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この記事はこんな人に役立ちます
- Macのバッテリーが以前より明らかに早く減るようになった
- フル充電しても数時間しか持たない
- バッテリーを長持ちさせる設定を知りたい
- バッテリーを交換すべきかどうか判断したい
MacBookを使っていて「最近バッテリーの減りが異常に早い…」と感じたことはありませんか?購入したばかりの頃は余裕で10時間以上使えていたのに、気づいたら3〜4時間でバッテリーが切れてしまう、というケースは非常によく起こります。
バッテリーの減りが早い原因は一つではなく、設定の問題・アプリの問題・バッテリー自体の劣化という3つの大きな要因が絡み合っています。この記事では、それぞれの原因を丁寧に解説し、今日からすぐに実践できる対処法をステップ形式で紹介します。
設定を変えるだけでバッテリーの持ちが2〜3時間改善するケースも珍しくありません。まずは原因の特定から始めましょう。
この記事でわかること
- Macのバッテリーが早く減る代表的な原因
- アクティビティモニタを使ったCPU食いアプリの特定方法
- ディスプレイ・省電力・Bluetooth・位置情報の最適化設定
- Spotlight・Time Machineがバッテリーに与える影響と対策
- バッテリーの健康状態(サイクル数)の確認方法
- バッテリー交換の判断基準と費用の目安
バッテリーの減りが早い主な原因
まずは全体像を把握しましょう。バッテリーの消耗が早い原因を表にまとめました。
| カテゴリ | 主な原因 | 影響度 |
|---|---|---|
| アプリ・プロセス | CPUを大量消費するバックグラウンドアプリ | 大 |
| ディスプレイ設定 | 輝度が高すぎる・True Tone・Night Shift | 大 |
| macOSのシステム処理 | Spotlight再インデックス・Time Machineバックアップ | 中〜大 |
| 無線機能 | Bluetooth・Wi-Fi・位置情報サービスの常時稼働 | 中 |
| バッテリー劣化 | 充放電サイクルの蓄積による容量低下 | 大 |
| macOSのバージョン | アップデート直後の一時的な処理増加・バグ | 小〜中 |
| 充電管理設定 | 最適化バッテリー充電が無効になっている | 小〜中 |
それでは順に、具体的な確認方法と対処法を見ていきましょう。
対処法① アクティビティモニタでCPUを大量消費しているアプリを特定する
バッテリーが早く減る最大の原因の一つが、バックグラウンドで動き続けているCPU食いのアプリやプロセスです。ユーザーが気づかないうちにCPUをフル稼働させているプロセスが存在することがあります。
アクティビティモニタの開き方
手順1:Finderを開き、上部メニューバーから「移動」→「ユーティリティ」をクリックします。
手順2:「アクティビティモニタ」をダブルクリックして起動します。
(または) Spotlightで「アクティビティモニタ」と入力して起動することもできます(Command + Spaceでスポットライトが開きます)。
CPU使用率の高いプロセスを確認する
手順3:アクティビティモニタが起動したら、「CPU」タブをクリックします。
手順4:「%CPU」の列見出しをクリックして、使用率の高い順に並び替えます。
手順5:CPU使用率が30〜50%以上を常に消費しているプロセスがないか確認します。
特に注意すべきプロセス
- kernel_task:CPUが高温になると意図的に他のプロセスのCPU使用を制限するため、表示値が高くなることがある。直接終了しないこと。
- mds / mds_stores:Spotlightのインデックス作成プロセス。通常は一時的だが、数時間続く場合は問題の可能性がある。
- backupd:Time Machineのバックアップ処理。バックアップ中はCPUとストレージを多用する。
- Google Chrome Helper:Chromeの拡張機能やタブがCPUを大量消費することがある。
問題のあるプロセスへの対処
手順6:問題のあるアプリ・プロセスをクリックして選択し、左上の「×」ボタン(プロセスを終了)をクリックします。
手順7:「終了」または「強制終了」を選択します(通常は「終了」を選んでください)。
ポイント:アクティビティモニタの「エネルギー」タブも確認しましょう。エネルギー影響度の高いアプリ一覧が表示され、バッテリー消費の元凶を特定しやすくなります。
対処法② ディスプレイの輝度と省電力設定を最適化する
ディスプレイのバックライトはMacBook最大の電力消費箇所のひとつです。輝度を少し下げるだけでバッテリーの持ちが大きく改善します。
