Wi-fiの電波を少しでも強化するためにできること

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出典:Wi-Fi Alliance

Wi-fiは煩わしいケーブルを取りまわさなくてもネットにつながります。LANポートを備えていないスマートフォンやゲーム機だってネットにつながります。接続手順も接続先(SSID)をリストから選んでパスワードを入力するだけです。WPS(Wi-Fi Protected Setup)に対応していれば、パスワードの入力も必要ありません。

でも、電波の届く範囲が決まっています。それも、ちゃんと届く範囲は案外短いものです。電波に縛られて自由に移動できないのでは無線の意味がありません。そんな電波に縛られたくない自由人のために、Wi-fiの電波を少しでも強化するためにできることをご紹介します。

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1.まずはWi-fiの電波を知ろう

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Wi-fiはアメリカの業界団体「Wi-Fi Alliance」が認定した無線LANのお約束で、無線LANの規格としては、国際的な電子分野の規格団体(学会)IEEE(アイ・トリプル・イー)のIEEE 802.11規格を利用しています。周波数帯は2.4GHzと5GHzが規定されています。

電波は、国際規格だけではなくて、国内法でも使い方が決められていて、5GHz帯は気象レーダーなどで使われていたため、2007年1月の省令改正まで屋外では使用できませんでした。そのため、日本のWi-fi機器の多くは2.4GHz帯しか使えません。

この2.4GHz帯は、出力が弱ければ(10mW以下)免許不要で「産業・科学・医学用」に幅広く利用されています。電子レンジも2.4GHz帯の電波を発生します。そして、帯域がそれほど広くないために、電波干渉なしに同時に利用できるのは3チャネルだけとなっています。Wi-fiでは親機1台で1つのチャネルを占用します。

2.設置設定を見直そう

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2.4GHz帯の弱点として、障害物に弱いことが挙げられます。そして、Wi-fi親機は、電波法の制限を受けて、出力が弱く作られているために、電波の届く距離は短く抑えられています。これらのことから、電波が弱い時にはWi-fi親機の設置場所を変更することが最も手っ取り早くて確実です。

  • 親機をできるだけ点在する子機の中心に置く
  • できるだけ見通しの良い場所に置く
  • 床にはおかずに、できるだけ天井に近いところに設置する
  • ほかの電子機器からできるだけ離す 特に電子レンジ

Wi-fi親機の設置場所が移動できない場合や、移動してもまだ電波が弱い場合は、Wi-fi親機の設定を変更します。

  • アンテナと垂直な方向に電波は飛ぶので、アンテナが可変の親機なら、傾きを調整する
    アンテナが可変でない場合は、本体を傾けて調整します
  • 一度Wi-fi親機の電源コードを抜いて、リセットしてみる
    自動で鑑賞の少ないチャネルを探してくれます
  • 電波状態のよいチャネルを利用する
    自動でダメな場合は手動で条件の良いチャネルを探ります
  • 同時に接続できる子機の台数を確認する
    快適に利用できるのは親機1台に対して子機は4~5台です

3.ハード的に解決を図る

親機の設置場所を変えても設定を調節しても電波が弱い場合は、ハード的に電波を強くする方法を考えます。

  • 増幅中継器を追加する
    これが最も確実ですが、最もコストが掛かります
  • Wi-fi子機用のパワーアンテナを追加する
    パソコンならこれが確実なのかもしれません
  • 親機の電波が不要な方向に、アルミホイルなどで電波の反射板を作成して設置する
    工作になりますが、結構効果があります

まとめ

2.4GHz帯を利用したWi-fiは便利でお手軽なのですが、限界が来ているのかもしれません。海外では5GHz帯も普及しているようですので、国内でも徐々に5GHz帯に移行していくのかもしれません。でも、少なくとも今は、2.4GHz帯を便利に活用していくような工夫が必要なのかもしれません。

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