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ここでは、MacでUSBをフォーマットする方法について紹介しています。Windows同様、簡単な操作でフォーマットを完了することができます。
USBを接続
MacにUSBを接続します。
ディスクユーティリティを起動
アプリケーションフォルダから「ディスクユーティリティ」を起動します。
「消去」をクリック
ディスクユーティリティ画面左側に表示されているUSBを選択して「消去」をクリックします。
名前を付けて設定
消去するUSBメモリに名前を付けます。そして、フォーマット(Mac OS拡張(初期化)ジャーナリング)、方式(GUIDパーティションマップ)の設定を行います。
「消去」をクリック
設定が完了したら「消去」をクリックすることで、USBのフォーマットが完了します。
2.ファイルシステム4種の比較
USBのフォーマット方法と一緒に覚えておきたいのが、USBのファイルシステムです。
ここでは、USBファイルシステムをご紹介します。
ファイルシステムとは
USBのフォーマットを行う際、どのファイルシステムで行うか選択する必要があります。
このファイルシステムには下記のような種類があり、それぞれで特徴が異なります。NTFS・FAT32・exFAT・FAT16について確認していきましょう。
NTFS
NTFSは、大きな容量にも対応しているファイルシステムで、WindowsNTの頃から使われているフォーマットです。Windows以外のOSに書き込む場合は専用ソフトが必要になります。
FAT32
FAT32は、32GBまでの容量に対応しているファイルシステムでWindows98の頃から使われているフォーマットです。多くのOSに対応しており、USBの多くはFAT32でフォーマットされています。Macでも読み書きが可能です。
exFAT
exFATは、NTFSと同じように大きな容量に対応しているファイルシステムです。しかし、比較的新しい規格なのでWindows2000以前などの古いOSには対応をしていません。こちらもFAT32と同様にWindowsだけでなくMacでも読み書きが可能です。
FAT16
FAT16は、4GBまでの容量に対応しているファイルシステムでMS-DOSの頃から使われているフォーマットです。
3.アロケーションユニットサイズ
USBをフォーマットする際に覚えておきたいもう一つの要素として挙げられるのが、USBのアロケーションユニットサイズです。
しかしアロケーションユニットサイズとは、どんなものを指すのでしょうか。ここでは、アロケーションユニットサイズについて解説します。
アロケーションユニットサイズとは
アロケーションユニットサイズはファイル管理の最小単位を指し、クラスターサイズとも呼ばれます。具体的には、ファイルが複数のセクターに保存される時、その複数のセクターをアロケーションユニット(クラスター)と言います。
アロケーションユニットサイズを確認したい場合は、Windows PowerShellもしくはコマンドプロンプトから確認することができます。
コマンドプロンプトの起動方法
- Windows7:「プログラムとファイルの検索」の窓で「cmd」を入力します。その後、右クリックでメニューを表示し、「管理者として実行」をクリックします。
- Windows8/8.1:「スタートボタン」で右クリックをして「コマンドプロンプト」をクリックして管理者で実行します。
- Windows10:「スタートボタン」で右クリックをして「Windows PowerShell」を管理者として実行します。
標準でOK
アロケーションユニットサイズは複数から選ぶことができますが、基本的には「標準」のアロケーションユニットサイズで問題ありません。
まとめ
USBメモリはWindowsやMacで簡単にフォーマットすることが可能です。どちらも方法は簡単で、フォーマットを1〜2度実行すれば、操作手順も覚えることができるほどです。フォーマットを行う際には、事前に大事なデータのバックアップを行いましょう。
また、USBのフォーマットを行う際は、NTFS・FAT32・exFAT・FAT16などのファイルシステムやアロケーションユニットサイズも同時に覚えておくことをおすすめします。
フォーマットを行い、よりUSBを活用しましょう!
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