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Wi-fi環境を改善するためのヒント

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Wi-fi環境を改善するためのヒント

快適で円滑なインターネット環境を作るために、多くの自宅・職場で利用されているwi-fiルーター。wi-fiルーターを使用することで、通信速度も速く、安定した高速インターネットを利用することができます。

ただし、日々wi-fiルーターを使っていると、スマートフォン、タブレット、パソコン、ゲーム機など各デバイスから上手くwi-fiネットワークに接続できなくなったり、さっきまでサクサクとインターネットを利用できていたのに、急にインターネットを利用することができなくなってしまったり、1つ1つの動作がものすごく遅くなったりと、ネットワークの利用環境が著しく悪くなる場合があります。

こんな時、どうしたら悪くなったwi-fiネットワーク環境が改善されるのでしょうか?インターネットの接続速度が遅くなるだけで、コミュニケーションや趣味、仕事などが円滑に行えなくなり、過度なストレスを抱えてしまうこともありますし、仕事などの納期に間に合わなくなる可能性もあります。

今回は、wi-fiネットワーク環境が著しくない場合に、改善するための方法・ヒントについてご紹介いたします。

wi-fi接続が遅くなる主な原因と解決策

wi-fiネットワーク環境が悪くなり、通信速度などが遅くなる、よくある原因と解決策をご紹介します。

よくある原因「ルーターと各デバイスとの距離が離れている」

wi-fiルーターとスマートフォン、タブレット、パソコン、ゲーム機などの各デバイスとの距離が離れすぎていたり、wi-fiルーターと各デバイスとの間に障害物があったりすると、電波の送受信が上手くいかず通信速度が遅くなるケースがあります。ドアが開いているかどうかだけでも電波の届きやすさは変わってしまうものです。

各デバイスからwi-fiルーターが見える場所に置けることがベストですが、wi-fiルーターが動かすことができない場合などは、中継器などの導入を検討しましょう。また、wi-fiルーターと各デバイスとの間にある障害物で取り除けるものがあれば、取り除き、間には極力遮るものがない状態を作ることで悪かったwi-fiネットワーク環境が改善されます。

よくある原因「他の家電製品による電波干渉」

テレビや電子レンジ、電話機など、家電製品の中にはwi-fiルーターと同じ周波数帯域を使用する物があります。この際に電波干渉するケースがあり、wi-fiネットワークの通信速度が遅くなることがあります。

こちらに関しても、wi-fiルーターや各デバイスを対象家電製品の近くや間に置かないことで、悪かったwi-fiネットワーク環境が改善されます。

よくある原因「通信回線の混雑」

複数のデバイスを同時にwi-fiネットワークに接続したりすると、電波が混雑し、繋がりにくくなるケースがあります。

このような場合は、1度、各デバイスのwi-fi設定をオフにし、1台ずつ再度wi-fiネットワークに接続させていくことで悪かったwi-fiネットワーク環境が改善される場合があります。

wi-fiルーターは機種ごとに同時接続可能な台数が決まっています。同時に使う場合が多いのであれば、それぞれにアクセスポイントの設定を変更してみることも検討してみてください。

よくある原因「ファイアウォールの影響」

セキュリティソフトや各OSのファイアウォール機能により、wi-fiネットワークを遮断している可能性もあります。ファイアウォールとは怪しい通信電波などを受付しないよう遮断するための機能です。

この場合は、ファイアウォールを一時的に無効にするか、設定で使用するwi-fiルーターを登録することにより、ファイアウォールに関係なくwi-fiネットワークを使用できるようになります。

よくある原因「ルーターの不具合・端末の不具合」

ルーターも精密機械ですので、熱には弱い機械です。熱のこもる場所にあると、熱暴走をおこし動作がおかしくなることもありえます。

この場合は、ルーターの電源を切ってしばらくおいて冷ましてから、あらためて電源をいれることで改善できます。そのほか、ルーターのアップデートを行うことで不具合が解消されることもあります。

