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Androidは非常によくできたOSですが、キーボード入力に慣れた人にとっては、文字入力が難点になるかもしれません。OS上で標準のスクリーンキーボードやフリック入力が用意されているにもかかわらず、入力用のAndroidアプリやAndroid対応のハードウェアキーボードが売られています。
キーボードに慣れたユーザーにとっては、やはりハードウェアのキーボードで入力したくなるものです。ところが、このAndroid対応キーボードを購入して繋ごうとしてもうまく認識されなかったり、キーボードとして認識されても、日本語キーボードとして設定できなかったりといったトラブルが少なくありません。本記事では Androidのキーボードの種類と設定方法 をご紹介していきます。
Androidでのキーボード使用をより簡単にしていきましょう。
目次
Androidでキーボードを使うメリット
①素早い入力ができる
人にもよりますが、ほとんどの場合が フリック入力よりも早い入力が可能になる ことです。最近ではAndroidでWordやExcelの作業をすることも多く、入力速度が求められる場面も多いです。パソコンとほとんど変わらない作業効率を保つのは難しいですが、それでも飛躍的に効率が向上します。
フリック入力は苦手だけど、Androidの入力を早くしたい という方にはキーボード入力はおすすめです。オフィス作業はもちろん、ゲームなどもより楽しめるようになるでしょう。
②方向キーが活用できる
キーボードの方向キーを使えば 簡単に入力場所を指定するカーソル移動 が可能になります。入力箇所を変更したい時に、わざわざ画面をタップする必要もなく、キーボードの操作だけで作業を進めることができます。また、ショートカットキーも使えるので作業効率は大幅に上昇するでしょう。
Android用キーボードの選び方
Android用のキーボードを購入するとき、抑えておきたいポイントがいくつかあります。キーボード自体のスペックはもちろん どのようなシーンで使うか ということも考えながら自分に合うキーボードを選びましょう。
持ち運びしやすいか確認
キーボードは大きく分けて3つタイプがあります。
キーボードのタイプ
- 据え置き:パソコン用のキーボード(Android向けではない)
- 折りたたみ:小型かつ軽量で持ち運びやすいが、キーボードが打ちにくい
- コンパクト:折りたたみより大型で持ち運びにくいが、キーボードが打ちやすい
折りたたみ型 は、畳んでカバンやバッグに納めやすい特徴があります。中にはシリコン素材を使用しているキーボードもあり、丸めてカバンに収納することも。出先に持ち運ぶのに向いているタイプです。
コンパクト型 は、据え置きタイプより小型であるため ベッドやソファに座りながら、操作するのに向いているタイプと言えます。比較的大型のため、持ち運びには向いていません。自宅で使うのが主な用途になるでしょう。
USB給電式か乾電池式か確認
Androidと同じくキーボードもバッテリーを消費します。キーボードのバッテリータイプは USB給電式 と乾電池式 に分けられており、それぞれ特徴があるので見ていきましょう。
バッテリータイプ
- USB給電式:電池交換するコストがかからないが、充電に時間がかかる
- 乾電池式:電池交換が必要だが、USB給電式と比べて長持ちする
有線か無線(Bluetooth)か確認
接続方法も重要です。有線接続は 価格も安く動作が安定している 特徴があります。USBコードを常につなげておく必要があるので出先で使うのには若干煩わしさを感じるかもしれません。
無線(Bluetooth)は USB接続の必要がなく持ち運びしやすい といった特徴です。一度ペアリングすれば次回からは自動接続してくれるタイプが多く、非常にスマートに使用することができます。電車などの移動中でも使いやすいタイプです。
その他の確認しておきたいこと
確認しておきたいこと
- キーの配置
- サイズと重量
- 対応している機器とOS
①キーの配置
無線(Bluetooth)キーボードは配列が特殊なものがあります。普段から使い慣れているキーボードと乖離していると逆に作業効率が落ちてしまうこともあります。自分が使うやすい配置がどうか購入前に確認しましょう。
②サイズと重量
Android用ですから、やはり持ち運ぶことを前提としています。サイズと重量は無視できないと思います。自分のカバンやバッグに納まるサイズ そして 持ち運んでいても疲れない程度の重さ を重視する必要があります。
キーボードによって重量や薄さなどは様々なので、携帯性に合うものを選んでみてください。
③対応している機器とOS
せっかく購入したのに使っているAndroid機種に対応していなければ使うことができません。市販されているキーボードはAndroidに対応しているものがほとんどですが、念の為にも確認しておくことが大切です。購入前にはかならず対応機器とOSについて見ておきましょう。
1.Android用キーボードの種類
まずは有線の USB接続 と 無線接続 に分類できます。
USB接続するには Android自体がUSBホスト機能を備えている必要があります。そして、このUSBホスト機能は、備えているものも備えていないものも混在しています。USBホスト機能を備えているAndroidで、キーボードをデバイスとして接続できるのであれば、接続までは問題ありません。
有線のUSB接続に対して、無線接続(Bluetooth)は少し厄介です。Android向けに販売されているBluetoothキーボードには、大きく分けて SPP(Serial Port Profile) と HID(Human Interface Device Profile) の2種類の仕様があります。それぞれ適切に接続しないと、正常に動作しません。
簡単に言ってしまうと、HIDで接続できれば、本体から入力したのと同様に扱えるけど、SPPでの接続だと本体側で使えるように加工するソフトが必要になるのです。
このお約束(プロファイル)は本体とキーボードの両方を合わせないと、そもそも通信が成り立ちません。そしてややこしいことに、Android OSは、USBホスト機能に対応したAndroid3.1以降HIDでの接続が可能になったようなのです。
となると、単純に「Android対応キーボードください」って買ってきても、SPPなのかHIDなのか、切り替え可能なのかわかっていないと接続できないということになりかねません。
2.SPP接続ならキーボードに合ったアプリをインストール
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