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目次
4.USB端末のポート破損、ケーブル断線が起きている
USB端末側でポートの破損やケーブルの断線が発生しており、正しくパソコンに認識されない場合もあります。
現在はUSBポートをカバーするUSB端末が広く普及しているため粗雑に扱わない限りは壊れにくくなっておりますが、それでも他の端末と比較するとUSB端末は抜き差しの回数も多く壊れやすい端末になりますので、注意を持って取り扱うことが必要になります。
USB端末側の問題かどうかを確認するためには、他のパソコンと接続してみて認識されるかどうかを確認するようにしましょう。
家にパソコンがない場合は、インターネットカフェや学校のパソコンを利用しましょう。
5.BIOSの設定が変更されている
BIOSとはCPU等をコントロールするプログラムのことで、USBポートを有効にするかどうかも設定することができます。
このBIOSで何らかの要因によってUSBポートが無効の設定になっていると、USB端末とパソコンが正常であっても正しくパソコンに接続されない状態となります。
BIOSの設定状況を確認する方法は下記の通りです。
- Windowsの電源を入れて完全に起動する前に「F2」ボランを長押しする
- BIOSの設定画面が表示されたことを確認する
- メニュータブ「Advance」を選択
- 「USB~~」の設定項目を探し、Enableになっているか確認する
- メニュータブ「Save&Exit」を選択
- 「Save changes and Reset」を選択
もしBIOS側の設定でUSBがDisableになっていた場合は、この設定変更でUSBポートが利用できるようになりました。
設定完了後、USB端末を再度パソコンに繋いでみて確認してみましょう。
6.USBポートに埃が溜まっている
挿入するUSBポートにホコリが溜まっていると、USBを差し込んでも正常にパソコンが認識できない時があります。
長年使用していると驚くレベルで埃が溜まっていることがありますので、目視で一度確認してみるようにしましょう。
掃除する時には精密機器であるため取り扱いは慎重になる必要があり、柔らかく細い素材などで傷つけないように埃を取り除くことが必要です。
7.差し込みが甘い
パソコン側のUSBポートに対して十分にUSBポートが差し込まれていないと、正しく接続することができずにパソコン側でもUSBを認識することができなくなります。
逆に強く差し込みすぎても装置の破損に繋がるので注意が必要ですが、奥まできちんと差し込むことも大切です。
USBデバイスが認識されない場合の3つの対処法
1.パソコンを再起動する
USB端末が認識されない原因がパソコンのソフトウェア側にある場合、多くのケースではパソコンを再起動することによって解決することができます。
対応としてもすぐに実行できる対応策となりますので、まずは再起動から試してみましょう。
再起動をしてもUSB端末を認識しない場合は、パソコンのOSアップデートも検討しましょう。
2.USB端末のドライバーを更新する
USB端末の動作に必要なドライバーを更新することによって、正しく認識される場合があります。デバイスマネージャーから「ユニバーサルシリアルバスコントローラー」へ行き、各ソフトウェアをアップデートしていきましょう。
また、USB端末によっては通信環境が必要となるものがあります。該当するUSB端末を利用する場合は、通信環境が要求に応えられているかも合わせてチェックしましょう。
3.USB端末を別のポートに繋げる
原因の項目でも紹介しているように、パソコンの一部のポートが壊れておりUSB端末を認識できていないケースも考えられます。
そのため、一つのポートで認識されない場合でも、別のポートで接続されないか確認するようにしましょう。
それでも接続されない場合は他のパソコンでも接続を試してみて、そこで認識されないようであればUSB端末側の原因である可能性が高いです。
問題がなければ別のUSB端末に変えるなどの方法を検討すると良いでしょう。
パソコンにUSBが認識されない場合の注意点
力強く差し込んだりするのは避けよう
USBがパソコンに上手く認識しない場合、力強く奥まで押し込んだり、差しこんでから上や下に力を加えてしまう人もいます。
しかし、この方法ではUSB端末やパソコン側のポートが破損してしまう可能性が出てきてしまいます。
通常の方法でパソコンにUSBが認識されない場合も、力に頼らず、まずは上記の解決方法で直らないか確認してみてください。
フィーマットはしない
パソコンがUSBを認識せず、あれこれと試していると、突然パソコンの画面に「フォーマットしますか?」と表示される場合があります。
ようやく認識されたと思い、これを「はい」にしてしまうと、USBのデータが全て削除されて消えてしまいますので注意してください。
ただし、USBがパソコンに認識されない原因が、USBの内部データの「論理障害」に起因している場合には、フォーマットをすることでこの障害が取り除かれ、以降はスムーズに認識してもらえるようになる場合があります。
USB内にあるデータが不要の場合には、フォーマットすることも手段の一つです。しかし、確実に認識されるようになる保証はありませんので注意しましょう。
重要データの場合は業者に依頼するのも一つの手段
仕事で使っている重要なデータがUSBの中に入っている場合には、業者に依頼してデータを取り出すのも一つの方法です。
パソコンに認識されなくても、データ自体はUSBの中に保存されていますので、業者であればデータを取り出すことが可能です。
まとめ
パソコンがUSB端末を認識しない場合は、ソフトウェア、ハードウェアのいずれかに原因があります。再起動や別ポートの差し込みで解決できる場合もありますが、BIOSの再設定やドライバーの更新など、知識がないと対応できないケースもあります。
原因を特定することから始めることによって、回復が可能なのかどうか、パソコンとUSB端末、ソフトウェアとハードウェアのどちらに問題があるのかを把握することができますので、是非本記事を参考に対応してみてください。
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