輝度を下げる方法
手順1:キーボードの輝度下げキー(F1キー、またはファンクションキー列の太陽マーク)を押して輝度を下げます。
目安として、屋内作業では50〜60%程度に設定するとバッテリー消費を抑えられます。
「自動輝度調整」を活用する
手順1:「システム設定」→「ディスプレイ」を開きます。
手順2:「輝度を自動調整」がオンになっていることを確認します。周囲の明るさに応じて自動で輝度が調整され、バッテリーの節約になります。
スリープまでの時間を短縮する
手順1:「システム設定」→「バッテリー」を開きます。
手順2:「バッテリー電源使用時」の「ディスプレイをオフにするまでの時間」を確認します。
手順3:2〜5分など短めに設定することで、席を外した際の無駄な電力消費を抑えられます。
「低電力モード」を有効にする
手順1:「システム設定」→「バッテリー」を開きます。
手順2:「低電力モード」の設定を確認します。「常に」または「バッテリー電源使用時のみ」を選択すると、CPUパフォーマンスを抑えてバッテリーを節約できます。
補足:低電力モードはメニューバーのバッテリーアイコンからも素早く切り替えられます。アイコンをクリックして「低電力モード」を選択してください。
対処法③ SpotlightとTime Machineの影響を抑える
Spotlightの再インデックスが原因のケース
macOSのアップデート直後や大量のファイルを移動した後、Spotlightがファイルの再インデックス作成を行い、CPUとバッテリーを大量消費することがあります。この処理は通常数時間〜半日で完了します。
アクティビティモニタで「mds」または「mds_stores」が高いCPU使用率を示している場合はこれが原因です。
対処法:基本的には待つのが最善策です。充電器を接続した状態でしばらく待つと、インデックス作成が完了してCPU使用率が下がります。
特定のフォルダをSpotlightのインデックス対象から除外する
大量のファイルが入ったフォルダ(たとえば動画素材フォルダなど)をインデックス対象から除外することで、Spotlightの処理負荷を軽減できます。
手順1:「システム設定」→「Siriと検索」を開きます。
手順2:「Spotlightのプライバシー」または「検索対象から除外するフォルダ」の設定を開きます。
手順3:「+」ボタンをクリックして、インデックス対象から外したいフォルダを追加します。
Time Machineのバックアップを制限する
Time Machineは自動的に1時間ごとにバックアップを行いますが、このバックアップ中はディスクアクセスとCPU使用率が上昇し、バッテリーを消耗します。
バッテリー駆動時のバックアップを無効にする方法
手順1:「システム設定」→「バッテリー」を開きます。
手順2:「バッテリー電源使用時にTime Machineのバックアップを停止する」オプションを探してオンにします(macOSのバージョンによって表示名が異なります)。
これにより、充電器を接続していない時はTime Machineのバックアップが自動で停止されます。
対処法④ Bluetooth・Wi-Fi・位置情報サービスを最適化する
使わないときはBluetoothをオフにする
Bluetoothは常に周囲のデバイスをスキャンし続けており、使用していなくても電力を消費します。Bluetoothデバイス(マウス・イヤホン等)を使わない場面ではオフにしておきましょう。
手順1:画面右上のメニューバーにあるBluetoothアイコンをクリックします。
手順2:「Bluetoothをオフにする」をクリックします。
またはコントロールセンター(右上の「≡」アイコン)からも切り替え可能です。
Wi-Fiの接続状態を確認する
Wi-Fiは繋がっていない状態でも接続先を探し続けており、電力を消費します。ただし、Wi-Fi自体をオフにするとインターネット全般が使えなくなるため、通常は接続状態のまま使用します。
重要なのはWi-Fi経由で大量のデータを送受信しているアプリがないか確認することです。アクティビティモニタの「ネットワーク」タブで、データ通信量の多いプロセスを確認できます。
位置情報サービスを必要最小限にする
位置情報サービスが多くのアプリに許可されていると、GPSや基地局情報の取得のためにバッテリーが消耗します。
手順1:「システム設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」を開きます。
手順2:アプリの一覧を確認し、位置情報が不要なアプリを「なし」に変更します。
