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Amazon S3に保存したデータには、バケットとオブジェクトの所有者もしくはアカウント管理者がアクセス可能となっています。Amazon S3との通信はSSLで暗号化されていて、IPアドレスなどでアクセスを制限することも可能です。リソースに対して行われるリクエストのロギングのサポートや、すべてのリクエストのキャプチャもできるので、監査として利用することもできます。
Amazon S3にはバージョニング機能も付いていて、オブジェクトのあらゆるバージョンの復元や格納などができます。バージョニング機能があることで、障害などが発生しても、簡単に回復することができます。
AWS identity and Access Managementポリシー、アクセスコントロールリスト、バケットポリシー、クエリ文字列認証の4種類のアクセスコントロールメカニズムを備えていますので、誰が、いつ、どのようにしてデータにアクセスすることができるかコントロールできます。
目次
5.シンプル
Amazon S3は、マネジメントコンソールを使ってパソコンからも簡単に使用できますし、モバイルアプリからも利用ができます。サードパーティとの統合も簡単にスムーズに行えるシンプル設計になっています。
3.Amazon S3の使い方
ここでは、Amazon S3の使い方について紹介いたします。
1.バケットを作成する方法
バケットとはAmazon S3のフォルダのようなものです。バケットを作成するには、下記の方法で行います。
- Amazon S3サイトへアクセスし、Amazon S3のマネジメントコンソールを開き、画面左上にある「バケットを作成」をクリックします。
- 「バケットの作成—バケット名とリージョンの選択」画面が表示されますので、バケット名とリージョンを選択して「バケットを作成」を選択します。
これにより、バケットの作成が完了します。バケット名を付ける際は、世界中のユーザーがさまざまな名前を使用していますので、同じ名前にならないようにしなければなりません。バケット名、リージョンは後から変更することはできません。
2.ファイルをアップロードしたい場合
Amazon S3にファイルをアップロードしたい場合は、下記の方法で行います。
- 名前を付けて新しく作成したバケットを選択します(バケット名で検索可能)。
- アクションパネルを開き、表示されるメニューのなかから「アップロード」を選択します。
- 「アップロードーファイルとフォルダの選択」画面で「ファイルを追加」を選択します。
- Amazon S3にアップロードしたいファイルを選択し、画面右下にある「アップロード」をクリックします。
- アップロードが開始され、完了すると、画面にアップロードしたオブジェクトが表示されます。
この方法で、さまざまなファイルをAmazonS3上にアップロードして保存できます。
3.ファイルを削除したい場合
Amazon S3にファイルを削除したい場合は、下記の方法で行います。
- オブジェクトにある削除したいファイルをみつけます。
- ファイル名の左側のチェックボックスにチェックをいれ、「削除」を選択します。
- 「オブジェクトの削除」画面が表示されます。
- 画面内の「オブジェクトを完全に削除しますか?」にあるボックスに「完全に削除」と入力します。
- 「オブジェクトの削除」ボタンをクリックし、削除が完了すると「オブジェクトが正常に削除されました」と表示されます。
削除の場合は、ボタン選択だけでなく、あえて文字入力をさせることで、誤った削除を防ぐことができます。
4.バケットを削除したい場合
Amazon S3に作成したバケットを削除したい場合は、下記の方法で行います。
- 「バケット」画面から、削除したバケットを名前で検索します。
- 検索結果で表示されたら、名前の左側のチェックボックスにチェックをいれ、「削除」を選択します。
- 「バケットを削除」画面が表示されます。
- 画面内の「バケットを削除」にあるボックスにバケット名を入力します。
- 「バケットを削除」ボタンをクリックし、削除が完了すると「正常に削除されました」と表示されます。
ファイルの削除と同様に、ファイル名を入力させることで、ご削除を未然に防ぐことができます。削除したバケットは元に戻せませんので注意が必要です。また、バケットを削除すると、使っていたバケット名は他の人に使われてしまうこともありますので、同じ名前のバケットを作成できない可能性があります。
5.Amazon S3のファイルを表示する場合
AmazonS3に保存しているファイルを表示したい場合は、画面上で開きたいオブジェクトを選択して、アクションパネルを開きます。表示されるメニューの一覧のなかから「開く」を選択します。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回、「Amazon S3って何?Amazon S3のメリットと使い方」について紹介いたしました。Amazon S3は数あるクラウドストレージサービスのなかでも、世界中で人気の高いサービスです。
容量無制限で、従量課金制のため、使った分だけの料金になり、まったく使っていない場合は、コストも抑えれます。クラウドストレージサービスを検討している場合は、是非 Amazon S3やAWSサイトを見てみると良いかもしれません。新規のAWS 利用の場合は、無料利用枠として12 か月間、5GB容量ではありますがAmazon S3 Standard ストレージクラスを使えるサービスもありますので、お試しにはおすすめです。
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