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Androidのアプリの開発環境を構築する手順

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Android端末の楽しみの1つと言えば、Google Playからダウンロードできるアプリ。ゲームはもちろんお役立ち系アプリまで存在しており、毎日の生活には欠かせません。

そんなアプリですが、自分で開発したいと思ったことはありませんか?Androidアプリはパソコンがあればだれでも開発環境を構築でき、審査を経てGoogle Playに掲載することも可能です。

そこで今回は、Androidのアプリの開発環境を構築する手順について紹介。合わせておすすめアプリなども紹介しているので、これから開発に身を投じたいという方は参考にしてみてください。

Androidのアプリ開発に必要な言語はJAVA

JAVAとは、1995年に登場して以来Androidアプリやパソコン、ゲームのほか様々な場面で使われている開発言語です。JAVA製のソフトはOSやプロセッサに依存することなく使えるのが魅力で、言語としても人気が高く初学習としてもおすすめします。

ちなみにJAVAだけでなく、最近は「Kotlin」も開発言語として有名。2017年にAndroidの開発でもあるGoogleがアプリに使える言語として採用したため、瞬く間に広がりました。

ちなみにKotlinはJAVAとの相性もよく、なおかつ安全に設計されていて使いやすい特徴を持ちます。ということでAndroidアプリの開発をする場合は、「JAVA」「Kotolin」の学習をしてみてください。

Androidのアプリの開発環境を構築するために必要なツール

まずは、「AndroidStudio」「JDK」「SDK」の各ツール等の説明を紹介します。

AndroidStudioとは

2013年5月に発表され、Androidのネイティブアプリケーションを開発するのに特化した統合開発ツールで、Javaの統合開発環境として知られるJetBrains社が開発したIntelliJ IDEAをベースとしたAndroidアプリケーションの開発環境が用意されています。

Windows用、Mac用、Linux用が存在しています。かつて推奨されていた統合開発環境のEclipseは、ADTというプラグインを導入することで開発環境を構築します。Android Studioへ完全移行され、2015年末をもってサポートが打ち切られました。

操作や機能は従来のADTと違和感なく使うことができるようになっていますので、以前アプリ開発などの経験がある方は、スムーズに使えるようになります。

JDKとは

JDKとは、プログラミング言語のJavaでソフトウェア開発を行うのに必要なソフトウェアを1つにまとめたパッケージのことを言います。Javaの開発元であるOracle社が無償で配布していて、誰でも自由に入手・使用することができます。

JavaSE、JavaEEやJavaMEの各プラットフォームの実装で、Javaプラットフォームの導入以来、JDKは最も広く使われているソフトウェア開発キットです。コードエディタやビルドツール、IDEなどは付属しておらず、Javaプログラム開発を始めるために必要最低限のソフトウェアのセットとなっています。

Javaに対応したIDEなどの中には自らコンパイラなどを持たず、内部的にJDKに含まれるコマンドを呼び出すようになっているものもあります。

SDKとは

アンドロイドのSDKとは、パソコンなどでアンドロイド向けのソフトウェアを開発するための開発環境のことです。グーグル社が無償で公開しているもので、Windows版とMac版、Linux版があります。利用するためには、別途Java Development Kitが必要になります。

アンドロイドOSを搭載したスマートフォンやタブレットで動作するプログラムを開発するために必要なソフトウェアをパッケージしたもので、コンパイラやデバッガ、ライブラリ、デバイスドライバ、ドキュメント、サンプルコード、エミュレータなどで構成されています。

アンドロイドのバージョンごとに、APIやライブラリ、エミュレータがまとめられています。新たなアンドロイドのバージョンが公開されると、そのバージョン向けのファイルをウェブサイトからダウンロードして追加することができます。

AndroidStudio開発環境のセットアップ方法

AndroidStudio開発環境をセットアップすることで、アプリを開発できる環境を構築することができます。「JDKのインストール」「AndroidStudioのインストール」「SDKのインストール」によって、開発環境が構築することができます。

JDKのインストール

まずJavaのJDKをダウンロード・インストールします。JDKに関しては、OracleのHPよりダウンロードすることができます。ダウンロードしたファイルをクリックしてインストールを実行します。インストール先はデフォルトのまま実行します。これでJDKのインストール完了です。

AndroidStudioのインストール

まず、AndroidStudioをダウンロードします。利用規約等を確認したうえで問題なければダウンロードを開始・完了します。ダウンロードフォルダに、ファイルが保存されていますので、このファイルを実行し「Next」を選択しセットアップを始めます。

次の画面でも「Next」を選択します。次に、利用規約の確認画面になりますので、問題ないようであれば、「I Agree」を選択します。次に、AndroidStudioとSDKのインストールロケーション設定画面になりますので、「Next」で進めます。

そして、Start Menuの選択画面になりますので、「Install」を選択し、インストールを始めます。次の画面で、インストールが完了したことを確認します。これでAndroidStudioのSetupが完了しましたので、「Finish」をクリックします。すると、以前の設定を使うかどうかを選択する表示がなされます。

以前に、AndroidStudioをインストールしたことがなく、今回が初めてのインストールであれば、「OK」をクリックします。するとSetup Wizardが始まります。次に、Install Typeを選択する画面となりますので、Standardを選択します。

そして、次の画面で内容を確認して問題がないようであれば「Finish」をクリックします。Setup Wizardの終了となりますので、「Finish」をクリックします。これで、AndroidStudioのダウンロード、セットアップ、インストールの完了となります。

SDKのインストール

AndroidStudioから「Configure」を選択します。次の画面で、「SDK Manager」を選択します。AndroidSDKのセッティング画面になります。次に適正なものを選択し、インストールします。次の画面で、左側の候補のどれかを選択すると、「Accept License」をクリックできるようになります。

そして「Next」をクリックします。SDKのインストールが始まり、しばらく待つとインストールが終了します。

Androidのアプリ開発手順を簡単に紹介

Androidアプリを開発する手順について、簡単に紹介します。

1.開発環境の構築

開発環境は、Androidアプリを開発するために必要なもの。基本的にパソコン上に構築するもので、今回メインとして紹介している部分です。アプリを開発するなら絶対に必要な手順であり、入門者がよく躓いてそのままフェードアウトする様子が見られます。

2.企画

企画は、どんなアプリを作るか検討する部分。ゲームを作る場合は、「ジャンルの選定」「タイトルや内容の検討」「キャラクターや背景設定」「ストーリー構築」など必要な情報を決めていきます。

開発手順のなかでも、企画はアプリの設計図にあたるためかなり重要。企画がちゃんとできていなければ地図でいうところの目的地にたどり着けず、途中で仕様の変更が発生したり開発がとん挫します。

3.開発

開発は、言語を用いて実際にソースコードを書いていく部分。プログラミングを習得したい方にとって最も勉強になる部分です。Androidアプリであれば、「JAVA」「Kotolin」などを使用するのが一般的。

4.テスト

テストは、開発したアプリを稼働してしっかりと動くか見定める部分。この過程でアプリの遷移を色々と試し、バグ取りを行っていきます。

5.リリース

リリースは、開発したアプリをGoogle Playに申請・掲載してもらうフェーズ。せっかく作ったアプリなので、最後にリリースは決めておきたいところです。ちなみにGoogle Playの審査は緩めで、利用規約などに違反しなければ通りやすい特徴を持ちます。

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