手順3:「システムサービス」の詳細も確認し、「Macの位置情報の提案」「Macのネットワーク品質」など不要な項目はオフにしましょう。
確認ポイント:メニューバーに表示される矢印マーク(位置情報アイコン)が頻繁に表示されている場合、何らかのアプリが定期的に位置情報を取得しています。どのアプリかを特定して制限しましょう。
対処法⑤ バックグラウンドアプリを整理する
ログイン時に自動起動するアプリを減らす
Macを起動するたびに自動で立ち上がるアプリが増えると、常時バックグラウンドでCPUとメモリを消費し続けます。
手順1:「システム設定」→「一般」→「ログイン項目と拡張機能」を開きます。
手順2:「ログイン時に開く」リストを確認します。
手順3:不要なアプリをリストから選択し、左下の「-」ボタンをクリックして削除します。
通知を整理してシステム負荷を下げる
大量の通知が届くアプリは、通知処理のたびにシステムを起こし、電力を消費します。
手順1:「システム設定」→「通知」を開きます。
手順2:通知が不要なアプリをリストから選び、「通知を許可」をオフにします。
Chromeを使っている場合の注意点
Google Chromeはタブや拡張機能が増えると非常にCPU・メモリを消費します。以下の対策が有効です。
- 使っていないタブはこまめに閉じる
- Chromeの拡張機能を最小限にする(設定→拡張機能で不要なものをオフまたは削除)
- SafariはmacOSに最適化されており、ChromeよりもバッテリーにやさしいためSafariへの移行を検討する
対処法⑥ 最適化されたバッテリー充電機能を有効にする
Appleは「最適化されたバッテリー充電」という機能を搭載しています。これはMacのふだんの充電パターンを学習し、バッテリーへの負荷が高い「100%での長時間保持」を避けることで、バッテリーの長寿命化を図る機能です。
設定確認と有効化の手順
手順1:「システム設定」→「バッテリー」を開きます。
手順2:「バッテリーの状態」セクションにある「最適化されたバッテリー充電」がオンになっていることを確認します。
手順3:オフになっている場合はオンに切り替えます。
補足:この機能がオンの場合、充電が80%で一時停止し、使用パターンに合わせて朝など必要なタイミングまでに100%になるよう充電されます。「80%で止まっている!」と慌てなくて大丈夫です。これは正常な動作です。
対処法⑦ macOSのアップデートとバッテリー問題
アップデート直後は一時的に消耗が激しくなる
macOSをアップデートした直後は、Spotlightの再インデックス・ライブラリの再構築・バックグラウンドでの各種処理が走るため、1〜2日間はバッテリーの消耗が激しくなることがあります。これは正常な動作なので、数日様子を見てください。
バグがあるバージョンの場合はアップデートを検討する
特定のmacOSバージョンにバッテリー関連のバグが含まれることがあります。その場合、Appleが修正パッチを含むアップデートをリリースすることがあります。
手順1:「システム設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」を開きます。
手順2:利用可能なアップデートがあれば適用します(重要なセキュリティアップデートも含まれるため、定期的なアップデートを推奨します)。
SMCのリセット(Intel Macの場合)
Intel搭載のMacBookでは、SMC(システム管理コントローラー)のリセットでバッテリー管理に関する問題が解消することがあります。
注意:SMCリセットの前にデータを保存してください。また、Apple Siliconチップ(M1/M2/M3/M4搭載)のMacには適用されません。
MacBook(取り外せないバッテリー搭載、2018年以降の多くのモデル)でのSMCリセット手順:
手順1:Macをシャットダウンします。
手順2:電源アダプタを接続します。
手順3:キーボード左側の「Control + Option + Shift」を7秒間押し続けます。
手順4:そのまま電源ボタンも加えて合計4つのキーを7秒間押し続けます。
手順5:すべてのキーを離して、電源ボタンを押してMacを起動します。
バッテリーの健康状態を確認する方法
ここまでの設定変更をしても改善しない場合、バッテリー自体が劣化している可能性があります。バッテリーの健康状態を確認しましょう。
システム情報でバッテリーのサイクル数を確認する
手順1:画面左上のAppleメニュー()をクリックし、「このMacについて」を選択します。
手順2:表示されたウィンドウで「詳細情報…」をクリックします。
手順3:「システムレポート…」ボタンをクリックします(または「システム情報」アプリを直接起動します)。
