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WindowsVistaのサポート期間とサポート終了したPCの危険性と対策

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WindowsVistaのサポート期間終了が迫ってきています。何のことか良く分からない!なんて方もいらしゃるのではないでしょうか。

そもそも、皆さんはご自分パソコンのOSのバージョンについて、きちんと把握していますか?日々新しいIT技術やシステムが開発されている中で、パソコンもバージョンアップを繰り返しています。古いバージョンのOSは、メーカーのサポート期限が切れていってしまうのです。

サポート期限が切れたパソコンを使っているのは、大変危険なことです。ソフトウェアの不具合や、セキュリティに関するアップデートが受けられなくなってしまうため、悪質なウイルスで知らず知らずのうちに個人情報を全て抜き取られてしまうなんてこともあるかもしれません。

パソコンをお持ちの方で、OSのサポート期限が過ぎていても気づかずに使っている方、または気づいていても、気にせずに使い続けてしまっている方は、一刻も早く対策を取られることをおすすめします。

WindowsVistaのサポート時期

なんでWindowsVistaのサポート時期のサポートが切れてしまうの?と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。WindowsVistaというOSは、2007年にリリースされたものなので、もう10年程近く前のバージョンなのです。以降、Windows 7、Windows 8、最近ではWindows 10などの新しいOSがリリースされています。

これだけ古いバージョンなら、サポートも切れて当然かもしれませんね。他のOSを使っている方も、自分のバージョンがいつサポートが切れるのか、気にしておいたほうが良いかもしれません。私は絶対大丈夫!なんて楽観視していると痛い目にあうかもしれません。

それでは、間近に迫ってきている、WindowsVistaのサポート時期とは具体的にいつまでなのでしょうか?具体的に見ていきましょう。

2017年4月にサポート終了

WindowsVistaのサポート終了時期は、2017年4月11日(日本時間で4月12日)とされています。もうすぐですね!パソコンを買い換えるにも、それなりに時間が掛かります。どのメーカーのどの機種が良いのか?価格帯や保証の充実など、考えるべき項目はたくさんあり、迷ってしまって時間だけが過ぎていくなんてことも。

早めに対策をしておかないと、すぐにサポート期限がやってきてしまいます。自分の家のパソコンのバージョンがWindowsVistaという方は、今からきちんと対応法を学んでおきましょう。また、家以外でも、会社で使っているパソコンにも気を配っておいて損はありません。

あなたの家族やお友達でも、パソコンに詳しく無いという方はフォローしてあげることをおすすめします。OSのサポートが切れてしまっても、気にせずに使っているという人はあなたの周りにもきっといるはずです。

OS自体は使える

注意が必要なのは、WindowsVistaのサポート期限が過ぎた後でも、OS自体はそのまま使えるということです。サポートが切れるとパソコンが使えなくなってしまうと勘違いしてしまう方もいるようですが、2017年4月以降も、WindowsVistaのパソコンはそのまま使うことが出来ます。

しかし、使えてしまうが故にサポートの期限切れを軽視してしまう人が多いのも現状です。前述したように、サポート切れのOSを使っているパソコンは危険にさらされています。何も気にせずに使っていると、思わぬ被害にあってしまうことが考えられます。

では、WindowsVistaのサポート終了にはどんな問題点と危険があるのでしょうか?

WindowsVistaのサポート終了の問題点

サポート切れOSを使っているパソコンは、ソフトウェアやセキュリティのアップデートを受けることが出来ません。世の中には、悪意を持って他人のパソコンから情報を抜き取ったり、ファイルを破壊したりする人もたくさんいます。そういった被害から守るために、日々パソコンのシステムはアップデートされているのです。

OSのサポートを受けられなくなるということは、新しいウイルスや手口に対応出来なくなってしまうということです。では、具体的にどんな被害が考えられるか見ていきましょう。

セキュリティに問題が起きる

WindowsVistaをサポート終了後も使い続けていることによるリスクとして、まず考えられるのがセキュリティ面のリスクです。私たちが日々使っているパソコンのプログラム、システムも完璧とは限りません。どこかにセキュリティ上の欠陥(脆弱性)がある場合があります。

悪意のあるウイルスには、このセキュリティ中の欠陥を巧みに利用したものが多くあります。そのため、この欠陥を放置しているとパソコンがウイルスに感染しやすくなってしまうのです。

各OSのサポート期間中は、このプログラムの欠陥を修正するために、マイクロソフト社は「更新プログラム」をユーザーに提供します。しかし、サポートを受けられなくなってしまうと、各プログラムにあるセキュリティ上の欠陥を修正出来ず、野放しの状態となってしまいます。

セキュリティが十分でない場合、場合によっては個人情報を抜き取られてしまったり、あるいは大事な機密情報がネット上に流出してしまったりなんてことになりかねません。

ソフト、アプリケーションが対応しなくなる

OSサポートが切れた場合の、もう一つの大きなリスクとして、ソフトウェア、アプリケーションが対応しなくなってしまう可能性があります。皆さんが日常的に使っている、各ソフトウェアやアプリケーションも、セキュリティやパフォーマンスの向上のためにアップデートを繰り返しています。

しかし、新しい技術が必ずしも古いバージョンのOSに対応するとは限りません。サポートが切れたOSは前述したようなセキュリティのリスクもあるため、各ソフトウェアメーカーは、サポートが切れたOSをどんどん切り捨てていってしまいます。

OSのサポート切れを放置していると、ある日突然、今まで使っていたアプリケーションが使えなくなるなんてこともあるかもしれません。

周辺機器が対応しなくなる

OSサポートが切れることの影響は、パソコン内のソフトウェアだけに留まりません。パソコンの周辺機器も、サポート期間外のOSには対応しなくなっていってしまいます。プリンターや、音楽プレイヤー、ハードディスクなどパソコンにつないで使う機器はたくさんありますが、それらの製品を新しく買っても自宅のパソコンでは使えない!なんてことになってしまいます。

サポート終了したWindowsVistaの対応策

Windows Vistaのサポートが切れた場合に備えて、対応策を見ていきましょう。いくつかの方法がありますが、あなたに合った対応策を見つけて準備を進めていきましょう。今からしっかり準備すれば、サポートが切れた後も安心ですね。

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