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【2026年最新版】MacでPDFにパスワードをかけられない・保護が解除されてしまう対処法【完全ガイド】

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MacでPDFにパスワードをかけられない・保護が外れる問題とは

macOSの標準アプリ「プレビュー」を使ってPDFにパスワードを設定したのに、次回開いたときには保護が外れていた、あるいはそもそもパスワードをかける方法がわからないというケースは意外と多くあります。特にmacOS Ventura以降でUIが変更されてから、設定場所が分かりにくくなっています。

本記事では、MacのプレビューアプリでPDFパスワードを正しく設定する手順から、設定が保存されない原因と対処法、AdobeやWindowsとの互換性まで、体系的に解説します。

プレビューでのパスワード設定

この記事でわかること

  • macOSプレビューでPDFにパスワードをかける正しい手順
  • パスワード設定が保存されない・解除されてしまう原因
  • 「PDF として書き出す」からセキュリティを設定する方法
  • AES-128とAES-256暗号化の違いと使い分け
  • AdobeやWindowsとのパスワード互換性の問題と対処法
  • パスワード付きPDFをプレビューで開けないときの対処法

MacのプレビューでPDFパスワードを設定する基本手順

macOSのプレビューでPDFにパスワードを設定するには、「書き出す」機能を使います。単に保存するだけではパスワードは設定できません。多くのユーザーがここで躓いています。

正しい手順:「PDF として書き出す」を使う

  1. パスワードをかけたいPDFをプレビューで開く
  2. メニューバーから「ファイル」→「書き出す…」を選択
  3. 書き出しダイアログが表示されたら、フォーマットを「PDF」に設定
  4. 「暗号化」チェックボックスをオンにする(またはmacOS Monterey以降では「オプションを表示」をクリック)
  5. パスワードとパスワードの確認を入力
  6. 「保存」をクリックして新しいPDFとして保存

重要なのは「上書き保存(Command+S)」ではなく、必ず「書き出す(Command+Shift+S)」を使うことです。上書き保存ではパスワード設定のオプションが表示されません。

macOSのバージョンによる操作の違い

macOSバージョン パスワード設定の場所 注意点
macOS 13 Ventura以降 ファイル→書き出す→「暗号化」チェックボックス 「オプションを表示」クリックが必要な場合あり
macOS 12 Monterey ファイル→書き出す→「暗号化」チェックボックス ダイアログが簡略化されている
macOS 11 Big Sur以前 ファイル→書き出す→「セキュリティ…」ボタン 「セキュリティ」ボタンが独立して存在
PDF書き出し時の暗号化手順

パスワード設定が保存されない・解除される原因と対処法

設定したはずのパスワードが次回開いた時に消えている、あるいは保護が外れているという場合、いくつかの原因が考えられます。

原因1:「書き出す」ではなく「保存」を使っている

最も多い原因がこれです。Command+Sの上書き保存ではパスワードは設定できません。必ず「ファイル」→「書き出す」から新しいファイルとして保存する必要があります。

対処法:書き出したパスワード付きPDFが正しく保護されているか確認するには、一度プレビューを閉じてから再度そのファイルを開きます。パスワード入力画面が表示されれば正常に設定されています。

原因2:元のファイルを編集・保存してしまっている

プレビューにはオートセーブ機能があるため、PDFを編集すると自動的に変更が保存されることがあります。この際、暗号化されたコピーではなく元のファイルが変更されると、パスワードなしのファイルが上書きされます。

対処法:パスワード付きPDFを作成したら、元のパスワードなしのファイルは削除またはリネームして混同を防ぎましょう。

原因3:iCloudやDropboxの同期で上書きされた

クラウドストレージに保存している場合、別のデバイスからパスワードなし版のファイルがアップロードされると、パスワード付きファイルが上書きされることがあります。

対処法:パスワード付きPDFは、クラウド同期フォルダ以外のローカル場所に保存するか、ファイル名に「_protected」などの識別子を付けて管理します。

原因4:サードパーティアプリが設定を無効化している

Adobe AcrobatやPDFpenなどのアプリでパスワード付きPDFを開いて保存すると、パスワードが削除される場合があります。特にAdobe Acrobat Readerでは、ライセンス設定によってはパスワードを省いた状態で保存できることがあります。

対処法:パスワード付きPDFを扱うアプリを1つに統一し、不用意に他のアプリで保存しないようにします。

AES-128とAES-256暗号化の違い

macOSのプレビューでPDFを書き出す際の暗号化は、基本的にAES-128が使われます(プレビューの標準設定)。より強力なAES-256暗号化を使いたい場合は、AdobeのツールやサードパーティアプリCoreなどが必要です。

