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Windows 8
以下の手順をご参照下さい。
- ショートカットキーでのタスクマネージャーの起動は、Windows 7 の2.をご参照下さい。
- スタート画面の左下にある下向き矢印をクリックし、すべてのアプリを表示させてWindowsシステムツールのタスクマネージャーをクリックする。
Windows 10
以下の手順をご参照下さい。
- ショートカットキーでのタスクマネージャーの起動は、Windows 7 の2.をご参照下さい。
- スタートメニューからWindowsシステムツールをクリックし、展開されるサブメニューにあるタスクマネージャーをクリックする。
- Windowsホーム画面からのタスクマネージャーの起動は、Windows 7 の3.をご参照下さい。
タスクマネージャーを利用してPCが重い原因を探る
タスクマネージャーの主な機能として、Windows自体の稼働状態を確認する事がありますが、やはりアプリケーション動作や内部ロジックの問題で動作が停止(した様に見える場合も含みます)するといった際に活用する事で真価を発揮するのではないかと考えます。
Windows上で動作するアプリケーションにはどうしてもCPUやメモリに高い処理負荷をかけてしまうものがありますので、そのよう環境では応答速度の遅延が生じてしまうのは仕方ない部分もあります。
上記の様な遅延原因が分かる場合は処理のピークが過ぎれば復旧する事が多いのですが、遅くなる原因がはっきり分からない場合にはタスクマネージャーにてその原因を探る事で解決の糸口を見つけられる可能性があります。
リソースの不正占有
よく発生する事として、アプリケ-ションが内部的にエラーを発生させた結果、メモリ等の特定リソースの領域を占有したまま解放出来ずに停止している状態が考えられます。
先にご紹介しました高負荷状態での応答遅延と異なる点として、CPUがあまり利用されていない事が上げられます。
高負荷状態でもアプリケーションが動作していればCPUはある程度使われている筈なので、CPUが使われていないにも関わらずメモリ領域を解放しないアプリケーションは内部的にエラーを起こしていると判断して良いと考えます。
この状態では自動的に復帰しない場合が多いので、手動にてプロセスの強制停止を行いメモリ領域の解放を行う事でWindowsは正常状態に復帰すると考えて良いです。
特定リソースの負荷
リソースの負荷が高い状態が続く事でもその他のシステム的な処理を行う余裕がなくなり、Windows自体が遅くなる事も考えられます。
これはタスクマネージャーでどのリソースの負荷が高いのかを確認する事で分かりますが、このような場合にはあくまでシステム的には正常動作として処理を行っています。
なので、強制停止は行わずに処理が正常終了するもしくは高負荷処理が終わるまで待っていただく事で自動的に応答遅延は復旧する筈です。
停止したユーザプロセスの有無
システムしソースは少しもしくは利用していないにも関わらず、何等かの原因で動作が停止しているプロセスが存在しているとその他のプロセスに悪影響を与えている可能性があります。
そういった動作していないがタスク管理上は残存しているプロセス(ソンビプロセスと呼ぶこともある)は早急に削除しておくべきですから、タスクマネージヤーにてそのようなプロセスを検知した場合には当該プロセスのタスク終了を行って下さい。
まとめ
Windowsのシステムステータスチェックツールとも言えるタスクマネージャーについてご説明致しました。
基本的に問題なくWindowsが動作している場合には特に確認する必要はないものですが、応答速度が遅いといった場合には特定のアプリケーションが原因なのか、内部エラーが問題なのかを判断可能な有益な機能となります。
また、リソースの利用状態をモニターする事で高負荷状態が継続しているとの判断であればリソースの追加といった対策も行えますし、普段のWindowsより動作が重いと感じる場合には、一度タスクマネージャーにてリソースの利用状態を確認する事をお勧め致します。
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