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Zipなどの圧縮ファイルは、複数のファイルをまとめることができ大変便利です。パソコン、スマートフォンなどデバイス毎にツールやアプリが提供されており、簡単に圧縮ファイルの解凍やファイルの圧縮を行うことができます。
本記事では、デバイス毎のおすすめファイル解凍ソフトをご紹介していきます。各デバイスの定番人気ソフトをご紹介していきますので、まだZipファイルの解凍ソフトをインストールしていないという方は、是非本記事をチェックしてみてください。
目次
WindowsユーザーにおすすめのZipファイル解凍ソフト
Windows10においては、下記二種類の圧縮形式のファイルであれば、Windowsの「圧縮フォルダーツール」を利用することで簡単に解凍することができます。
- Zip形式
- LZH形式
「圧縮フォルダーツール」はエクスプローラーの画面でZipファイルを選択した時に自動で起動されます。ファイルをダブルクリックするか、メニューの「すべて展開」を選択することでZipを解凍することができます。
ただし、他形式の圧縮ファイルの場合は解凍することができませんので、解凍ソフトを入れておくと便利です。下記で見ていきましょう。
Lhaplus
出典:https://lhaplus.softonic.jp/
「Lhaplus」はWindowsの定番圧縮・解凍ソフトです。無料でダウンロードすることができ、20種類以上の圧縮形式のファイルを解凍することができます。「Lhaplus」が人気である理由には下記のものがあります。
- 20種類以上の圧縮形式に対応
- 解凍・圧縮が簡単操作でできる
- 圧縮ファイルを作る時にパスワードをかけられる
「Lhaplus」は非常に細かい条件まで指定して圧縮ファイルを解凍・圧縮することができますので、まだ解凍ソフトを入れていない方に最もお勧めしたいソフトです。無料で利用することができますので是非一度試して見てください。
「Lhaplus」のインストールはこちら
7-Zip
「7-Zip」も同様に無料で利用することのできる人気度の高いWindowsの圧縮・解凍ソフトです。
「Lhaplus」と同様に20種類以上の圧縮形式のファイルを解凍することができるほか、圧縮効率の高い圧縮機能を利用することができます。Zipファイルの場合、同様のソフトである「WinZip」とうと比較して、2~10%程高い圧縮効率が実現されているというデータもあり、解凍だけでなく、圧縮も普段から使うことが多いという方にとって貴重なソフトとなります。
また、コマンドラインやWindowsのシェル機能も活用することができるため、プログラムの中に圧縮・解凍機能を組み込みたいという方にもオススメです。
「7-Zip」のインストールはこちら
MacユーザーにおすすめのZipファイル解凍ソフト
MacでZip形式のファイルを解凍したい場合は、圧縮ファイルをダブルクリックすることですぐに解凍することができます。展開されたファイルは圧縮ファイルと同じディレクトリに、単一ファイルの場合はファイルとして、複数ファイルの場合はフォルダとして表示されます。
特に細かな設定をする必要がないという場合には、Macの機能を使ってファイルの解凍・圧縮を行うことをおすすめします。様々な形式のファイルの解凍や、パスワード付きのファイルの圧縮を行いたい場合には専用ソフトを利用すると良いでしょう。
The Unarchiver
出典:https://the-unarchiver.softonic.jp/mac
「The Unarchiver」はMacの定番ファイル圧縮・解凍ソフトです。ユーザーインターフェースに優れており、使い勝手の良いソフトとして人気を誇っています。
ファイルを解凍する際にも、解凍時のエンコードを指定することもできますので、Windows等で圧縮されたファイルであっても、適切に設定をすることで文字化けせずに解凍することができます。
また、複数の圧縮形式にファイルを圧縮することができ、圧縮機能を活用したいMacユーザーにもお勧めです。
「The Unarchiver」のインストールはこちら
Stuffit Expander
出典:https://stuffit-expander.softonic.jp/mac
「Stuffit Expander」はMacの人気ファイル解凍ツールです。圧縮機能はありませんが、その分解凍機能が洗練されており、ファイルの解凍機能を主に使う方におすすめしたいツールです。
最新圧縮形式を含む、25種類以上の形式のファイルを解凍することができ、またパスワードがついている圧縮ファイルに対しても解凍することができますので、ビジネス用途にも向いています。
ユーザーインターフェースも優れており、解凍したファイルをソフトにドラッグ&ドロップするだけで解凍することができます。デスクトップやタスクバーにこのツールを置いておけば、Macを利用していてファイルの解凍に困ることはなくなるでしょう。
「Stuffit Expander」のインストールはこちら
AndroidユーザーにおすすめのZipファイル解凍ソフト
Androidの本体機能には圧縮形式のファイルの解凍機能はいため、Androidでファイルを解凍したい場合には専用アプリを利用することが必要になります。
WinZip
Androidの解凍アプリで最もおすすめなのは「WinZip」です。WinZipはWindowsにも提供されている実績のある解凍ソフトで、複数のファイル形式の圧縮ファイルを簡単に解凍することができますので、AndroidでZipファイルの解凍をしたい方は是非お試しください。
操作も非常に優れており、一度ソフトをインストールしておけば、解凍したい時に都度ソフトを起動するなどの操作は必要ありません。解凍したいZip形式ファイルを選択することで自動的に解凍ツールが立ち上がり、ファイルが全て展開されます。
解凍先のフォルダをSDカードやAndroid本体の保存領域、DropBox、GoogleDriveに指定することができますので、データを自分が分かりやすいように整理しておきたい人にも向いているツールです。
「WinZip」のインストールはこちら
iPhoneユーザーにおすすめのZipファイル解凍ソフト
iPhoneにおいても、本体にZipなどの圧縮形式ファイルの解凍機能はないため、Zipファイルを取り扱いたい場合には専用アプリをインストールすることが必要になります。
iPhoneのZipファイルを解凍する定番アプリは「Documents by Readdle」です。詳細についてみていきましょう。
Documents by Readdle
「Documents by Readdle」はiPhone内のファイルをディレクトリ形式で閲覧・管理することができるアプリです。WindowsやMacなどのパソコンと同じように、iPhone内のファイルをフォルダで階層毎に整理された状態で閲覧することができ、ファイルの整理整頓を行うことができます。
「Documents by Readdle」の一つの機能にZipファイルの解凍・圧縮機能があり、この機能を活用することでiPhoneでZipを解凍することができるようになります。解凍する場合の手順は下記の通りです。
- Zipファイルを選択
- 「ファイルに保存」を選択
- iCloudDrive内の「Documents by Readdle」を選択
- 「追加」を選択して保存する
- 「Documents by Readdle」のアプリを開く
- 「iCloud」を選択
- 解凍したいZipファイルを選択
- パスワード付きのZipファイルの場合はパスワードを入力
- 全てのファイルが展開される
また、「Documents by Readdle」では解凍だけでなく、iPhone上でZip形式の圧縮ファイルを作成することもできます。手順は下記の通りです。
- 「Documents by Readdle」アプリを開く
- 「編集」を選択
- 圧縮したいファイル、フォルダを選択
- 「Zip圧縮」を選択
圧縮したファイルはGoogleDrive等にアップロードする機能もありますので、パソコンと併用して活用したい場合はこれらの機能を活用していきましょう。
まとめ
圧縮ファイルは複数のファイルやフォルダを一つにまとめることができ、大変便利です。WindowsやMacなどのパソコン、AndroidやiPhoneなどのスマートフォンでも圧縮ファイルは解凍・圧縮することができますので、積極的に活用していきましょう。