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シャットダウンとどう違う?パソコンの再起動トラブル対処法3つ

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パソコンのシャットダウンは各種のアプリケーションの利用が終了した時点でパソコンの電源を落とすものがシャットダウンであり、再起動はアプリケーション等のインストールが終了したタイミング、Windowsへの修正プログラムの適用終了時といったタイミングで行われる事が多いのではないでしょうか。

また、アプリケーションの動作不具合やメモリの競合といったパソコン自体の動作が不安定になった場合にも、リセットする意味で再起動を行う事もシステムをリフレッシュさせる有効な対応策として考えられます。

そこで本記事ではパソコンでの障害発生時に利用する再起動処理にフォーカスして、再起動時のいろいろな事象についてご説明させていただきます。

再起動とは

再起動と一言で言っても起動プロセスから見ると2種類あり、その方法はコールドリブートとウォームリブートの2つとなります。

2つとも再起動には違いありませんが、コンピュータ内部での終了処理方法に違いがあります。

コンピュータが動作する上でハードウェアとソフトウェアは相互に組み合わされて動く事になりますが、コールドリブートはどちらも一度通電が切ってから再度通電される事となり、ウォームリブートはソフトウェアのみ通電を切るという違いがあります。

再起動とはどんな処理か

再起動自体はシステムを一度全て停止もしくは一時的な編集情報を何かの形で記憶装置に格納させてから動作しているハードウェアとソフトウェアの電気を遮断し、その後再通電させる事でコンピュータを起動し直すという動作を指します。

アプリケーションやOSといったソフトウェア的な不具合を解消する目的で利用される事もありますし、デバイスドライバの更新や追加といったハードウェア制御に関わる設定を反映させる為に行うといった場合もあります。

シャットダウン/スリープ/再起動の違い

シャットダウンは文字通りにコンピュータへの通電を全て遮断する事で動作を停止する事となりますので、何か不具合があったとしてもその情報そのものがメモリ等から消去されますので、もう一度最初から起動プロセスをやり直すという事となります。

スリープはその時点のコンピュータ上の情報を一時的に格納して入出力装置等への通電を停止する事で省電力状態にさせる事となりますので、コンピュータそのものは動作している状態とあまり変わりないと考えていただければ問題ありません。

再起動については前項にて触れておりますので、そちらをご参照下さい。

再起動の必要性

先に触れておりますが、コンピュータの再起動には2つの種類がありますので、再起動を行う目的によって使い分ける必要があるのではないでしょうか。

ハードウェアを制御する為のドライバ等を更新した場合にはハードウェアとソフトウェアどちらも一度通電を停止させてから起動し直すといった事が必要となりますし、内部プロセス等の不具合を解消させる為であればソフトウェアのみの通電を遮断するだけでメモリはクリアされて不具合は解消される可能性が高くなります。

どちらなのか判断が付かない場合には、コンピュータの電源を一度落としてから起動し直す事を推奨致します。

キーボード操作での再起動方法

Windows 10を搭載しているパソコンであれば、キーボードの操作にて再起動を行う事が可能です。

まず、「Windows」キー + 「D」キー を同時に押して初期画面を表示させてから、「Alt」キー + 「F4」キー を同時に押すとWindowsのシャットダウンメニューが表示されますので、選択項目を上下させて再起動を選択後、実行していただければ再起動が行えます。

なお、この場合はWindowsの持つ高速スタートアップと呼ばれる機能が利用されますので、ソフトウェアのみの再起動が行われます。

ドライバ更新等の場合でハードウェアへの通電も遮断したい場合には、再起動ではなくシャットダウンを選択していただければ対応可能です。

次ページ:パソコンが勝手に再起動する場合

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