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Wi-fiにおけるルーターの役割と種類、選び方

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では、wi-fiルーターを持つ場合どんな選び方をしたら1番良いのか。

最適なwi-fiルーターを持つための選び方は、その方自身のインターネットの利用目的、利用状況などで異なります。例えば、自宅だけでインターネットを利用し、外ではほぼ利用しない方の場合は据え置き型タイプのwi-fiルーターが良いでしょう。逆に自宅でも利用しますが、外でも同じくらい利用したい方の場合は、携帯型タイプのwi-fiルーターの方が適しています。ただし、外で利用したい方も、無料の公衆wi-fiネットワークをよく利用する方は、外にwi-fiルーターを持って行かなくてもいいかもしれませんし、そもそも外でのインターネット利用が、スマートフォンの3GやLTEのデータ通信量で足りる場合もwi-fiルーターを外で使う必要もありませんし、自宅でも外出先でも仕事メインで利用する方は、据え置き型タイプも携帯型タイプも両方持っておいた方が適切な場合もあります。また、利用予定のデバイスや別の利用者の使用用途によっても異なります。

ただ、よほど仕事で重いデータなどを頻繁に扱うことがない人であれば、携帯型タイプで十分でしょう。通信速度も速いものが多く、同時接続も10人以上できるものが多いです。バッテリーも長持ちするため、4人家族などであれば、1台のwi-fiルーターで自宅でも外出先でも全員が利用することができます。家族で利用しているスマートフォンのキャリアと同じ系列のwi-fiルーターを選べば、通信料の割引サービスなどがあり、毎月安い金額でスマートフォンやwi-fiルーターを利用することができるようになります。これからwi-fiルーターの利用をお考えの方は、まずご自身・ご家族が利用しているスマートフォンのキャリアから販売されているwi-fiルーターを検討することが1番正解でしょう。

 

ルーターの買い替え

最後に、ルーターの買い替えはいつすべきなのかについてです。
一見、一度購入したらそのままでいいと思ってしまいますが、実はwi-fi ルーターにも買い替えたほうが良いタイミングが存在するのです。

①wi-fiルーターへ接続する機器が増えた

近年、PCだけでなく多くの電子機器がwi-fi接続するようになってきています。一人一台持つようになってきたスマホやタブレットをはじめ、テレビやデジタル家電などの日用機器、ゲーム機など娯楽機器など、枚挙にいとまがありません。

通常、wi-fiルーターには「対応する規格」「アンテナの数」が決まっており、技術の進歩によりその規格が徐々に変更されていきます。それらの要素によって転送速度に上限が生み出され、その範囲でつながっている機器に回線を分配します。例えるならば川の流れと同じで、一つの川がいくつにも分岐してくと水の流れる量は少なくなっていくように、wi-fiルーターにつなぐ機器が増えていくと、接続機器1台当たりの回線分配が少なくなり、負荷がかかるため速度が遅くなっていきます。

ですので、一つの目安として、接続機器が増えて回線速度が遅くなったことを感じた場合は、接続機器数が多いより高性能なwi-fiルーターへ買い替えたほうがよいでしょう。

②ネット動画を頻繁に視聴する

Youtubeをはじめ、Netflix、fuluなどのビデオ・オン・デマンドサービスが一般的になってきており、ネットを通じてビデオを見ることが増えてると思います。

特に、最近では高画質なHD動画や360度動画など、より通信容量が大きいサービスが続々と増えています。通信容量の大きい動画を快適に見るには、通信速度が速いwi-fiルーターが必要で、かつ容量上限の大きなサービスプロバイダーとの契約ができるwi-fiルーターが必要になります。

数年前のモデルをご使用されているなら、最近ちょっと遅くなってきたかな?という時期なのではないでしょうか。そのような場合は、通信速度が速いルーターへの買い替えをおすすめします。

③最新のパソコン・スマホ・タブレットを購入した

既に書いた通り、wi-fiの規格は常に技術進歩していき、数年ごとに大きく変化が起きています。

ですので、最新のパソコン・スマホ・タブレットは、数年前とは比較にならないような超高速通信の規格に対応しているため、それに合わせてルーターも買い替えたほうがよいでしょう。
せっかく毎月同じ通信料を支払っていて、最新の通信機器を持っているのにwi-fiルーターが旧式の規格のためにボトルネックになっているのは大変もったいないと思います。

④ネット回線(の契約)を光回線(1Gbps以上)へ切り替えた

引越しや建物の改築などで自宅のネット回線を「光回線の超高速プラン」へ変更した方で、それでもネットの回線速度が速くなった実感がないことはありませんか?

回線速度が上がらない、その原因がwi-fiルーターにある可能性があります。すなわち、回線そのものは早いのに、wi-fiルーターがその速度に対応していないために「せき止めてしまう」形になり、回線速度が速くならない状況が想定されるのです。

その場合、ルーターまでの有線での回線速度測定を行い、wi-fiルーターを介した無線での回線速度と比較をしてみると良いでしょう。もし、wi-fiルーターによって回線速度が遅くなっているのであれば、買い替えて快適なネット生活にしてはいかがでしょうか。

 

まとめ

wi-fiルーターは、自宅や外出先でインターネットを利用するために必要で、現代のネット生活に必須アイテムとなりました。

各デバイスとインターネットを繋げてくれる通信機器です。
据え置き型と携帯型とありますが、どちらのwi-fiルーターも利用することで、安い料金で、複数人・複数デバイスが同時に高速インターネットを利用することができます。工事も必要なく、LANケーブルなどの配線も必要ありません。Wi-fiルーターを持っておけば、携帯の3GやLTE(4G)を利用しなくても、全国各地で高速インターネットに接続することができるようになります。携帯型タイプのwi-fiルーターであれば、バックに入れなくてもポケットに入れて持ち運びできるサイズもあります。バッテリーもスマートフォンより長持ちするものが多いですので、安心です。

これからwi-fiルーターの購入を検討中の方は、通信費を抑えたうえで快適なネットワークを利用するためにも、まずはスマートフォンのキャリアから販売しているwi-fiルーターをぜひ検討してみてください。通信料が大きく安くなるプランを各社用意しています。どこででも、当たり前のように、SNSや動画視聴、写真送受信、アプリ、ネット検索などができるようになります。

また、購入よりも先にはなりますが、どういうタイミングで買い替えすることになるのかを意識しておきましょう。
復習になりますが、一般的には4つのタイミングがあり、
①wi-fiルーターへ接続する機器が増えた
②ネット動画を頻繁に視聴する
③最新のパソコン・スマホ・タブレットを購入した
④ネット回線(の契約)を光回線(1Gbps以上)へ切り替えた
などの場合に、wi-fiルーターを最新の機器へ切り替えるのがおすすめです。

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