手順4:左側のサイドバーから「電源」→「バッテリー情報」を選択します。
手順5:以下の項目を確認します:
| 確認項目 | 内容 | 目安 |
|---|---|---|
| サイクル数 | バッテリーを0〜100%まで充放電した回数の累計 | モデルにより500〜1000サイクルが上限の目安 |
| 状態(コンディション) | バッテリーの全体的な健康状態 | 「正常」「要修理」「まもなく交換」 |
| 最大容量 | 新品時と比較した現在の最大容量の割合 | 80%未満でAppleは交換を推奨 |
メニューバーから素早く状態を確認する方法(macOS Sonoma以降)
「システム設定」→「バッテリー」を開くと、バッテリーの状態(「正常」など)が表示されます。「まもなく交換」「今すぐ交換」と表示されている場合は、バッテリー交換を検討しましょう。
バッテリー交換の判断基準(サイクル数の目安)
Appleは各MacBookモデルのバッテリーが設計上の容量の80%を維持できるように設計されているサイクル数(最大サイクル数)を公開しています。
| MacBookモデル | 最大サイクル数(目安) | 備考 |
|---|---|---|
| MacBook Air / Pro(2010年以降の多くのモデル) | 1000サイクル | M1以降も同様 |
| MacBook(12インチ、2015〜2019年) | 1000サイクル | |
| 古いMacBook(2009年以前) | 500サイクル | 現在は旧モデルのため参考値 |
サイクル数が最大サイクル数を超えていたり、バッテリーの状態が「まもなく交換」「要修理」と表示されている場合はバッテリー交換のタイミングです。
参考:毎日1〜2時間Macを使う場合、1日あたり約0.5サイクル程度の消費です。1000サイクルに達するまでには5〜6年かかる計算になります。一方、ほぼ毎日フル放電する使い方では3年程度でサイクル数の上限に近づくこともあります。
AppleCare・バッテリー交換費用の目安(2026年現在)
| 状況 | 費用の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| AppleCare+加入済み(バッテリー容量80%未満) | 無償 | Appleサポートに問い合わせ |
| AppleCare+非加入・保証期間内(1年)でバッテリー不具合 | 無償(製品不具合の場合) | Appleに診断を依頼 |
| Apple公式サービス(保証外)MacBook Air | 約15,000〜20,000円 | モデルにより異なる |
| Apple公式サービス(保証外)MacBook Pro | 約20,000〜30,000円以上 | モデルにより異なる |
| 非正規修理業者 | 約10,000〜15,000円 | 純正品でない場合があるため注意 |
バッテリー交換はApple正規サービスプロバイダへの依頼が最も安心です。非正規業者を利用する場合は、使用するバッテリーの品質や保証内容を事前に確認しましょう。
日常的なバッテリー管理に役立つアクセサリ
外出先でバッテリーが不足しがちな方には、以下のアクセサリが役立ちます。
おすすめアクセサリ
MacBook対応 USB-C充電器(65W〜100W)
外出時の充電器の予備として持ち歩くと安心です。MacBook Air(M2/M3)は65W、MacBook Pro(14インチ/16インチ)は96W〜140Wの充電器を推奨します。
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USB-Cハブ(マルチポート対応)
USB-Cポートしかない最近のMacBookに、HDMI・USBなど複数ポートを追加できます。電力効率の良い機器構成を組む際にも役立ちます。
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モバイルバッテリー(MacBook対応・20000mAh以上)
コンセントのない場所でも充電できるよう、MacBook充電対応の大容量モバイルバッテリーがあると便利です(出力45W以上推奨)。
Amazonでモバイルバッテリーを探す →
よくある質問(FAQ)
Q1. 充電しながら使うとバッテリーが傷む?
A. 現代のMacBookには充電管理回路が搭載されており、100%に達した後は充電器から電力を直接使うように切り替わります。そのため「常に充電しながら使う」こと自体はさほど問題ではありませんが、「最適化されたバッテリー充電」機能をオンにしておくことで、長期的なバッテリーの健康を維持できます。
Q2. バッテリーをゼロまで使い切った方がいい?
