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DevOpsはご存知ですか。さまざまなビジネスシーンやニュースなどでも使われていることがあります。「聞いたことはあるけど意味が分からない」という方も多いのではないでしょうか。
ここでは 「DevOpsとは?DevOpsの意味と既存のものとの違い」 について紹介します。初めて聞く方も、なんとなく聞いたことがある方も、参考にしてみてください。
1.DevOpsの意味と既存のものとの違い
DevOpsとは Development(開発) と Operations(運用) のそれぞれの言葉を組み合わせてDevOpsと言います。開発と運用の各部門が協力しあいながら、開発・運用をするソフトウェアやシステムを作り上げていく組織体制のことを意味します。
なぜ、DevelopmentとOperationsの協力しあう体制の言葉ができたかと言うと それぞれのビジネスに対する考え方の違いから対立することが多いためです。Development側としては、次々と新しい機能を開発したり、アプリを制作したり、既存機能をアップデートしたりと、どんどん機能や作品をリリースしていきたいという考え方があります。
一方で、Operations側は、ユーザーが安定してシステムやサービスを使えるようにするのが仕事なので、システムの安定稼働を第一に考え、新たな機能の追加やアップデートなどはあまりしたくないという考え方を持っています。そのため、どんどん新しい開発を進めていきたいDevelopment側と、新しい開発よりも既存のサービスを安定させることを望むOperations側で、役割の違いから対立が起きる要因になっていました。
対立関係になることで、Operations側から依頼した既存サービスの変更に、Development側がスピーディに応えなかったり、お互いの情報共有が不十分だったりと、Operations、Developmentそれぞれにとっても、ユーザーにとっても決して良い関係とは言えませんでした。
ユーザーに良いサービスを届けるには、また競合他社よりも魅力的なサービスを作り、会社として発展していくためには、OperationsとDevelopmentの協力が必要不可欠です。
ユーザーのニーズをいち早く把握できるOperationsが 「こんなサービスを求めている」「もっと◯◯な機能を搭載した方がいい」 など、ユーザーの要望としてDevelopment側とコミュニケーションを図り、その意見を踏まえつつDevelopment側が開発していかなければ、すぐに世の中に取り残されてしまいます。
OperationsとDevelopmentのお互いが協力しあうことで、多くの人に喜んで貰えるサービスの価値を提供できることから、DevOpsが注目されるようになりました。
DevOpsが各企業で採用される前までは、継続的インテグレーションを採用している企業が多かったです。継続的インテグレーションとは、専用のツールに手順などを登録し、開発やテストを自動的に繰り返す方法です。
継続的インテグレーションにより、素早くテストを行い問題を早く発見できること、自動で行うので効率化できるメリットがありました。しかし、継続的インテグレーションをより効率化するためには、OperationsとDevelopmentが協力・連携しあうことが大切だと分かり、各企業除々にDevOpsを導入しています。
2.DevOpsに大切なこと
1.お互いを尊重し信頼する
DevOpsを円滑に行うには、OperationsとDevelopmentのそれぞれで働く人同士がお互いに尊重し信頼しあうことが大切です。また、ミスがあっても相手を非難しないことが大事です。
非難ではなく一緒に問題を解決できる方法について考え、提案をしましょう。相手のミスを責めたりすると、ただでさえ対立していたわけですから、関係が悪化する可能性があります。お互いに尊重しあう関係性があってこそのDevOpsです。
2.DevOpsを円滑に行うツールを摂り入れる
DevOpsを行うにあたって、インフラの構築や管理システムの共有などを円滑に行うツールが必要です。クラウドサービス業者の提供する専用ツールを取り入れることで、より効果的なDevOpsが可能になり、品質の高さやスピードに繋がります。
3.既存体制にはないDevOpsのメリット
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