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Windowsパソコンがフリーズした時に強制終了する方法

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ここまでくると通常の方法ではシャットダウンできませんが、ソフトウェア、ハードウェア、データにできるだけダメージが残らない方法での強制終了を選択します。強制終了の方法としてダメージの少ない順にwindowsの操作での強制終了ハードウェアでの強制終了電源を断っての強制終了となります。

キーボードやマウスで操作できる場合は、windowsの「シャットダウン」を利用します。通常の「シャットダウン」はできなくても、タスクマネージャーを選択する画面まで表示できるのなら、その画面の電源アイコンを利用できます。また、マウスが反応しなくても、キーボード操作でシャットダウンが可能です。

Windows11での強制終了手順

Windows11にてマウス操作が効かない場合は、キーボードからショートカットを用いて強制終了を行います。手順は下記の通りです。

  • 「Ctrl」+「Alt」+「Delete」キーを同時に押す
  • 黒い画面が表示される
  • 右下の電源アイコンに選択を移動し「Enter」キーを押す
  • 表示されるメニューの「シャットダウン 」に選択を移動し「Enter」キーを押す

これで強制的にシャットダウン することができました。

画面が完全に黒くなった後もパソコンの動作が止まるまで時間がかかることがありますので、10~30秒程度は放置するようにしましょう。

Windows10/7での強制終了手順

Windows10やwindows7であれば、キーボードのウィンドウズキーを押して、スタートメニューを表示させたら、矢印キーで電源のシャットダウンを選択します。

Windows8での強制終了手順

Windows8シリーズなら、ウィンドウズキーを押しながら「I」キーを押して設定チャームを表示させて矢印キーで電源を選択します。

キーボード操作でシャットダウンできない場合は、ハードウェアでの強制終了となります。CD、DVD、ブルーレイディスクなどが入っていたら、取り出せるのなら取り出しておきます。USBメモリーなども、アクセスランプが消えていて取り外せそうなら外しておきます。

ハードディスクのアクセスランプが消えているのが理想ですが、点滅したり、点灯したままの場合は、最悪ハードディスクが使えなくなることもあります

ハードウェアでの強制終了は、電源が切れるまで電源ボタンを長押しします。

数分間電源ボタンを押し続けても変化がない場合は、電源を断っての強制終了となります。デスクトップパソコンならば、電源コードを抜きます。ノートパソコンなどで、バッテリーが搭載されている場合は、電源コードを抜いてバッテリーを外すか、リセットボタンを押します。

強制終了した後は

強制終了したら、何かしらのダメージは残っています。見た目には上手に強制終了したように見えても、余分なファイルが残っていたり、強制終了した記録が残ったりしています。ハードウェアが壊れていることもあります。

強制終了したら、まずは外せるものは外します。USBメモリーや、メモリーカード、外付けのUSB機器などです。そして、もしもフリーズする前に増設した機器があれば、それも外します。一番疑わしいのがメモリーです。

調子が良ければまた追加していけばいいのです。

また、フリーズする要因となったであろうソフトウェアを最新のバージョンに更新しましょう
一般的になっているoffice系のソフトウェアであっても、数ヶ月に一度くらいは不具合などのアップデートがなされることがあるため、よりマイナーなソフトウェアにおいても頻繁にアップデートがなされていることがあるはずです。

パソコンのOS(Windows)のアップデートも同様に確認をしましょう。フリーズの要因となった問題の解決がなされる場合だけでなく、その他のセキュリティ対策のアップデートも頻繁になされているため、大変重要です。

強制的に再起動しても依然として挙動がおかしかったり、再びフリーズしてしまいそうな前兆を感じる場合は、早急に製造元へ問い合わせることが必要でしょう。その場合には、単純なソフトウェアの問題以上に、内部のハードウェアが損傷している場合も考えられるためです。

再起動によってパソコンが復活したからといって安心せず、再発防止のために行動するようにしましょう。

フリーズするというのは、何か原因があります。詳細な原因の特定を専門的なエンジニアの方に依頼するまでは必要ありませんが、まずは基本的な構成で、ダメージをご自身で確認することが大切です。

Windowsを強制終了するリスク

Windowsを強制終了することには次のリスクもあります。

  • データの消滅
  • OS破損による起動不可

発生する確率としては低いですが、正常な手順以外の方法で強制的にWindowsを強制終了しようとする場合は、これらのリスクがあることも理解しておきましょう。

まとめ

この記事では、Windowsパソコンがフリーズしてしまった場合の対応について記載をいたしました。
復習になりますが対応の流れとしては、

・パソコンが本当にフリーズしたのかを確認するため、処理中の場合はその進捗をしばらく待って様子見する

・パソコン自体がフリーズしていないケースも考えられ、マウスやキーボードが正常に作動しているのかどうかを検証する

いずれの場合にも、パソコンがフリーズしていると考えられる場合は、

タスクマネージャーを起動して、原因となっているであろうソフトウェアを特定して、そのソフトウェアを強制終了する

・それでも解決できない場合は、パソコンの電源を落とすなどの方法を取る
となりました。

また、強制終了後の対応としては、

・ある程度の原因を探るため、周辺機器を外して動作を検証する

・ご自身で判明せず、依然としてパソコンの調子が悪い場合は、製造元へ問い合わせ対応を相談する
ことをご紹介いたしました。

フリーズは、異常事態です。そして、強制終了は緊急処理です。異常事態が起こって、緊急処理で対処したことを念頭に復旧作業を行うことが大切です。

 

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