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Windowsアップデートが失敗する場合の原因と対処方法

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セーフモードとは

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「セーフモード」とは、「Windows OS」をシステム環境の最小構成として起動させる方法です。これにより、Windowsアップデートをインストールした際の再起動で失敗する可能性が低くなります。バージョンによって起動方法がじゃっかん異なりますが、Window10 でご紹介いたします。

セーフモードを起動させる方法

Windows10では、スタートアップメニューから電源ボタンを押し、Shift+再起動で出てくる「トラブルシューティング」から「詳細オプション」を開き、「スタートアップ設定」をクリックします。

再起動してきたら「F4」ボタンを押しましょう。こうすることでWindows10をセーフモードで起動することができます。

または、「設定」メニューから「PCの起動をカスタマイズする」を選び、さらに「詳細オプション」からスタートアップ設定に進んで、再起動させたらF4を押してセーフモードで起動させる手もあります。

修復Discやインストールメディアから起動

これだけWindowsのOSが進化しても、かぜか修復Discやインストールメディアなどはいまだに存在しています。これはなぜなのでしょうか。

その答えははいくらOSが進化しても、PCはそれだけデリケートで少しの不具合でも立ち上がらなくなってしまうことがあるということです。

修復DiskをDVDのトレイに入れると、上記のような設定の「詳細オプション」が表示されます。Windows上から呼び出した場合には「スタートアップ設定」が表示されるのですが、なんと修復Diskには「スタートアップ設定」がありません。

そこで必要となるのがコマンドプロンプトを入れることです。こうすることにより、Windowsのブート領域 (BCD領域)を編集し、強制的にセーフモードで立ち上げるという方法を取ります。

ここからはちょっと上級クラスになってしまいますが、修復Diskの「詳細オプション」にある「コマンドプロンプト」を選択します。

コマンドプロンプトが起動したら、

cd c:
c:
bcdedit /set {default} safeboot minimal
exit
と入力します。

exitでコマンドプロンプトが修了すると、「オプションの選択」という画面になりますので、「続行」をクリックし、Windowsを通常に起動させます。

まとめ

今回はWindowsアップデートで失敗してしまう際の原因とその対処方法をご紹介いたしました。原因はいくつもありますが、多くの皆さんがお困りの事象からをピックアップしてご案内しています。

あくまで一部になりますので、アップデート失敗の理由が分からない場合、原因不明の不具合の場合は、マイクロソフト社のホームページを確認するか、マイクロソフト社のサポートセンターへ問い合わせすることもご検討ください。

定期的に行われるアップデートでは、操作手順は間違っていなくても、インターネットの回線がちょっと不安定になっていたり、パソコンの空き容量が足りないなどの原因で、アップデートができず、途中で止まってしまったりしてしまいます

たまにしかやらないことだからこそ、失敗が続いたり、原因や対処方法が分からないと、アップデート作業自体が面倒に感じてしまいますので、分からないところがあれば問い合わせるなり調べるなりして、早めに解消するようしていきましょう。Windowsアップデートはパソコンのための大事な作業です

しかしながら、どれだけパソコンなどのスペックが高くなったり、新しいOSが出ても、スムーズなアップデートはできないものなのですね。

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