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Macの「ストレージを最適化」機能を使っているのに、なぜかストレージの空き容量が増えない——そんな悩みを抱える方が多くいます。この記事では「ストレージを最適化」が効かない原因と、実際に空き容量を増やす方法を解説します。
「ストレージを最適化」とは何をする機能?
macOSの「ストレージを最適化」は、Appleメニュー→「このMacについて」→「ストレージ」→「管理」から開けるストレージ管理ツールの機能のひとつです。主に以下の処理を行います:
- すでに視聴したiTunesや映画・番組のローカルコピーを削除
- 古いメールの添付ファイルをiCloudに退避
- ダウンロード済みのApp Storeアプリのうち、使っていないものを削除
つまり、この機能は万能ではなく、対象となるファイルが限られています。「ストレージを最適化」しても容量が変わらない場合、削除できるファイルがもともと少ないか、別の場所に大量のデータがあるためです。
「ストレージを最適化」しても容量が増えない主な原因
原因1:iCloudに逃がせないファイルが大量にある
「ストレージを最適化」はiCloudへの移動・削除で空きを作りますが、iCloudにアップロードできないファイル(iCloud非対応の場所に保存されたファイル・大容量動画など)は対象外です。
原因2:「その他」カテゴリのファイルが容量を占めている
ストレージ管理ツールの「その他」には、アプリのキャッシュ・ログファイル・一時ファイルなどが含まれます。これらは「ストレージを最適化」の対象外で、手動で削除する必要があります。
原因3:システムデータが肥大化している
macOSのアップデートファイル・バックアップ・仮想メモリ用スワップファイルなどが「システムデータ」として分類されます。一部は手動で削除できますが、macOSが管理しているものは触れません。
原因4:Time Machineのローカルスナップショット
Time Machineはバックアップドライブが接続されていない間、Macのストレージにローカルスナップショットを保存します。これが知らない間に数GBを占有していることがあります。
原因5:iCloudストレージが満杯
iCloudのストレージが満杯の場合、ファイルをiCloudに逃がせないため「ストレージを最適化」が機能しません。
実際に容量を増やす方法
方法1:ストレージ管理ツールで「大きいファイル」を確認して削除
- Appleメニュー()→「このMacについて」→「ストレージ」→「管理」をクリック
- 左側の「大きいファイル」をクリック
- 不要なファイルを選択して「削除」をクリック
方法2:ダウンロードフォルダを確認・整理
Finderで「ダウンロード」フォルダを開き、古いファイルやインストール済みのdmgファイルを削除してください。ここに数GBのファイルが溜まっているケースが多いです。
方法3:アプリキャッシュを手動で削除
- Finderを開き、メニューバーの「移動」→「フォルダへ移動」をクリック
~/Library/Cachesと入力してEnter- 各アプリのキャッシュフォルダを確認し、不要なものを削除
※ 削除前にアプリを終了しておくことを推奨します。
方法4:Time Machineのローカルスナップショットを削除
ターミナルを使ってTime Machineのスナップショットを確認・削除できます。
- 「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「ターミナル」を開く
- スナップショット一覧を表示:
tmutil listlocalsnapshots / - 不要なスナップショットを削除(例):
tmutil deletelocalsnapshots 2026-02-01-120000
方法5:iCloudストレージを増やすか不要なiCloudデータを削除
「設定」(またはシステム設定)→自分の名前→「iCloud」→「ストレージを管理」から、iCloud内の不要なデータを削除できます。iCloudストレージが足りない場合は、50GB(月130円)または200GB(月400円)のプランへのアップグレードも検討してください。
方法6:大容量アプリを確認して削除
- Appleメニュー→「このMacについて」→「ストレージ」→「管理」
- 「アプリケーション」をクリック
- 容量の大きいアプリを確認し、不要なものを削除
方法7:「その他」カテゴリのサードパーティツールを使う
「CleanMyMac」「DaisyDisk」などのサードパーティツールを使うと、macOSのストレージ管理ツールでは見つけにくい不要ファイルを視覚的に確認・削除できます。
よくある質問(FAQ)
Q. 「ストレージを最適化」をクリックしましたが何も変わりません。
A. 対象ファイル(視聴済みのApple TVコンテンツや不要なメール添付など)がなければ何も変化しません。「大きいファイル」や「ダウンロード」フォルダを手動で確認してください。
Q. 「システムデータ」が20GB以上あります。削除できますか?
A. 一部は削除できます。古いiOSデバイスのバックアップ(Finder→デバイス→「バックアップを管理」)やTime Machineスナップショットは削除可能です。macOSが使用している仮想メモリなどは削除できません。
Q. iCloudにファイルを移動すると、オフライン時にアクセスできなくなりますか?
A. はい。iCloudに最適化されたファイルはオフライン時にアクセスできません。オフラインでよく使うファイルは「ダウンロード」して常にMacに保持しておきましょう。
Q. ストレージの「写真」が大きすぎます。
A. 写真ライブラリは「システム設定」→「Apple ID」→「iCloud」→「写真」で「iCloudフォト」をオンにし「Macのストレージを最適化」を有効にすることで、オリジナルをiCloudに保管してMacにはサムネイルのみを残せます。
Q. Macのストレージ管理ツールと実際の使用量が合いません。
A. Macを再起動すると表示が更新されて正確になることがあります。また、ファイルをゴミ箱に入れても「ゴミ箱を空にする」しないと実際の空き容量は増えません。
まとめ
| 状況 | 対処法 |
|---|---|
| 「ストレージを最適化」が効かない | 対象ファイルがない→手動で大きいファイルを削除 |
| 「その他」が大きい | ~/Library/Cachesのキャッシュを手動削除 |
| システムデータが大きい | Time MachineスナップショットやiOSバックアップを削除 |
| iCloudが満杯 | 不要なiCloudデータ削除またはプランアップグレード |
| 全体的に空きが少ない | DaisyDiskなどで可視化して大きいファイルを特定 |
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