されます。ロック画面から表示できるよう設計されているため、完全な暗号化はされていませんが、意図的に開かなければ第三者には見えません。
はい、特に子供が単独で行動する場合は緊急連絡先(保護者)を登録しておくことを強くおすすめします。ただし誤作動が多い場合はカウントダウン時間を長めに設定してください。
はい、常時センサーが動作するためバッテリーへの影響があります。ただし省電力に最適化されているため、実際の消費量はごく僅かです。
はい、SMSはiPhoneを含むすべての携帯電話に届きます。緊急連絡先はAndroid端末を持っている必要はありません。
Android 12以前でも一部メーカーが独自の緊急SOS機能を実装しています。また、「Personal Safety」アプリをインストールすることで機能を追加できる場合があります。
はい、設定から無効にすることができます。ただし、緊急時のことを考えると、誤作動防止の設定(カウントダウン・警告音)を有効にした上でオンのままにしておくことをおすすめします。
まとめ
AndroidのSOS緊急通報・衝突検知機能は、万が一の際に命を守る重要な機能です。
- 緊急SOSは電源ボタンの連打で発動。必ず事前に有効化しておく
- 緊急連絡先を複数登録しておくと安心
- Google Pixelユーザーは衝突検知をPersonal Safetyアプリで有効化できる
- 血液型・アレルギーなどの医療情報を登録するとロック画面から確認できる
- 誤作動防止のためカウントダウンと警告音を有効にしておく
これらの設定は一度行えばずっと有効なため、今すぐ設定しておくことをおすすめします。
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