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目次
googleのウイルス警告が出たらプラウザを閉じよう
Googleのウイルス警告が出た場合には、ポップアップ内の「次へ」や「OK」は決して押さず、まずはそのタブやブラウザを閉じることが必要になります。これらのポップアップは正規のものではありませんので、絶対に次の画面は進むことのないように注意しましょう。
キャッシュを削除する
原因の項目で紹介したように、ウイルス警告文が表示されたタブやブラウザを閉じたとしても問題の根本は解決されません。
原因はChromeブラウザに保存されているキャッシュやCookieのデータになりますのでこれらを削除する必要があります。削除自体は非常に簡単なものになり、下記の手順で実行が可能です。
キャッシュを削除する
- Chromeブラウザ右上の丸が三つ並んだメニューボタンを選択
- 「履歴」を選択
- 「閲覧履歴を消去」を選択
- 「Cookie」「閲覧履歴」「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れる
- 「閲覧履歴の消去」を選択
スマートフォンとデスクトップで若干文言に違いがありますが、基本的には同じ作業で対応が可能です。
ウイルス対策ソフトをインストールする
これらの問題を予防するためには、事前に信頼できるウイルス対策ソフトをインストールしておくことが大切です。
ウイルス対策ソフトをインストールしておくことで、危険性のあるサイトを閲覧しようとしている場合には事前に警告文を、閲覧してしまった後も不正なプログラムを削除してくれるようになります。
Androidで使えるウイルス対策ソフトでおすすめのものは下記のものになります。
Androidで使えるおすすめウイルス対策ソフト
- ウイルスバスターモバイル
- ESET Mobile Security
- マカフィーモバイルセキュリティ
- ノートンモバイルセキュリティ
- カスベルスキーインターネットセキュリティ
その他、無料のセキュリティアプリも多くありますので、予算や状況に合わせて適切なウイルス対策ソフトをインストールしていきましょう。
GoogleChromeで有害ソフトを削除する(PC)
とにかく一度セキュリティをチェックしておきたい、という方にはGoogleChromeの機能を使って、チェックしてみてはいかがでしょうか?
GoogleChromeのパソコンのクリーンアップ
- Chromeブラウザ右上の丸が三つ並んだメニューボタンを選択
- 「設定」を選択
- 「詳細設定」を開いて「リセットとクリーンアップ」を選択
- 「パソコンのクリーンアップ」をクリック
- 「有害なソフトウェアの検出」の「検索」ボタンをクリック
- 有害なソフトウェアの削除に関するメッセージが出たら「削除」をクリック
危険なサイトを閲覧しない
ウイルス警告プログラムを仕込んでいる悪質サイトを閲覧しないこと が、同じ問題を起こさないために大切になります。
これらは検索結果で表示されたサイトを、タイトルだけ見て閲覧するのではなく、表示されているURLのドメインからある程度信頼できるかを判断してサイトを閲覧するというクセを身につけることが必要です。
狙いは端末ではなく人間の心理の場合が多い
このような偽の警告の狙いは端末ではなく、扱う人間である事の方が多いです。警告が表示させることで人間の動揺を誘っているわけですね。「どうしよう」「対策アプリをインストールしないと…」 と誘導しています。
偽の警告は非常に巧妙でGoogleのロゴを使うなどして信憑性をもたせようと工夫をこらしています。インターネットを使い慣れていない人がこの警告を受けたら信じてしまうのも無理はないでしょう。
しかしほとんどの場合が悪意を持った偽の警告である可能性が高いです。人間の心理を狙った巧妙な手口に騙されず冷静に対処するようにしてください。
ソフトやアプリをインストールしてしまったら
ソフトウェアやアプリをインストールさせるのは、アフィリエイト報酬やアプリストアのインストール報酬を目的としていることがほとんどです。そのため、インストールさせた時点で目的を達していることが考えられます。
実際インストールしただけで何も被害が出ていないケースも少なくなく、大事にはならないことがほとんどです。しかし アプリから個人情報を抜き出そうとするケースも あります。
ソフトウェアやアプリをインストールしてしまった場合は、速やかにアンインストールしましょう。
