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Windowsのコマンドプロンプトから使える便利なコマンド10選

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一つまたは複数のファイルを別の場所にコピーするためのコマンドです。

基本的には「copy コピー元 コピー先」とすることでコピー可能になります。

・パラメータ

送り側

コピーするファイルを指定します。ワイルドカードの使用が可能です。

受け側

新しいファイルのディレクトリまたはファイル名を指定します。

・オプション

/d

コピーする暗号化ファイルを、コピー先で暗号化を解除したファイルとして保存することを許可します。

/v

新しいファイルが正しく書き込まれたか検査します。

/n

MS-DOS形式以外の名前のファイルをコピーするときに、可能な場合短いファイル名を使用します。

/y

受け側の既存のファイルを上書きする前の確認メッセージを表示しないようにします。

/-y

受け側の既存のファイルを上書きする前の確認メッセージを表示します。

/z

ネットワークファイルを再起動可能なモードでコピーします。

/a

ASCII形式のファイルとしてコピーします。

/b

バイナリファイルとしてコピーします。

・注意事項
copyコマンドでは、長さが 0 バイトのファイルはコピーできません。

ただし、xcopyを使用すると、これらのファイルをコピーすることができます。

プラス記号(+)で区切って複数の送り側を指定すると、それらのファイルが単一のファイルに結合されコピーされます。

送り側でワイルドカード文字 (* または ?) を使って、受け側では単一のファイル名を指定した場合、受け側に指定したファイル名で、単一のファイルが作成されます。

del

ファイルやフォルダを削除するためのコマンドです。

複数のファイルを削除することもできます。

「del ファイル名」とするとファイルが削除されます。

・パラメータ

名前

ファイルまたはディレクトリ(複数可)の一覧を指定します。

・オプション

/p

確認のメッセージを表示してからファイルを削除します。

/f

強制的に読み取り専用ファイルを削除します。

/s

サブディレクトリからも指定ファイルを削除します。

/q

一括削除する際に、ワイルドカードを使用して確認メッセージを表示しません。

/a

削除するファイルを属性により選択します。

「-」を指定すると,その属性以外という指定になります。

R:読み取り専用、H:隠しファイル、S:システムファイル、A:アーカイブです。

help

コマンドの詳細情報を表示します。

「help コメンド名」と入力すると、そのコマンドの使い方が表示されます。

cls

コマンドプロンプト画面の表示を消去するためのコマンドです。

clsと入力し、Enter キーを押すと、コマンドプロンプトの画面に表示されていた内容が消えます。

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