有機ELディスプレイのスマホとは?

LINEで送る
Pocket

皆様こんにちは。世間はもう、すっかりスマホが手放せない世の中となりました。スマホも5年前と比べたら信じられない程のスピードで進化し、今もさらなる進化を続けています。中には格安スマホや、らくらくスマホ、キッズスマホと呼ばれるものまで登場し、老若男女問わずスマホが世の中に浸透しております。スマホによって機能も様々で、メーカーによっては音質に拘っていたり、カメラ性能や映像に拘っていたりと、それぞれの特徴を売りにし各メーカーが競っております。

実は、機能の他に構造を売りとしているメーカーもあり、その一つに有機ELディスプレイというものが存在します。今回は、そんな有機ELディスプレイ(画面)やそれを搭載しているスマホに関するお話です。こちらをご参考頂ければ、皆様のスマホ選びの大きな要素の一つになることと思います。

 

スポンサーリンク

 

有機ELディスプレイとは?

そもそも、有機ELディスプレイとは何なのかについて、細かく見てましょう。

 

仕組みで理解 液晶と何が違う?

多くの場合、スマホは液晶ディスプレイというディスプレイを搭載しています。

まず画面の構造として、細かいドット(素子)が集合し、それぞれにどの色を出すのかをスマホのCPUと呼ばれるスマホの頭脳が司令を出し、操作に合わせた画面表示をしております。

そこで液晶ディスプレイの場合は、そのドットの集合体の下にバックライトを搭載しディスプレイ全体を光らせる仕組みとなっております。バックライトが動作し、液晶を光らせ、カラーフィルターと呼ばれる色の3原色RGBの組み合わせにより表現されます。つまりサンドイッチのような構造となっております。

対して有機ELディスプレイの構造は、バックライトを搭載せず、先でご案内したドットの一つ一つが光る仕組みになっております。この有機ELディプレイ、液晶ディスプレイに取って代わりつつある新しいディスプレイの様な気もしますが、昔のブラウン管モニターのパソコンは実は有機ELディスプレイなのです。それが昨今では構造が次々に見直され、根本的なドット一つ一つを点灯させる仕組みは残しつつ、軽量化に成功し、より高精細な画面表示を行えるようになるなど、進化を続けております。

有機ELディスプレイは画面の表示にカラーフィルターや液晶を通す必要がないため、構造がより簡単になります。さらに、光らせる必要がない部分には信号を通さずライトも点灯しないため、ディスプレイの点灯によるバッテリーの消費を圧倒的に抑えることができ、より黒を深く表現し鮮やかな表現が可能になってます。そのため大きな違いとしては、

・サンドイッチ式ではなく構造がシンプル

・バッテリー消費を抑えられる

・「ドット一つ一つ」の構造のため、メーカーが製造する上でディスプレイに

大きな可能性や自由が生まれる

・バックライト式ではないため、所謂ブルーライトを軽減し、目に優しい

・より高精細なディスプレイ表示が可能になる

といった違いがあります。

ここからは、もう少しユーザー目線で、どのような特徴や可能性があるかをご紹介していきます。

 

薄くて軽量

有機ELディスプレイの構造は先にご案内した通り、構造が至ってシンプルです。液晶やカラーフィルター、その他ガラス基板や偏光フィルターといった様々なものから解法されます。そのため、有機ELディスプレイ単体で見ると非常に軽くて軽量なものになります。

それにより、何が変わっていくのかを見ていきましょう。

 

消費電力が大幅に軽減

先でもご案内した通り、バックライトを起動し搭載されているドット全てを光らせる必要がなくなるため、消費電力を大幅に軽減することが可能になります。消費電力がが軽減されると、当然バッテリー持ち(電池持ち)が良くなり、スマホのバッテリー寿命が液晶ディスプレイ搭載のスマホに比べ長くなります。

例えば、ベッドサイドで時間を確認するときもそうです。液晶ディスプレイ搭載スマホですと、画面全体を光らせるため、ベッドサイドでは表示が明るすぎることもあります。しかし、有機ELディスプレイ搭載スマホでは、メーカーにより様々ではありますが時計を表示する場所の明るさをドット単位で抑えることができるため、目にも優しくなる上、必要以上の電力消費をしないため、バッテリーが長持ちするといったメリットがあります。

 

湾曲させても使用可能

なんと、有機ELディスプレイは液晶ディスプレイとは違い、湾曲させることが出来るのです。「画面を曲げて一体何のメリットがあるかのか」と疑問を持たれる方もいるかと思います。そこで、そのメリットについていくつかの例を挙げてご案内します。

