WindowsDefenderとMicrosoftSecurityEssentialsの違い

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Windows DefenderとMicrosoft Security EssentialsはいずれもMicrosoftが提供する無償のセキュリティソフトですがそれぞれの役割に少々複雑な違いがあります。無料で使えますので、セキュリテイソフトを導入されていないユーザの方などには特におすすめしたいと思いますが、この2つのソフトの違いを知る方は少ないでしょう。

ここでは、それぞれのセキュリティソフトの内容とその違いについて説明します。

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Windows DefenderとMicrosoft Security Essentialsの違いを説明する前に

Windows DefenderとMicrosoft Security Essentialsのそれぞれの機能や違いを理解するためには、ウイルスとスパイウェアの違いについて理解しておく必要があります。ここでは、ウイルスとスパイウェアの違いについて説明します。

まずウィルスとは、パソコンの動作を遅くしたり不安定にさせるなど悪影響を及ぼすプログラムのことです。ウイルスはそれ自体で動作し感染したパソコンから他のパソコンヘ感染して自己増殖を 図ります。

一方、スパイウェアとは、パソコンに侵入し、個人情報を含む重要なデータを盗み出すプログラムです。盗みとったデータはスパイウェアの利用者の元へ送られます。スパイウェアはそれ自体では感染したり繁殖することはありません。

ウイルスとスパイウェアの違いは、その目的と自己増殖するか否かにあります。ウイルスはさまざまな「悪影響」をパソコンに対して及ぼします(その中には個人情報の不正取得もあります)が、スパイウェアの目的はあくまで情報を盗むことです。

そのため、スパイウェアはウイルスの一種として表現される場合もあります。また、ウイルスは自己増殖して他のパソコンヘ感染していきますが、スパイウェアはそれ自体では感染しません。ウイルスとスパイウェアのような何らかの悪意をもったプログラムを総称してマルウェアと呼びます。巷で販売されている「総合セキュリティ対策ソフト」ではひろくマルウェア対策を行うソフトが多いようです。

Microsoft Security Essentialsとは

Microsoft Security Essentialsとはマイクロソフトが開発した無償のウイルス・スパイウェアを含めたマルウェアの対策ソフトです。

Windows XP及びWindows Vista・Windows 7に対応しています。
win_essentials

Windows Defenderとは

Windows Defenderもまたマイクロソフトによって開発された無償のセキュテリイソフトです。

Windows Defenderは搭載されるWindowsのバージョンによって機能が異なります。Windows XP/Vista/7でご利用の場合は、スパイウェアの対策のみ行います。一方、Windows8の場合は、スパイウェアの対策に加えウイルスを含むマルウェアの対策も行います。Windows8では、Windows Defenderがプリインストールされています。

Windows DefenderとMicrosoft Security Essentialsの違い及び使い分けについて

Windows DefenderとMicrosoft Security Essentialsの違い及び使い分けは、ご利用のWindowsのバージョンによって変わります。

Windows XP及びVista・Windows7をご利用の場合は、Windows Defenderはスパイウェアの対策のみ行いますが、Microsoft Security Essentialsを使えばスパイウェアにあわせてウイルスの対策も行います。

一方、Windows8をご利用の場合は、Windows DefenderがMicrosoft Security Essentialsの代わりになっています。Windows8では、Microsoft Security Essentialsを利用することはできませんが、その機能はWindows Defenderに搭載されているため必要がありません。そのため、Windows8では、Windows Defenderだけご利用いただければ、スパイウェアとウイルスを含むマルウェア全般の対策ができます。

Windows 7 /Windows Defender

win7_defender

Windows 8 /Windows Defender

win8_defender

まとめ

Windows DefenderとMicrosoft Security Essentialsの違いを理解して、ご利用のWindowsのバージョンによって両者を使い分けて下さい。

なお、どちらも、有償で販売されている各社のマルウェア対策(総合セキ立リティ対策)ソフトと比較すると、検知率などの点で劣ることが多いようです。そのため、セキュリティを高めたい場合は有償のマルウェア対策ソフトの利用を検討してください。有償のマルウェア対策ソフトを利用できない場合などに、Windows DefenderとMicrosoft Security Essentialsの利用をご検討下さい。

また、有償のマルウェア対策ソフトを利用する場合は、一般的にはWindows DefenderとMicrosoft Security Essentialsを併用することはできません。いずれかを常駐させずにウイルスやスパイウェアのスキャン(検索)だけをさせる場合は別です。

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