Windowsパソコンがフリーズした時に強制終了する方法

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Windowsパソコンでは、時々全く反応しなくなる、フリーズとかハングアップとか言われる事態に遭遇します。全く反応がなければ強制終了しか方法がないと考えがちですが、windowsの強制終了までは必要がない場合もありますし、windowsでは強制終了できない場合もあります。そして、それぞれでパソコンに与えるダメージが変わってきます。

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Windowsを強制終了する前に

例えばWindows7や8.1からWindows10へのアップグレードでは、途中でフリーズしたのかと思うぐらい画面変化がない状態が続きます。通常のWindowsアップデートでも、スペックの低いパソコンでは時間がかかることが少なくありません。また、3次元CADやCG処理では長時間反応しないこともあります。
パソコンは、基本的には単一の動作を行っていくため(近年では並列処理も主流になりつつありますが)、非常に重い処理をしているときにはフリーズしたと思うくらいに動作が重くなります。
処理中にさらに負荷をかけるような動作を取ってしまうと、本当にフリーズしてしまうことになりますので、
このような場合は、「そのまま待つ」ことが最良の対応です。できることなら電源を入れたまま数時間放置して、変化を待つことが大切です。

何かの作業中なのであれば、例えば、ブラウザであればページの読み込みボタンが動いているかどうかを見ることや、ファイルの移動中であれば表示されたプロセッシングバーの進捗率が数分に一度動かないかといった部分を見ると分かることがあるのです。

一方で、重い処理の心当たりがなければ、タスクマネージャーで応答なしのアプリケーションがないか確認します。キーボードの「CTRL」キーと「ALT」キーを押しながら「DEL」キーを押します。これでも反応がなければwindowsの強制終了しかありません。

以下、画像はwindows10ですが、他のバージョンでも基本は同じです。
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表示された画面から「タスクマネージャー」をクリックします。タスクマネージャーを起動しただけでフリーズ状態が解消されることも少なくありません。

タスクマネージャーは利用した履歴に応じて「簡易表示」か「詳細表示」で表示されます。左下を選択すると切り替わります。
タスクマネージャーの具体的な使い方は、次のようになります。タスクマネージャーはタブも多岐にわたり、PC専門用語で構成されているために、一見すると、どれをどの様に弄ればいいのか戸惑ってしまいますが、実際にユーザーが操作することでフリーズ状態を解消するためには、さほど複雑な操作は必要ありません。

それでは、具体的な解消方法を確認していきましょう。
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ここで、プログラム名の後(詳細表示では「状態」欄)に「応答なし」と表示されているプログラムがあれば、それがフリーズの原因です。「応答なし」のプログラムはタスクマネージャーで強制終了させます。ただし、ここで強制終了を実行すると、その場合、最後に保存処理をして以降の保存していない作業データは消えてしまいます。

普段から、作業中にこまめにファイルの保存を行っていくことができればベストですが、急にフリーズしてしまったということも当然起きるでしょう。
少しでもデータを救済したい場合は、画面をキャプチャしておくか、アナログな方法ではありますが、スマホ・デジカメなどで画面を撮影しておきます。
タスクマネージャーの簡易表示で、対象のプログラムを右クリックして、「切り替え」を選択すると、対象のプログラムが最前面に表示されるかもしれません。
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プログラムを終了させるには、対象のプログラムを右クリックして「タスクの終了」を選択します。

「応答なし」の表示がない場合は、CPUやメモリーの使用量を確認しながらプログラムを終了させていきます。一般的には、フリーズする主な問題としてパソコンのメモリー容量が起動しているソフトウェアに大半が抑えられてしまい、余力が不足している場合に起きるため、負荷が過度にかかっているソフトウェアを落とすことで解消される可能性が高いのです。

それでもだめな場合はwindowsの強制終了となります。

パソコン本体がフリーズしていない場合もある

また、時々遭遇するケースとしては、マウスやキーボードが動かず、それをパソコンのフリーズと勘違いする場合があります。
その場合、

・ケーブルによる有線接続をしている
→何度か抜き差しをして反応を確かめる
→マウスやキーボードをほかのパソコンへ接続し、それ自体が故障していないかを検証する

・bluetooth無線接続をしている
→デバイスの電源を何度か再起動してみる
→他に接続しているデバイスもしくは、近辺でbluetooth無線接続をしている他デバイスを切ってみる

といった方法が考えられます。
後者の無線接続のケースでは、昨今bluetooth無線接続をしているデバイスが増えているため「混戦状態」に陥っている可能性が高いのです。
bluetooth無線接続をするには、その周波数の帯域に存在できるデバイスの数が限られているため、近辺にその数量を上回る台数のデバイスがある場合には、接続がしにくくなるか、動作を停止してしまう場合があるのです。

