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格安simを利用するデメリット
上にあげたメリットを得られる格安simですが、コストを削っていることでデメリットとなっている面もあります。メリットだけでなく、デメリットもよく理解して賢く利用すれば格安simの恩恵を最大限に利用できます。
回線の品質は大手通信キャリアに及ばない!
格安simは大手通信キャリアの通信設備をレンタルすることで、格安な通信サービスを利用者に提供しています。つまり、契約しているのは格安simの事業者なのですが、利用している回線はdocomoやau、ソフトバンクといったキャリアと同じ回線を利用しているのです。
そのため、お昼休みなど通信するユーザーが多くなる時間帯は、これら大手通信キャリアのユーザーと同じ回線を一緒に利用するので通信速度が低下する傾向があるので注意が必要です。ただし、時間をずらしてユーザーが少ない時間をデータ通信に利用すればこのデメリットは回避することができます。
通話を多く利用する用途には向かない!
格安simはデータ通信を格安で提供するために、大手通信キャリアではできないコスト削減を行っています。その代表的なものは音声通信です。大手通信キャリアが音声通話定額のプランを用意していますが、格安simには同様のプランはほとんどありません。
また、定額の音声通話プランを用意していても大手通信キャリアと比べると割高になる場合がほとんどなので、音声通話をメインで使用する場合、格安simはおすすめできません。
大手キャリアのメールサービスが使えない!
格安simは提供サービスを大幅に削減していることで、格安な通信料金を実現しています。逆に言うと、格安simでは大手通信キャリアが提供しているさまざまなサービスは利用できないと思ったほうがよいでしょう。たとえば、格安simでは「@docomo.ne.jp」などのキャリアが提供しているメールアドレスが使用できません。
昔からキャリアのメールアドレスを使用してる場合、古くからの友人や家族との連絡にはキャリアのメールアドレスがないと不便になる場合もあります。メール以外にも公衆無線LANサービスなどのキャリア独自のサービスは、格安simでは利用できない場合があります。
格安simか無制限simか?
格安simのメリット・デメリットを説明してきましたがいかがでしたでしょうか?ここで注意してほしいことは、格安simも大手通信キャリアと同じように通信制限があるプランがほとんどだということです。
通信料金が安いから気軽に動画サービスを頻繁に利用していると、すぐに通信制限に達してしまうことに変わりはなく、次の月まで快適に通信サービスを利用できなくなってしまいます。
従来のプランではなかったデータ通信量の上限がないのが冒頭に少しご紹介した無制限simです。もし、大手通信キャリアや格安simのプランで毎月通信量が足りなければ無制限simという選択に目を向けてみてはいかがでしょうか?
無制限simを利用するメリット・デメリット2つ
格安simの場合、多くのプランでは1ヶ月に何ギガまでと使用できるデータ通信量が決まっていましたね。格安simの中でも多ければ30GBまで利用できるプランもありますが、冒頭で説明したとおり、動画配信サービスやSNS、テザリング機能などを頻繁に利用しているとそれでも通信制限に達するかもしれません。
無制限simを利用すれば、毎月の通信制限を気にせず思う存分に通信サービスを利用できますが、実際にどういった点に注意すればよいか、メリット・デメリットとともに紹介していきます。
無制限simを利用するメリット
格安simと同じように、無制限simにもメリット・デメリットがあります。まずはメリットを一つ一つ見ていき、自分の利用の仕方に合っているかどうか確認してみましょう。
とにかく大容量のデータ通信を利用できる!
これまでも何度かご説明していますが、無制限simの最大のメリットは月に○GBまでという上限がないため、通信制限を気にする必要がありません。そのため動画を思いっきり楽しんだり、テザリング機能を利用して外出先でノートPCを利用したり携帯ゲーム機を思う存分楽しむことができます。
これらのデータ通信サービスを、通信制限を気にせず思いっきり楽しみたい方には特に無制限simをおすすめします。
格安simよりも割安にできる!
無制限simは賢く使えば、格安simよりも通信量を割安にすることができます。格安simで30GBまで通信量を使用する場合、月に4000円以上が目安となります。大手通信キャリアと比べるとこれでも格安ですが、無制限simの場合は月に2000円からが目安となります。
より多くデータ通信を利用したい場合、通信料の面でも無制限simのほうがメリットは大きいのです。
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