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一目でわかる!iPhone/iPad/Apple Watchの解像度比較

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解像度とはディスプレやビットマップ画像などにおいての画素の集まりのことを指します。

解像度は1インチあたりの画素数のことを指すdpiという単位で表現され、dpiが高いほど、より流麗で滑らかな画像を表現することができます。

本記事では解像度、画素数、dpiの基礎知識、またApple製品であるiPhone、iPad、AppleWatchの歴代の解像度の一覧をご紹介していきます。画質についてより正確に理解しておきたい方は本記事を参考にしてみてください。

Apple製品の画質の改善度合いを一緒に確認していきましょう。

意外と知らない解像度周りの知識

iPhoneの画質がさらに向上したというようなニュースを聞くと、必ず目にするのが「解像度」という言葉です。画質について正しく理解していくためには、解像度や画素数、DPIについて理解し、それぞれの言葉の関係性について把握する必要があります。

解像度周りの言葉を理解することによって、画像編集を行う際や仕事で画像データを印刷する場合なども、用途に合わせた画像処理を行うことができるようになります。一つ一つの言葉について詳しく見ていきましょう。

解像度

「解像度」とはディスプレイの特定の幅に対する画素の密度のことを指します。テレビやパソコンをはじめ、ディスプレイは格子と呼ばれる色を表現する非常に小さな粒が密集してできており、この密集具合や表現できる色合いの種類によって、より鮮明に流れるような画像表現を行うことができるようになります。

仮に格子が一つしかないディスプレイの場合は、単色しか表現することができず、格子が1万あるディスプレイであれば、1万色の組み合わせで様々な物や状態を表現することができるようになります。

そのため、一般的に解像度が高ければ高いほど、より滑らかで細やかな画像や動画を閲覧することができるようになるのです。

画素数

画素数とは上記の解像度の欄で説明をした格子のことを指しています。

パソコン上で表現される画像はビットマップ画像と呼ばれる表現形式で認識されます。

ビットマップ画像とは、一つの画像は複数の画素(格子)の集まりでできていると考え、画素毎にRGBと呼ばれる赤青緑の色の三原色から色と濃淡を指定して色味を表現する概念を用いて色を表現し、その集合体として意味のある画像を形成するというものです。

つまり、解像度とはディスプレイにおける画素の密集具合、画素数とはディスプレイの中に存在する画素の数ということになります。

dpi

「dpi」とは「Dots Per inch」の略称で、解像度を表す単位として用いられます。

画素数は特定のディスプレイの中に存在する画素の数ですが、パソコンやスマートフォンは種類によってディスプレイの大きさが異なりますので、画素数のみでは解像度、つまり画素の密集具合については判断することができません。

そこで、1インチの間の画素の数を表しているdpiを用いて、解像度の度合いを計測することになります。また、dpiは1インチの直線の間に存在する画素数のことを指し、1平方インチの間に存在する画素数ではありませんので、計算をするときには注意が必要になります。

解像度の種類

ディスプレイの解像度はいくつかの定型的な種類があり、時代の変遷と共により流麗な画像を見ることのできる大きな解像度のディスプレイが多くなってきました。それぞれの名称と解像度について詳しく見ていきましょう。

名称 解像度 アスペクト比
VGA 640×480 4:3
WXGA 1280×800
HD 1280×720
フルHD 1920×1080
4k 4096×2160
8k 3840×2160

印刷する時の解像度の設定

画像をコピー機などで印刷するときにもコピー機側で解像度を設定することができます。

一般的に解像度を高く設定すればするほど、より流麗な画像を印刷することができます。しかし一方で解像度が高い設定はそれだけ印刷時間がかかりますので注意が必要です。

また、印刷する元の画像データの解像度が低すぎると、コピー機側で解像度を上げても綺麗な画像を印刷することはできません。また、コピー機側と比較して画像の解像度が高すぎる場合も、コピー機側の解像度以上に綺麗に印刷することはできませんので覚えておきましょう。

iPhone/iPad/Apple Watchの解像度比較

それでは実際にApple製品の解像度について比較をしていきましょう。解像度の変遷を見ていくことで、iPhoneやiPadの画質がどのような変遷で向上してきたかを理解することができるようになります。

iPhoneの解像度

iPhone端末 画面サイズ(インチ) 解像度 アスペクト比
iPhone 3.5 480×320 5:3
iPhone4 3.5 デバイス:960×640
CSS:480×320
5:3
iPhone5
iPhone5s
iPod Touch
iPhone SE
4 デバイス:1136×640
CSS:568×320
16:9
iPhone6
iPhone6s
iPhone7
iPhone8
4.7 デバイス:1334×750
CSS:667×375
16:9
iPhone6Plus
iPhone6s Plus
iPhone7 Plus
iPhone8 Plus
5.5 デバイス:1920×1080
CSS:736×414
16:9
iPhoneX
iPhoneXS
5.8 デバイス:2436×1125
CSS:812×375
19:9
iPhoneXR 6.1 デバイス:1792×828
CSS:896×414
19:9
iPhone XS Max 6.5 デバイス:2688×1242
CSS:896×414
19:9

iPadの解像度

iPad端末 画面サイズ(インチ) 解像度 アスペクト比
iPad
iPad2
9.7 1024×768 4:3
iPad mini 7.9 1024×768 4:3
iPad3
iPad4
iPad Air
iPad Air2
iPad(2017)
iPad(2018)
iPad Pro(9.7)
9.7 デバイス:2048×1536
CSS:1024×768
4:3
iPad mini2
iPad mini3
iPad mini4
7.9 デバイス:2048×1536
CSS:1024×768
4:3
iPad Pro(10.5) 10.5 デバイス:2244×1668
CSS:11122×834
4:3
iPad Pro(12.9) 12.9 デバイス:2732×2048
CSS:1336×1024
4:3

Apple Watchの解像度

Apple Watch端末 画面サイズ(インチ) 解像度 アスペクト比
Apple Watch(1,2,3)38mm 1.32 273×340
Apple Watch(1,2,3)42mm 1.5 312×390
Apple Watch4 40mm 324×394
Apple Watch4 44mm 368×448

まとめ

解像度や画素数、dpiという言葉は普段聞きなれないため、説明もなしにいきなり広告等で宣伝されても、何となく凄くなったんだなと感じるだけで正確に何がどのようになったのか分からない人がほとんどではないでしょうか。

解像度やdpiといった言葉も、本記事でご説明してきた通り、理解してしまえば非常に簡単な概念です。

これらを理解しておくことで、本当にどの程度改善されたのかを正しく理解することができます。実際に使用する製品を選ぶときや、画像デザインをするときなど、本記事を参考にしていただければ幸いです。

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