WindowsとMacでファイルを共有する方法

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WindowsとMacでファイルを共有する環境は、以前に比べて整ってきています。とは言っても、別のOSだと言うことを認識していないと、思わぬトラブルに遭遇することになります。

ここでは、WindowsとMacでファイルを共有する場合の注意点と、実際にファイルを共有する方法をご紹介します。

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1.WindowsとMacでファイルを共有する場合の注意点

Windowsではファイルの種類を「拡張子」で判別しています。「ファイル名.拡張子」というように、ピリオド(.)の右部分に「拡張子」がついています。

例えばテキストファイルだと「xxx.txt」のように「txt」となっていて、このファイルをダブルクリックすると、メモ帳やワードパッドなど、テキストファイルに関連付けられたアプリケーションが立ち上がります。同じファイルを「xxx.bat」と拡張子を変更すると、バッチファイルと解釈して、実行しようとします。ファイルの中身は変えていないのに、種類が違うと判断するのです。

Macも、OS Xになってからは、同様の「拡張子」を付けてきますが、元々のMac OSでは拡張子を付けていなかったこともあって、古いファイルなどでは拡張子がありません。そして困ったことに、WindowsもMac(OS X)も初期設定では「拡張子を表示しない」となっています。「拡張子」を隠したままだと、例えば画像ファイルでWindowsの「xxx.bmp」とかMacの「xxx.pict」などといったフォーマットが読み込めない原因がわかりません。

WindowsとMacでファイルを共有する場合は、少なくとも「拡張子」を表示する設定にすることをお勧めします。

また、WindowsはMS-DOSからの派生で、Mac(OS X)はUNIXからの派生ですので、日本語コードが異なります。特にファイル名に日本語が使われていると、何かと厄介になります。普段からファイル名は英数文字で指定することをお勧めします。

「機種依存文字」と言われるそれぞれに特有の文字は共有できません。普段から機種依存文字の利用は控えて、もしも文字化けした場合には慌てずに、文字コードを変換することが必要です。

2.特定のファイルを一時的に共有する場合

特定のファイルを共有する場合は、メールに添付したり、USBメモリーなどの外部記憶機器を利用したりするのがお手軽です。

複数人で作業する場合も、最新のファイルと履歴を残すお約束を決めておけば混乱も少ないと思います。

3.継続的に共有する場合

WindowsとMacで継続的にファイルを共有する場合は、共有できる仕組みを使います。設定がお手軽で、無料で利用するには「クラウドストレージ」が便利です。

例えば、WindowsユーザーならMicrosoftの「OneDrive」を、Macユーザーならappleの「iCloud Drive」を、Androidユーザーなら「Google Drive」を知らない間に利用しているかもしれません。

「クラウドストレージ」は、インターネット上のファイルサーバにファイルが保存されて、インターネットに接続した多くの端末で共有できる仕組みです。

上にあげた3種類は、専用の同期ソフトをインストールすれば、それぞれの端末の特定のフォルダにファイルを保存するだけでインターネット上のファイルサーバに自動で同期してくれます。普段は「クラウドストレージ」を意識する必要はありません。WindowsもMacもAndroidやiOSなどのスマホやタブレットもファイルを共有できます。

そして、「OneDrive」と「Google Drive」には、それぞれ専用のOfficeソフトが用意されていて、例えばWindowsで作成したExcelファイルを無料の「Office Online」を使ってMacで編集することも可能です。

「OneDrive」
https://onedrive.live.com/about/ja-jp/

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出典:Microsoft OneDrive

「iCloud Drive」
http://www.apple.com/jp/icloud/icloud-drive/

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出典:apple iCloud Drive

「Google Drive」
https://www.google.co.jp/drive/?utm_medium=et&utm_source=about&utm_campaign=et-about

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出典:Google Drive

「クラウドストレージ」はお手軽で便利ですが、インターネットのサービスですから、どうしてもセキュリティーの心配はつきものです。また、わがままに対してきめ細やかな対応は望めません。

そんな時には自前でファイルサーバを立ち上げましょう。ネットワークに接続するファイルサーバ専用機(NAS:Network Attached Storage)も安くて種類が豊富です。また、少し難易度は上がりますが、ファイルサーバ専用機を用意しなくても、HDDなどのストレージ容量に余裕があれば、共有設定も可能です。

WindowsとMacとのファイルの共有はどんどん容易になってきています。特に「クラウドストレージ」の存在が、OSが混在したネットワークでのファイル共有を容易にしています。でも、まだまだトラブルは避けられません。

特に日本語に起因するトラブルは、日本固有の問題ですので、今後も解決までには時間がかかると思われます。元々は別システムなのだという意識を忘れずに便利に使うことが必要なのかもしれません。

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