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パソコンを購入する場合に、WindowsとMacのどちらを買うか迷ってしまいますよね。
使いたいアプリケーションやサービスが明確で、どちらか一方しか対応していなければ迷うこともありませんが、一般的なWeb閲覧やメールが主体で、ちょっとした資料や年賀状を書くぐらいだとどちらでもいいように思います。そんなWindowsとMacどちらを買うか迷っている時の検討ポイントを考えてみます。
1.WindowsとMacの概要
WindowsはMicrosoftが販売しているコンピュータの基本ソフト(OS)で、システム要件を備えているコンピュータ(PC/AT互換機)で動作させることが可能です。そのため、多くのメーカーからWindowsを搭載したパソコンが発売されています。
一方Mac(Macintosh)は、Appleが販売しているコンピュータの総称です。OSは専用のOS-Xが搭載されています。このOS-XはMac専用ですので、Mac以外のコンピュータにインストールすることは禁じられています。逆に、MacにWindowsをインストールすることは可能で、AppleではWindowsがインストールできるBoot Campを公開して、MicrosoftはMacユーザー向けにWindowsを販売しています。
以前はWindowsとMacでは、対応しているアプリケーションや周辺機器が違っていて、Macがハイスペックを要求していて高価だったために、棲み分けができていました。でも、現在ではアプリケーションや周辺機器の多くが両方に対応してきたのと、ハードウェアの価格が下がって一般ユーザーがパソコンの選択肢としてMacを考えられるようになってきました。
2.どちらを買えばいいのか迷っているのならWindows
パソコンのシェアを見ると、Windowsが約90%、Macが約8%、その他のPC-UNIX系が約2%となっています。
圧倒的にWindowsユーザーが多いというのは変わっていないのです。ユーザーの多さは、対応するアプリケーションや周辺機器やサポートの充実につながっています。まだWindowsしか対応していないアプリケーションは存在します。そして、今後そのようなアプリケーションを使う機会がないと言い切れないのならWindowsなのです。
また、アプリケーションがWindowsとMacの両方に対応しているとはいっても、違う基本ソフト(OS)上で動作するわけですから、全く同じとは限りません。特にMicrosoft Officeでは、Mac向けにOffice for Macとういパッケージが販売されていますが、機能は限定されています。
また、OSで使われている文字(フォント)も異なりますので、MacとWindowsでデータをやり取りした場合にはレイアウトが崩れます。
Macは、Windowsとどちらにしようか迷って購入するものではないと思います。Macは買うか買わないかの二択で、迷うとしたら機種をどれにするかしかないと思います。WindowsとMacとどちらにしようか迷っているのならWindowsです。
3.Macを買うべき人
とはいっても、Macを買うべき人は存在します。今よりもWindowsが全盛だった時にも50万円以上していたMacは売れていました。WindowsとMacは別物なのです。もともとグラフィックデザインや印刷分野ではWindowsでは仕事に使えない、ということでMacが必要でした。
今ではWindowsでもよく利用されるAdobeのPhotoshopやIllustratorも元々Mac用です。今でもこれらのアプリケーションをメインで利用するのなら、Macのハイスペックマシンを購入することをお勧めします。
また、MacはAppleの独占で競合がありませんので、細かいところにお金がかかっています。デザインにこだわるユーザーが多いこともあって、デザインの作りこみはWindowsとは比較になりません。梱包材から違います。段ボールを開けた時からMacの世界に引き込まれます。デザインにお金をかけても、他に選択肢がない以上必ず売れます。
ノートPCを持ち歩く機会が多い人にとっては、スタイリッシュなデザインもMacを購入する動機になると思います。特に、今ではWindowsを稼働させることも可能なのですから、スタイリッシュなWindowsマシンとしての購入も考えられます。割高ではありますが、魅せるためのデジタルガジェットと考えたら投資の価値はあります。
つまり、グラフィック系のアプリケーションを使う人や、多少お金をかけてもスタイルにこだわる人はMacを買うべき人だといえます。
以下、より具体的にWindowsとmacを購入する際のメリット・デメリットについて考察していきます。