WindowsOSのPCを初期化する手順と注意点

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Windows OSは、どうしても使っているとゴミがたまって、動きがおかしくなったり、遅くなったり、不安定になったりします。

そんな状態になったら初期化するのが一番の解決策です。でも、慣れていないと大切なデータを消してしまったり、場合によっては初期状態に戻せなくなって、最悪の場合は高額な費用がかかることになりかねません。

ここではWindowsOSのPCを初期化する手順と注意点を確認します。

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1.Windows初期化前の準備

初期化の失敗例を見ると、失敗する原因は、ほとんどが初期化を始める前の準備が不十分だったことに起因します。

まずはバックアップが重要です。自分で作成したデータ、重要なメールや知り合いのメールアドレスなどのメール周りのデータ、ブラウザのお気に入りやアプリケーションの設定などバックアップが必要なものを忘れずにバックアップしておくことが必要です。

次に、Windowsのプロダクトキーやアプリケーションのライセンスキー、インターネットサービスプロバイダなどの、再セットアップに必要な情報を確認します。購入時の箱や、メディアケースなどに記載されている場合もありますし、ソフト的に保存されている場合や、メールで通知されている場合もあります。

最後に、再インストールするためのメディアなどを準備します。

メーカー製のWindowsマシンでは、リカバリメディアが付属せずに、HDDなどのストレージのリカバリ領域に保存してある場合も多いです。その場合はリカバリメディア作成のための手順が用意されていると思いますので、手順に従ってリカバリメディアを作成しておくことをお勧めします。

Windowsを初期化すると、付属しているハードウェアを駆動するためのデバイスドライバもすべてインストールし直しになります。メーカー製のPCでリカバリができないとややこしいことになります。リカバリの準備は非常に重要です。

その他のアプリケーションも再インストールの手順を確認して必要なものを準備しておくと安心です。

部品をくみ上げたいわゆる「自作パソコン」や、メーカーのWebで仕様を選択して購入する「BTOパソコン」などの場合は、ハードウェアを駆動するためのデバイスドライバをインストールするまで動かないハードウェアがあるかもしれません。例えば普段ワイアレスキーボードやワイヤレスマウスを利用している場合は、一時的にでも有線キーボードやマウスを準備する必要があります。また、特殊なネットワーク機器を利用している場合は、機器のWebサイトなどで最新のデバイスドライバー適用方法を確認して、必要ならダウンロードするなどして準備します。

2.Windows初期化の実行

まずは、初期状態に戻します。メーカー製パソコンなら出荷状態、自作パソコンならOSをインストールして基本的なハードウェアのデバイスドライバをインストールした状態です。後付けのハードウェアは取り外しておくとスムーズです。

同時にネットワークへの接続も済ませられるとこの後の作業が楽ですので、ネットワーク接続のためのIDやパスワードも用意しておきます。

メーカー製Windowsマシンで、取扱説明書に「出荷状態に戻す手順」などが記載されている場合はその手順に従います。

自作パソコンなら、マザーボードの取扱説明書などで、BIOSを変更してインストールメディアから起動する方法を参考にWindowsインストールメディアから起動してインストールします。デバイスドライバは各ハードウェアの取扱説明書などを参照します。Windows10ではほとんどのハードウェアが標準のデバイスドライバで利用可能となっています。

以下メーカー製Windows10の例です。

「設定」の「更新とセキュリティ」左メニューから「回復」タブを選択して、「このPCを初期状態に戻す」の「開始する」ボタンをクリックします。

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「オプションを選んでください」から「出荷時の設定に戻す」をクリックします。

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ドライブのクリーニングは、廃棄するときや、売却するときに古いデータを読み込めないようにする作業で、非常に時間がかかります。自分で使うのであれば必要ありませんので「ファイルの削除のみ行う」をクリックします。

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「復元」をクリックすると再起動されて初期化が始まります。

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3.環境の復元

手順に従ってWindowsセットアップを進めます。ネットワークもセットアップ作業の中で接続したほうが楽に進められます。メール設定は後でも構いませんが、Microsoftアカウントがあればログインして進めます。

Windowsアップデートは少なくとも最初は「自動」にしておきます。セキュリティーソフトもここで設定できるようなら設定します。セキュリティーソフトのインストールは、セットアップで設定できない場合でも、できるだけ早く済ませます。

セットアップが終了して、セキュリティーソフトの設定が終了したらひと段落です。これ以降は、作業しない時間でも、バックグラウンドでいろいろな設定が実行されていますので、できるだけログインしたままにすることをお勧めします。

ここでは、基本的に出荷状態やインストールメディアの時点でのWindowsが稼働しています。過去のWindowsで、それ以降に配信されたアップデートは適用されていません。Windows以外にも、重要なプログラムがアップデートされていますので、それらがすべて適用されるまでは電源が入っていないと不具合が出かねません。

また、アップデートの中には再起動が必要な場合がありますので、切りのいいところで再起動することも必要です。

ログインしていれば作業を進めても構いません。追加したハードウェアの接続と必要なデバイスドライバのインストール、アプリケーションのインストール、クラウドサービスへのログイン、バックアップからファイルや設定の復元など進めます。プリンタのテストプリントも済ませておくと安心です。

HDDなどのストレージの音やアクセスランプ、パフォーマンスメータなどでHDDのストレージの動作が落ち着いたら初期化作業も終了です。

Windowsユーザは、残念ながら初期化作業になれる必要があります。普段からデータの保存場所やアプリの設定などをバックアップすることを意識すれば、初期化作業自体はそれほど大変な作業ではありません。

また、初期化作業でWindowsのスキルもぐっと上がります。恐れずに、ぜひ定期的に初期化して快適なWindowsライフを満喫してください。

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