有機ELディスプレイを搭載しているスマホとして有名なものは、SAMSUNG社が世に送り出している「GALAXYシリーズ」があります。これは有機ELディスプレイ搭載スマホを代表するスマホですが、最近ではedgeシリーズも発売されております。edgeシリーズとは、画面両サイドが湾曲しており、湾曲している部分を含めた画面表示や湾曲している部分だけにメイン画面とは別の情報を表示できるなど、この湾曲により出来ること、可能性が大幅に増えました。何よりも、液晶ディスプレイ搭載のスマホにはどうしてもベゼルと呼ばれる必要のない縁が存在します。いくら削っても、ベゼルまでを完全に液晶ディスプレイ化することは現状不可能なのです。ですが、有機ELディスプレイを搭載し両サイドを湾曲させることで、両サイドのベゼルについては完全なベゼルレス(縁が無い状態)を実現し、同じサイズのスマホと比べた時、画面サイドは有機ELディスプレイの方が画面を広く使う事が出来るのです。このベゼルレス化の勢いは増しており、いづれは物理キーも廃止され、インカメラ部分を除き完全に「画面をそのまま持ち出している状態」が実現するのも、時間の問題です。

 

高画質な映像が表示できる

先でもご案内したように、有機ELディスプレイでは液晶ディスプレイに比べより高精細な映像を表示出来ます。何故かと言うと、バックライトで画面全体を光らせ表示しているスマホとは違い、必要な箇所だけを表示させることができるため、より深い真実の黒を表現することが可能となります。それにより表現できる色の数が向上し、メリハリのある高品質な映像を表示できます。先述したように、画面サイズが大きくさらに高品質な映像を表示できる有機ELディスプレイは、普段から写真をよく撮る方や映像コンテンツをよく視聴する方にとってかなりオススメです。

 

有機ELディスプレイのスマホの特徴

ここからは、有機ELディスプレイを搭載しているスマホの特徴について、メリットとデメリットに分けてそれぞれ紹介していきます。

 

メリット

  • 消費電極を圧倒的に押さえられる

先でもご案内したように、有機ELディスプレイでは液晶ディスプレイに比べ圧倒的に消費電力を抑えることができます。それにより、バッテリーの消耗も抑えることが出来ます。ですので、液晶ディスプレイ搭載スマホよりもバッテリーの消耗が少なく一つの気に入った機種をより長くお使い頂く事が出来ます。

  • 高精細な画質を楽しむ事が出来る

これも先でご案内したように、必要のない部分への電力を供給しないため、より深い黒を表現し、メリハリの効いた高品質な画質を楽しむことが出来ます。

  • ベゼルレスによる広い画面を楽しめる

液晶ディスプレイとは違い、有機ELディスプレイを採用することでまるで画面をそのまま持ち出しているかの様な感覚でスマホでの映像や写真を楽しむことが出来ます。これも、有機ELディスプレイの特徴の一つである画面を湾曲できるという技により実現出来ることです。

  • 目に優しい

有機ELディスプレイでは何度もご案内しているように、ドット(素子)単位に信号を送ることが出来ます。それにより、画面の明るさ調整をより細かく行うことが出来るのです。世間でよく耳にするブルーライトに悩まされることも比較的少なく、設定により表示に必要なドットへの明るさを調節し、目に優しく長時間の映像を見ていても疲れることが少なくなります。

 

デメリット

  • 画面の焼き付きを起こす恐れがある

有機ELディスプレイの弱点として、画面の焼き付きがあります。画面の焼き付きというのは、同じ画面を表示したままにしていると、ドット(素子)の色が定借してしまい、画面を切り替えているハズなのにずっと同じ画面を表示しているかのような表示画面になってしまうことです。これは、昔のブラウン管モニターなどでよくある光景でした。今でも、長時間ホーム画面を表示させ続けているキャリアショップや家電量販店の有機ELディスプレイ搭載スマホでは、たまに見かけることがあります。しかしご安心下さい。現在の技術では、よほど長時間、具体的には12時間以上同じ画面を表示し続けなければまず起こらない現象です。

  • ドット欠け端末が液晶ディスプレイ搭載機種に比べ多い

スマホの画面は、しつこい様ですがドット(素子)の集合体で成り立っています。これは、液晶ディスプレイであっても有機ELディスプレイであっても同じことです。そしてどちらのディスプレイであっても、新品なのにドットが欠けている端末が稀にあります。これは初期不良の対象となりませんので、ご注意下さい。万が一当たりを引いてしまった方は、キャリアによっては保証を使うことで有料で新しいものと交換できるサービスがありますので、お使いのキャリアの保証について調べてみてください。

さて、ここまではドット欠けと新品でも機種を問わず稀に見られることがあるというご案内でしたが、有機ELディスプレイの場合、使っていくうちにドット欠けを起こす可能性もあります。有機ELディスプレイはドット一つ一つ単位でのやり取りになりますので、そこにかかる負担は液晶ディスプレイに比べ大きくなります。それにより、ドット欠け(ドット抜けやドット落ちとも言います)を起こす可能性が多くなります。しかしこれについても、以前よりも断然改善され、一つのドットに負荷をかけ続けなければ使っていてドット欠けするということはほとんど無くなりましたので、ご安心下さい。

 

おすすめの有機ELディスプレイ搭載のスマホは?

