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8Kテレビはいつ発売されるのか?8Kテレビを視聴するために必要なもの

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必要な周辺機器の種類としては、旧来通りのテレビとほぼ同じです。しかし、4K/8Kの放送を受信する場合には、ほぼ全ての機器を対応したものに交換しなければなりません。これには、従来放送との電波規格の違いがあるせいです。

単純に周波数の違いだけではない

BSやCSなどの従来放送では2Kで放送されています。周波数は2071MHzとなっており、4Kと8Kでは3224MHzです。こうしてみてみると、周波数だけでもかなりの差があるのは一目瞭然でしょう。

また、電波そのものの性質も異なっており、2K放送では右回旋方式になっているのに対して、4K/8Kでは、左回旋の電波方式が採用されていることに起因しています。そのため、従来品では通常放送と同時に受信することができず、新たに専用の機器を揃える必要があるのです。

そもそもな話、放送電波の帯域において資源不足が深刻な問題と化している現状があります。通常の右回旋の電波帯域が枯渇状態に陥っており、4Kや8K放送に各局のテレビ放送に割り当てられる区分が不足したため、反対の左回旋の電波帯域で賄おうということになったようです。

電波資源は、テレビ放送だけでなく、携帯電波やラジオなども共有する資源となるため、使用できる電波の周波数がどうしても不足してしまったために、このような事態になっています。これからの電波資源に対して利用できる帯域が広がる可能性もあり、再編などで改善される可能性もあるでしょう。

システム機器の販売はこれから

8K放送を観たいと考えているならば、まずは視聴できる環境にセッティングできるかどうかを調べましょう。揃えるだけ揃えたものの、実は電波が受信できない環境だったとなっては目も当てられません。

そうならないように、視聴したいと考えている時期に放送電波を受信できるようになっているのか、自宅などのテレビを設置する場所において8Kを視聴する機器をセッティング出来るかどうかなどを見極めてから購入するようにしましょう。

本格放送を前に揃えるか否か

4Kや8K放送のメインイベントは2020年に開催される東京オリンピックです。リアルで躍動感・臨場感のある映像を観ることができれば、より感動を味わえることでしょう。実用放送が開始されるのは2018年からですが、徐々に普及して来るであろう2020年のオリンピックイヤーに買うのも一つの手です。機器をそろえるのにも手間とお金がかかるので、視聴を検討しているなら、予算に合わせて今から準備しておきましょう。テレビ本体やケーブルなど、従来放送の視聴環境では8K放送を見ることができないことを考えて、揃えるか否かを決めると良いです。

また、8K放送の普及に伴って、放送電波帯域の再編成を行う可能性があることも視野に入れると、右回旋の電波帯域で8K放送が視聴できる可能性もあります。そのため、機器の性能向上・改善により、右回旋・左回旋のスイッチができるようになる可能性も0ではないでしょう。

それを考えると、回旋の種別に依らずに対応できる機器が登場するのを待つという選択肢もあります。

検討するなら視聴可能な環境を揃えられるかを調べよう

8K放送を観たいと考えているならば、まずは視聴できる環境にセッティングできるかどうかを調べましょう。揃えるだけ揃えたものの、実は電波が受信できない環境だったとなっては目も当てられません。そうならないように、視聴したいと考えている時期に放送電波を受信できるようになっているのか、自宅などのテレビを設置する場所において8Kを視聴する機器をセッティング出来るかどうかなどを見極めてから購入するようにしましょう。

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