暗号化方式 鍵の長さ 互換性 用途
AES-128 128ビット PDF 1.6以降(Acrobat 7+) 一般的な用途・日常業務
AES-256 256ビット PDF 1.7拡張(Acrobat 9+) 機密性の高いビジネス文書・法律文書

一般的な個人利用では、プレビューが使うAES-128で十分なセキュリティが確保できます。ただし、政府機関や金融機関などで求められる高水準のセキュリティが必要な場合は、Adobe Acrobatを使ってAES-256で暗号化することを検討してください。

AdobeやWindowsとの互換性問題と対処法

Macのプレビューで作成したパスワード付きPDFは、他の環境で正常に開けないケースがあります。逆に、Adobeで作成したパスワード付きPDFをMacのプレビューで開けないこともあります。

プレビューで開けないパスワード付きPDFへの対処

Adobe Acrobatで高度なセキュリティ設定(特定ユーザーのみに許可する証明書ベースの暗号化など)が施されたPDFは、プレビューでは開けません。

  • Adobe Acrobat Reader(無料版)をインストールする:多くの場合これで解決します
  • PDFのセキュリティレベルを確認する:送信者に暗号化方式を確認し、プレビュー対応の形式で再送してもらう
  • ブラウザのPDFビューアを使う:Google ChromeやFirefoxのビューアは多くのパスワード付きPDFに対応しています

WindowsユーザーにMacのプレビューで作ったPDFを送る場合

プレビューで作成したパスワード付きPDFは、Windows標準のPDFビューア(Edge)でも開けますが、互換性の問題が出る場合があります。

  • 受信者にAdobe Acrobat Readerのインストールを勧める
  • パスワードとは別に「ヒント」をメールで伝える
  • 可能であればAdobeのオンラインツールで暗号化し直す
Adobe互換パスワード設定方法

印刷・コピーのみを制限したい場合(権限パスワード)

PDFには「開くためのパスワード」の他に、「印刷やコピーを制限する権限パスワード」があります。macOSのプレビューは権限パスワードの設定に対応しておらず、この機能を使うにはAdobe AcrobatまたはサードパーティのPDFツールが必要です。

パスワードの種類 できること macOSプレビュー対応
開くパスワード(ユーザーパスワード) PDF自体を開く際に要求 設定可能
権限パスワード(オーナーパスワード) 印刷・コピー・編集を制限 設定不可(閲覧のみ可)
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よくある質問(FAQ)

Q1. プレビューで「暗号化」のチェックボックスが表示されない場合はどうすればいいですか?

A. 書き出しダイアログで「オプションを表示」または「詳細オプション」をクリックしてみてください。また、フォーマットが「PDF」になっていることを確認してください。JPEGやPNGなど他の形式では暗号化オプションは表示されません。macOSのバージョンによってUIが異なるため、「ファイル」→「プリント」→「PDFとして保存」のルートからも試してみる価値があります。

Q2. 設定したパスワードを忘れてしまいました。プレビューで解除できますか?

A. 残念ながら、プレビューにはパスワード回復機能はありません。パスワードがわからない場合はPDFを開くことができません。オンラインのPDFパスワード解除ツールも存在しますが、機密文書の場合はセキュリティリスクがあるため使用しないことをお勧めします。大切なパスワードはパスワードマネージャーで管理することをお勧めします。

Q3. パスワード付きPDFをメールで送ったら「ファイルが壊れている」と言われました。

A. メールの添付ファイルとして送る際にファイルが破損するケースがあります。ファイルサイズが大きい場合やメールサーバーの制限が原因のことが多いです。対処法として、ファイル共有サービス(Google DriveやDropbox)経由でリンクを送るか、ZIPファイルに圧縮してからメールで送ることを試してみてください。

Q4. Macのプレビューで既存のパスワードを変更・削除する方法を教えてください。

A. 既存のパスワード付きPDFのパスワードを変更するには、まず現在のパスワードでPDFを開き、「ファイル」→「書き出す」から新たなパスワードを設定して別名保存します。パスワードを削除したい場合は、書き出す際に「暗号化」チェックボックスをオフにして保存します。ただし元のパスワードを知っている必要があります。

まとめ

MacのプレビューでPDFパスワードを設定するには、「ファイル」→「書き出す」→「暗号化」チェックボックスという手順が正解です。単純な「保存」ではパスワードは設定できません。

設定が保存されない主な原因は、書き出しではなく上書き保存を使っていること、クラウドの同期による上書き、他のアプリによる意図しない再保存などです。

AdobeやWindowsとの互換性が必要な場合は、受信者にAdobe Acrobat Readerのインストールを勧めるか、Adobeのオンラインツールを使って暗号化することで多くの問題を回避できます。印刷・コピーの権限制限が必要な場合は、プレビューでは対応できないため、Adobe Acrobatなどの専用ツールを検討してください。

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