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ウェアラブル端末の種類と利用するメリット

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2016年に米Fitbit社では、2250万台ものウェアラブル端末を販売したとの調査結果でしたが、米Fitbit社はどのようなウェアラブル端末を販売しているのでしょうか。
Fitbit社の日本語サイトを紹介します。
Fitbit社Webサイト・ホーム

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Fitbit社では、健康管理、フィットネス、効率的なトレーニングを目的としたリストバンド型および腕時計型のウェアラブル端末を販売しております。また、スマートフォンのアプリと連携しデータの一元管理、分析、トレーニングの目標設定を行ったりすることも可能となっています。
Fitbit社のウェアラブル端末を日本で入手したい場合は、Amazon社からの購入のほか、多くの家電量販店の店頭でも取り扱われています。

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2016年販売ランキング第2位のXiaomi社は、その名の通り中国の企業であり、Fitbit社のウェアラブル端末と同様、リストバンド型の「Mi Band 2」を低価格で販売しています。世界で第2位の販売数ですが、その販売先はほとんどが中国国内です。日本からもAmazonで購入することは可能ですが、偽物も多く出回っておりますので入手しようとする型はご注意ください。

現在販売されているウェアラブル端末は、上記のように、通知機能と身体のモニター機能が中心です。また、Apple WatchではMacのロック解除を有しています。Apple Watchを装着してMacに近づけば自動的にロックが解除されMacを操作することができ、Apple WatchごとMacから離れれば自動的にロックがかかるというものです。これはセキュリティという面からは、とても有用な機能と言えると思います。Apple Watchでロックが有効になっていれば、Macが盗難されても誰も使うことができないのです。

ウェアラブル端末の機能は多彩なものの、現状では便利な機能は非常に限定的です。今後、誰もが便利、必要と認めるキラー・アプリが登場すれば飛躍的な普及を果たすことになると想像できます。今後考えられることとしてどのような機能があり得るでしょうか。

ウェアラブル端末を欲しいと思わせる機能とは

現在は見出されていないのですが、すべての人に必要だ便利だという機能は、どのようなものがあり得るでしょう、ぜひ感がてみてください。
個人生活のレベルで言えば、
・ 電話の着信、LINEのメッセージ受信、メールの受信、スケジュールの通知
・ スポーツのトレーニングに役立たせる
・ 健康管理に役に立つ、良質な睡眠を得るのに役立つ
・ 病気になった時の容体管理に役に立つ
・ スマートフォンだけでなく、パソコン、タブレットなどの他の情報端末と連携する
・ GPSを使った道案内、ナビゲーション機能
・ 良質なデザイン、ブランド価値を持たせる(Apple Wachはこれを一部実現していると言えるでしょう)

工業生産や企業レベルで言えば、
・従業員の健康管理、安全性の維持、アラーム機能
・業務の効率化、業務上のセキュリティ管理、入退室管理
など、多くの可能性が想像できます。そして、あなたのアイデアがウェアラブル端末を発展させるかもしれません。

まとめ

現状では「あれば便利」と言われるウェアラブル端末で、まだまだ普及しているとは言えない状況ですが、何か一つの機能・アプリが登場によりキラーアプリとなり爆発的な普及のきっかけになる可能性は非常に高いと予感させられます。

バッテリーが長時間持続できないという欠点もまだまだ完全な解決には至ってはいませんが、新たな技術革新も進むことでしょう。昔のメカニカルな腕時計のように、動くだけで自動巻き機能が働き時計が動き続けるのと同じように、動くだけでウェアラブル端末に充電できる仕組みも登場してくることでしょう。

 

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