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WindowsとMacで継続的にファイルを共有する場合は、共有できる仕組みを使います。設定がお手軽で、無料で利用するには「クラウドストレージ」が便利です。
「クラウドストレージ」は、インターネット上のファイルサーバにファイルが保存されて、インターネットに接続した多くの端末で共有できる仕組みです。
DropBoxはシームレスで一番おすすめ
クラウドサービスの中でも「DropBox」はOSに依存せずシームレスなファイル・データ共有が可能で最もおすすめです。
- Windows/Mac/Android/iPhoneなど環境に依存しない
- ローカルファイルのまま共有できる
特に、後者のローカルファイルのまま複数端末で利用できる機能は実際に利用してみると非常にクールで、何のストレスもなく複数端末でファイルを共有保持することができます。
オフィスのデスクトップで編集したファイルを家のノートパソコンで確認したり、移動中にiPhoneやAndroidスマホで閲覧することも可能なので、場所に囚われずに作業ができる点は仕事で忙しい現代のビジネスパーソンにとって想定以上の恩恵となります。
GoogleDriveはビジネス利用にも向く
GoogleDriveの最大の利点は、Officeに似た下記機能をクラウド上で利用できる点です。
- Googleドキュメント
- Googleスプレッドシート
- Googleスライド
ドキュメントはWord、スプレッドシートはExcel形式でダウンロードすることもでき、逆にWordをドキュメントに、Excelをスプレッドシートに変換することもできます。
クラウド上で複数人で共有して同時進行で編集作業ができるため、会議中の議事録の作成や数値確認に活用するのに非常に便利であり、大画面にファイルを投影して編集しながら打ち合わせするのも有効です。
利用環境に合わせたクラウドサービスを利用しよう
DropBox以外にも各社様々なクラウドサービスが提供されており、自分の利用環境や仕事環境に応じたクラウドサービスを利用することが大切です。
例えば、WindowsユーザーならMicrosoftの「OneDrive」を、Macユーザーならappleの「iCloud Drive」を、Androidユーザーなら「Google Drive」を知らない間に利用しているかもしれません。
上にあげた3種類は、専用の同期ソフトをインストールすれば、それぞれの端末の特定のフォルダにファイルを保存するだけでインターネット上のファイルサーバに自動で同期してくれます。普段は「クラウドストレージ」を意識する必要はありません。WindowsもMacもAndroidやiOSなどのスマホやタブレットもファイルを共有できます。
そして、「OneDrive」と「Google Drive」には、それぞれ専用のOfficeソフトが用意されていて、例えばWindowsで作成したExcelファイルを無料の「Office Online」を使ってMacで編集することも可能です。
「OneDrive」
https://onedrive.live.com/about/ja-jp/
「iCloud Drive」
http://www.apple.com/jp/icloud/icloud-drive/
「クラウドストレージ」はお手軽で便利ですが、インターネットのサービスですから、どうしてもセキュリティーの心配はつきものです。また、わがままに対してきめ細やかな対応は望めません。
そんな時には自前でファイルサーバを立ち上げましょう。ネットワークに接続するファイルサーバ専用機(NAS:Network Attached Storage)も安くて種類が豊富です。また、少し難易度は上がりますが、ファイルサーバ専用機を用意しなくても、HDDなどのストレージ容量に余裕があれば、共有設定も可能です。
WindowsとMacとのファイルの共有はどんどん容易になってきています。特に「クラウドストレージ」の存在が、OSが混在したネットワークでのファイル共有を容易にしています。でも、まだまだトラブルは避けられません。
特に日本語に起因するトラブルは、日本固有の問題ですので、今後も解決までには時間がかかると思われます。元々は別システムなのだという意識を忘れずに便利に使うことが必要なのかもしれません。
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