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CRMとは?ビジネスマンなら見直しておきたいCRMの基礎知識

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CRMはさまざまなシーンで活用されています。分かりやすいものではコールセンターです。CRMを、CTIと言われるシステムでコールセンターに導入しているケースが多いです。

CTIとは、Computer Telephony Integrationの略で、コールセンターで使う電話などをコンピューターと連動させるシステムのことを言います。CTIのシステムによりコールセンターとCRMを連動することで、電話で話しているお客さんの情報をパソコンやモニターなどの画面で確認することができます。

話しているお客さんが利用したサービスや購入した製品、過去の問い合わせ内容やクレーム内容、その際に対応した担当者など、詳細内容を把握して対応できるので、お客さんにも安心してもらえます。お客さん側からすると、過去に購入した商品などを把握したうえで話してくれるので、話も円滑に進み、満足度が高くなる可能性があります。

6.CRMの活用事例:販促プロモーション

CRMは、販促プロモーションにも有効活用できます。過去の購入した製品や利用したサービス、職業などを元に、顧客の状態や購買プロセスに合ったDMやメールマガジン、雑誌への出稿、TVCM、ネット広告など、さまざまな販促プロモーションに活用できます。

顧客の状態に合ったプロモーションを行うことで、購買欲を高めることが可能です。

7.CRMの活用事例:ポイントサービス

多くの企業では、CRMの一環でポイントサービスを行っています。購入金額やサービス内容によってポイントを付与し、ポイントが貯まれば、割引や他の製品への交換、サービスの利用などが受けれます。

ポイントサービスを行うことで、ポイントカードなどの発行により、顧客情報を獲得でき、購買情報を管理できるようになります。ポイントサービスを導入することで、そこで得た顧客の情報を企業のCRMとして活用していけるようになります。

8. CRMの活用事例:SFA

SFAとはSales Force Automationの略で、営業支援ツールのことです。営業を効率的に行い、売上を最大化するために、顧客の購買履歴や利用履歴、過去の商談内容などが情報として管理されていて、見込み度合いやアポイント情報なども分かるようになったものです。

個人で抱える顧客に関しても、全社で共有ができ、顧客に合った対応や、見込み客の発掘、成功事例や失敗事例の共有など、組織として効率的に営業が行えるような情報データが集約されています。

CRMのなかには、営業支援として使える機能を搭載したシステムもあります。SFAとしてもCRMを使うことで、本来SFAに使用するコストを削減することも可能です。

9.CRMの活用事例:見込み客の発掘

CRMが、SFAとして使用するなかで、見込み客へのアプローチ方法などを計画・実行することもできますが、CRMを見込み客の発掘や管理のためだけに使用することもできます。

通常のCRMの使い方では、既に購買経験のあるお客さんが対象者となるのですが、まだ購買したことがないけども、これから購買する可能性のある見込み客の管理用データとして使うことができます。

顧客情報に合わせて見込み度合いを管理し、見込みレベルに合わせて適切なタイミングでプロモーションやアプローチができます。

おすすめのCRM導入ツール5選

①Senses

ツール名 Senses
月額費用 5,000円・10,000円/1ユーザー
無料トライアル 14日間
公式サイト Senses

利用継続率 98% を誇るCRMツール「Senses」です。

「Senses」では案件をカード形式で表示する仕組みをとっています。更新頻度によってカードの色が自動で変化することにより案件の対応漏れ防止などにも役立ちます。こういった分かりやすい・使いやすいUIから案件の進捗状況の確認も直感的に行えます。

そして外部サービスとの連携も充実。あらゆる機能を「Senses」に一元化させることで一括管理することができます。連携できるサービスはメール、カレンダーなど他にも営業に関連するツールを網羅しています。

継続率が高い裏には導入支援サポートが手厚いということもあるでしょう。ツール導入サポートはもちろん、導入後の運用サポートも完備。メールお問い合わせやリアルタイムのチャット対応も行ってくれます。

②Kintone

ツール名 Kintone
月額費用 780円・1,500円/1ユーザー
無料トライアル 30日間
公式サイト Kintone

「Kintone」は 10,000社 の導入実績があるCRMツールです。

企業では様々な情報を扱うため、エクセルやメールとあらゆるツールに情報が散在してしまいがちです。これらの営業に関する情報を「Kintone」にまとめることで必要となる情報を可視化させることができます。

「Kintone」にまとめられた情報はチーム全体で共有することができるため、チームワーク向上につながり、果ては業務効率アップに繋がることとなります。顧客情報を簡単に整理できるツールとして非常に高い評価を受けています。

また拡張機能も充実。100種類以上のAPIやプラグイン との連携に対応しているため、営業にかかわる機能を「Kintone」に集約させることができます。顧客情報を管理するためにかける時間を大幅にカットすることができ、営業に専念することができるでしょう。

③ちきゅう

ツール名 ちきゅう
月額費用 1,480円・2,980円・4,980円/1ユーザー
無料トライアル 30日間
公式サイト ちきゅう

クラウド型のシンプルなCRMツール「ちきゅう」です。

最大の特徴は導入のしやすさにあると言えるでしょう。一般的なCRMツールにありがちな複雑な作りなどはなく、「ちきゅう」は非常に分かりやすい作りとなっています。そのため、CRM管理専属のスタッフなどを用意する必要はありません。

必要な機能だけを搭載していることも導入のしやすさに関与していると考えられます。また、管理されている情報はチーム全員がリアルタイムに閲覧することが可能。顧客情報や、やるべき事を簡単に共有することができます。

月額費用も控えめで、30日間の無料トライアル期間が設けられています。とりあえず試してみようかな?という方におすすめのCRMツールです。

④Sansan

ツール名 Sansan
月額費用 見積もり形式/1ユーザー + 10,000円(スキャナーレンタル料)/1台
無料トライアル 30日間
公式サイト Sansan

名刺管理を目的としたCRMツール「Sansan」。

全社員がそれぞれ持っている人脈を「Sansan」に保管することで簡単に共有することができます。顧客情報を共有することで営業を始めとしたビジネスをよりスピーディーに進めることが可能となります。

保存方法は名刺を専用スキャナーでスキャンするのみです。スキャンされた名刺画像は 高精度なAI技術オペレーターの手入力 の2段階に分けて正確に入力されます。大切な取引先からいただいた名刺のデータをほぼ100%保存することができます。

そして「Sansan」はマルチデバイス対応です。パソコンやスマートフォンとシーンに合わせて使いこなすことができます。外出先で訪問直前に取引先の情報を確認しておきたいときなど活躍してくれそうです。

⑤メールワイズ

ツール名 メールワイズ
月額費用 500円・1,500円/1ユーザー
無料トライアル 30日間
公式サイト メールワイズ

メール共有システムの「メールワイズ」。

業務上発生するメールのやり取り全てを「メールワイズ」で一元管理することができます。全て集約することでチーム内のメンバー全員が簡単にアクセスすることができます。蓄積された顧客情報を簡単に共有します。

メールのステータス管理、文面のテンプレート化といった機能もあります。これらの機能を使うことでメール対応の作業分担などもスムーズに進むでしょう。お問い合わせメールへの迅速な対応を実現させてくれます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回、「CRMとは?ビジネスマンなら見直しておきたいCRMの基礎知識」について紹介いたしました。既に多くの企業で導入されていて当たり前に活用されているCRM。

効果が現れるまでには長い時間がかかる場合もありますが、顧客満足度を上げるための1つのシステムとなっています。勤務している企業でもCRMが導入されているか、ぜひ確認してみてください。

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