有機ELディスプレイ搭載のスマホ自体がおすすめなのはここまでお読み頂けた方であればご理解頂けたかと思います。そこで、中でもおすすめの有機ELディスプレイ搭載スマホを紹介したいと思います。

・SAMSUNG社製 GALAXY S8/S8+

この機種は2017年夏モデルとして発売され、まさに現段階で発売されている有機ELディスプレイ搭載スマホの中で最もおすすめな機種です。おすすめポイントは多数ありますが、なんと言っても、やはりディスプレイです。S8では5.8インチ、S8+では6.2インチと、スマホの中では非常に大きなディスプレイサイズにも関わらず、両サイドが湾曲していることで持ちやすく、さらに液晶ディスプレイ搭載スマホと外寸が変わらないスマホに比べ画面サイズの大きさは圧倒的です。さらに、こちらの機種では物理キーを廃止しており、有機ELディスプレイで表現できるディスプレイサイズを現状最大まで実現しているのです。まさに無駄を削ぎ落とし、画面をそのまま持ち出していると言っても過言ではないでしょう。さらに、スマホの頭脳と言われるCPUですが、これはオクタコアというスペックと搭載しております。つまり、頭脳を8つ搭載しているということです。コア数はその頭脳の数を表しています。物理的には構造上不可能なので、仮想CPUという技術を使い8つのの頭脳を搭載するということを可能にしています。これにより何が便利かというと、例えば3Dゲームをする時、処理に必要な頭脳は1つではとても足りません。以前は物理的に2つのCPUを搭載し、デュアルコアと呼ばれるCPUが主流でしたが、現在リリースされている3Dゲームを行うにはとても処理が追いつきません。ですが、オクタコアという8つのCPUを搭載していれば安心してゲームも動画視聴も行う事ができます。そして、有機ELディスプレイでは消費電力を抑えられると記述しましたが、この機種に関しては抑えられるにも関わらずバッテリーをS8では3000mAh、S8では3500mAhを搭載しているため、通常の液晶ディスプレイ搭載スマホに比べさらにバッテリーが長持ちすると言えます。そしてそのバッテリーを充電する方法ですが、今まではUSB-type Bと呼ばれるもので上下向きがあり、差し込みにストレスを感じていた方も多いかと思います。ですがこのモデルからはUSB-type Cというものが採用され、上下の向きに関係なく差し込みを行えるようになりました。ですので、充電ケーブルを差し込む際のストレスからはほぼ開放されたと言ってよいでしょう。他にもハイレゾ音質に対応していたり、ハイレゾ対応イヤホンが同梱されていたり、動画に関しては4K動画を撮影できたりと、これまでのスマホでは考えられないほどの可能性に溢れています。ご安心下さい。高い防水性能も備えています。

 

有機ELディスプレイのスマホのこれから

ここからは、有機ELディスプレイ搭載スマホのこれから、未来について考えていきたいと思います。

 

機種は増えていく?

まず機種についてですが、まだまだ日本では液晶ディスプレイ搭載スマホが主流です。何故かと言うと、有機ELディスプレイを搭載して両サイドを湾曲させるようなデザインに関しては特許が既に取られており、そのライセンス料金を払わなくなてはならないからです。さらに、日本での液晶ディスプレイの浸透度からして、国内メーカーではこれまでに培った液晶ディスプレイの技術をそのままスマホにも活かしたいという考えが前に出ているからかと考えられます。しかし、これだけ有能な有機ELディスプレイですので、これを搭載した機種は次々に増えていくと言ってまず間違いないでしょう。お手持ちのスマホが液晶ディスプレイ搭載スマホであっても、未だ2年縛りが蔓延っている日本において次の買い替え時期には、おすすめした機種よりもさらにワクワクする機能を搭載した有機ELディスプレイが増えているハズです。

 

スマホのデザインへの影響

有機ELディスプレイは先にもご案内したように、ディスプレイを湾曲させることが出来ます。現段階では両サイドを湾曲させ外寸を変えることなく画面サイズを大きくすることに成功するまでに留まっていますが、技術革新は日進月歩です。丸めて持ち運べるスマホや完全ベゼルレスかつ折りたたむことができるスマホの登場も夢ではありません。例えばの話ですが、数年前まではカメラが空を飛ぶなど誰も考えはしませんでした。しかし、今ではドローンという誰でも購入できて誰でも操作できる空飛ぶカメラが登場し、世間を騒がせています。このような技術革新は、こうしている今もさらに続いています。テクノロジーの進化により、有機ELディスプレイがスマホのデザインに革命を起こすとも言えます。なぜなら、数年前までは実現できないと言われていた湾曲ディスプレイを、実現できているのですから。

 

 

 

まとめ

ここまで有機ELディスプレイ搭載スマホとその特徴についてご案内して参りました。おすすめの機種やその未来に関してもお話して参りました。一言でまとめると「有機ELディスプレイ搭載スマホは可能性に溢れた未来である」と言えるでしょう。実現できないと言われていたことを見事実現しました。これからも、考えられないようなことが次々に実現していくでしょう。ここまでお読み頂いた方であれば、有機ELディスプレイ搭載スマホの可能性を感じて頂けたハズです。是非、次回のスマホ買い替えには有機ELディスプレイを検討されてみてはいかがでしょうか。そこには、皆様がこれまで考えもしなかったような未来が、詰まっています。

 

iphoneredpaku8833_tp_v

スポンサーリンク

LINEで送る
Pocket

Facebookでのご購読が便利です