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Facebookで写真を保存する方法と写真の取り扱い方の注意点

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Facebookで画像を保存すると、その持ち主にばれるのでしょうか?ちょっと気になりますね。結論から言うと、「ばれません」。

画像保存する(される)だけでは通知などはない

Facebookとはいえ、パソコンだろうがスマホだろうが、しょせんはブラウザ上での表示です。一般的なホームページの画像をダウンロードしたところで、ページ作成者へ通知は行きません(ページ作成者が何か細工していれば別ですが)。Facebookにもそういう類の細工はありませんので、Facebookの画像をダウンロードしても相手に通知がいくことはありません。スマホアプリ版でも同様です。

Facebookの規約でも「一応」禁止されている

どうやら、Facebookのヘルプ(規約)では「画像ダウンロード禁止」と明確に記載している箇所はないようです。とはいえ、一般的なWeb上の画像の取扱いについては、著作権の観点で

  • 個人的利用は問題ないが、無断で転載したり加工したりするのはダメ

という大前提があります。Facebookはこのあたりをどのように解釈しているのでしょうか。Facebookのヘルプに「著作権とは何ですか。何を保護するものですか。」という項目がありましたので引用します。

著作権とは、次のようなさまざまな種類の著作物を対象としています。

  • 視覚作品:動画、映画、テレビ番組や放送作品、ビデオゲーム、絵画、写真など
  • 音声作品:歌、楽曲、録音作品、話し言葉の録音など
  • 執筆作品:本、劇、台本、記事、楽譜など

ただし、オリジナル作品のみに著作物保護を受ける資格があります。著作権保護の対象となるに足るオリジナリティを有するには、著作物は著作者自身の手により創作される必要があり、また最小限の創作性が必要です。

ということで、Facebookは「誰かが撮った写真」は「著作物」である→つまり「著作権」が付随している、と解釈していると取れます。ですので、ダウンロード禁止を直接謳っているわけではありませんが、間接的に禁止していることになります。ただ「撮っただけ」の写真が著作権付の著作物に値するかどうかというのは微妙なところですが、グレーゾーンであることに違いはありません。完全にシロでない以上、おすすめすることはできません。

トラブルを避けるために保存した写真の不正利用はしない

保存した写真の不正使用とは、下記のような場合が想定されます。

  • そのまま、あるいは何らかの加工をして、無断で自分のホームページに載せた。
  • 印刷して、不特定多数に配布した。
  • 誰でも見れるような画像掲示板にアップした。または、Facebookに投稿した。
  • 商品の広告画像など、自分の利益になるようなものに利用した。
  • 被写体にマイナスイメージを与えるような加工をして、何らかの形で配布、公開した。

どれも、自分がされると心地いいものではありませんね。中には、別にいいですよという寛大な方もいらっしゃるかもしれませんが、自分が撮ったり写っていたりする写真を、自分の知らないところで意図しない操作をされることに違和感や憤りを感じるのが普通です。

自分に悪気はなくても、相手にどう捉えられるかというところもあります。ダウンロードの方法を紹介しておいて恐縮ですが、必要に迫られない限り、人の写真はダウンロードしないほうが賢明と言えそうです。

第三者に保存されたくない写真は、公開範囲を狭めるなどで対応する

Facebookは実名制を採用(推奨)していることから、プライバシー保護についてはさまざまな機能があり、かつ充実しています。投稿に関する機能もその一つで、「公開範囲」というものをこと細かく設定できます。投稿時に「プライバシー設定」から選べる項目を下記に示しますが、かなり細かくできています。

  • 公開:全Facebookユーザーが見ることができます。
  • 友達:Facebook上のあなたの友達のみ見ることができます。
  • 友達-次を除く:あなたの友達リストの中から、「公開しない」友達を選択できます。
  • ○○地域の友達:あなたの居住地近辺の友達のみ見ることができます。各友達が「居住地近辺であるかどうか」は、Facebookの判断によります。
  • 選択した友達:あなたの友達の中から、見れる友達を直接選択します。
  • 自分のみ:これを設定した投稿は自分のタイムラインのみ表示され、友達を含め、他の誰かが見ることはできません。

大雑把に言って、下へ行くほど範囲が狭くなります。投稿する際はこの機能をうまく使って、あなたの投稿ができるだけ不要なところに行かないよう配慮すべきです。写真の不正利用をする側も当然悪いのですが、不用意に拡散してしまう原因を作る方も問題だと思います。なお、「公開」は「不特定多数」と同じことなので、よほどのことが無い限り選択すべきではないと考えます。個人が全世界に発信しなければならない情報など、そうそうないと思います・・・

まとめ

Facebookで写真を保存する方法と写真の取り扱い方の注意点について紹介しました。Facebookでは、画像や写真のダウンロードはいとも簡単にできてしまいます。ですので、投稿時の公開範囲には気を付けましょう。なんでもかんでも「公開」にしたりすると、プライバシーの侵害を受ける可能性は充分あります。

また、Facebookは画像や写真をダウンロードすることそのものについて明確に禁止していませんが、これは「事実としてダウンロードできてしまう」ので、あえて直接言及を避けているだけとも取れます。個人的に楽しむ分には特に罰則がないとはいえ、できる限りやらない方が賢明です。

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