A. 昔のニッケル水素電池の話で「メモリ効果」と言われていましたが、現在のリチウムイオンバッテリーにはメモリ効果がありません。むしろ完全に放電させることはバッテリーへの負荷になります。20〜80%の範囲で使用するのが理想的とされています。
Q3. M1/M2/M3チップのMacでもバッテリーが早く減ることはある?
A. はい、あります。Apple Siliconチップは電力効率が大幅に改善されていますが、CPUを大量消費するアプリの起動・高輝度の使用・バッテリーの劣化などによって、使用可能時間が短くなることがあります。本記事の対処法はM1以降のMacにも有効です。
Q4. macOSをアップデートしたらバッテリーが急に減るようになった
A. アップデート直後はSpotlightの再インデックスやシステムの再構築が行われるため、1〜2日はバッテリーの消耗が激しくなることがあります。2〜3日経っても改善しない場合は、アップデートにバグが含まれている可能性があります。次のマイナーアップデートを待つか、Appleサポートに問い合わせましょう。
Q5. バッテリー残量が急に0%になってシャットダウンする
A. 残量表示と実際の容量に大きなズレが生じている場合、バッテリーのキャリブレーションがずれている可能性があります。SMCのリセット(Intel Mac)や、バッテリーの状態確認(システム情報)を行ってください。「まもなく交換」「要修理」と表示されていれば、バッテリー交換を検討するタイミングです。
Q6. バッテリーのサイクル数が500なのにバッテリーが持たない
A. サイクル数が少なくても、充放電の環境(高温・低温での使用・長期間の満充電保持など)によってバッテリーが劣化している場合があります。システム情報で「最大容量」や「状態」を確認し、80%未満・「まもなく交換」と表示されていれば交換を検討しましょう。
Q7. 低電力モードにするとどのくらいバッテリーが長持ちするの?
A. 使用状況によりますが、一般的に通常モードと比べて20〜30%程度バッテリーの持続時間が延びるとされています。CPUのパフォーマンスが制限されるため、動画のエンコードや重い画像編集などの処理には時間がかかるようになりますが、ブラウジングやドキュメント作業では差を感じにくいでしょう。
Q8. サードパーティのバッテリー診断アプリは信頼できる?
A. 「coconutBattery」などの定評あるサードパーティアプリはAppleのシステム情報と同等のデータを見やすく表示してくれます。ただし、まずはmacOS標準のシステム情報で確認するのが最も正確です。怪しいアプリのインストールは避けてください。
まとめ
Macのバッテリーの減りが早い場合の対処法を改めて整理します。
| 対処法 | 効果の目安 | 難易度 |
|---|---|---|
| アクティビティモニタでCPU食いアプリを特定・終了 | 大きい | ★★☆(やや簡単) |
| ディスプレイ輝度を下げる・スリープまでの時間を短縮 | 大きい | ★☆☆(簡単) |
| 低電力モードを有効化 | 中〜大 | ★☆☆(簡単) |
| Spotlightの再インデックス完了を待つ | 一時的 | ★☆☆(待つだけ) |
| Time Machineをバッテリー時に停止 | 中 | ★☆☆(簡単) |
| BluetoothをオフにしてBT機器不使用時の電力消費を削減 | 小〜中 | ★☆☆(簡単) |
| 位置情報サービスを必要なアプリのみに制限 | 小〜中 | ★★☆(やや簡単) |
| ログイン項目(自動起動アプリ)を整理 | 中 | ★★☆(やや簡単) |
| 最適化されたバッテリー充電を有効化 | 長期的に有効 | ★☆☆(簡単) |
| SMCリセット(Intel Mac) | 場合による | ★★☆(やや簡単) |
| バッテリー交換(サイクル数超過・最大容量80%未満) | 根本解決 | Appleサポートへ依頼 |
まずは設定面からできることを順番に試してみてください。多くの場合、アクティビティモニタでのCPU食いアプリの特定と終了・輝度の調整・低電力モードの有効化の3つだけで大幅にバッテリーの持ちが改善します。
それでも改善しない場合や、バッテリーの状態が「まもなく交換」と表示されている場合は、Appleサポートまたは正規サービスプロバイダにバッテリー診断・交換を依頼することをおすすめします。
Macを長く快適に使うためにも、定期的にバッテリーの健康状態を確認する習慣をつけましょう。
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