Windows環境でAndroid アプリを使用する方法と手

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スマートフォンやタブレットの普及には目覚ましいものがあります。便利なアプリが次々と開発され、その多くはフリーソフトです。これらのアプリを自宅のパソコンでも使いたいと思う人も多いでしょう。しかし、Android OS用のアプリは、Windows上では動きません。そこで注目されるのがAndroidエミュレータです。

今日は初心者でも使える、定番のエミュレータ2種を紹介します。

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エミュレータとはなにか

エミュレータとは、仮想化技術を応用した装置のひとつで、コンピュータ上に異なるOS環境を持つ別のマシンを作り出します。Windowsマシンの上に、仮想のAndroidマシンの機能を再現する装置(ソフトウェア)がAndroidエミュレータです。

シンプルに簡単利用をめざすか、究極のシミュレーションをめざすのか

エミュレータには、シンプルにエミュレータ単独で動作するものと、仮想化ソフトを利用してエミュレータをWindowsに実装するものの2種があります。シンプルなAndroidエミュレータの操作感覚は、エクスプローラーのような感覚で、表示されたアイコンをクリックするだけでアプリを起動させることができます。

このタイプはインストールも容易で、使用するリソースも少ないので動作も安定しています。操作は直感的で、環境設定も一般のAndroid端末と同じく「設定」アイコンをクリックして行います。

一方、仮想化ソフトを使うものは、リソースを多く使うので低スペックのマシンでは動作が不安定になりがちです。しかし、実際のAndroid端末をそのままシミュレーションしているので、実機を操作しているような感覚で使用できるというメリットがあります。

代表的な単独動作型エミュレータ

代表的な単独動作がたエミュレータにBlueStacks2があります。恐らく、現在もっとも多く利用されているAndroidエミュレータです。Windows10にも対応しており、Mac上でも動作します。導入方法や使い方も簡単で、動作も安定している定番アプリです。

BlueStacks2のインストール方法と使い方

導入方法はとてもシンプルで、専用ページからソフトをダウンロードし、普通のWindows用のソフトのようにインストールするだけです。インストールの途中で「Appストアへのアクセス」と「アプリケーション通信」の設定画面が出ますので、実際に使用する場合はチェックしてください。

bluestacks2

Googleアカウントを登録したら、言語設定やキーボード入力などの環境設定をしましょう。あとは通常のAndroidマシンと同じように、Google Playから好きなアプリを選んで追加するだけですぐに使えます。最初にGoogle日本語入力を追加しておくのが良いでしょう。

写真は、Bluestacks2のメイン画面です。Google Playがちゃんと実装されています。

Blue Stucks2 公式HP

仮想化ソフトを利用したシミュレーターソフトの定番Genymotion

単に、Windows上でAndroidアプリを使用するだけでなく、実際のAndroid端末のシミュレーションをしたい場合、仮想化ソフトを利用した本格的なエミュレータソフトの導入が必要になります。

現在、このタイプのエミュレータ・ソフトの中では、おそらくGenymotion が最高のスペックだと思われます。Genymotionの特徴は、エミュレータとは思えないほどの超高速な動作です。Androidのバージョンが選べることもメリットでしょう。

しかも、これだけの高性能のソフトでありながら個人利用なら無料です。(ただしネットワーク機能は制限されています) 仮想化ソフト Virtual Box が同梱されているので、別途用意する必要もありません。

アプリの使い出しまでのロードマップ

残念ながら、仮想化マシンを使うエミュレータの場合、その導入は単独動作タイプに比べて複雑なものとなっています。そのために、途中で導入を挫折する人も多いのが現実です。

ここでは、作業準備からアプリのインストールまでのロードマップを確認しておきます。最初にエミュレータソフトとGoogle Playをインストールしてしまえば、その後の作業は、スマートフォンやタブレットにアプリを追加するのと作業は大差ありませんので安心してください。

