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今期のドラマの視聴率を調べる手順とドラマの平均視聴率

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ここでは、視聴率に関しての豆知識を紹介いたします。

1.平均視聴率の計算方法

平均視聴率は、テレビ番組の毎分視聴率から計算をします。世帯視聴率は1分単位の毎分視聴率の合計をテレビ番組の放送分数で割った数値になります。つまり、世帯視聴率は番組の平均世帯視聴率でもあります。番組平均世帯視聴率を計算するには「該当番組の1分ごとの視聴率の合計÷該当番組の放送分数」です。これにより、ドラマなどの平均視聴率が算出されます。

2.視聴率から視聴した世帯数や人数を算出したい場合

テレビ番組の視聴率は%で示されますが、視聴率から視聴した世帯数や人数を推定することも可能です。世帯数や人数を算出する場合は、各地域によって異なります。例えば関西地区であれば、総世帯数が約7,162,000です。そのため世帯視聴率1%あたり、約71,620世帯ということになります。

仮に世帯視聴率が10%のドラマがあれば、関西地区では約716,200世帯が視聴していたのではないかと推定できます。人数を推定したい場合は、個人視聴率から算出します。個人視聴率は4歳以上の人が対象となりますので、4歳以上人口データを元に計算します。関東地区の4歳以上人口は、約40,562000人です。

そのため、個人視聴率が1%だとしたら約405,620人が視聴したと推定できます。個人視聴率が10%であれば10倍の約4,056,200人です。※世帯数、4歳以上人口は2016年10月現在の数値です。

3.視聴率の計測方法

ドラマなど、さまざまなテレビ番組の視聴率を計測する方法は3つあります。1つはピープルメータシステムと言われる計測方法です。ピープルメータシステム計測の特徴は、個人視聴率と世帯視聴率を同時に計測できることです。調査対象世帯に選ばれた世帯では、最大8台のテレビまで視聴するテレビ番組がチャンネルセンサーによって調査されます。

これにより世帯視聴率を調査します。また、4歳以上の家族全員を対象として、テレビ番組の視聴開始時間と終了時間を登録する機器があり、個人視聴率を調査します。ピープルメータシステムは、関東地区では900世帯、関西地区と名古屋地区ではそれぞれ600世帯を対象としています。

2つ目は、オンラインメータシステム計測です。世帯視聴率が計測できる方法で、調査対象の世帯にある最大3台までのテレビが対象で、視聴しているテレビ番組の状況がインターネット回線などのオンラインを通して集計されます。金沢、鹿児島、長野、長崎、岩手、山形、山口、秋田、青森、沖縄、福島、広島、大分など、全国24地区、それぞれ200世帯を対象として調査が行われます。

3つ目は、日記式アンケート計測です。日記式アンケートは個人視聴率を調査する方法です。調査対象となっている世帯の4歳以上の家族全員が対象とされます。調査員が対象世帯に調査票を届け、対象となる各個人が視聴状況を調査票に毎日記入をします。1週間分の記入が終わった際に、調査員が直接調査票を回収しにきます。

ピープルメータシステムやオンラインメータシステムなど、視聴率調査を行う対象世帯は一定期間で変わっていきます。調査対象の期間は関東、関西、名古屋地区が2年間、それ以外の地区が3年間です。

4.視聴率データの最小単位

個人視聴率も世帯視聴率も視聴率データの最小単位は1分です。ピープルメータシステムやオンラインメータシステムでは、1分単位の視聴率データが集計されます。ただし、日記式アンケートに関しては、5分となります。1分単位で視聴率データを集計しているため、瞬間最高視聴率などが分かります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、「今期のドラマの視聴率を調べる手順とドラマの平均視聴率」について紹介いたしました。今期気になるドラマを視聴している方や、視聴率をチェックしたい方は、キーワード検索がビデオリサーチサイトを使って確認してみてください!視聴率の高い番組の傾向や低い番組の傾向など、分析にも使える可能性があります。

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