安易にリンクを開かない
ウェブサイトやSNSを利用していると様々なリンクが目に入ると思います。甘い誘い文句と共に張られているリンクはついタップしてしまいがちですよね。
不審なサイトへ誘導しようとしている事も少なくありません。不用意にリンクは開かないようにしましょう。また、SNSであれば周りの人の反応から分かることも多いのでコメント欄から判断することもできそうです。
見慣れない物には触れない
画面の中央に突然表示されるポップアップ広告など、一般的なサイトに導入されていないものは絶対に触れないようにしましょう。
まともな目的で運営されているサイトであれば、ポップアップ広告の導入は絶対にしません。導入直後の収益は跳ね上がるかもしれませんが、ユーザーに与える不快感が高すぎることからそもそもサイトへ訪問してくれなくなる危険性が高いからです。
それらのリスクを顧みない運営者であることが分かりますので、良からぬ目的で設置している可能性が非常に高いです。絶対に触れないようにして速やかにサイトを閉じましょう。
表示される警告が本物である場合もある
ほとんどが偽の警告であるパターンが多いのですが、中には本物の警告が表示される場合もあります。
本当に危険な状態である事を知らせてくれているケースもありますので、本物の警告を無視してしまうのは大変危険です。本物と偽物の警告の特徴や見分け方を知ることで適切に判断していきましょう。
「偽のサイトにアクセスしようとしています」
Google Chromeでサイトを開こうとした時に 赤い画面で「偽のサイトにアクセスしようとしています」 という文面が表示されたら、それはGoogleからの警告です。
アクセスしようとしているサイトが危険なものである場合に警告を発してくれる仕組みとなっています。こちらが表示された場合は セキュリティで保護されたページに戻るをクリック もしくは ブラウザを閉じる などして離脱してしまいましょう。無視してアクセスすると、ウイルス感染の危険性があるので注意しましょう。
ウイルス対策ソフトによる警告
ウイルス対策ソフトを導入している場合、新規アプリのインストール時に「検知の警告」や「削除」を促すことがあります。
これはウイルス対策ソフトが危険を察知したために発している警告です。インストールしようとしているアプリに害があるかはまだ分かりませんが、収益を目的とした偽の警告ではないことは確かとなっています。
またウイルス対策ソフトを使ってスキャンしている時に表示される警告も本物です。これらはウイルス対策ソフトを使い慣れていればUIなども覚えられるのでパッと見で判断することが出来るようになるかと思います。
警告慣れすることも大切
偽物と本物。どちらの警告も見慣れておけば、突然警告が表示されても焦って促されるままアプリをインストールしてしまうようなことはなくなると思います。
また、本物の警告の特徴としては「削除」や「離脱」を推奨する文面が添えられていることがほとんどです。これらの言葉を使っているなら本物と判断するということもできそうです。
偽の警告は収益を目的としているので広告をクリックさせようとしたり、アプリをインストールさせようとしてきます。これらを誘導させる謳い文句とは「削除」や「離脱」は掛け離れていますからね。
不安を煽ってくる演出には冷静に対応しよう
Googleからのウイルス警告画面が表示されると同時に、閲覧者の不安を煽ってくる演出がされる場合があります。
確認されているものには次のものがあります。
- 警告音を流す
- カウントダウンを表示させる
上記のように相手を煽り立てることによって、冷静な判断をさせないようにすることがこれらの目的です。
そのため、サイトに警告表示がされると共に、警告音やカウントダウンが見られた場合には、逆に頭を冷静にしてまずはブラウザを閉じて終了し、履歴やキャッシュなどを削除する対応をとりましょう。
まとめ
ウイルス警告文が表示されると非常に焦ってしまいますが、正しく対応することで被害を受けずに処理することができます。多くの場合、アフィリエイト報酬やフィッシング詐欺を目的に悪質なサイト運営者が仕組んだプログラムによって表示されております。
そのため、本記事で紹介してきた手順に従い、タブ又はブラウザを閉じて、閲覧履歴を全て削除し、信頼のできるウイルス対策ソフトをインストール、危険なサイトを閲覧しないクセをつけるといった行動をとっていきましょう。
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