導入の手順は、環境確認からエミュレータ・ソフトのインストール、初期設定、Google Playの導入の3段階です。

Genymotionの入手からインストールまで

ステップ1: の公式サイトにアクセスする。

Genymotion公式サイト

ステップ2: 指示に従い、環境確認を行う

ステップ3: ダウンロードに必要な会員登録の手続きをすます

ステップ4: Genymotionのダウンロード

ステップ5: Genymotionのインストール

Genymotionの場合、仮想化ソフトであるVirtual Boxの導入も、インストールのプロセスに組み込まれていますので、Virtual Boxを別途インストールする必要はありません。これでGenymotionの導入は完了です。

Genymotionをインストールした後の設定と使い方

Genymotionをインストールしたら、すぐに使うことができます。この時、仮想デバイスの追加確認などをした後、あらかじめ登録済みのアカウントでログインします。

Genymotionの場合、プリセットされた仮想デバイスから機種を選べます。選択が終わったら、専用データが自動的にダウンロードされて使用可能な状態になります。あとは設定された仮想デバイスを選んで「スタート」ボタンで起動させるだけです。

仮想デバイス上でのGoogle Playのインストールについて

Genymotionには、Google Playがあらかじめ導入されていませんので、アプリを追加することができません。そこで、まずGoogle Playをインストールします。しかし、ここまで来れば、ほとんど直感的に操作できるかもしれません。

まず、操作をしやすくするためにデフォルトの英語表示から日本語表示に設定変更します。続いてプリインストールされているJapanese IMEに入力方法を変更します。ソフトによっては、日本語IMEが搭載されていないものもありますので、その場合は、Google Playインストール後に、Google日本語入力をインストールすると良いでしょう。

GenymotionへのGoogle Playのインストール手順

ステップ1: 「ARM Translation Installer v1.1」をダウンロードする

ステップ2: ダウンロードした「Genymotion-ARM-Translation_v1.1.zip」gapps-lp-20141109-signed.zip」ファイルを仮想Androidデバイスにドラッグ&ドロップして転送・インストールする

ステップ3: 「Google Apps」をダウンロードする

ステップ4: ダウンロードしたGoogle Apps「gapps-lp-20141109-signed.zip」ファイルを仮想Androidデバイスにドラッグ&ドロップして転送・インストールする

ステップ5: グーグルアカウントを設定する

それぞれのzipファイルをインストールした後は、仮想デバイスをいったん終了させ、再起動させてください。すべてのファイルをインストールして再起動した後に、「Androidをアップデートしています・・・」という表示が出たら、作業は成功しています。

最後にグーグルアカウントの設定をします。この時、Google+ のエラーメッセージが出ることがありますが、構わずOKボタンを押して作業を進めてください。作業の最後に「Google サービスの更新」を行うことでクリアできます。

google_play

写真はGenymotionでGoogle Playを開いたところ。Nexus4のシミュレーションです。作業がたいへんなだけに、この画面にたどり着いた時の喜びはひとしおです。

Genymotionの動作環境

Genymotionの動作環境を確認しておくと、以下のようになります。

Windows Vista以降のOS(32bit、64bitのどちらにも対応)
VT-x または AMD-V(VirtualChecker 3.0.1というソフトで確認できます)
OpenGL 2.0(OpenGL Extensions Viewerというソフトで確認できます)
ハードディスクに400MB以上の空き容量、RAMが2GB以上あること。

動作環境の確認に少し手間取るかもしれませんが、インストール途中で動作が停止したり、インストール後に動作が不安定になったりすることを考えれば、きちんとインストール前に環境確認はすませておきましょう。

まとめ

Windows上でAndroidのアプリを使いたい理由は人さまざまでしょう。一番多いのは、スマホで使っているアプリを、家にいるときは大画面のパソコンで使いたいということかもしれません。そういうシンプルなニーズの場合は、おそらく、BlueStacks2のようなシンプルなエミュレータで十分です。

ブログやウェブなどのデザインなどに関わっている人にとって、Android端末での表示を確認したいときは意外に多いものです。しかし、必ずしも実機が手元にあるとは限らず、仮想化マシンで、実機をシミュレートできればとても便利です。

しかし、シミュレータソフトの導入は、一般のアプリ感覚では行かないかもしれません。多少のITに関する知識が必要です。しかし、手順をきちんと踏めば問題なくインストールできるはずです。特に、動作環境のチェックはきちんとしておきたいものです。

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