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Wordでのマクロの使い方と登録方法

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マクロを呼び出すキーボードのショートカットキーを決めていたものから変更することもできます。変更したい場合は、MicrosoftOfficeボタンを選択して、「Wordのオプション」を開き、「ユーザー設定」をクリックします。「キーボードショートカット」の横に表示されてある「カスタマイズ」を選択します。

カスタマイズを選択したあとは、「分類項目」リストにある「マクロ」をクリックして、マクロリストのなかにある、変更をしたいマクロを選択します。「割り当てるキーを押してください」の箇所で、選択するキーを入力します。「変更の保存先」では、マクロ実行場所と同じオプションを選び完了です。

3.マクロを実行したい場合

記録させたマクロをWord上で使いたい場合は、開発タブの「コード」でマクロを選択します。一覧表示されるマクロ名のなかから、実行したいマクロをクリックして、実行を選択すると、記録していたマクロが実行されます。ステップインを選択すると、1行ずつマクロが実行・確認されます。編集を選択すると、VBAの編集画面が表示されます。

4.セキュリティの警告が表示された場合

マクロのファイルを開くと、セキュリティの警告が表示されます。これは、マクロを悪用し狙ったマクロウイルスがあるためです。セキュリティの警告が表示された場合は、危険なマクロを含んでいる可能性があります。マクロのセキュリティの設定は、開発タブのなかの「マクロセキュリティ」より変更することができます。

  1. マクロセキュリティをクリックすると、「セキュリティセンター」画面が表示されます
  2. 【警告を表示せずにすべてのマクロを無効にする】【警告を表示してすべてのマクロを無効にする】【デジタル署名されたマクロを除き、すべてのマクロを無効にする】【すべてのマクロを有効にする】とありますので、希望の設定を選びます
  3. 【警告を表示せずにすべてのマクロを無効にする】では、マクロに関するセキュリティ警告が無効になります
  4. 【警告を表示してすべてのマクロを無効にする】では、マクロは無効になりますが、マクロが存在する際はセキュリティの警告が表示されます
  5. 【デジタル署名されたマクロを除き、すべてのマクロを無効にする】では、マクロが無効になり、マクロが存在する際はセキュリティの警告が表示されます

デジタル署名されている場合は発行元により変わります。【すべてのマクロを有効にする】では、すべてのマクロが実行されるようになりますので、マクロウイルスなどが侵入してくる可能性も否定できません。尚、セキュリティ警告が表示されたとしても、問題ないようであれば「コンテンツの有効化」をクリックして続けていくことができます。

また、MicrosoftOfficeBackstageビューを使用することで、マクロを有効にすることもできます。

  1. セキュリティの警告が表示された際に、ファイルタブを選択して、セキュリティの警告のコンテンツの有効化をクリックします

これにより、該当ファイルが信頼できるドキュメントとして認識されるようになります。

5.1回だけマクロを有効にさせる場合

セキュリティの警告表示があった場合に、1回だけマクロを有効化することもできます。ファイルタブを選択して、セキュリティの警告でコンテンツの有効化をクリックします。

「詳細オプション」をクリックして、「MicrosoftOfficeセキュリティオプション」のダイアログボックスで、「このセッションのコンテンツを有効にする」を選択しOKをクリックします。これにより、ファイルが開いている間だけ、マクロを有効化することができます。

マクロ学習は本がおすすめ

WordやExcelでマクロを使いこなせるようになると、繰り返す作業を自動化することができ業務効率が非常に高まります。

マクロは特にExcelとも相性が良いため、Wordのマクロを学習する際には、Excel VBAも併せて学習するのがおすすめです。

VBAと聞くと、プログラミングかと思われ敷居が高そうに感じますが、簡単に書かれている入門書をきっちり学習すれば、躓くことなく普段の業務に使えるマクロを組めるようになります。

Excelマクロの場合は、「たった1秒で仕事が片づくExcel自動化の教科書【増強完全版】」が非常におすすめです。マクロの基礎はもちろん、実際に仕事で活用できるマクロの組み方が実戦形式で案内されているため、私の場合は午前中に読んで午後に組み込み、実際に仕事で運用しました。

Excelでマクロの基本をおさえたら、「Excel VBAユーザーのためのWord VBA入門」でWordで使えるマクロを抑えると良いでしょう。こちらはKindle Unlimited会員であれば無料で読むことができます。

Wordマクロで実行できる作業例

Wordのマクロを活用することで下記のような作業を自動化することができます。

ルーティン業務はマクロを活用して自動化しておくと日常業務が大幅に効率化できますので、毎日する作業で自動化できるものがないか確かめてみてください。

  • Word文書の中の特定の言葉を検索・置換する
  • 改行を削除
  • 差し込み印刷
  • フォント統一
  • 表の作成
  • 図形の作成
  • 行間統一
  • インデント設定
  • ヘッダー/フッターの設定

特に業務においてWord文書の作成に特定の規定がある場合などは、手作業ではなくマクロで一括実行できるようにしておくと大変便利です。

詳細については入門書を読めば大抵のことは理解でき実行できるようになりますので、上記で紹介している本を参考にしてみてください。

ExcelのマクロやPythonなどのプログラムと併用することで多くの作業が自動化できるようになりますので是非身に付けてみましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回、Wordでのマクロの使い方と登録方法について紹介いたしました。マクロ機能を使うことで、大幅に作業効率をあげることができ、時間を短縮することができます。記録する方法も実行する方法も、難しくはありませんので、使ったことがない方は、1度試しにやってみてください。頻繁に入力する面倒な内容などを省くことができます。

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