ルーターの不具合ではなく、スマホ等の端末の不具合の場合もあるので、同様に、再起動やアップデートを試してみましょう。

wi-fiルーターの置き方にも注意

電波を発するwi-fiルーターは、置き方によっても電波の強弱が変わってきます。非常にデリケートな通信機器と思ってください。ちょっとした置き方の違いで電波の強弱が変わり、インターネットの速度も変わってきますので、丁寧に気を遣って置く場所に気をつけましょう。

wi-fiルーターの周りには極力物を置かず開けた場所に設置する

wi-fiルーターの周りに物を置くと、電波の送受信を遮る原因になり通信速度が遅くなったりします。wi-fiルーターの周りには極力、物を置かず、また棚の中などにwi-fiルーターを置くのもやめましょう。できる限り部屋の中で、開けた開放的な場所に置くようにしましょう。

また、外壁のすぐそばや、窓際にwi-fiルーターを設置することも避けましょう。電波の半分が屋外に向かって発信されるようなものです。それだけで電波は半減してしまいます。wi-fiルーターの周りには何も置かない、というのが基本です。

wi-fiルーターは床に置かないこと

wi-fiルーターからの電波は端末機器からやや下方向に向かって強く電波を発するものが多いです。そのため、床に置いてしまうと効力が弱まります。なるべく低い位置には置かずに部屋の中でもある程度は高さのあるところに置くようにしましょう。

他の家電製品の近くには置かない

先述もしましたが、他の家電製品の近くに置くと、電波干渉によりwi-fiネットワークの通信速度が遅くなります。特にテレビや電子レンジ、コードレス電話機などからは離れた場所に置くようにしましょう。

アプリやWEBのwi-fiネットワークの速度計測を利用しましょう

wi-fiルーターの周りの物を除いたり、置く場所を変えたりした際に、本当に通信速度が改善され速くなり、wi-fiネットワーク環境が改善されたかどうかを感覚的なものだけでなく、数値として測るクセをつけましょう。

数値化して見ることにより、どれだけwi-fiネットワーク環境が改善され、効果があるものなのか、もしくは効果がなかったのかを検証できるため非常に便利です。アプリやWEBなど様々なwi-fiネットワーク計測ツールがありますので、利用しやすいものを使って実際の目で確認するようにしましょう。

wi-fiルーターにも使用期限がある?

インターネットの通信規格は日々アップデートされています。wi-fiの最初の規格は2009年に策定されてから2021年で6つの規格があります。お使いのwi-fiルーターはいつ購入されて、今の規格にあっていますでしょうか?

通信規格だけでなく、セキュリティの規格もアップデートされているので、通信速度が遅く感じる古いルーターをお使いの場合は買い替えを検討されてみてはいかがでしょうか?本体は10年以上使えることもありますが、目安として5年以上お使いの場合や、つなぐ端末が増えてきた方は、お使いのルーターのスペックを確認のうえ、今に適したルーターに買い替えることでより快適なインターネット生活が送れるようになります。

まとめ

今回はwi-fiルーターにおけるネットワーク環境が著しくない場合の改善ヒントについてご紹介いたしました。どれも簡単で当たり前のようなことなのですが、毎日使っているものなので、置き方1つとっても雑な扱いになっていて、そのためにwi-fiルーターの電波の送受信が弱くなってしまっている、というケースはよく聞きます。

スマートフォン、タブレット、パソコン、ゲーム機などの各デバイスで、SNS、動画視聴、ネット検索、アプリ利用、など、日々膨大にwi-fiネットワークを利用するからこそ、少しの電波障害から受けるストレスも大きいものです。

毎日使うものだからこそ、使用状況・使用環境に気をつけ、可能な限り最大限のパワーで利用できるよう注意して環境作りをするように心がけましょう。せっかく受信速度の最大値が高い最新のwi-fiルーターも、置き方1つで、パワーが半減してしまい最新型を使用している意味がなくなってしまいます。

今回、主な原因と改善方法や置き方についてご紹介しました。ぜひ、1度お使いのwi-fiルーターの環境で試してみてくださいね。

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