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Linuxの「find」コマンドの便利な使い方

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$ find 検索元 –anewer 元ファイルでは、更新日時を比較してそれ以降のアクセス時間のものを探し出しますが、$ find 検索元-newer 元ファイルを使えば、更新日時を比較してそれ以降に更新したものを検索できます。ファイルを変更した時間から探したい場合に使えるコマンドです。

8.「$ find 検索元-empty」

$ find 検索元-emptyは、ファイル容量が空なものを探し出します。ファイル容量が0のものを見つけ出したい際に便利なコマンドです。

9.「$ find 検索元-size ファイル容量」

$ find 検索元-size ファイル容量を使えば、ファイルの容量から探し出すことができます。コマンドを入力する際に、指定以上のファイル容量を探したい場合は、ファイル容量の前に「+」を加えます。

指定以下のファイル容量を探したい場合は、ファイル容量の前に「−」を入力します。ファイル容量が10byte以下のものを探したい場合は、「$ find./work/-size –10c」を入力します。-sizeを使うことで、容量から簡単に探し出せます。

10.「$ find ファイル名 –type f」

$ find ファイル名 –type fを使えば、検索対象を絞って検索できます。fはfileのことを指し、「-type f」を使うことで、ファイルのみを対象として検索ができます。

11.「$ find ディレクトリ名 –type d」

$ find ディレクトリ名 –type dを使えば、ディレクトリを対象として検索できます。「-type f」の場合は、ファイルを対象に検索、「-type d」の場合はディレクトリを対象として検索します。それぞれ、探したいファイルに合わせて使い分けると便利です。

12.「$ find 検索元-perm パーミッション」

$ find 検索元-perm パーミッションを使えば、パーミッションで検索を行えます。パーミッションから検索したい場合に「-perm」のコマンドは便利です。

13.「$ find 検索元 条件1-and条件2」

「-and」を使えば、複数の条件でディレクトリやファイルの検索を行えます。-andを使うことで、検索条件1と2の両方の条件に当てはまるものを探せます。

14.「$ find 検索元 条件1-or条件2」

「-and」を使えば、条件にすべて合ったディレクトリやファイルを探しますが、「-or」を使えば、条件のいずれかに合ったディレクトリやファイルを探し出します。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、「Linuxの「find」コマンドの便利な使い方」について、紹介いたしました。findコマンドを使えば、簡単にディレクトリ、ファイルが見つけ出せますので、仕事やプライベートでも作業効率が向上します。最近Linuxを使い始めた方など、とても便利なので、ぜひ活用してみてください!

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