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「無料で便利」には裏がある!LINEのセキュリティを高める方法9つ

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LINEのセキュリティレベルを上げる方法9つ

セキュリティ的に不安があるといわれるLINEですが、対策をとって安全に使えないものでしょうか。

ここまでの事例などをよく見てみると、本人が注意することで回避できる余地がだいぶ残されてるようにも思えます。

また、LINE側でも、個人情報保護やセキュリティ保全には対策を講じており、個人情報管理の安全性を示す国際認証規格である「SOC2」「SOC3」「SysTrust」などを取得して、情報管理を徹底していることをアピールしています。

LINE自体の機能でも、情報流出をできる限り防ぐようなものが標準でつけられており、随時アップデートも行われています。

以下にあげる各機能を設定することで、セキュリティーレベルを簡単にあげることができます

「パスワードロック」

LINEを起動させた時にパスワードを求められます。これを「パスワードロック」と呼んでいます。「設定」の中の「プライバシー管理」を選択し、そこでオンにします。

なお、iOSのバージョンによっては、Touch ID(指紋認証)も利用することができます。

メッセージ内容の非表示

新着のメッセージが届いた時、その内容を画面表示しないように設定できます。

基本的にパスワードロックをかけると自動的に内容表示はオフになりますが、もし何らかの理由でパスワードロックをしない場合、「設定」の中の「通知(Android端末では通知設定)」で「メッセージ内容表示」をオフにすればOKです。

これで新着メッセージが届いても「新着メッセージがあります」との表示のみになります。

他の端末でのログイン許可をオフに

一応、他の端末やWebサービス(PC、iPad、ブラウザ版LINEストアなど)のログインすると、通知がくるようにはなっていますが、「アカウント」において、「ログイン許可」のチェックをオフにしておけば、本人が意図しないログインができないようになります。

ID検索の許可をオフに

18歳以上の年齢であることを認証したうえで、任意に設定されたIDがある場合、それらを(不特定含めた)相手に検索してもらい友だち登録をしてもらえる機能が「IDによる友だち追加を許可」です。

「プライバシー管理」にあるこの「IDによる友だち追加を許可」のチェックをオフにしておけば、手当たり次第に友だち登録されることがなくなります

「友だちの自動追加」「友だちの追加」をオフに

アドレス帳をアップしてその中からLINEユーザーを検索し、自動で友だちを追加してくれる「友だちの自動追加」、登録した電話番号を照合して、保有しているユーザーを友だちとして追加する「友だちへの追加を許可」。

どちらも「設定」中の「友だち」にありますので、「友だちの自動追加」「友だちの追加」をオフにします。仕事の上で電話番号は知らせなければならないけど、LINEは……という人などを含め、むやみやたらにつながりたくない場合に役立ちます

「メッセージ受信拒否」をオン

「メッセージ受信拒否」をオンにすることで、友だち登録している人以外からのメッセージを拒否することができます。「プライバシー管理」中の「メッセージ受信拒否」にあります。

QRコードの更新

LINEでは自分のアカウントのQRコードを生成して配布することができます。これをスキャンすることで友だちとして追加してもらえるというものです。

しかし、悪意ある第三者がこれを手に入れているとも限りません。そこでQRコードは定期的に更新することをおすすめします。

「設定」中の「プロフィール」で「自分のQRコード」をタップすると、QRコードが表示されます。右上のチェックをタップすると「QRコードを更新」というメニューが表示されますので、OKをタップします。

QRコードを更新することでアカウントのURLも自動的に更新されます。

「ブロック」

「友だちリスト」や「知り合いかも?」につながりたくない人や、誰だかわからない人などが表示された時、その相手を「ブロック」してメッセージが送受信されないようにすることができます。

相手の名前を左にスワップ(Android端末では長押し)すると「非表示」「ブロック」と表示されますので、「ブロック」を選択します。

相手にはこちらがブロックしていることは伝わりませんし、誤ってブロックしてしまってもすぐに解除できます。解除は「設定」中の「友だち」にある「ブロックリスト」から行います。

「編集」をタップして「ブロック解除」を選択すれば解除となります。

「Letter Sealing」とは?

メッセージのやり取りや無料通話している時に、「Letter Sealing」と呼ばれる暗号化が行われています

画面にロックアイコン(カギのマーク)が表示されている時がそれで、現在ではデフォルトでオンになっているため、ユーザー側で任意に無効化しない限りは適用される仕組みとなっています。

この仕組みにより、ハッキングされてもその内容は暗号化されているので第三者には判別不明となります。

外部アプリからの情報アクセスを拒否する

LINEでは、友人がインストールしたアプリが、LINEの情報を参照して、自分のプロフィール情報を参照できてしまいます。

ここが常に許可になっていると、LINEに登録している下記の情報が外部から参照できる状態となり、思わぬところで情報が悪用されてしまう可能性があります。

  • LINEでのお名前
  • プロフィール画像
  • ステータスメッセージ
  • LINE内部の識別ID

そのため、外部アプリからの情報アクセスは、できれば「拒否」に設定しておくことがおすすめです。

設定手順は次の通りです。

  • LINEの設定画面を開く
  • 「プライバシー管理」をタップ
  • 「アプリからの情報アクセス」をタップ
  • 「拒否」をタップ

まとめ

LINEそのもののセキュリティーについては、電話番号などの個人情報を一企業が独占的に収集しているということで、不安に思う面が少なからずあるのは事実です。

無料という裏側には、個人情報が料金代わりになっている、という穿った見方までする人もいます。

一番いいのは、自分に合わないものであれば使わない、ということになりますが、便利であるのは事実ですし、諸々の事情で使わなくてはいけない人もいるでしょう。

結局は大半は自分で身を守るすべをしなくてはいけないのですが、今回は過去の事故事例を含め、そのためのヒントを提示したつもりです。

まとめると
➀パスワードを設定(ここでは触れませんでしたが、端末にも行うのは当然です)
➁個人情報、IDやパスワードなどは他人に教えない
➂各セキュリティー機能について熟知する

LINEを便利で安全なツールとして使い続けるためには、これら3点の重要性を認識することが肝要だと思います。

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