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リップルコインの相場や利用方法って?ビットコインとも徹底比較!

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仮想通貨の中でも近年非常に注目されている「リップルコイン」。非常に決済機能や機動性に優れているため、今後も普及していくと予測されます。

一方、現在最も流通している仮想通貨、「ビットコイン」。

本記事ではリップルコインの相場や扱い方、そしてビットコインとの違いについて詳しくご紹介します。

リップルコインの相場

リップルの相場は2017年4月に入って、一時8円台にまで急騰しました。その後、4円台で落ち着きますが、11月現在では20円台となっています。リップルがここまで大きな価格高騰が起こったのは、2017年5月中旬に起こった「ロックアップ」が原因だろうと言われています。

「ロックアップ」とは、コインの流通量を制限することを意味する言葉です。

リップルでは550億XRPが安定して少しずつ供給されていて、「価格の急落」を防ぐシステムが出来上がったということです。もともとリップルは他の通貨とは違い、流通量が「1000億XRP」と最初から決められており、これが運営先のリップル社で管理されています。

これを少しずつ市場に流通されていることから、リップル社に「これまで保有していたコインを全て売られる」などの行為があると、流通量が膨大となって価格が暴落することが考えられます。そこで、リップル社は2017年4月末にエスクローという取引の安全性を保障する仲介サービスを導入したのです。

これにより、リップルは大量に放出されることもなく、リップルが保有していた中で、550億XRPを安定的に供給をすることが可能となったのです。

また、日本の大手銀行である三菱東京UFJ銀行や、メリルリンチなどが、リップルのネットワークを導入することを始めたことも大きな高騰要因と言えるでしょう。

リップルコインのウォレット

リップルを使用するにあたって、その購入した仮想通貨を保管するにはお財布が必要です。そのお財布の役割をするのがリップルウオレットです。銀行口座のようなものだと考えられます。このリップルウオレットには、WEB上で管理するものと、USBのようなハードウェアに記録するものとの2種類があります。

①WEBウオレット

インターネット上で管理するPC用のお財布です。メリットは取引所に登録することでもらえることと、ログインできればどこからでもアクセスができます。デメリットは、取引業者を信頼できるかどうか、ネット上でのハッキングの不安、オフラインでは使用できないことです。

WEBウオレットはスマホアプリでも取引できる仮想通貨取引業者もありますので、手軽に使えるという利点はあります。また、最近では取引業者に口座を持たなくても、専用のWEBウオレットを提供しているオンラインうをれっとサービスもあります。

②ソフトウェアウオレット(デスクトップウオレット)
自分のPCやスマホにソフトをダウンロードして使う方法です。メリットはネットと切り離して、ローカル環境でも管理ができることでしょう。一方デメリットは、ダウンロードしたPCやスマホが故障したらコインを取り出せなくなるリスクがあります。

③ハードウェアウオレット
専用の端末や紙に保管する方法です。メリットはオフラインで安全に管理ができることです。デメリットは紛失の可能性があることやコストがかかりことでしょう。

一般にこれまではリップルのウオレットは海外の取引所のものが多く紹介されてきましたが、日本語対応のサポートが弱い点や、盗難被害も多いことから、日本の取引所のウオレットがお勧めと言われています。

日本での取引所

リップルを取り扱う日本での取引所について調べてみます。日本での取引所は、コインチェック、ビットバンク、ビットトレード、Mr.Exchengeなどがあります。

まずは国内最大の取引所がコインチェックでしょう。コインチェックはBitflyerに次ぐ国内2番目の仮想通貨取引所で、取扱仮想通貨は10以上もあり、国内サイトとしては最大規模です。

ビットバンクはリップルコインを購入すると、手数料がもらえるというキャンペーンを行っていて、購入や売却をするたびに手数料がもらえるので、リップルコインの短期取引を希望する人にはお勧めです。

また、ビットバンクは2017年9月に仮想通貨の取引所として、金融庁の正式許可がおりました。リップルの取り扱いを国に許可をもらっているので、安心感がありますね。

ビットトレードはリップルに関してはあまりまだ特徴となるものがありませんが、親会社となるFXTFはFX会社としてはトレーダーのためにセミナーなど力を入れている会社なので、今後期待されています。

リップルコインVSビットコイン~徹底比較

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リップルコインとビットコインではどのような違いがあるのでしょうか?リップルコインとビットコインでは、様々な部分で違いがあります。

まずは、リップルコインは創業者もはっきりしていますが、ビットコインはいまだに誰かわかっていません。また、ビットコインは仮想通貨であることに対して、リップルコインは決算システムだということに大きな違いがあります。
その他にもコインの上限量や入手先、価格などの違いが明白なのです。

創業者

ビットコインの創業者はいまだに誰だか不明だとされています。一説にはサトシナカモトという名前が取りざたされていますが、この人物がどこの国の誰なのかがはっきりしていません。そもそも、ビットコインはある論文から誕生したと言われていますが、この論文を作成した人物がサトシナカモトと名乗っているのだそうです。

これに対して、リップルコインの創業者はJed McCalebと明確になっています。また、Jed McCalebは東京のBitcoin交換取引所Mt.Goxを作った人物としても知られています。

仕組みの違い

ビットコインとリップルコインでは仕組みに違いがあります。ビットコインはP2Pで取引をされています。また、金や銀のような鉱物と同じように採掘量に限界があるという点があります。

この採掘作業を進めることでビットコインの残量が少なくなり、発掘のハードルが上がるという仕組みになっているのです。

一方で、リップルコインは単一のオンライン通貨ではないとされています。1リップルの料金を支払えば、ドル、ユーロ、円、ビットコインでも金銭を送受できると言うことなのです。1000億リップルが流通したら、その後には新たなリップルは作られないという保障があり、リップルは金銭取引サービスのためのトークンです。

コインの上限量

ビットコインもリップルコインも上限量が決められています。上限を決めることで、価値が生まれるという考え方があるからです。

ビットコインの上限は2100万枚ですが、リップルは1000億枚です。ビットコインと比較するとかなりの量ですね。しかし、ビットコインは0から徐々に2100万枚に近づいてきますが、リップルはすでに1000億枚が存在しています。

ネットワーク上でトランザクションが発生する度にリップルが減少していくというシステムになっています。それが一番大きな違いと言えるでしょう。

入手先

ビットコインの入手先を紹介すると、購入、採掘、他人からのビットコインの譲渡の3つの方法があります。リップルは、購入や他人からの譲渡は同じ入手方法ですが、採掘の方法が違います。

ビットコインの場合はビットコイン採掘目的でPCの演算能力を使いますが、リップルの場合は、World Community Gridと言う癌などの研究開発に貢献することでリップルコインがもらえます。IBMが提供しているソフトウェアを活用して、研究に貢献することができます。

価格

ビットコインの価格は2017年11月現在で、920円台となっており、リップルは20円台となっています。

まとめ

いかがでしょうか。

今回はリップルコインの基本的な利用方法やビットコインとの違いを詳しくご紹介しました。

今後仮想通貨は価値や重要性が高まるとされているので、是非他の仮想通貨についての記事も参考にしてみてください。

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