解決策としては、デバイスを減らすことが最も効果的な方法ですが、オフィスなどではそれも難しい場合もあるでしょう。

Windowsの強制終了

ここまでくると通常の方法ではシャットダウンできませんが、ソフトウェア、ハードウェア、データにできるだけダメージが残らない方法での強制終了を選択します。強制終了の方法としてダメージの少ない順に、windowsの操作での強制終了、ハードウェアでの強制終了、電源を断っての強制終了となります。

キーボードやマウスで操作できる場合は、windowsの「シャットダウン」を利用します。通常の「シャットダウン」はできなくても、タスクマネージャーを選択する画面まで表示できるのなら、その画面の電源アイコンを利用できます。また、マウスが反応しなくても、キーボード操作でシャットダウンが可能です。

Windows10やwindows7であれば、キーボードのウィンドウズキーを押して、スタートメニューを表示させたら、矢印キーで電源のシャットダウンを選択します。

Windows8シリーズなら、ウィンドウズキーを押しながら「I」キーを押して設定チャームを表示させて矢印キーで電源を選択します。

キーボード操作でシャットダウンできない場合は、ハードウェアでの強制終了となります。CD、DVD、ブルーレイディスクなどが入っていたら、取り出せるのなら取り出しておきます。USBメモリーなども、アクセスランプが消えていて取り外せそうなら外しておきます。

ハードディスクのアクセスランプが消えているのが理想ですが、点滅したり、点灯したままの場合は、最悪ハードディスクが使えなくなることもあります。

ハードウェアでの強制終了は、電源が切れるまで電源ボタンを長押しします。

数分間電源ボタンを押し続けても変化がない場合は、電源を断っての強制終了となります。デスクトップパソコンならば、電源コードを抜きます。ノートパソコンなどで、バッテリーが搭載されている場合は、電源コードを抜いてバッテリーを外すか、リセットボタンを押します。

強制終了した後は

強制終了したら、何かしらのダメージは残っています。見た目には上手に強制終了したように見えても、余分なファイルが残っていたり、強制終了した記録が残ったりしています。ハードウェアが壊れていることもあります。

強制終了したら、まずは外せるものは外します。USBメモリーや、メモリーカード、外付けのUSB機器などです。そして、もしもフリーズする前に増設した機器があれば、それも外します。一番疑わしいのがメモリーです。

調子が良ければまた追加していけばいいのです。

また、フリーズする要因となったであろうソフトウェアを最新のバージョンに更新しましょう
一般的になっているoffice系のソフトウェアであっても、数ヶ月に一度くらいは不具合などのアップデートがなされることがあるため、よりマイナーなソフトウェアにおいても頻繁にアップデートがなされていることがあるはずです。

パソコンのOS(Windows)のアップデートも同様に確認をしましょう。フリーズの要因となった問題の解決がなされる場合だけでなく、その他のセキュリティ対策のアップデートも頻繁になされているため、大変重要です。
強制的に再起動しても依然として挙動がおかしかったり、再びフリーズしてしまいそうな前兆を感じる場合は、早急に製造元へ問い合わせることが必要でしょう。
その場合には、単純なソフトウェアの問題以上に、内部のハードウェアが損傷している場合も考えられるためです。

再起動によってパソコンが復活したからといって安心せず、再発防止のために行動するようにしましょう。

フリーズするというのは、何か原因があります。詳細な原因の特定を専門的なエンジニアの方に依頼するまでは必要ありませんが、まずは基本的な構成で、ダメージをご自身で確認することが大切です。

まとめ

この記事では、Windowsパソコンがフリーズしてしまった場合の対応について記載をいたしました。
復習になりますが対応の流れとしては、

・パソコンが本当にフリーズしたのかを確認するため、処理中の場合はその進捗をしばらく待って様子見する
・パソコン自体がフリーズしていないケースも考えられ、マウスやキーボードが正常に作動しているのかどうかを検証する

いずれの場合にも、パソコンがフリーズしていると考えられる場合は、
・タスクマネージャーを起動して、原因となっているであろうソフトウェアを特定して、そのソフトウェアを強制終了する
・それでも解決できない場合は、パソコンの電源を落とすなどの方法を取る
となりました。

また、強制終了後の対応としては、
・ある程度の原因を探るため、周辺機器を外して動作を検証する
・ご自身で判明せず、依然としてパソコンの調子が悪い場合は、製造元へ問い合わせ対応を相談する
ことをご紹介いたしました。

フリーズは、異常事態です。そして、強制終了は緊急処理です。異常事態が起こって、緊急処理で対処したことを念頭に復旧作業を行うことが大切です。

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