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アプライアンスサーバーとは?種類ごとの解説と5つの特徴

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汎用サーバではなく、アプライアンスサーバーを導入することにどのようなメリットがあるのでしょうか。

ここでは、アプライアンスサーバーを導入・使用する主な3つのメリットについて確認していきます。コストやサービス稼働までの期間、運用のしやすさなどに優位性があり、導入者にとっては非常に重要な内容ばかりですので、しっかりと把握をしておきましょう。

低コストで導入できる

アプライアンスサーバーを導入するメリットとして「低コスト」があります。特定の用途に特化していることもあり、汎用サーバと比較すると導入コストを削減することが可能です。

また、省電力なものが多く、導入コストだけでなく運用コストも軽減できます。不必要な機能を削っているため低コストで導入できるのは、アプライアンスサーバーの大きなメリットです。

すぐにサービスを稼働できる

アプライアンスサーバーの場合、OSなどのソフトウェアがすべて組み込まれた状態で提供されるため、導入後にソフトウェアを選んでインストールするなどの面倒な手間が必要ありません。

既に設定や動作確認なども済んでいる状態ですので、すぐにサービスを稼働させることができます。

運用が簡単である

アプライアンスサーバーは運用が簡単なことも導入するメリットです。また、管理ツールがわかりやすく使いやすいユーザーインターフェースとなっているため、操作が簡単で、セットアップや運用には専門知識が不要です。

汎用サーバのようにハードとソフトのベンダーが別になっているということもないため、手軽に保守・運用することができます。専門家がいなくても導入を検討できます。

アプライアンスサーバーの2つのデメリット

アプライアンスサーバーの導入を検討する際は、メリットだけでなくデメリットもしっかりと把握したうえで判断するようにしましょう。主な2つのデメリットはメリットの裏返し的な内容になりますので、導入後のイメージを持ち、比較検討してみてください。

特定の用途でしか使用できない

アプライアンスサーバーは特定の用途に特化しているからこそ、低コストや稼働スピード、管理・運用の容易さなどのメリットを持ちます。しかし、裏を返せば「決まった用途以外に使うことができない」というデメリットにもなります。

アプライアンスサーバーだと、ハードやソフトが固定されており、メモリー容量などを増やそうとしてもできない場合があります。手軽に拡張できない点や他の用途に利用できない点は、利用者によっては非常に大きなデメリットです。

他の用途として利用する可能性がある場合や増設などをすぐに検討する可能性がある場合は、汎用サーバの方が利用しやすいかもしれません。

詳細設定ができない場合がある

アプライアンスサーバーは、用途が特化していることもあり、導入・運用画面は簡易的なものしか用意されていませんので、詳細設定ができない場合もあります。詳細設定をしたい場合は汎用サーバーの方が細かいニーズに合わせることができるため向いています。

事前にどのような設定・状況で利用するのか想定したうえで導入しましょう。

まとめ

アプライアンスサーバーとは特定の用途に特化したサーバのことであり、低コストや管理・運用が比較的簡単なことがメリットとして挙げられます。WEBやメール、セキュリティ、検索など、種類によって特徴も異なり、メリットだけでなく拡張性や詳細設定できないなどのデメリットもあります。

導入メリット・デメリットを確認したうえ、一般的なサーバと比較して検討してみてください。

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