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目次
パスワードを設定する際の注意点5つ
パスワードの注意点について、条件などを詳しく解説します。
パスワードの条件は5つある
AppleIDのパスワードは、初期設定または再設定を問わず、やや厳しい条件を持ちます。
セキュリティの観点からアカウント保護を目的とするものなので、蔑ろにしないでしっかり決めてください。
以下、5つの条件を解説します。
①1年以内に使用したことのあるパスワードは使用不可
パスワードが外部に漏れている場合、同じパスワードにすれば不正アクセスされる可能性もあるので、1年以内に同様の設定は出来ません。
不正アクセスが確定しているようなら、2度と同じパスワードを使用しないほか、AppleID以外のアカウントも設定を変更するくらいが丁度良くなります。
②8文字以上(32文字以内)
パスワードの文字数は 8文字以上 である必要があります。
文字数は多いほどセキュリティが強固になりますが、毎回の解除に要する時間が長くなるのが難点。
また、パスワードを忘れやすい、覚えにくいなどの問題も発生します。
③数字と英字(大小)を含む
パスワードには、数字と大小の英字の3種類を全て1文字ずつ含む必要があります。
例えば、「iPhone2019」は大丈夫ですが、「iphone2019」になると大英字が含まれないため設定できません。
パスワードは長いほど不正アクセスから守れますが、覚えるのが大変になるので、最低限の8文字で3種類を含めつつ設定するのが有効です。
その結果、悪意のある不正アクセス者からの総あたり攻撃に対処できます。
④AppleIDと同一文字列は不可
IDとパスワードで同一の文字列を使うのは、パスワードの脆弱性が高まるので良くありません。実際の設定でも禁止されているので、避けてください。
⑤同じ文字を3連続で使わない
パスワードに含まれる文字列は、同一のものを3連続で並べられません。「222」や「iii」など、類似するものは禁止です。
AppleIDを忘れてしまった場合の対処法
パスワードではなくAppleID自体を忘れてしまうこともあります。そのような状況で取れる対処法をご紹介します。
AppleIDでログイン済みの端末を探す
AppleIDは様々なコンテンツで利用します。iPhone以外にもパソコンやiPadを利用したことがあればログイン状態のままである可能性が高いです。複数の端末を所持している方はそれぞれ確認してみてください。
iPhone・iPadのAppleID確認方法
- ホーム画面 より 設定 を開く
- 上部に表示されている自分の名前 をタップ
- iTunesとApp Store をタップ
- AppleID欄 を確認
macのAppleID確認方法
- ホーム画面 より システム環境設定 を開く
- iCloud をタップ
- アイコン下部に表示されているAppleID を確認
ログイン状態を維持している場合は以上の手順でAppleIDを確認することができます。AppleIDはわざわざサインアウトするメリットもほとんどありませんので、しばらく触っていない端末でも復旧できる可能性大です。お試しください。
また、AppleIDは様々なサービスに紐付けられているため、上記手順以外にも確認する方法はあります。他の方法を試したい方はぜひそちらを実行してみてください。
AppleIDを利用する主なサービス
- App Store
- iCloud
- メッセージアプリ
- FaceTime
- メール
- カレンダー
- 連絡先
これらのサービスに紐付けられているため、ログイン状態が保持されていればAppleIDを確認することができます。複数の端末を所持している方はそれぞれ確認してみてください。
Appleアカウント管理ページで確認する
Apple IDアカウント管理ページ から確認する方法もあります。AppleIDをブラウザに保存している場合、こちらに表示されているはずなので一発で解決することができます。
保存していなかった場合は少し下にある Apple IDまたはパスワードをお忘れですか? をクリックしてAppleIDを検索しましょう。
AppleIDを検索する
- Apple IDアカウント管理ページ を開く
- Apple IDまたはパスワードをお忘れですか? をクリック
- こちらで検索できます。 をクリック
- 姓 名 メールアドレス を入力して 続ける をクリック
入力した情報が全て一致すれば 「Apple IDが見つかりました」 というメッセージとともにAppleIDを確認することができます。後は特別な操作をすることもなくAppleIDとパスワードを入力すれば各種サービスにサインインすることができるようになります。
メールアドレスから予測する
AppleIDはメールアドレスで登録することになっています。携帯会社から発行されているメールアドレスがAppleIDとして利用されていることがほとんどだと思われます。AppleIDを忘れてしまった場合は冷静にメールアドレスを確認してみてください。
ただし、携帯キャリアを変更している場合はAppleIDの変更も要求されていると思いますので、その際は注意が必要です。メールアドレスが複数ある場合でもしらみつぶしに試してみましょう。
過去に利用したコンテンツから確認する
コンテンツを利用した時からAppleIDが変更されていない場合はiTunesから確認する手段もあります。パソコンからiTunesStoreを起動して購入者情報を閲覧しましょう。
パソコンからiTunesStore確認手順
- iTunesStore を起動
- 購入・利用したコンテンツ を開く
- 編集→情報を見る をクリック
- ファイルタブ をクリック
- 購入者欄の() を確認
購入者欄の()内にコンテンツを購入した際に使用したAppleIDが記載されています。
まとめ
様々なサービスと連携するAppleIDは、覚えておけば便利な一方で、パスワードを忘れてしまうと焦ります。
今回はパスワードを忘れた際の変更手順について、状況に応じた方法を紹介しましたので、最善の手で解決してください。
また、これまでパスワードを簡単な文字列にしていたという方は、不正アクセスのことも考えて、強固なものにするのが正解です。
長すぎても覚えられず、忘れると今回のようなことも起こるので、短く不正アクセスされないようなものにしましょう。
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